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【62】堕ちるトコまで堕ちようぜ!【R18】

  ゆるゆる、ぬるぬると時間を掛けて与えられる緩慢な刺激に、先に音を上げたのは青年の方だった。

  長く、低く。何かに耐えるような呻き声の合間に、縋るような言葉が交じる。

  「ゔぅー・・あ゛っ。も、もう。むり、これい、じょう・・むりぃぃ・・あっ?!」

  「ん~?なぁに?何が無理なの?」

  動かす手を止めずに『リングを外して欲しいのかな?』と予想して問うた。

  「も・・ゆっくり、なの・・つらい、から、あっ!」

  「辛いから?」

  「ひっ・・も・・もっと・・もっとさっき、みたいに・・」

  「うん」

  「つよく、して」

  たどたどしく返された言葉に、驚いて手を止めてしまった。

  あら。

  あらあらあらぁ~?

  ふぅん?

  リング外して楽になるより、後ろを激しくされる方を選んじゃいますかぁ・・

  そっかぁ。良いね、良いねぇ。

  だいぶ良い感じだねぇ・・!

  「・・もっと激しく突いて欲しいのかな?」

  「は、い・・」

  縋るような潤んだ瞳で肯定する青年。

  うん。でもね・・

  にぃっこりと深い笑みを浮かべて、青年に答える。

  「まだ、だぁめ♪」

  「ひぅっ・・」

  咥え込んだディ〇ドをぎゅうと締め付けながら、青年は引き攣った声を零した。

  「今はこのゆっくりとした刺激に集中して?それで今より高ぶって、もっと余裕が無くなったら・・考えてあげる♪」

  「あ、うぅぅ・・」

  きゅうと眉根を寄せて、切なげに見て来る青年に「分かった?」と問いながら、感じるであろう箇所を狙ってディ〇ドを捻る。

  青年は「あぎっ!」と苦し気な嬌声を上げ、こくこくと頷いて了解を示した。

  「うん。じゃあ頑張ろうね?」

  「・・はぃぃ・・」

  にっこり笑顔で答え、引き続きゆっくり、じっくりとした刺激を再開した。

  そうしてそれから・・どれ程経ったろう。

  手を動かし続ける事暫し。

  ふと気付けば、後ろの穴周りは溢れ出たローションと、分身の先から伝い落ちる体液の所為でぐっしょりと濡れそぼっている状態に。

  腰の下に差し込んだタオルも、すっかり色が変わってしまっている。

  顔を上げると、青年は固定した膝をかぱぁと開き晒し、くたりと力なく脱力させていた。

  両胸の突起をピンと立たせたまま、手の甲で顔を隠しながらもう片方の人差し指の関節を噛み銜えている。

  立ち上がり、鞭の先で隠す手を押し退けた。

  さして抵抗もせずに現れたのは、流れる雫に濡れた赤い顔で・・

  今もまだ、ぼろぼろと水分を追加しつつ眉根を寄せ、苦しい現状を視線に乗せて訴えている。

  ・・やべ。焦らし過ぎた?

  少し焦りつつ、青年に問う。

  「泣くほど辛いの?声抑えちゃったらもっとキツイでしょうに」

  つい、と鞭で口元に置かれた手の平をなぞると、透明な糸を引きながら指が外れた。

  その第2関節には、くっきりと歯型が付いている。

  そこそこ強い力で噛んでいたのだろう。綺麗に並んだ列は、赤黒く鬱血していた。

  口元を戦慄かせ、小さく呻いた青年はひぅと喉を鳴らして答える。

  「つら・・い?の、わがら゛・・ない。ずっと、キモチよく、て。からだ、あつくて・・」

  切実な声音で紡がれるぶつ切りの言葉が、狂おしい程のもどかしさを伝えて来て・・

  「―も、とけ、そぅ・・」

  ふるるっと震えた睫毛が降りると、またつぅと雫が零れた。

  『―っっっ!!!』

  ぞくぞくぞくっと。今まで感じた事が無いような強烈な悦が、つま先から脳天まで波となり走った。

  興奮を声に出して叫びたい衝動を抑え、鞭を握った拳を唇に当て反対の腕を身体に回し身を捩る。

  あぁっ、イイ・・その表情。最っ高!!

  ほふぅ。と熱い息で拳を湿らせ、溢れ出る唾液をコクリ鳴らして嚥下した。

  ドッドッと鬱陶しいくらいに高鳴る心臓を深呼吸で無理やり落ち着けて、興奮でくらくらする頭を軽く振る。

  「そっかぁ・・そうなんだねぇ・・」

  べろりと口内を舌でなぞって鞭を置き、放置していたディ〇ドの持ち手を握る。

  「なら・・溶けちゃおう。ね?」

  とろんとした顔で『どういう意味だろう?』と首を傾げそうな雰囲気の青年に口元だけで微笑んで、ぐいとディ〇ドを引き抜いた。

  「っあぅっ!!」

  びくんっと全身が跳ねて、すっかり馴染んでいたモノが抜け去ると、穴はぽっかりと口を開けたまま、ひくひくと名残惜し気にヒクついている。

  「寂しい?・・また直ぐに埋めてあげるから、ちょっとだけ我慢ね」

  「は、ひぃ・・」

  ローションを充填したシリンダーを構え、開いているお口にぴゅうと注ぐ。

  と、宙に浮いていた足先の指がきゅっと曲がった。

  なんとも可愛らしい反応に気分を良くして、抜いたディ〇ドにもローションを垂らすと、再び入り口にちゅ、と先端を添える。

  そのまま顔に目を向けると、期待に満ちた濡れる瞳と視線が重なった。

  「・・いくよ?」

  「っ、はぃ」

  ドッドッと早鐘を打つ心臓に急かされながら、ゆっくりとディ〇ドを押し進める。

  つぷぷぷと、抵抗なく根元まで埋めたら、いよいよ蹂躙の始まりだ。

  手始めに、ぐいと持ち手を下げて腹側の前立腺をぐりぐりと刺激する。

  「あっ?!ひぃっ!ひんっ!」

  「ここすっかりお気に入りだねぇ・・他はどうかな?」

  暫くはとちゅ、とちゅ、と少し早い程度に抜き差しして、時々角度を変えながら良さそうなトコロを探した。

  ある場所を突いたら一際大きな声が上がったので、執拗にそこだけを刺激する。

  加速する興奮と共に手元の抽挿は激しくなり、ローションを全部掻き出す勢いで荒々しく最奥目掛けて突き動かした。

  ぶちゅっ!どちゅっ!と粘着的な音に合わせて、理性の欠片も無い嬌声が上がる。

  「あ゛っ!ぎぃっ!お゛っ!あ゛っ!」

  「ほらほら、手を休ませない。ちゃんと胸を摘む」

  「は、ぁいっ!いぎっ?!」

  言われるまま、青年が両胸の先端をぎゅうと摘むと、中が締まってぐっと抵抗感が増した。

  その状態で奥に進めると、青年は声を詰まらせて顎を反らし、ぶるぶると身を震わせる。

  「ん~?これ好き?」

  「―っ!はひっ!ひぃ!んぎっ!」

  ぐりぐりごりごりと壁を擦るように動かすと、今度は顔をこちらに向けて碧眼を見開いた。

  ごちゅっ!ごちゅっ!ぶちゅっ!

  「ひぁっ!あ゛っ!あぅ!あ゛ーっ!」

  自らの手で乳首を摘み上げ、突かれる度にぶるんと揺れ動く分身を凝視しながら、涙と鼻水に塗れた顔を悦楽に歪めて、濁った嬌声を上げる。

  青年の醜態に煽られこちらも興奮がぐんと加速すると、理性や遠慮といったものがバラバラに溶け崩れて流されて行く。

  「ひぃ゛っ!あ゛ひっ!あっ!」

  カクカクと揺れるに任せていた脚がトンっと鏡に当たる。

  と、こちらを向いていたつま先が、ぺたりと指で鏡を掴むように押し当てられた。

  更には肘で体を支えると、ぐいと腰が前に出る。

  鏡との距離がゼロになり、触れた尻肉が一部平らになった。

  急にどうしたのかと青年の顔を見ると、渇望に揺れる瞳と目が合う。

  うん。もっとだね?

  心の内で頷いて、抽挿に緩急をつけた。

  それによって生まれた余裕を使い、空いた手にローションに潜らせた筆を構える。

  ぐちゅぐちゅと奥を捏ねながら、鏡を掴む足の指に筆先を這わせた。

  「ひぃっ?!」

  驚き、逃げる様に開いた指の間を『これ幸い』として嘗め回すように筆を動かす。

  「ふぃっ?!にゃぁっ!んんっ!」

  低い嬌声が甲高く可愛らしいものに変わって、くすりと笑みが零れた。

  「くすぐったい?でも、意外とイイでしょ?」

  ぬろりぬるり、と足指の間を伝いなぞりながら、ぐぼっ!ぐぼっ!と奥突きと引き抜きの刺激を意識して抽挿を繰り返す。

  「ひっ!お゛っ!んひぃっ!」

  再び濁った嬌声を上げた青年は、赤く染まった尻に両手を伸ばした。

  下から抱える形で指先が沈むと、そのまま押さえ開くようにして腰が僅かに持ち上がる。

  後穴を見せつけるようなその動作に、嗜虐心が加速した。

  にぃと口元を歪め、一層激しく手を動かす。

  「欲しがりさんだなぁ。まだ足りないの?!」

  「あぎっ!おぐっ!おぐ!!に、もっどぉ!!」

  「奥に」と欲望を晒した青年に乞われるまま、最奥目掛けて突き入れた。

  「あはっ!この欲張りっ!」

  ずんっ!と手元に体重を掛けるようにして押し込む。

  ほぼ同時に「―がっ!!」と、息を詰まらせた青年はぎちぎちと爪先を尻肉に食い込ませ、全身をぶるぶると震わせた。

  鏡から離れたつま先が、その動きにつられて細かく揺れる。

  瞬間、ぐるんと白目を剥いた青年は、長い絶頂に強張らせていた身体をくたりと弛緩させた。

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