007-022
ディセルトの眠る尻尾液槽の上で、犬の様に四つん這いにされたディーティルは透けた下部からディセルトの姿を見つめていた。
下にディセルトが居る状態で男に抱かれるなど、想像も出来なかった状況だが、格上のディセルトを下に置いて最上とも言える男に抱かれる状況はそれ程悪い気はしない。
そう、素直になれずにデーブルに寝かされて乳を吸われているディーティエよりは恵まれていると感じているからだ。
ダイン 「意外と緊張とかしてませんね、こういう事は他の二人ともしていたんですか?」
ダインは恥ずかしい質問を敢えて行って、ディーティルの従順さを試す、自分よりも遥かに年月を重ねた存在だったとしても従えたいのだ。
ディーティル 「流石にそれはやってません、個々で欲求を解消してました、でも、男が居なくなっても性欲って沸くモノなんですね」
ダイン 「私は経験が無いので解りませんが、男同士だと男で性欲を解消しそうですね、あと動物とか・・・人間は対象にならなかったんですか?」
ディーティル 「私達では無かったですね、三人共処女なのがその証拠です、ダイン様の様に優れて無いというのが私の理由です、あとレ・ミュウさんの存在が後押しになってます、耳長も人間と夫婦になれるなんて考えもしませんでした」
ダイン 「確かに耳長は排他的だと思いますよ、人間の水準が耳長の知性に追い付いていないのが原因だと考えてましたが・・・」
ディーティル 「面白い考えですね、確かにダイン様って北方の男の様に野蛮な感じが全くしないから、惹かれるのかも」
ダイン 「一番は私の魔力だと思いますけどね、ディーラルじゃミュウのおまけでモテてますが、人類大陸では高い魔力で凄くモテるんですよ」
ディーティル 「ディーラルじゃ、魔力より腕力ですからね、魔術なんて使えませんから」
ダイン 「やり辛い国ですよ、魔術を使うと火炙りとか有りませんよね?」
ディーティル 「流石にそこまでは、私達はたまに使ってますから、占いの類いが殆どですけどね、実は占いでは大きな変革の暗示が示されてました、こうやってダイン様に従うのはそれもあるんですよ」
ダイン 「占いですか、東方耳長からは余り聞きませんでしたが・・・」
ディーティル 「ディセルトが行う事ですから、その北方の守護者という存在の言葉なのかも知れません」
ダイン 「未来視が可能なのか、私の情報から推測した結果なのか・・・どちらにせよ恐ろしい力を持った存在ですね、それと繋がろうとする私も命知らずですが」
ディーティル 「ですがダイン様って、何かしらの対処法を持ってますよね」
ダイン 「どうでしょう、私は結構行き当たりばったりですよ、今回ここに来たのも成り行きに従ったからです」
ディーティル 「なら私達は幸運だったという事ですね、変わらない生活が延々と続くと思ってましたから、ですが予言は有りましたけど」
ダイン 「楽しい日々を過ごせるのは確約しますよ、遊魔が三人揃うとそれだけで退屈しない筈です」
ディーティル 「女同士でもああいう事しちゃってますからね、確かに刺激的な毎日になりそうです」
ディーティルはレ・ミュウの攻めを受けるディーティエの姿を見て言葉を返した、お喋り好きのダインと違ってレ・ミュウは役割に忠実な様で、ダインの為に母乳精製を行う牝をより昇華させる事に夢中の様だ。
ダイン 「尻尾が有ればよりお互いを感じる事が出来るんですがね、そろそろこちらも始めましょうか、処女から女に変わる時間です」
ディーティル 「それだけでも劇的な変化です、これで騎士としてお役に立てなくなります」
ダイン 「それは大丈夫ですよ、ユーマの技術ならば純粋魔力を使わずとも空を飛ぶ事が可能です、男の私でも飛べるんですよ」
ディーティル 「それは朗報です、私にもまだ騎士として尽くせる術が有るという事ですね」
ダイン 「ディーティルの存在自体が私にとってのご褒美です、美しい牝を我がモノに出来るのはオスの本懐です」
ダインの怒張した肉槍は、既に十分に潤ったディーティルの陰裂に埋没して行く、そして膜の抵抗で一旦速度が緩まるが、貫く様に更に力が込められてディーティルの純潔はあっさりと奪われてしまう。
ディーティル 「グヒッイ、これで終わり・・・ダイン様の魔力が身体に注がれて私の魔力が染まって行きます・・・」
ダイン 「それを感じるんですか、私も多くの処女を女にしましたが魔力の変化を口にしたのはディーティルが始めてです、この変化が私が処女にこだわる理由です」
ダインはディーティルの感覚を喜ばしく思っていた、レ・ミュウを魔進化させた事により、魔龍化する魔力質をある程度特定して改良を加えたのだ、その現れをディーティルは感じとっており、実際に魔力質が大きく変化しているのだ。
ディーティル 「魔力が混ざって変わってます、こんなに変化するなんて・・・」
ダイン 「怖いですか?」
ディーティル 「確かに怖さは感じますが嬉しさも有ります、変化の兆候を感じているわけですから、変われなかった私が変われるってダイン様に会えたお陰ですから」
ダイン 「ディーティルが幸福に思うならそれが一番ですよ、迎える者には幸せを与えたいですからね」
ディーティルに対して気遣いを見せているダインではあるが、一番幸福なのはダイン自身と言えるだろう、新しい女体の蒐集に成功して、新たな試みも行っている、遊魔として意識が繋がっているなら、ディーティルも最大限の幸福を甘受しているかも知れないが、未だ魔進化していないディーティルにはダインの幸福を自らの幸福とする思考は無い。
だが、遊魔で有るレ・ミュウはダインの幸福を感じ取って胸躍る気分だった、気分のお陰かかなり搾り出した筈の母乳の出も良くなって、ディーティエの尻穴に挿入した尾ニプルは気持ちいい射乳を続けている。
ディーティエ 「うぅ・・・酷いです、尻穴にこんなにも出すなんて」
レ・ミュウ 「ディーティエが遊魔じゃ無いから仕方ないんですよ、遊魔同士なら尻尾で感じ合えるんですが、それにお尻に出した方がディーティエの母乳も出が良くなりますし」
そう言ったレ・ミュウはディーティエの乳首を咥えて乳房を揉みしだく、するとレ・ミュウの言葉の正しさを証明する様に射乳が始まって、ディーティエは軽く達してしまう。
ディーティエ 「はひっ、何で出ちゃうんですか」
レ・ミュウはその問いに応える事無く、吸う乳首を変えると変わった乳房も同じ様に揉みしだいて行く。
ダイン 「あちらも楽しいそうですね、ディーティルには私の性癖を体感して貰う為に面白い事をしてあげましょう」
レ・ミュウに対抗心を抱いたダインは更なる変態行為でディーティルを攻め立てる事にする、遊魔の長として変態性で負けるわけには行かないのだ。
そしてダインの考えた行為が実行される、尻尾ベッドから二本のチューブ触手が延びると個々にディーティルの乳房に装着され、ダインの長い翼の手によって揉まれ始めたのだ、そして大きな翼の手は片手で揉むのと搾るのを同時にこなして触手搾乳機にディーティル乳を溜め込んで行く。
ディーティル 「凄い事になってますぅ、魔力と肉槍が私を満たして、射乳を加速させてますぅ」
ダイン 「魔力も基本高いから低いに流れますからね、人が内包魔力を測れるのも流出魔力を感じているからです、そして男女の性交は特に魔力の流れが多い、処女は始めての性交で全く別の魔力に変わりますからね、逆に非処女は既に染められた魔力以外には馴染まないんですよ」
レ・ミュウ 「主の処女好みの意味はメファティの時によく解りましたよ、人間をあれ程に変えてしまうんですからね」
ダイン 「レ・ミュウも別物に変わってますけどね、まぁ遊魔形態に魔龍要素が込められている為に耳長と魔龍の中間という意識なんでしょうが・・・」
ディーティル 「ダイン様の力ですか、ミュウさんの姿を見ると伝承が本当だったと頷けますね」
ダイン 「なるほど、確かにそう思われるのも仕方有りませんね、では魔龍とは異なる姿を与えられた耳長が魔龍化するとどうなるのか気になりますね」
レ・ミュウ 「主、それは悪い思い付きです、耳長遊魔は魔龍型でいいじゃ無いですか」
ダインの不穏な思い付きに無駄だと思いつつもレ・ミュウは異を唱える、だが、本心ではレ・ミュウもダインと同じ疑問を抱いていた、ダインの思う様に遊魔形態の姿が魔龍時に影響を与えるならば、遊魔だけの特別な魔龍を産み出せるのかも知れないのだ。
ディーティル 「遊魔ってお二人の様な魔龍を元にした姿だけでは無いんですか?」
ダイン 「それは違いますよ、魔龍に似た姿の者が多いですが、獣人型や鳥人型といった種類も有ります、基本的に私が美しいと思った姿を与えるんですよ、ディーティルはどういった姿がお好みですか?」
ディーティル 「どういったと言われても想像出来ません」
ダイン 「なら、私の作品を披露しましょう、気に入った姿が有ったなら言って下さい」
ディーティルに好みの姿を選ばせるのは、ダインの罪悪感の現れでも有った、ディーティルが魔龍からかけ離れた姿を選んでくれたなら、ダインの後めたい感情は確実に緩和される、そうディーティル自身の意思も尊重した事になるからだ。
ディーティルの目線の先に、ダインの遊魔コレクションが立体映像となって次々と映し出されて行く、それはダインが産み出した順番で遊魔達が映し出されて、ディーティルもダインと繋がっている事を忘れてしまう程に見入っている。
レ・ミュウ 「ミュウも仲間の姿を見てみたいです」
ダイン 「いいですよ、後でディーティエと一緒に見て貰いましょう、ディーティルがどの様な姿を選んだのかは秘密にしておきましょう」
ディーティル 「それいい考えだと思います、三人一緒に居たけど解らない事も多いですから、特に食事の好みは結構違いましたし」
ダイン 「実は仲がよく無いとか?」
ディーティエ 「耳長は人間よりも個性を重視しているんですよ、別に群れなくても生きて行けますから」
ダイン 「なるほど、それで私と気が合う者が多いわけですか、私も一人の時間が好きですからね」
レ・ミュウ 「ミュウはなるべく主と居たいけど、よく一人で狩に行っちゃう」
ダイン 「食べたい物を調達するのは楽しいですからね、まぁ遊魔と話す事も好きですけど」
レ・ミュウ 「それが主が遊魔を産み出す理由ですよね、自ら得た力を他者にも与えるなんてお心が広いと思います」
ダイン 「欲望に忠実に生きてるだけですよ、それに美しい牝とちゃんと話せる事はとても価値のある事ですから」
ディーティル 「今はダイン様の言葉をちゃんと理解出来ていませんけど、それが理解出来る様に変えられるという事ですか・・・」
ダイン 「自分の好みの牝が自分をちゃんと理解してくれる事は最高の喜びですから、そしていなければ創り出すのがこのダインのやり方です、ディーティルは好みの姿が有りましたか?」
一通り遊魔の姿を披露した映像は、今は全員の顔だけを並べた状態に変化している、ダインとしてはここから好みの姿を選んで欲しいのだ。
ディーティル 「かなり早足でしたが、これが一番惹かれました」
ディーティルはダインの意図に従って多くの情報を出さない様に、気に入った姿の遊魔を指で指す、すると選ばれた人物の全身像がまた浮かび上がって、ダインに好みを伝える。
ダイン 「なるほど、ツェリですか、いいでしょうツェリに準じた姿で魔進化を進めましょう、この姿の遊魔がどう魔龍化するのかは見ものですね」
ディーティルが天使型遊魔を選んだのは、ダインの期待に沿った選択でもあった、ただディーティルがダインの嗜好を読んだわけでは無く、ディーティルも天使型という姿が一番だと感じたのだ。
ただ、ディーティルの選択に誤算があったのは、同じ形態の遊魔に魔進化しても胸の大きさは種族で決まる物であり、ディーティルが魔進化しても今と殆ど変わらない事だ、ツェリは元々巨乳だったからこそ遊魔の姿も巨乳となったのだ。
おまけ
残留耳長二百年の歴史その2 北部の守護者から提案された技術を使って、残留耳長達は北部への移住を決意する、だが、実際には魔導熱気球は設計が提示されただけで実物の製作から行われる事になる。
そして若い世代の脱出が行われてから二十年後、ディセルトが帰還してから十年後に漸く全ての残留耳長を運べるだけの魔導熱気球が完成し、北部禁断地域への移住が開始される。
この当時はまだ飛行する魔獣も殆ど存在しなかった為、難無く全肯定の3/4を終えた所で悲劇が起こる。
突如行われた地上からの砲撃により、二十三隻有った魔道熱気球は全滅し、残留耳長達は全ての男性と同胞の大多数を失う事となる。
そしてこの攻撃を行ったのは地の王が有するマギガマイナーで、耳長のクフィカールに対抗する為に対空仕様に改造された機体で有った。
この後、生き残りの耳長騎士団はディーラル王国と共同して地の王の軍勢と対峙し、生き残り三名と飛行不可能なクフィカール一機を残して事実上壊滅する。
そして生き残り三名は三天人として崇拝される事となり、以後百五十年変わらない日々を過ごす事となる。