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狼獣人タンクがカントボーイになるだけ

  「お前らぁ!俺の後ろに隠れな!!」

  力強い言葉に、それぞれの得物を手にした冒険者たちが言葉の主の背中に隠れる。

  目の前に立ちはだかるのは巨大なドラゴン。ぎゃあ、と吼えると口から炎を漏らした。

  それに対し言葉の主ー狼は両手に大きな盾を構える。その大きさたるや、尋常なものではない。常人では、いや、力溢れる獣人ですら構える事も困難を極めるだろう。

  だが狼はその大きな盾を事も無げに振るう。

  ぎゃぁぁあぁぁ!!

  ドラゴンの声と共に、口から炎の吐息が迸る。特殊な魔術が施された盾は淡い光を放つとその炎を受け止めた。

  狼は頬を吊り上げながら、地面に亀裂を走らせる。

  「おい、大丈夫か!?」

  双剣を構えたエルフの男が心配そうに声を上げた。狼はふんっ、と鼻を鳴らし笑う。

  「俺を誰だと思ってんだッ…よぉっ!!」

  力任せに。狼は盾を横に薙ぎ払うとドラゴンの吐き出した炎を振り払う。

  そのまま脚に力を込めると狼は盾を構えたままドラゴンへ突進する。弾丸と見まごう速度。

  「っらぁぁぁぁ!!!」

  ぎゃっ!?

  ドラゴンは少々間の抜けた声を上げ、しかしすぐさま炎を吐き出そうと息を吸い込む。

  「させるかよぉぉぉ!!!」

  ドラゴンが口を開いた直後。狼は盾を自身の前に突き出し…ドラゴンの顎に叩き込む。

  ずがしゃぁ!と凄まじい轟音。ドラゴンは悲鳴を上げ、巨体をがくがくと揺らす。

  その時を待ちわびていたかのように。冒険者たちは一斉にドラゴンへと飛び掛かった。それぞれの得物が肉体に突き刺さり…ドラゴンは断末魔を上げ、その場に倒れ込む。

  「依頼、完了ってところだな!」

  ぐっ、サムズアップをすると、狼は満面の笑みを浮かべた。

  [newpage]

  「まぁ俺にかかればこんなもんよなぁ!ドラゴンなんて敵じゃねぇってぇのぉ!!がっはっはっは!!」

  と、ジョッキ…ではなく、エールの入ったピッチャーを仰ぎ、肉にかぶりつきながら狼はアルコールから顔を真っ赤にして、豪快に笑う。

  既に足元には大量の空になったピッチャー。大きな依頼をこなせば当然報酬も弾み、宴も豪勢なものになる。

  「んなこと言ってよぉ!ドラゴンの住処に行くまでおめぇなぁんもしてねぇじゃねぇかぁ!」

  これまた手にピッチャーを持ったドワーフが狼の肩をバンバンと叩き、大きく笑う。

  「うるせぇ!俺は大物専門なんだよ!ちっちぇ奴に興味ねぇ!」

  ぐびぐびとエールを次々に飲み干し、ぶはぁ、と狼は幸せそうに大きな息を吐いた。

  宴の席の熱気で体から湯気が上がる。はち切れんばかりに膨らんだ胸。大きく隆起した腕。

  毛並みの上からでも分かるほどくっきりと分かれた腹。くびれを作り上げる背中。ゆらりと大きく揺れる尻尾。

  下着と簡素なズボン、その下の膨らみはヒューマンの両手で余る程。子供の胴体以上に太く頑強な太腿。それぞれの筋が独立し膨らむふくらはぎ。

  汗の臭いを漂わせる全身は更に彼の雄臭さを際立たせ…異性も同性もかまわず魅了する事だろう。

  「だからってワイバーンやらリザードマンまで無視すんなよ!露払いする俺達の身にもなれ!」

  「そうですよぉ!レグナさん、どんどん突っ走っちゃうからけが人も増えちゃうんですぅ!」

  と、こっちはジョッキを両手で持つエルフとヒューマン。口をとがらせ不満げにぶーぶー文句を上げる。

  とはいえその口調はどこか楽しそうであり…狼ーレグナはピッチャーに残っていたエールを一気に飲み干し、次のピッチャーを手に取る。

  「わりぃわりぃ!でもほら、俺はお前ら全員信頼してるし!代わりにでっけぇ奴には本気出してるだろ俺!」

  「そうだけど、そうだけどもぉ!」

  「今日も上手い事依頼完了して良かった良かった!次もよろしく頼むぜぇ!ってところでかんぱーい!」

  レグナの豪快な笑い声に、冒険者たちは一様に笑って…ジョッキやピッチャーを掲げた。

  [newpage]

  「んぐぅ…がぁぁ…んごっ!?」

  轟音に目を覚まし…その轟音の原因が自分であることに驚きながらレグナはベッドから転げ落ちた。

  ずがしゃぁっ、と無様な音と共に全身に鈍痛が走る。んでもってその鈍痛がすぐに気にならなくなるぐらい…

  「いっててててっ!?」

  頭痛がする。レグナはぐぉぉぉ、と頭を抱えなんとも情けない声をあげるとごろごろと地面で転がった。

  ひとしきり転がって…むくり、と起き上がる。部屋の中はアルコールと雄と汗の臭いで酷いものだ

  ずしずし、足音を立てながら窓に近付く。

  「飲み過ぎた…か…流石になぁ…」

  頭をぐしぐし掻きむしり、窓を開ける。さわやかな風が頬を撫で、まぶしい太陽の陽射しが目を焼く。

  どうやら昼過ぎらしい。…記憶が無い。

  酒場で大量のエールを飲み干して…それこそ酒場の在庫が空っぽになるぐらいまで飲み干して…まだ飲み足りないから次の店に…

  って所までは辛うじて記憶が残っている。次の店に入って一杯目のピッチャーを飲み干したところまでも何とか覚えてる。

  んでもって最初に一緒に飲んでたドワーフ達が帰って、依頼の後処理していた同じ獣人種が酒場に来たから飲みなおしだ―!って言って…

  そっから先。記憶がぶっつり切れてる。

  こうやって宿に戻れてきているのも正直奇跡なぐらいだ。誰かが運んでくれたというか、案内してくれたのだろうか…

  「…誰と飲んでたっけな…」

  情けない話、「依頼の後処理をしていた獣人」が自分の仲間だった事は分かるが、誰が誰だったか覚えていないのである。

  頭に指をあててうーん、と唸ってみても当然答えは出ない。というか答えの代わりにズキズキとかなり強めの頭痛が走る訳で…

  「いててててっ…うぅ…み、水…」

  世紀末か何か?と自分で突っ込んでしまいそうになるほど情けない声でふらふらと窓から離れ、レグナは水差しを手に取りぐびぐびと水差しから直接水を飲む。

  「ぶはぁ…うぅ…いってぇ…」

  ドラゴン退治は大成功。おかげで報酬もたんまり。だからってあんなに飲むこたぁねぇだろ、と浮かれていた昨日の自分にビンタをかましてやりたい。

  が後悔先に立たず。後の祭り。レグナはぼふっ、とベッドに倒れ込み、頭痛と戦う事になる。

  下手したらドラゴンより強いなこいつ…

  痛みから逃れたいから寝たいのだけれども眠気が来ない。もうすでにたっぷり眠ってしまったのか。

  起き上がって水を飲んで、もっかい横になって…ごろごろと転がって。

  「いててて…」

  こんこん、こんこん。

  ドアのノック音。誰かが来てくれたらしい。が。

  「わりー、起き上がれねー!いっててて!!」

  もっかい立ち上がってドアまで行くのすらしんどい。レグナは声を張り上げ…そんでもって頭を抱えた。大きな声や振動で痛みが増幅してしまうのだ。

  外から笑い声が聞こえる。複数人で様子を見に来てたようだ。

  「わぁった!まぁ暫く依頼もねぇし、休みだ!その事伝えに来ただけだからよ!」

  これは多分ドワーフの声だ。…同じくピッチャーで飲んでたってーのに全然平気って感じである。

  羨ましい…というか自分が過剰に飲み過ぎただけだな。

  「わぁ…ったぁ…うげぇ!?いってぇ!?」

  レグナの情けない声に、また笑い声が響いて…どたどた、足音が遠くに響いていって。

  はぁ、とレグナはため息を吐く。二日酔い、いや、二日で済めばいいな…と思いながら、レグナはシーツに手をかける。

  すん、すん、と鼻を鳴らして…

  「んぁ?」

  少々間抜けな声をあげる。いやさっきから上げっぱなしなのだが。

  この部屋を借りてからもう大分経つ。おかげでシーツやらマットやらには自分の臭いがばっちり染みついていた。

  だが、今鼻を突いたのは…雌の臭いだ。なんでだ?もしかして記憶が無い間に雌でも連れ込んで抱いたか?

  いやいや流石にそこまで…ないとは言い切れないな…何せ記憶が全くないのだし。

  とはいえ今の自分には確かめようがない。レグナはそれ以上気にすることなくシーツを腹にかけた。

  …ズキズキと頭痛。一向に訪れそうにもない眠気。時折体を起こし、水差しから水を飲んでまた横になって。ゴロゴロ寝返りを打って。

  む、きた。

  むくりと起き上がるとレグナはベッドからフラフラと立ち上がり、とある場所へとゆっくりゆっくり歩き出す。

  飲むもん飲んだら、あとは出すだけ。つまりはトイレである。

  ドアをがちゃりと開きくわぁ、と欠伸をして。ぼりぼり頭を掻いてからパンツをずらす。あ、パンツ履いてたんだ、と思いつつ。

  すかっ

  「…ん?」

  すかっ、すかっ、すかっ

  「あれ?」

  レグナはそこで何度も手が宙を切っていることに気が付く。いつもあるはずのふてぶてしく巨根と形容して差し支えない逸物。

  それを掴もうとしているのに。すかっ、すかっ、と。

  下半身を見下ろして…無い。無い…?

  「なっ!?…なっ、なぁぁっ!?」

  レグナは自らの肉体が変貌していることに目を見開き、素っ頓狂で情けない声を上げた。

  逸物が無い。そして逸物があった場所にあるのは…紛れもなく…

  「おれっ、おっ、俺っ…!?まっ…これっ…マンッ…」

  ヤツではなく。…女性器で。

  [newpage]

  二日酔いと混乱からなんとか立ち直るが。レグナの逸物はやっぱり無く。女性器がぐぱぐぱ。

  用をたす分には座ってすれば良いだけだから良い。とはいえ視線を降ろすたび女性器が目につくのは困る。

  これでも雄臭さやら勇壮さではそんじょそこらの雄には負けない自信があったのだ。

  それがこんな…はぁぁぁ、とレグナはため息を吐く。

  「どうかしましたか?レグナさん。」

  「あ、あぁ、ポルカ。…い、いや、なんでもねぇんだけどよ。」

  歯切れの悪いレグナの言葉に僧衣を身に纏ったヒューマンーポルカは首を傾げる。

  どうもこうも、「いやー、二日酔いから覚めたらチンポ無くなっててよぉ!代わりにおマンコついてて困ってんだわー!お前使うか〜!?」なんて言える訳ないのである。

  衣服を身につけていればそこまで目立たないのはまだ救いか。

  「??…それなら良いんですけど。それより、聞きました?次の依頼、探索がメインになるって。」

  「聞いた。…俺やる事ねぇんじゃねぇか?」

  レグナの言葉にポルカは苦笑する。

  「確かに戦闘は無いかもしれませんけど…力仕事はありますからね?頼りにしてますよ?」

  「かったりぃな…俺は血湧き肉躍る、そんな戦いがしたいんだっての。」

  そう、戦いで得られる高揚感。そして充足感は何物にも代え難い。ぐっ、と腕を振り上げてハツラツと発言するレグナにポルカはやっぱり苦笑い。

  だから。

  まん丸の月が浮かぶ空。

  夜行性の生き物たちの鳴き声が響く中。レグナは目を覚ました。

  いや、目を覚まさざるを得なかった。

  「はぁっ…はぁっ…?!」

  探索は泊まりがけ。宿を取っている村から離れた森の中。近くの洞窟。滝のそば。村で使う材木や資材。それらの回収の依頼。その最中。

  体が、体の奥底が、熱い。疼く。疼いて疼いて、仕方がない。

  レグナは肉球に染み出した脂汗を振り払う。身につけているのはパンツ一枚。

  他の団員から離れて一人の場所を確保した。

  それは正解だったとレグナは確信する。パンツは自分が眠りについている間にぐっしょりと濡れてしまっている。

  何故濡れているのかなど、考えずとも分かる。

  レグナはパンツを恐る恐る、といった風にずらした。もわぁ、と汗と雄の臭い。そして、甘い、メスの臭い。

  ぐちゅぐちゅと粘液が滴り、泡立ち、糸を引く。活発に蠢く陰唇。

  気が付いていた。二日酔いから覚めた時から、体が疼くのを。疼きは日に日に強くなっている事。

  「はぁっ…はぁっ…ぁ“っ…」

  嫌だ。雄が、俺が、何故。こんな事になっているのか。だが、我慢出来ない。耐えられない。強い疼きは、ちりちりと脳髄を焦がす。

  発散出来ずたまり続ける性欲。それは逸物があった頃よりと比べ物にならない程強い。

  レグナは首を振りながら…しかし辺りをキョロキョロと見渡し。大股を開く。

  こんな情けない姿、見せられない。誰にも見せたくない。

  「はぁ”っ…」

  レグナは開いた大股に片手を伸ばし、もう片方の手で自らのはち切れんばかりに膨らんだ胸を揉んだ。

  ぷっくらと膨らんだ乳首は軽く捻るだけで声を上げてしまいそうになる程敏感に反応する。

  股間へ伸ばした手。ゆっくりと。そっと、壊れ物を扱うように。

  こりゅ、こりゅ。

  「ぁ“ぉ”っ…ぁ“っ…ん“ぅ”っ…」

  陰核を摘み、撫で回す。ただそれだけの行為で、レグナは目尻を下げると全身をガクガク震わせ、うっとりとした表情で舌をはみ出させる。

  拡がり蠢く陰唇からどぶ、どぶと大量の粘液が溢れ出し、地面を濡らした。

  胸を変形するほど強く揉みしだいても、脳へ伝わるのは快楽ばかり。

  こりゅこりゅ、思うがまま陰核を撫で回す。ぐちゅぐちゅ滴り落ちる粘液。それを指にたっぷりと纏わせる。

  「ぁ“っ、ん”っ、ぁ“ぅ”っ…」

  必死に声を押し殺し、しかし腰をガクガクと痙攣させる。尻尾が自然と激しく揺れ、腰が浮いてしまう。

  ゆっくりと地面に寝転がり腰を浮かせ、足を突っ張らせる。

  これじゃあ、一人、自慰に耽る、雌犬じゃないか。そう思いながらも、両手の動きを止められない。

  陰核から指を離し、震える手で陰唇をなぞる。びぐっ、びぐっ、と背筋が震える。口の中一杯に唾液が溜まり、じゅるじゅる零れだすのを止められない。

  つ、づぶっ…

  「ぉ“っ…!」

  中指を挿入すると目の前がチカチカと明滅する程の快楽が背筋を駆け抜けていく。声を押し殺すことが出来たのは彼の雄としてのプライドからだろう。

  もしそれが無ければ、彼は今頃、大声を上げ、はしたなく激しく、指の抽送をしていたに違いない。

  ゆっくりと侵入させた中指で、ごりゅごりゅ膣をなぞりあげる。

  「ぉ”っ、ん“っぉ”っ、ぉ“っぉ”ぉ“っ…!」

  指の先端が触れた場所、その中に一際敏感な場所を見つけ出すとレグナはにぃぃ、と頰を釣り上げ、しかし涙を零しながら…

  ごりゅごりゅごりゅっ!!

  「んぉ“ぁ”ぁ“ぉ”ぉ“っ!!ぉ”ぉ“っ!!」

  押し殺しきれず、レグナは声を上げてしまう。誰にも聞かれていない事を祈り…しかし心のどこかで見つかることを夢見ている。

  相反する思考が、レグナを更なる快楽の坩堝へと落とし込んでいく。

  中指で見つけた敏感な場所。一度指を離し、今度は4本の指を束ね、無理やり拡げながらネジ入れると…

  「がぁ”っ、ぁ“っ、ぁ”ぉ“ぁ”っ、はぁ“ぁ”んっ!?」

  快楽が何倍にも膨れ上がり、レグナの思考を遮っていく。

  添えた親指が膨らんだ陰核を刺激し…ぐちゅぐちゅぐちゅ、と激しく淫靡な音。レグナは腰を何度も何度もしゃくりあげ、背中を弓の弦のようにしならせ、天を仰ぎ、唾液をこぼす。

  「ぉ“っ、ぉ”っ、ぉ“っ、ぉ”ぉ“ぉ”っ!?ぁ“っ、ぉ”ぉ“っ!!」

  ぶしゅぅっ、ぶしゅぅぅっ!びゅっ、びゅぅっぼしゅぅぅっ!

  レグナは目を上に向かせ、胸を強く握りしめる。

  尿道近くから勢いよく透明な液体が噴き出し、レグナの寝転がっている地面を淫靡に濡らしていく。心地よい。

  頭が吹き飛びそうになる快楽にレグナははぁはぁ、と浅ましく呼吸をする。背筋が震え、口の中に甘さが広がるような感覚。

  指はたっぷりと粘液や潮をまとい…皮膚の部分がふやけてしまっている。

  快楽の余韻に身を悶えさせながら、だがレグナは目尻に涙を溜め、恐怖に尻尾を畳む。

  まるで自分が自分で無くなっていくような不安が。背徳が。脳裏を掠めていく。

  [newpage]

  レグナには、どうする事も出来なかった。日に日に強まるばかりの疼きは、正常な思考を妨げる。自らを慰める行為。そこに限度があった。

  最初は陰唇や陰核をなぞり、撫でるだけで十分に達することが出来た。しかしそれだけでは疼きや火照りが収まることが無くなった。

  膣に指を突き入れ、敏感な部分を撫でるとようやく疼きが収まる。

  だがそれでも足りなくなった。何度も何度も膣を、敏感な場所を、陰核を、胸を。なぞり捻り撫で回し抉り。

  夜中に始めて、空が白みはじめる時まで己を慰め続けるようになった。

  雄の臭いを、団員の臭いを嗅ぐと、疼きが強くなることに気が付いた時には、もう、どうしようもなかった。

  雌として芽生え始めた快楽と淫欲。それらをひた隠し、雄として、頼れる盾として。

  いつまでいられるか。時間の問題だった。

  ある夜。

  「レグナさん?体調があまり良くないようですけど…大丈夫ですか?」

  隣に座るポルカの言葉にレグナはこくり、と頷きしかし直ぐに首を振る。

  「あ、あぁ…体調は大丈夫…なんだけどよ…」

  言うべきか。僧侶であるポルカなら、この体の変化を受け入れ、自分を導いてくれるだろうか。あぁ、何故もっと早く考えつかなかったのか。

  そう後悔しても、時は戻らない。…ポルカの声を聞いて。彼の臭いを嗅いで。じゅんっ、と女性器がどうしようもなく疼くのを感じた。

  「本当ですか?その、レグナさん、最近どうも様子がおかしいので…」

  「そう…だな…」

  「…じゃあ僕は寝ますね。レグナさんも早めに眠ってください。それでは…」

  心配そうに語りかけながら、立ち上がるポルカ。…レグナは自分でも気が付かないうちに、彼の腕を掴んでいた。

  そう、自分の意思と反して。求めてしまっている。彼を。彼?いや、違う。雄を。

  味わった事のない雄を。逸物を。どうしようもなく。求めてしまっている。

  一度だけ。そうだ、一度だけ。この疼きはきっと、一度行為をすれば収まるはずだ。

  そう自分に言い聞かせて…レグナは。

  「ポルカ。…その、ちょっと頼みてぇ事があんだ。ここじゃ難だし…向こう行こうぜ。」

  レグナの言葉に、ポルカはきょとんとした表情を浮かべる。

  そしてレグナは、自分の発した言葉に愕然とする。…雄を求める、雌の声ではないか。自分が出したのは媚びへつらい、懇願する雌の声だった。

  断ってくれ。断ってくれ。そうでなければ俺は…

  「分かりました。良いですよ。」

  「わりぃな、ありがとよ。」

  にっこりと笑い、レグナも立ち上がる。

  足が震える。腰ががくがくと痙攣する。それを悟られないよう、森の中を歩く。半分の月が照らし出す森は薄暗く、レグナの目でようやく獣道を捉えることが出来る程度の明るさだ。

  仲間たちの集う場所からだいぶ離れた。ここまで離れれば、十分。

  「レグナ…さん…?」

  不安そうに言葉を上げるポルカに、レグナは舌舐めずりをする。

  「あぁ、ポルカ。頼みてぇんだ。俺の…俺のぉ…❤︎」

  言葉を途切らせ。レグナはポルカを木に押し付けた。ひっ、と小さな悲鳴。その頭を優しく掴み、下を向かせる。ずらしたパンツ。一糸まとわぬ姿。…見せつける。

  見られている。今、自分の秘部を。…あるはずのない、女性器を。

  もわぁ、と湯気が立つほどに上気した秘部。陰唇。陰核。

  「レっ…グナ…さんっ…!?」

  「なぁ、いいだろぉ…❤︎俺のおマンコにチンポ挿入れてくれよぉ…❤︎一回だけ、一回だけで良いからよぉ…っ❤︎」

  紡がれる言葉は色に狂っている。理性のタガが外れる。雄としてのプライドもなにもかも、瓦解していく。

  ポルカの後ろの木をがっしりと掴み、肉の牢を作る。そしてマズルでポルカの肉体をなぞり上げる。雄の臭い。汗の臭い。自分が求めてやまない臭い。それらを堪能する。

  じゅんじゅん、女性器から粘液が滴り落ち、甘い香りを立てて…ポルカの驚愕を、別の感情で塗りつぶしていく。

  股間部分。膨らみをマズルで撫でると…びぐっ、びぐっ、と硬く膨らんだ逸物の感触。

  「レグナ…さん…」

  「あ“ぁ”はぁ“っ…ん”ぅ“っ…❤︎」

  何度も擦り上げ。尻尾で自らの陰核や陰唇を撫で上げ、レグナはビクビクと震えながら目を上に向かせた。

  マズルを開くと大量の唾液が滴り落ちる。ポルカのズボンをべっとりと濡らし…逸物の存在を

  より際立たせる。

  ズボンのウエスト部分を咥えると、そのままずらして…

  「ぁ”ぁ“っ、ぁ”っ、ぁ“っ、ぁ”ぁ“はぁ”っ…❤︎へっ、へっ、へっ、へっ、へっ…❤︎」

  べちん、とレグナのマズルを叩く逸物は、一般的なヒューマンの逸物の大きさと硬さ。彼の肉体には少々小さいかもしれない。が、それでも、今のレグナにはたまらない、馳走に見える。

  まるで本物の犬のように舌をはみ出させ何度も息を吐き…レグナはねだるような視線をポルカに送った。

  「レグナさん…ぼく…は…」

  「あぁ、ポルカぁ…❤︎いいぞ、いいんだぞぉ❤︎俺のおマンコいっぱいつかってびゅうびゅう種注いでもぉ❤︎いや、そそいでくれぇ❤︎俺、俺のおマンコつかっ、つかってくれぇっ❤︎」

  ずるずると地面に力なく落ちていくポルカの肉体に跨り、レグナは自らの陰唇をポルカの逸物に擦り付ける。圧倒的に詰まった肉は、指とは比べものにならない程、心地よく…ぶしゅ、ぶしゅぅ、と潮を幾度となく噴きださせる。

  身じろぎ一つ出来なくなったポルカを見下ろし…レグナは腰を浮かせた。

  ポルカの逸物を掴み、天を衝くよう固定すると。そこに陰唇を近づける。

  「いっかい、一回だけ、一回だけっ❤︎だからっ、お“っ、ぉ”ぉ“っ…ぁ”っ…」

  ずぶ…ずぶ、ずぶぅっ…ずぼぉっ!

  「がひっ…」

  ぶちんっ!

  「ひっぎぃ”ぃ“ぃ”ぃ“ぃ”ぃ“❤︎❤︎」

  鈍器で頭を殴られたような。暴力的で、直接的で、凶悪な快楽に。

  レグナは断末魔をあげながら…意識を断絶させる。

  次に自分の意識を取り戻した時。

  「い“っ、ぁ“っ、がっ…ぁ”ぁ“っ…はぁ”っ…んぁ“ぁ”ぁ“ぁ”っ❤︎」

  たぷたぷと自分の中で精液が波打つのがわかった。ポルカの腹に両手を置き、腰を、全身を上下に動かし…逸物に奉仕している。

  「レグナさんっ、ほんと淫乱ですねっ!そんなにおマンコ気持ちいいですかっ!?」

  そして奉仕されているポルカは、今までレグナが見たことの無い雄の顔をしている。すでに何度か絶頂に達しているようであり彼の全身は自らが出したであろう精液とレグナが迸らせたであろう潮に塗れていた。

  意識を断絶させながら。しかし本能は、肉体は。逸物から与えられる快楽に酔いしれていたようだ。

  「ぁ“っ、ぁ”ぁ“っ、んぉ”ぉ“っ❤︎」

  意識を取り戻しているというのに、レグナは腰を振り、逸物の与える快楽に酔い続ける。

  ごりゅごりゅ、膣壁をなぞり、押し上げ、襞が捲り上がるととても逸物では得られない快楽が背中を駆け抜け思考を溶かす。

  止めようという意識は微塵も出てこず…

  「もっとっ、もっどぉ”っ❤︎ぁ“っ、ぁ”ぁ“っ、ぁ”っ、ぁ“はぁ“ぁ“っ❤︎」

  自分でも分かるほどはっきりと表情を崩し、舌をはみ出させ、レグナは喘ぎ声を上げた。

  この快楽を貪る以外に、思考が回らない。もっと、もっと、もっと。

  きゅっ、きゅっ、と膣を締め付けると逸物が跳ねて、しゃくれ上がって。

  「ぐぁ”っ!?射精しますッ!中にッ!ぐぅぅぅっ!!!がぁぁ“っ!!」

  ポルカの、今まで聞いたことのない叫びに。レグナは尻尾を激しく振ると中で逸物が膨らむのを感じ取る。あぁ、くる、くる…

  …びゅうううっ❤︎びゅっ、びゅぅっ❤︎びゅるぅっ、びゅびゅぅっ❤︎

  「んひぃ”ぃ“ぃ”っ❤︎ァ“ォ”ォ“ォ”ォ“ォ”ンッ❤︎」

  レグナは背筋を仰け反らせ…天にも昇るような。何もかもが霞むような。

  そんな快楽に、溺れていく。

  [newpage]

  一度だけ。そう、たった一度だけ。それだけで終わりにする。

  「はぁっ…はぁっ…」

  そう固く誓い。ポルカもまたそれを知っているから。レグナが知られたくないのを

  知っているから。他の団員にはバレていない。

  だが。

  「すぅぅぅっ…んふぅぅぅぅっ…はぁぁぁぁぁっ…」

  夜中過ぎ。レグナは自らのマズルに布を押し当てながら大きく鼻で息を吸い込み、陰核をこりこりと摘む。

  ぶしゅぅっ、と粘液が地面に滴り落ちるとレグナは恍惚の表情を浮かべた。

  体は、どうしようもなく疼く。

  布-他の団員の身につけていた下着だ。雄の強い臭い。汗の臭い。悪臭にもなりえるそれは、今のレグナにとって何にも勝る恍惚の香り。

  ドワーフの臭いはヒューマンやエルフよりも濃い。野性味に溢れている。獣人よりも土の臭い。

  小さいながら引き締まり膨らみはち切れんばかりの筋肉に覆われた肉体。

  逸物は長さほどそれまででもないが、太く血管がいくつも浮かび…

  「んはぁぁ“っ…❤︎」

  過去に水浴びをした際に見たドワーフの肉体を思い出しながら。下着から雄の臭いを吸い込み、レグナはうっとりと息を吐く。

  あの逸物にかき混ぜられたら、どれだけの快楽だろう。ヒューマンの逸物よりも奥には届かないだろうが、圧倒的な密度でもって膣壁を圧迫してくれるだろう。それはどれだけの快楽になるのだろう。

  自分が犯される想像をしながら、陰核を摘まみ、くりくりと捻り…時折指で陰唇をなぞり、つき入れる。

  「ぉ”ぉ“っ…ぁ”ぁ”っ…ぁ“はぁっ…❤︎ん“ぅ”ぅ“っ…❤︎」

  日に日に強くなる疼き。侵食されていく思考。

  戦いで得られる充足感や、高揚。

  それよりも、この快楽は、背徳は。得難いものでは、無いのではないだろうか。

  「ぁ“っ、はぁ”ぁ“んっ❤︎」

  ぶしゅぅ、ぶしゅぅっ❤︎

  噴き出した潮が地面を、レグナの指を濡らして。

  …レグナは。

  [newpage]

  探索依頼も終わった。

  酒場にて。

  「レグナさん?」

  「あぁ…ポルカ…俺…おれぁ…だめだ…もう…❤︎」

  レグナの蕩けた声に、ポルカは口を紡ぐ。だがその股間は、しっかりと膨らみ…びくっ、びくっ、と震える。

  雌を前にした、雄のように。

  「みんなぁ、ちょぉっとばかし聞いて欲しいことがあんだけどよぉ…」

  「なんだ、どうした、レグ…ナ…?」

  するすると衣服を脱ぎ始めるレグナにドワーフは絶句するとごくり、と唾を飲み込んだ。

  レグナから漂う色気。香り。彼の放つ…雌のフェロモン。それらを感じ取ったからだ。

  他の雄も同様に。そして股間を膨らましていく。それをみたレグナはぺろり、と舌なめずりをすると衣服を全て脱ぎ払った。

  貸し切っているおかげで誰もいない、本来踊り子達が舞うはずのステージに上がる。

  大股を開き、そして。

  もわぁ、と。甘い香りの漂う股間へ両手を伸ばし。

  ぐぱぁ、と陰唇を拡げる。涎を垂らすが如く。粘液が滴り落ちる。

  賑やかだったはずの酒場が静寂に包まれ。レグナに視線が集まった。

  視線に犯される、というのをレグナは初めて味わう。こんなに、こんなにも。快楽に満ち溢れているのだと。知ってしまった。

  「俺のぉ…おマンコぉ…つか、ふへっ、ふへへっ、使ってくれよぉ…❤︎チンポ突っ込ん…でぇ…ひっ、ひひっ…❤︎種、種…そそっ、注いっ…じゅるっ、んはぁっ…❤︎くれよぉ…❤︎」

  どろどろと垂れ落ちる粘液。震える体に淫靡な言葉。視線。

  膨らんだ乳首からびゅるっ、と白い液体。甘い香り。花のように。甘い甘い。雄を引き寄せる甘い香り。

  引き寄せられるように。まずはドワーフが。ピッチャーを机の上に置くとレグナに近寄り…前掛けを外す。

  「ふっ…ふふっ…ふふふふぅっ…❤︎」

  ぼろんっ、と勢いよく飛び出した逸物にレグナは引きつった笑みを浮かべた。飲み込みきれない唾液がだらだらと零れ、拡げた陰唇から糸を引く粘液が垂れていく。

  「いいのか…?レグナ…!」

  ドワーフの目が血走り、息が荒くなる。先走りがびゅるっ、びゅるっ、と勢いよく噴き出し、レグナの胸を熱く濡らした。

  こくこくとレグナは頷き、マズルでドワーフの逸物を撫でる。

  「あぁ、早く、早くぅ…❤︎チンポハメてくれよぉ…俺、我慢出来ねぇ…❤︎クロの極太チンポやべぇよぉ❤︎」

  ドワーフ―クロの逸物はレグナが言う通り、レグナの記憶と同じく。太い。凄まじい太さだ。あれを受け入れられるか。受け入れた時…

  はぁはぁと荒くなるレグナの呼吸が、クロの睾丸を撫でた。

  それが我慢の限界だったのだろう。クロはレグナを少々乱暴に押し倒した。ずがっ、と鈍い音。だがレグナはただただ濁った、淫靡な瞳でクロの逸物を見つめる。

  「よし、分かった。じゃあハメてやる。…というか、俺も我慢出来ねぇわ。何日か溜まってるし。」

  「あぁ、あぁ、いい、いいぞ、早く、早くっ❤︎」

  クロががっしりと腰を掴むと、レグナは尻尾をブンブンと振り期待にぞくぞくと背筋を震わせた。

  充分に濡れそぼった女性器は、もはや慣らすまでもないだろう。逸物を宛がい。

  ず…ぼぉっ!

  「ひぎっ…い”っ…ぃ”ぃ”っ❤︎❤︎」

  ただ挿入されただけで。レグナは目をぐるんっ、と上に向かせると陸に打ち上げられた魚の様に全身を跳ねさせる。

  結合部から大量の粘液が溢れ出し、ステージを濡らして。クロはぉぉ…と感嘆の声を上げた。

  「すげぇ…すげぇなレグナ…お前のマンコ…!めっちゃ気持ちいい…!」

  「ぉ”っ、ぉ”っ、ぉ”ぉ”っ…❤︎ぉぁ”っ…❤︎ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ッ❤︎❤︎」

  感想を漏らすと同時に。クロは腰を一気に振り始めた。

  圧迫された膣壁はクロの逸物を扱き、締め付け…襞が絡みつき。

  「ぉ”ぉ”ぉ”!!いいっ、いいぞぉ!レグナぁ!!」

  浮かび上がった血管が傍目に見えるほど激しく脈動し、さらに逸物が膨らみあがって。

  一度抜き差しをしただけで、ごぼりと粘液と潮が混ざった液体が泡立ち、擦れ…更に潤滑を良くする。

  そうすれば更に互いの快楽が、高まっていく。

  「ぉぉ”ぉ”ぉ”!!!」

  「ひぎぃ”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”っ❤︎❤︎」

  がづんがづんとレグナの腹から肉がぶつかる音。膨らむ腹。しかし苦痛の色は欠片もなく。ただただ快楽に啼き喘ぐ、淫らな雌。

  どごっ、ずどんっ、ぢゅどっ、ぢゅぶぅっ!

  「ぁ”んっ❤︎ぁ”っぁ”っ、ぁ”ぁ”はぁ”ぁ”っ❤︎❤︎」

  野太く、しかしどこまでも恍惚に満ちた声。クロの本能を。…いや、雄の本能を昂らせ、理性を崩していく。

  やがてステージにクロ以外の雄が群がり始めた。

  「レグナさんッ、俺の、俺のチンポ!」

  「おれも、俺も!」

  エルフのすらりとした長い逸物。そしてヒューマンの平均的な逸物。

  そのどちらも、今のレグナにとって蠱惑的で、甘美なものに見える。

  恥垢と汗と雄の臭いに鼻がひんまがりそうなのに、脳が下すのは恍惚と快楽。マズルに押し付けられ、先走りが鼻を覆っても。

  それでも、まだ、恍惚。

  口を開き、逸物を咥え込む。

  「んふぶぅぅっ❤︎❤︎ぶぉ”ぉ”ぉ”❤︎❤︎」

  「お、レグナ!お前口もマンコになっちまったのか!?チンポ咥えたらおマンコ締め付け良くなったぜ!」

  「ふぶぉ”❤︎ぉ”ぉ”っ❤︎❤︎」

  二本の逸物を咥え、しゃぶり、恥垢を溶かし、飲み干していく。喉奥を通り抜けていくとそれだけでレグナは何度も何度も達し、その度に潮を噴き出させる。性器と化した全身。

  雄が群がり、自分を犯す、優越感。

  ぶちゅぶちゅと汚らしい音がステージを満たし、雄達を更に昂らせ、どこまでも、どこまでも。

  「レグナッ、レグナぁ”っ!!」

  「ふぶっ、ふぶぅっ、んぶぅ”ぅ”ぅ”っ❤︎❤︎」

  クロの逸物から大量の先走りが膣を満たし、何度もしゃくれ上がり。クロの絶頂が近い事をレグナに伝える。

  咥えた逸物もまた、先走りを満たし口の中を満たす。

  熱く、生臭く、塩辛く…脳の奥がちりちりと灼けて。意識が飛びそうになる。飛びそうになる意識を何とか、必死に手繰り寄せ…

  絶頂へ誘うように。

  膣を締め付け。頬を窄ませ。一気に雄を天上へ。

  「ぐぁ”っ!射精ちまうっ…!射精すぞっ、レグナぁ!!ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!!!」

  クロの絶叫が響き渡り。そして。

  …どぶっ、ごぶっ、ごぼんっ、どぼっ、どぼぼぉっ!ぼびゅっ、ぼびゅるぅぅっ!!

  「ァ”ォ”ォ”ッ…ぉ”ぉ”ぉ”っ…ぉ”ん”っ…❤︎❤︎」

  「こっちもッ…」

  「射精るッ!!」

  びゅぐぅぅっ❤︎❤︎ぼびゅっ、ぼびゅっ、ぼびゅるぅぅっ❤︎❤︎

  膣を一気に満たしていく精液。顔を覆っていく精液。溺れていく。溺れていく。

  途方もない恍惚にレグナは頬を吊り上げ…何度も何度も。全身を痙攣させた。

  [newpage]

  「うっし!!今回も完璧だったな!」

  「どこが完璧だよ!ボロッボロじゃねぇか!」

  豪快に笑うレグナにびしぃっ、と鋭く突っ込みを入れるのはレグナと同じ、双剣使いの獣人。

  今回の依頼はサイクロプスの討伐。危なげなく…という訳でも無く、参加した全員、結構傷だらけである。

  「レグナさん、一歩間違えればあれ死んでましたよ?」

  と、心配そうに声をかけながら癒しの術を使うポルカに、あぁ、とレグナは頷いた。

  「俺もそう思う。いやー、生きてて良かったー!」

  「少しは俺達の盾、っていう認識を強めてもらいてぇんだけど。」

  「わりぃわりぃ、どうしても気分が昂っちまってな!やっぱ討伐依頼は燃える!」

  まるで少年の様に瞳を輝かせ、ぐっ、とガッツポーズ。

  …そして。

  「…燃えたついでによぉ。」

  レグナはにやぁ、と笑みを浮かべる。その笑みが意味する事を、彼らは知っている。

  「いいぜ、外でヤるもの燃えるよな。」

  「昂って昂って…ふっ、ふふぅっ…❤︎」

  盾を下ろし。下着を下ろし。

  既にぐちょぐちょに濡れ。群れた陰唇から淫靡な香りが周囲に立ち込める。

  「チンポハメてくれよぉ❤︎今度、今度こそ孕むんだぁ❤︎」

  彼らの冒険は。宴は。続く。

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