『ケモノ着ぐるみフェチの皆様へ。獣化状態でボードゲームをするオフ、やってみませんか』
『キャラはたくさん用意していますので自キャラを持参せずにご参加ください』
そんな触れ込みで集まってきた参加者達を待っていたのは、想像していたものとは遥かにかけ離れた獣化オフであった。
・・・・・・
会場となるスタジオに集められた4名の参加者たちは主催の促すままに各々がくじ引きで引いたキャラのガワをそれぞれ着させられる。
割り振られた種族は東洋龍、サメ、鳥、狼の4種類。
そのうち狼以外はすべてラバーでできた着ぐるみ、いわゆるスウツであった。
全員が着終わると主催はそれぞれの背面、またはヘッドとボディの接合部に跨る1対のファスナーには南京錠や金属製のリングを通していく。その結果ペン1本ですら通すことも出来ない隙間しか開かない状態となってしまった。
無論、この状態では自力で脱ぐことなど不可能である。
戸惑いを隠せない参加者たちを気にすることなく、主催はボードゲームの概要を説明する。
・使用するゲームは参加者も含め皆が知っている大衆向けのものを使用する。
・プレイングは通常のボードゲームと同じルールで行う。
・キャラは人の言葉を発してはいけない。
・場のカードなどを汚してはいけない。
・プレイングのルールを無視する行為をしてはいけない。
・各ゲームでは最下位にはならないこと。
以上を守れなかったプレイヤーは、次回のゲーム中にペナルティを受けることになる。なお、ペナルティの数は重複する。
・計24回のゲームを終え、各ゲームの勝ち点の総合点が一番多い者が最終的な勝者となる。
ありふれたルールが並ぶ中、後半は何か含みのある内容であったが、
参加者たちはこのルールの危険性をこの時点では理解できなかったのだ。
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開始から3ゲーム目。
今回最初に上がったのはサメのプレイヤーである。
はぁはぁと吐息を荒げながら、やり切った感の様子を見せていた。
(やっと・・・1位で上がれた・・・ 辛すぎる・・・)
1ゲーム、2ゲーム目と最下位で終わった彼・・・サメスウツの股間は大きく一物の山のラインが形成されていた。その先端に空けられた穴からは僅かに白い粘液の線が垂れ下がりつつあった。
・・・最下位のプレイヤーが受けるペナルティとはこうである。
各々のスウツや着ぐるみの股間、一物付近には特殊な装置が埋め込まれており、次回のゲーム中にそれが動作を開始するのである。
ペナルティを受ける本人が一回絶頂に達するまで・・・。
これこそがこのボードゲームの本当の恐ろしさであった。
ただイかされるだけでなく、それが勝ち負けを争う真剣勝負の最中に行われること。
的確な判断力が要求されるプレイング中に射精するまで止まらない快楽責めを受ける、それがいかに過酷なのか。
それはサメスウツの彼が一番よく痛感しており、周囲のプレイヤーもその辛さが伝わっているだろう。
そして・・・
(・・・手札が・・・ヤバい・・・)
次に陥落が確定しつつある東洋龍スウツの表情が青ざめはじめていた。無論スウツを着込んでいるのでまわりからは分からないのではあるが・・・。
「サメ君、おめでとう! また最下位にならないように頑張ってね! あと21ゲーム残っているからね!」
東洋龍スウツの焦りなど知らず、主催はサメスウツにねぎらいの言葉をかける・・・。
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続く4ゲーム目。予想通り東洋龍スウツが最下位に落ち、いよいよ彼の初めてのペナルティが執行される。
いつも通り手札を手にして作戦を練ろうと思った矢先、それは前触れもなく動き始めた。
(あ”っ)
咄嗟の振動にくぐもった喘ぎ声を出しそうになるが、必死に東洋龍は耐えた。
だがそれも束の間、徐々に肥大していく自身の一物と感度を増し脳にまで響いてくる快楽信号に、堕ちるのは時間の問題であった。
「あ・・・あっ・・・あっ 出る 出るでるっっっ!! あ”あ”っ!!」
限界に達した東洋龍は、甲高い声を上げて絶頂に達した。
その1秒後、一物の膨らみの先端部から精液が放物線を描いて解き放たれる。快楽の余波からなのか、彼が左手で掴んでいた手札のうち何枚かが床に落下していく。
(うわっ・・・やべぇ、凄い出てる・・・)
連続して1位上がりを達成したサメスウツは、斜め前で絶頂に悶え、勢いよく白濁液を噴出させる東洋龍をじっと眺めていた。
(え・・・えろい・・・)
目を逸らそうと視線を下に向けるが、目の前で他人がイかされているのを見てしまったことで反射的に自身の股間の膨らみが増していってしまう。
その先では、前回までに放出した自分の精液痕が室内の照明に照らされて輝きを放っていた。
(・・・・)
「はい、東洋龍君もはじめて出しちゃったね~ すっごく気持ちよかったでしょ? でも声を出してしまったのでペナルティ追加だね。このゲームで最下位なら2回連続でイかせちゃうよ~」
主催は淡々と作った声色で語りかける。
言葉を発してはいけない。そのルールを破ってしまった東洋龍スウツは順位に関係なく次回のゲームではイかされつつプレイングをしなければいけない。主催が言うようにこのゲームで最下位確定ならば一度に2回連続で・・・。
(絶対に負けたくない、絶対に・・・うう・・・)
サメスウツはテーブルに添えた右手の拳をぎゅっと握り締めた。
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「着ぐるみやスウツを着せられ、脱げなくされた状態でボードゲームを行い、最下位ならば次のゲームでイかされつつプレイをしないといけない獣化ボードゲームオフ」
の開始から2時間あまりが経過した。
射精回数は東洋龍スウツが他のプレイヤーのダブルスコアを叩き出している。これはゲーム中盤になってある程度場の流れを把握した他のプレイヤー達が、東洋龍スウツを「ハメる」戦略にシフトしてきていたからであった。
運が左右する要素もあるゲームなので、それは必ずしも成功はしなかったが、後半に差し掛かると次第に流れができつつあった。
ゲーム回数が進むにつれ、当然誰かしらが射精させられるので、ゲーム卓となっているテーブルやその足元では次第に精液溜まりが多くなっていく。飛散した精液がカードにかかり、そのままペナルティとなるケースも出てくるようになり、実際のゲーム数よりも多くの総射精回数になっていった。その大半が東洋龍スウツなのであるが・・・
そんな異様な光景の中でまだ唯一最下位にならず、強制射精のペナルティを回避できている者がいた。
狼の着ぐるみのプレイヤーである。
(うう・・・嫌だ・・・)
持ち前の幸運もあってか、3位の回数率は多いが最下位だけは免れていた。
ただそんな彼にも陥落の魔の手は伸びようとしている。
他のプレイヤーがイかされる際の喘ぎ声が、
飛散した精液の放つ芳香が、彼自身に徐々に影響を与えていたのだ。
彼の着ぐるみに組み込まれた狼の一物は射精こそしてはいなかったが、それは天を仰ぐように急角度で上を向き、時折鼓動と連動するかのようにビクン、ビクンと蠢き、先端の開口部にはうっすらと透明の液体が精製されていた。
負けたくはない、でも一度くらいなら・・・
自分だけ強制射精を免れている安堵感は次第に疎外感を生み出していき、いつしか悪魔の誘惑が彼の中で駆け巡りはじめていった。
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最終ゲームの終了まであと1桁回。
規定のゲーム回数が終わったら全員は本当に開放されるのか。
既に極限状態にあった全員はそのようなことを考える余裕など持ち合わせてはいなかった・・・