展開編 第二十六話 白と黒の兎

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  ダインによって育まれた、エリリナの性感帯は本人の思惑から完全に外れて余りにも敏感に育ち過ぎてしまっていた、そしてエリリナはダインを求めるだけの牝と化し、企みすら得られる快楽に流されて思考が停止してしまう。

  エリリナ 「ウィウィィ〜、エリおかしいよぉ、なんでこんなに気持ちウィ〜のぉ〜」

  エリリナは奇声を上げながらダインに問い掛ける、激痛に耐え忍んでいたのが一転して快楽をが押し寄せて制御出来ないのだ、ただ耐えるだけの激痛の方がエリリナは自分を保てていたが、快楽に抗う術など無い。

  ダイン 「エリリナが私のモノに相応しいからですよ、身体が自分に見合う雄を理解したのです」

  エリリナ 「エリがアンタのモノウィ〜そんなの嘘だ、男なんて利用するだけなのウィ〜」

  ダイン 「もう拒むだけ無駄ですよ、素直に受け入れて楽しんで下さい、牝が私に抗えないのは仕方のない事ですから、オープンメニュー」

  そう言ってダインが言葉を唱えると目の前に透けた文字盤が浮かび上がる、ビグ・ユーマの機器操作には音声入力が追加されたのだ、ダインはそれに指を当て操作すると、前方の通信盤に灯が灯り、映像が映し出される。

  そしてダインはエリリナを抱え込んで体勢を入れ替えると、エリリナも映し出された映像を見る事になる。

  エリリナ 「なウィ、これ〜」

  前面に展開された映像にエリリナは衝撃を受ける、数多く有る映像のどれもがダインと女性が交わっている物で、どの画像に映る女性も快楽によがり狂っている、そして一番真ん中の通信盤にはエリリナ自らの姿が映し出されており、本人が見ても自分とは思えない程蕩けてしまっている。

  ダイン 「誰もが抗えない証拠ですよ、右端の物ばど特に参考になるでしょう」

  ダインの言葉にエリリナがそこを注視すると、とんでもない人物が映っていた、そう、エリリナもよく知り憎悪しているヒューリがダインに犯されてよがり狂っているのだ、だが、ヒューリもダインも姿が異なっている、特にダインは古の物語に描かれた魔族そのものの姿をしている。

  エリリナ 「ひウィ、嫌だぁ〜」

  エリリナはその映像でダインが人間では無い事を理解してしまった、そして背筋に寒気が駆け抜けて行くのだが、ダインが大きく肉槍を突き上げると寒気は嘘の様に消え去って全身に牝の悦びが満ちて行く。

  ダイン 「無駄ですよ、エリリナはもう私から離れられない程に馴染んでしまいましたから、人の身体ではもうこの余韻を消し去るなど不可能ですね」

  エリリナ 「そんなのウィや〜」

  ダイン 「逃れるのが不可能なのは身体に刻まれている筈ですが、それに見て下さい、映し出される牝達の幸せそうな姿を、人の常識が拒むだけで受け入れれば今以上のいい思いが出来ます、嫌がる者など存在していませんよね」

  ダインの言葉にエリリナは映像を見渡して見るが確かにどの女性も嫌がってはいない、そしてその中には自分も含まれているのだ。

  エリリナ 「ずっと楽しんでもウイィんだよね、こんなの覚えちゃったら離れられなウィよ」

  ダイン 「むしろ私が逃しませんけど、私のモノになるとはそういう事です」

  ダインはそう言って抽送を始める、エリリナの身体は直ぐに狂おしい程の快楽に塗れて自分がダインに変えられてしまった事を認めるしかない、だが、それはエリリナが求めた事の結果でもある。

  エリリナ 「エリ、ダイン王のモノに成れたんだ、これでユーマで暮らせるんだよね」

  ダイン 「まだまだですよ、私の身体に慣れただけでは、まだ私のモノでは有りません、私から精を絞り取って貰わないと」

  エリリナ 「それって、激しく動けって事、ならやってみるよ、これ何だか楽しいしね」

  ダイン 「それは何よりです、遊魔は楽しむ事を何より重視してますからね」

  エリリナ 「それ、幸せそうな国だよね」

  エリリナは遊魔がダインが産み出している種族だという事など知らない、映像に映る女性達の幾人かが魔族の様に変質している事は見て取れるが、ダインなら魔族すら手懐ける傑物だという認識は有っても、人間そのものを魔族とさほど変わらない遊魔へと作り変える事が出来るなどとは思ってもいないのだ。

  そして、何も知らないまま自身を遊魔へと昇華させる為に、ダインに射精させようと覚えたての性技に磨きを掛けているのだ。

  エリリナ 「ウィウィ、何だか解って来たよ、股を絞めるとビクビクするよね、これがウイィって事だよね」

  元々才能があったのか、エリリナはもの凄いスピードで性交に順応していた、オ○ンコの感度がいい様で、肉槍の僅かな変化をもちゃんと膣内で感じとっている。

  だが、エリリナな自体はまだ絶頂を体験しておらず、ダインとしては快楽を与える事よりも相手が快楽を得る事を追求して欲しいと思っている、だからこそダインは射精を控えており、エリリナが絶頂を見出すまでひたすら耐えるつもりだ。

  ダイン 「私に奉仕するだけが有効とは限りませんよ、私は肉体的快楽よりも精神的な充足を楽しむんですよ、そしてその最高の瞬間とは牝が堕ちた時です」

  エリリナ 「エリが奉仕するだけじゃ駄目なの、なら一体どうすれば」

  ダイン 「簡単ですよ、自分が跳びそうなところを肉槍で擦り上げて、昂めるんですよ、性交による絶頂を牝に刻む時こそ堕ちた証ですからね」

  エリリナ 「うん、やってみるよ、こうやって腰の角度をずらすして・・・ウィウィ」

  エリリナ也に探りを入れた結果、どうやら感じるところを見出した様だ、身体を前に倒して感じるところを重点的に肉槍で攻めて行くと、エリリナの喘ぎはだんだんと大きくなって、ケダモノじみて来る。

  エリリナ 「ウィッ、ウィウィィ、これ、何か来るぅ、腰が止まらないよぉ」

  エリリナはより激しく腰を打ち付ける事がより深い快楽を導く事に気付いて、ストロークを大きくして行く、そして自分の中の快楽の波が徐々に大きくなる事を感じていた。

  ダインもエリリナの魔力でその状態を感じ取り、エリリナが初性交で絶頂が近い事を読み取っている、そしてエリリナが腰を打ち下ろすのにタイミングを合わせて肉槍を突き上げて、最大限の衝撃を与えてやる。

  エリリナ 「ウィッヒィー、ヒウィッ、ヒウィクゥ〜」

  エリリナは一際大きな嬌声を上げると突き上げられた全身をブルブル震わせて、絶頂を示す、ダインもそれを合図にビクビクと小刻みに腰を振りながら堕液をエリリナの膣内に満たして行く。

  途中ダインは再びエリリナを背を付かせて寝かせて、より堕液を満たしやすい正常位体勢に変える、寝かされたエリリナの下腹部は直ぐには終わらないダインの射精で変化して行くが、堕液の侵蝕で変化が始まったエリリナの身体はダインの堕す堕液を全て受け入れられる身体に作り変えられてしまっている。

  エリリナ 「ウィィ〜、胎内を満たされるの凄くウィィ〜、エリの身体が男に負けちゃってるよぉ」

  ダイン 「メスガキらしい、よく絞まるオ○ンコで堕液を全て受け止めて下さい、堕液で満たされた牝腹は何度見ても心躍ります」

  エリリナ 「まだ、続くの、エリもう弾けちゃうよ」

  ダイン 「大丈夫です、弾ける前に蝕んで行きますから、お腹がとても熱いですよね、それはエリリナの免疫の抵抗ですが、堕液の前では無力な抵抗です、エリリナにはこの先二つの選択肢が有ります、尻尾に呑まれて意識の無いまま遊魔となるか、自身の目で魔進化を体感するかです、脳が堕ちていないエリリナには前者がお薦めですが、私はエリリナが苦悩する姿が見たい」

  エリリナ 「エリが苦しむのが見たいだなんて意地悪だよ、でもエリはもうダイン王のモノだから、王の意向に従うよ」

  ダイン 「ならこのまま実行です、堕液の放出はそろそろ終わりますので辛抱して下さい」

  言葉通りにダインはその後直ぐに肉槍を揺らすと、エリリナの陰裂から抜き取る、肉槍によって拡がったエリリナの陰裂は直ぐに閉じて堕液の流出を抑えると、エリリナの身体全体が細かく震えて行く。

  エリリナ 「身体は熱いのに震えが止まらないよ、エリどうなってるの」

  ダイン 「魔進化には個体差が有りますから、明確な答えは私にも解りません、ですが魔進化に失敗例は無いので安心して下さい」

  エリリナ 「マシンカって何なんだよ、エリに解る様に言ってよ」

  ダイン 「ああ、エリリナは遊魔の存在すら理解していないのですか、遊魔とは私を頂点とする魔族の総称です、私の寵姫が高い魔力を物理由は私が遊魔に作り変えているからです、そしてエリリナもその一人に選ばれたわけです」

  エリリナ 「エリが魔族に、そんなの怖いよ」

  ダイン 「遊魔はザキトス魔族の様な野蛮な存在では有りませんよ、むしろ私を理解出来る様に叡智を与えてますから、人間などよりとっても文化的です・・・今の体勢では少し苦しいでしょう、もっといい方法があるので試して上げましょう」

  ダインは尻尾をエリリナの尻の下から潜り込ませると、エリリナを乗せたまま膨らまして遊魔椅子の形状を作り上げる、この形ならエリリナの負担も抑えられながら、魔進化の過程を鑑賞する為にとても適しているのだ。

  ダイン 「どうです、座り心地は大分身体が楽になったと思いますが」

  エリリナ 「身体は楽になったけど恥ずかしい、クリがビンビンに勃ちゃってるよ」

  ダイン 「性欲と魔力は近い関係に有りますからね、遊魔の魔力が高い理由の一つには遊魔が同性で交わって楽しんでいる事があるんですよ、エリリナもヒューリと仲良くして下さいね」

  エリリナ 「そんなの無理だよ、エリあの子には酷い事してるし」

  ダイン 「人の時の関係など、遊魔には関係有りません、それにロリ二人が交わるところは私が見たいんです」

  エリリナ 「ダイン王がそういうなら、頑張ってみるよ、でも許してくれるかな」

  ダイン 「遊魔を許せない遊魔など存在しませんよ、まだ人の意識を有しているエリリナには難しいでしょうが、それが変わるのも後少しです、腹から紋様が生じてますよね、これが頭に達した時に、エリリナは遊魔の意識を手に入れます」

  エリリナ 「今のエリは消えちゃうって事なの?」

  ダイン 「それは違います、物事に対する判断基準が変わるだけです、エリリナはエリリナとして存在していますが、判断を下す為に参考にする知識がかなり多くなります、その結果、遊魔は全員がほぼ同じ判断を下すわけです」

  エリリナ 「何だか難しいよ、でも皆んなと同じ考えなら喧嘩しないよね」

  ダイン 「遊魔同士でも争う事は有りますよ、争いが無い社会には進歩も有りませんから、ただ、無用な争いなどは有りません」

  エリリナ 「ダイン王の世界ってなんか凄そう、エリも興味が出て来たよ、でもなんか眠い」

  ダイン 「残念ながら意識を保ったまま思考が変化する事は無いんですよ、ですからエリリナも今は眠って下さい、目覚めた後は新しい世界が開けているでしょう」

  エリリナ 「はぁい、後はお願いするよぅ」

  そう言ってエリリナは目を閉じると、すやすやと寝息をたてている、下腹部から生じた紋様は今や顔まで達しており、脳まで堕液が浸透しているのは間違い無い。

  ダイン思考 『順調ですね、ならエリリナにはサプライズを用意しましょう、やはりここはライバルの登場ですね』

  ダインはワードを唱えて文字盤を呼び出すと、何かを操作する、そして程なくすると艦橋の扉が開いて、耳長衣装を着たヒューリが姿を現す。

  ヒューリ 「お呼びにより参上しました、エリリナとお楽しみでしたよね」

  ダイン 「今は魔進化の最中です、ヒューリに見て貰おうと呼んだわけです、どうですかエリリナの身体は・・・」

  ヒューリ 「何だか胸が小さいですよ、お尻は大きいですけど」

  ダイン 「ヒューリも意地が悪いですね、エリリナの胸のからくりには気付いているでしょうに」

  ヒューリ 「裸を見て初めて気付いたんです、でも何だか安心しました」

  ダイン 「まぁアレは不自然なロリ巨乳でしたからね、これはこれで良い身体だと思いますけど」

  ヒューリ 「それで、何に変えるんですか」

  ダイン 「黒兎です、ヒューリとエリリナは対比される遊魔が相応しいと思います」

  ヒューリ 「それでヒューリが呼ばれたんですか、正直エリリナとは色々あって複雑な気持ちですけど、遊魔のエリリナなら愛せるって解ってますからね」

  ダイン 「そう、対となる姉妹には興味が有ると思いましたので、呼んだんですよ」

  ダインの創造物にはこういうお遊びな部分が多く有る、ヒューリとエリリナが対比される理由は時期的な要素が大きいが、同じ国の王位を争った関係はダインの遊び心を大きく刺激して白黒の兎として、遊魔を彩るのだ。

  おまけ

  エリリナ支援勢力 ユーマ共栄国を一番危機と感じているのは、決闘機製作で潤っていたエディケスである。

  エリリナを担ぎ出した勢力は主流派では無かったが、エディケスから多く供給されたウウル・ジーを使って半ば決まっていた女王の選定に割り込んだのだ。

  エリリナの支援勢力が多くのウウル・ジーを入手出来た背景には、より運用コストが低く扱いやすいエポポ・ゾッフォの普及があり、大国をしっかりと抱え込む事で、需要の落ちたウウル・ジーを採用して貰おうという魂胆がエディケスにあった為だ。

  事実エゴナには多くのウウル・ジーを安定して運用出来るだけの経済基盤が有る為に、目論見が成功していればエディケスが直面している回避出来たのかも知れないのだ。

  その為、失敗したエリリナには相応の罰が与えられる予定であったが、エリリナの持つ機転の良さがユーマにすがるという荒技を実現させる事となった。