【宇宙船コリウス・訓練場】
サイラス達は、ソニックエースと組手をしていた。
近くに奈雲が居た。
「はぁっ‼」
サイラスは、ソニックエースに向かって行く。
だが、ソニックエースは合気道術でサイラスの攻撃を受け流す。
「おわっ‼」
サイラスは、ソニックエースに攻撃を受け流されバランスを崩して転倒する。
「大丈夫か?」
ソニックエースは、サイラスに手を差出しながら話掛ける。
「平気だ」
サイラスは、自力で立ち上がりながら返事をする。
「……前にオルティオスもやっていたが改めて見ると見た事が無い戦い方だな」
コブラージャは、ソニックエースの戦い方を見て不思議がる。
「これは『合気道』だ」
近くで見ていた奈雲は、ソニックエースがやった体術を教える。
『合気道?』
サイラス達は、奈雲が言った体術を聞いて不思議がる。
「相手の力を利用して戦う方法だ」
ソニックエースは、合気道の事を説明する。
「成程、そういう戦い方もあるのですね」
ネシリスは、ソニックエースの話を聞いて納得する。
「そうだ 地球では基本護身術だがな」
奈雲は、合気道術の事を話す。
「地球って……奈雲の故郷か?」
チェンバーは、ソニックエースの話を聞いて奈雲を見る。
「そうだ」
奈雲は、チェンバーの質問に答える。
《全員、操縦席に集合して下さい》
突然、ナビから招集命令が出る。
「何だろう?」
「行くぞ」
ソニックエース達は、急いでブリッジに向かう。
【操縦席】
操縦席にはオルティオスとランビュとナビが居た。
ソニックエース達は、操縦席に入って来る。
「どうしたんだ?」
「あれを見るんだ」
オルティオスは、ソニックエース達にモニターを見る様に言う。
ソニックエース達は、モニター画面を見る。
そこには氷山がある氷の世界でその氷山の中に宇宙船が埋まっていた。
「あれは宇宙船?」
「の一部の様です」
ランビュは、チェンバーの質問に答える様に言う。
「あれがどうしたんだ?」
コブラージャは、氷山の中に埋まっている宇宙船の事を尋ねる。
〔まだはっきりした事は解らないけど、あの宇宙船に『古代アイテム』があるらしいの〕
ナビは、サイラスの質問に答える様に言う。
「古代アイテム?」
「それって凄い物なのか?」
ダリウスは、古代アイテムについて尋ねる。
「まぁ、古代アイテムは古いイメージがあるが中には凄い物もあるんだ」
ソニックエースは、ダリウスの質問に答える。
「それにあの惑星にはヴィラノスの反応もある見過ごす訳にはいかない 全員出動だ!」
オルティオスは、目の前の惑星にヴィラノスが居る事を伝える。
『了解!』
ソニックエース達は、惑星に向かう。
【氷の惑星・地上】
オルティオス達は、無事に惑星に転送される。
「寒っ‼」
「此処は氷の惑星ですからね……」
サイラス達は、寒さに震える。
「奈雲 大丈夫か?」
ソニックエースは、肩に居る奈雲に話掛ける。
「ああ、防寒着を着ているから大丈夫だ」
奈雲は、防寒着を着ている事を言う。
「あっ、奈雲だけズルイぞ‼」
サイラスは、奈雲の格好について文句を言う。
「否、俺はお前らと違って『乗物モード』や『獣モード』になれないから……」
奈雲は、サイラスに冷静なツッコミを入れる。
「あっ、乗物モードで思い出した 俺一応ヒーター機能があったんだ」
ソニックエースは、奈雲の話を聞いてヒーター機能がある事を思い出す。
「ソニックエースもズルイぞ‼」
サイラスは、ソニックエースにも文句を言う。
「お喋りはそこまでだ 奈雲 ヴィラノスの反応は?」
オルティオスは、サイラスに注意した後、奈雲にヴィラノス現在地を尋ねる。
「ちょっと待ってくれ!」
奈雲は、小型パソコンを出してヴィラノスの現在地を調べる。
「どうやらヴィラノスは宇宙船の近くに居るようだ」
奈雲は、調べた結果をオルティオス達に報告する。
「急ぐぞ」
オルティオス達は、宇宙船が埋まっている氷山の所へ向かう。
【氷山前】
「此処か?」
オルティオス達が氷山前に到着して宇宙船を見る。
「意外にデカいな……」
「どうやって中に入るんですか?」
サイラス達は、宇宙船を見ながら侵入方法を話合い始める。
その直後、爆発が起き氷山の一部が砕かれる。
「何だ!」
「下がれ‼」
オルティオスは、ソニックエース達に指示を出す。
ソニックエース達は、オルティオスの指示で全員その場から離れる。
すると、さっきまで居た場所に氷山の塊が落ちて来る。
「危なっ‼」
チェンバーは、落ちて来た氷山の塊を見て驚く。
「一体何が……」
ネシリスは、上を見る。
すると、ヴィラノスらしい影が宇宙船の中へ入って行く。
「アイツか!」
「奈雲! 今の奴は?」
ダリウスは、奈雲に宇宙船に潜入したヴィラノスの事を聞く。
「否、殆ど煙で影しか見えねぇよ‼」
奈雲は、ダリウスにツッコミを入れる。
「追うぞ!」
オルティオス達は、ヴィラノスを追掛けて宇宙船内へ入って行く。
【宇宙船内】
宇宙船の中は暗かった。
「中は随分暗いですね……」
「こりゃ、何が出ても可笑しくないな……」
ネシリスとチェンバーは、宇宙船内を見渡しながら呟く。
「止めて下さいよ!」
ランビュは、ビビりながらチェンバーに注意する。
「ちょっと待ってくれ 今明かりを付ける」
ソニックエースは、ライト機能を使い宇宙船内を照らす。
ランビュは、ソニックエースのライト機能を見て安心する。
「乗物戦士だとこういう時に便利な機能があるんだな……」
コブラージャは、ソニックエースの機能を見て冷静に分析する。
「俺も念の為に」
奈雲もヘッドセットのライト機能を起動させる。
「奈雲のそれもライト機能があるんだな」
サイラスは、奈雲のヘッドセットのライト機能を見て驚く。
「手元が暗いと作業しづらいからな」
奈雲は、ヘッドセットのライト機能の事を説明する。
すると、奥の方から物音が聞えて来る。
オルティオス達は、その音がする方へ向かう。
【部屋】
奥のある小部屋にヤモリ型ヴィラノスが部屋の中を荒らして何かを見付ける。
そこへオルティオス達がやって来る。
ヤモリ型ヴィラノスは、ソニックエースのライトに一瞬眩しさに襲われる。
「動くな!」
「大人しくしろ!」
オルティオス達は、銃をヤモリ型ヴィラノスに向ける。
ヤモリ型ヴィラノスは、両手を上げる。
「奈雲」
オルティオスは、奈雲に目の前に居るヤモリ型ヴィラノスを調べさせる。
「了解! 『シルエット検索』で……あった! アイツは“ベルギス” 体色変化が得意で武器を密売していた事で逮捕」
奈雲は、オルティオスの命令でヤモリ型ヴィラノス(ベルギス)の逮捕記録と得意技を調べて伝える。
「体色変化?」
ダリウスは、奈雲の話を聞いて体色変化について不思議がりベルギスを見る。
「これだ」
ベルギスは、ダリウスの疑問に答える様に体を透明にする。
「なっ‼ 消えた!」
「違う! 姿を消したんた!」
サイラス達は、ベルギスが姿を消した事に驚く。
「‼」
オルティオスは、何かに気付いてガードをする。
すると、オルティオスは攻撃の衝撃を受ける。
「オルティオス‼」
ランビュは、突然オルティオスが衝撃を受けた事に驚く。
「うわっ‼」
「ぐっ‼」
「ガハッ‼」
すると、サイラス達にも衝撃を受ける。
「このっ‼」
ダリウスは、反撃するが当たった感触が無かった。
「何処に居やがる‼」
ダリウスは、ベルギスに攻撃を仕掛けるが空振りに終わるのだった。
「危ないんだな……」
マシャンタは、ダリウスの攻撃に当たらない様に避ける。
「おい 無暗に攻撃するな!」
コブラージャは、ダリウスに注意する。
「‼ 奥の方へ行きました」
ランビュは、足音を聞いてベルギスが奥へ行った事を伝える。
オルティオス達は、ベルギスを追掛けて奥へ向かう。
【次回に続く】