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竜人くんに告白されて付き合うことになった猫獣人くん。
竜人くんは猫獣人くんがかわいくてかわいくて、毎日なでなですりすりしちゃう。
徐々に好きになり、想いが溢れて、猫獣人くんはもじもじしながらキスをねだる。
お互いに待ちに待ったはじめてのキス…
唇が触れ合い、口の隙間から舌を絡ませようとした瞬間…
「熱い!!!」
竜人くんの口の中はあっつあつだった。火を吐くことができる竜人くんは、興奮すると胸の奥から炎がせりあがってしまうせいで、舌も口も人間の平熱よりだいぶ熱くなってしまうのだ。
そして、猫獣人くんはもちろん猫舌である。
できたてのスープはたいていしばらく待たないと飲めないし、カフェのホットドリンクも、一緒に飲み始めた竜人くんが飲み終わるころにやっと飲み始めることができるくらいなので、カフェにはホット・アイスのあいだの、ぬるい、ができてくれないかななどと毎回思っている。
「竜人くん、あまり興奮しないで…僕、やけどしちゃうから…」
顔を赤く火照らせて、目をうるうるさせながらお願いするその姿がすでにかわい過ぎて、竜人くんはぐるるとのどを唸らせる。
「そんなの無理だよ…」
竜人くんは、どうにかこうにか気持ちを静めてからキスをしはじめても、
猫獣人くんのざらざらした舌の感触と、目を閉じて夢中で竜人くんの口に吸いつく姿が魅力的過ぎて、だんだんと体温が上がってしまう。
「もう!また、熱い…」
キスの途中で猫獣人くんは言って、竜人くんに口から舌だけださせると、ふうふうと冷ましてから舌先にあむっと食いつくのだった。
最近はキスをしたくなると、猫獣人くんはコップに氷水を入れて持ってくるようになった。
氷水を手に持ち、猫獣人くんが竜人くんをじいと見上げるのがキスの合図。
猫獣人くんに無理をさせちゃって申し訳ないなと思いつつも、
口以外は熱くならないから大丈夫だよ、となかなか言い出せないまま、
早くその先に進みたいなあなどと思っている竜人くんなのでした。
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