夢を見た。
マキマさんの頭の上にカラスが乗つてた。
すごくバカつぽくて可愛かつた。
公安の中の二名程と組んで、爆弾テロを画策したらしい。
そして素知らぬ振りを決め込んでゐたが、カラスが尾行されてしまつた。
他の公安が、「あのカラスです」とかヒソヒソやつてゐる。
外部との連絡はメモ書きみたいなのものが、カラスの体の中に仕込まれてゐる。
トイレで探るなどしても、取り押さへられてしまふだらう。
何よりこのふわふわのカラスを逃がせないのが氣の毒だ。
といふことで、尾行を巻いてデンジくんの家に来ました。
何故かボロアパートで一人暮らししてゐるデンジくん。
「こらー! デンジくん何やつてんの!」
と外から怒鳴る聲。
大家さんらしい。
構わず部屋で発砲し、デンジくんのボロ部屋に風穴を開けるマキマさん。
デンジくん可哀想。
マキマさんは私服に着替へ、ふわふわのカラスを逃すことに成功した樣だ。
公安の尾行を警戒するデンジくんは、公園のトイレの個室で壁に手をついて外を警戒してゐた。
私服の一般人らしい女性が入つて来た。
まずい。
咄嗟にクソし終はつたフリをして、トイレから出やう。
と思つたけど、ここ女子トイレだ!
「キャー」と悲鳴を上げながら逃げるデンジくん。
それを追ふ私服のマキマさん。
「何があつたの、デンジくん。」
そこに女性も追ひつく。
「あの、その人! おかしいですよね。女子トイレに居て、そつちが叫ぶのつて。普通私が叫びますよね。」
大丈夫だつたのだらうか。
これ、男子トイレと間違へてクソしてました、と言へばワンチャン助かるパターン?
でも、私服の公安だつたら、別れた後で尾行巻いて着替へてゐるマキマさんも見つかつちやつてるし……。
と目覚めた後、色々考へた。