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カントボーイ戦士がウェアウルフに孕まされるだけの話

  敗北した戦士は戦士と言えるのだろうか。

  傷付いた全身を地面に横たえながら白髪の男は空を仰ぎ自らの最期を悟る。

  隆起した腕の筋肉も。大きく膨らんだ豊満な胸板も。鉄板を仕込んだように、綺麗に割れた腹も。丸太のような太腿も。

  全ては死の前には無意味で。死ぬことはそこまで怖くない。それ以上に何も遺せなかった。その未練だけが彼を苛む。

  家族はとうの昔に捨てた。妻も子も、もう今は自分など覚えていないだろう。それでいいと思っていた。

  しかし死を前に、思い出してしまった。

  共に戦った戦士たちは、先程鴉の群れに啄まれていた。自分以外、全て。あぁ、自分もそこに混ざれればよかったのに。

  目の前が暗くなっていく。鼓動が小さく弱くなっていく。音が聞こえなくなってくる。あぁ、寒いな。

  「ふむ。まだ生きておったか。」

  聞こえなくなる耳が聞き取ったのは、枯れたような、老人の声だった。

  誰だ。…誰でもいいか。どうせ、自分はこれから死ぬのだから。誰であろうと最期を看取られる。それで良しとしよう。

  瞼が重い。眠気というには余りにも暗く、寒い。しかし抗う事ももう出来ない。彼は目を閉じた。

  [newpage]

  呼吸する。死後の世界だろうか。血の臭いと獣の臭いが遠くから漂う。遠吠えが聞こえる。生ぬるい風が肌に触れる。

  彼は重い瞼を開いた。…最期に見た空と、違う色。夜の闇。木々の間にぽっかりと浮かぶのは金色の月。まぁるいまぁるい。妖しく光る、月。

  体を起こす。死後の世界ではないようだ。ならば自分は何故生きている?

  頭が酷くぼう、とする。手で頭を抑え、かぶりを振る。全身についていた傷は、全身に走っていた痛みが。

  今はほとんどない。何があったのか。何が起きたのか。何をすればいいのか。何も分からない。

  混乱し続ける頭を整理するべく得られる情報から少しずつ整理していく。

  まず自分は生きている事。これは確かだろう。身に着けているものは何一つなく、生まれたままの姿だ。

  森の中。しっとりと濡れた地面。土の臭い。木の臭い。…鉄の臭いに獣の臭い。

  ゥゥゥゥゥ…

  グゥゥゥ…!

  獣の唸り声が聞こえる。ぞくり、と背筋に冷たい物が走った。一つや二つではない。いくつも唸り声。

  鉄―血の臭い。獣の臭い。

  生きているが、限りなく自分は死に近い様だ。視線を鋭くすると彼は周辺を見渡す。

  鋭く、金色に光る相貌の光。知っている。獣の瞳だ。それもとびきり飢えた獣。

  助かる術はほぼ無いだろう。獣に丸腰で立ち向かえるほど人と言うのは強くない。

  それでもこのままむざむざと喰われる訳にも行くまい。

  彼はふぅっ、と呼吸をすると地面に手を突き立ち上がった。

  生ぬるい風が彼の体を撫でる。空気が動く。金色の相貌が、いくつも浮かび上がり、彼を囲み。

  ォォォォォォォンッ!!!

  遠吠えが一つ。

  がさがさっ、と木々の間で茂みがざわめく。来るか。

  木々の隙間を縫うように現れた獣。それは。

  「ッ…ウェアッ…ウルフ…!!」

  獣であり、獣でない。…魔物、という方が正しいだろう。

  茶色の毛並みに紅い斑点をいくつも作り。人の体に狼の頭。強靭な肉体は人の天敵。

  ウェアウルフが数体。彼に飛び掛かる。

  毛むくじゃらの腕が振り下ろされるのが見えた。

  「ッ…」

  刹那の瞬間。死ぬ間際。人は全ての時間の流れが止まって見えるという。

  今まさに彼はそれを味わっていた。

  ウェアウルフの瞳が物語る狂気と狂喜。血の渇望。欲求。

  振り下ろされる腕は彼の太腿以上に太く、毛並みから分かるほど筋肉が隆起している。

  鋼のような胸板に、鉄板を思わせる腹。天然の鎧のようで、美しさすら感じてしまった。

  大きく開いた口に見えるのはぎらりと鋭く光を放つ牙。泥のような唾液。

  死んだ。確信する。自分はもう数コンマ秒後、死んでいる。自分が死んだという認識が出来るだろうか。

  痛いのには慣れているが、死ぬのは初めてだ。どれほどの物だろう。

  死ぬ直前というのはここまで思考できるのか。ウェアウルフの腕が彼の肩に迫る。

  毛並みが触れた。硬い肉球が触れた。

  体が天を向く。爪が…

  突き立てられず。彼の体は地面へ倒れ込んだ。

  ずがんっ、と彼の体は音を立てる。咄嗟の内に。無意識に彼は頭だけ浮かせ、意識を保つことが出来た。

  グゥゥゥゥゥッ…!!

  ウェアウルフは狂喜を瞳に宿したまま、彼の顔を舐めた。

  ぞくりと寒気が走る。泥のような唾液が顔にべっとりと染み付いた。むせ返りそうなほど濃い獣の臭いに彼は顔をしかめる。ウェアウルフは何をしている?

  暴れようにもウェアウルフの体が彼の体を地面へ押さえつけ、身じろぎ一つ出来ない。

  周りを同じようにウェアウルフに囲まれ、まじまじと眺められる。

  気味が悪い。どうなる?ただ喰われるだけでなく、苦悶の内に?

  ゆっくり身を裂かれる?

  ウェアウルフの手が彼の体に触れた。ぐっ、と目を瞑る。

  想像する鋭い痛みに覚悟を決める彼だったが…与えられるのは違う衝撃。

  ずちゅ。

  「ッ!?!?!?」

  粘液の音。そして今まで味わったことの無いおぞましい感触に彼は全身を跳ねさせた。

  ずちゅずちゅと音は止まらない。そして走り抜ける感覚も大きくなる。

  雄穴を弄り回した時に似ているが、違う。もっと直接的で暴力的な感覚。

  彼は恐る恐る目を開ける。…ウェアウルフはにぃ、と笑いながら。彼の体をまさぐり続ける。

  「ッ、ぁ”っ、んぁ”っ?!」

  ウェアウルフが中心的にまさぐっているのは…彼の股間。

  そしてそこに。あるはずのものが無く、無い筈のものがある。

  逸物が無く…女性器がそこにあった。女性器しかそこには無い。

  何故?どうして?そして彼らは、ウェアウルフは何をしようとしている?自分の体はいったいどうなっている?

  思考が纏まらない。混乱する。ウェアウルフの野太い指が大陰唇を弄り。そしてずぶ、と先端を挿入して。

  「がっ…!!」

  彼は無理矢理陰唇を拡げ侵入してきた異物に激痛を覚え、歯が割れんばかりに食い縛り全身を仰け反らせた。

  ぶしゅう、と液体が噴き出す音が体内を通じて耳に、頭に直接響き渡る。

  何度か抽送を繰り返すウェアウルフ。その度に彼の体はびぐびぐと跳ね、ウェアウルフの肉体に肉をぶつける。

  愉快そうに。おぞましく。ウェアウルフは嗤いながら彼の体をまさぐった。

  侵入してきた異物を排除するためか。それとも受け入れる準備を体が整え始めているのか。

  彼の秘部から徐々に粘液が分泌され始める。尻を、太腿を濡らすほど溢れ出し、どこか甘い臭いを立てた。

  「んぐぅ”っ、ぁ”っ、がっ、はっ、はぁっ、んぁ”っ!」

  地面に爪を立て、彼は襲い来る痛みと屈辱と恐怖に耐えている。壊れてしまいそうなほどの感情。

  涙が自然と溢れ出し、彼の視界を覆う。同時に絶望が頭を覆い。

  死地に居た彼ですら。今までこのような恐怖と絶望を味わった事が無い。

  悦びに表情を歪めるウェアウルフ達に囲まれ。雄と獣と血の臭いが一杯に充満する。

  苦痛から上げていた呻き声すら上げる事が出来なくなった。喉が枯れてしまったか、それとも絶望のあまり体が諦めてしまったか。

  彼の体も、必要以上に暴れまわることが無くなった。びぐっ、びぐっ、と反射のように跳ねるだけ。

  指でたっぷりと秘部を弄り回すと彼にのしかかっていたウェアウルフが体を起こした。

  「っはぁっ…!」

  そこで彼は思い出したように大きく息を吸い込む。圧迫されていたせいで呼吸が上手く出来ていなかったのだろう。

  呼吸を必死に整える。体を動かそうと試みるが…手足の先が痺れ。膝が恐怖から笑い。立ち上がる事も、はいずる事も出来ない。

  大きく開脚し、股間を晒しだす。ぶしゅぶしゅと秘部から繰り返し粘液が噴き出し地面を濡らす。

  ウェアウルフ達は彼を彼の痴態を見下ろしながら。毛むくじゃらの股間からむくり、と一つの器官を垣間見せる。

  ずろろ、ずろぉっ…!

  「んなっ…!?」

  粘液質な音と共に。一つの器官は大きさを増していく。それはウェアウルフの生殖器。

  人のモノより遥かに太く、長く、グロテスクな逸物。雁首などはなく、すらりとした竿。根元にあるのは睾丸ではなく…瘤、だろうか。

  雄の臭いと獣の臭いが強くなる。

  グゥゥゥゥッ…!

  ォォォォンッ!

  ウェアウルフの歓喜の遠吠え。昂りを隠そうともしない、恐ろしい声。彼はがくがくと震えながら必死に震える手足を動かそうと試みる。

  無駄なあがきだと分かっていても。何もせずにいられない。四つん這いになりながら、ずりずりと少しずつでも逃げようと。動く。

  だが。

  ォォォォンッ!!

  最初に彼にのしかかっていたウェアウルフが満月に遠吠えをすると。尻を突き出す形になっていた彼に覆いかぶさった。

  ずんっ、とウェアウルフの肉体が彼にのしかかる。先程までと違い、ウェアウルフの肉体は瞳の端でしか見えない。

  だが、だからこそ。ウェアウルフの滾る欲望。硬くそびえる逸物。その存在が分かってしまう。

  尻に触れ、そのまま秘部へ向かう。

  焦らす事もせず。ウェアウルフは大陰唇に逸物を宛がうと。

  泥のような唾液を彼の肩に降りかけながら。

  ずんっ!

  「ぎっ…がぁっ…ぐあぁぁぁぁっ!!!」

  彼は秘部を切り裂く肉の感触に絶叫を上げた。ぶぢぶぢと粘膜が千切れるような音。腕を剣で斬られた時よりも激しい激痛。

  想像を絶する痛みに。耐え切れない。絶叫を上げなければ死んでしまう。枯れてしまった喉で彼は必死に叫んだ。

  ウェアウルフの逸物はあっという間に彼の膣を満たし、更に奥まで突き進む。

  涙と鼻水と唾液で顔をぐちゃぐちゃにしながら彼は我武者羅に叫んだ。しかしそれはウェアウルフの興奮を更に昂らせることにしかならない。

  グゥゥゥゥッ!!

  ウェアウルフは唸り、彼を地面に押し付けると激しく腰を動かし始める。

  ずぢゅんっ、ずぢゅんっと肉がぶつかる。全身が引きちぎれてしまうのではないかと錯覚するほどの激痛が彼の体内を駆け巡った。

  「あがぁぐぁぁぁ”!!!」

  膣を掻き毟られ、突かれる。ウェアウルフの逸物が膣から引きずり出されると大量の透明な液体と混ざって血液が溢れ出す。

  膣全体が自然と締まり、ウェアウルフの逸物を吸い上げた。蠢き、全体を撫で回すように。

  ウェアウルフはその彼の膣に気を良くしたのか、グルルル、と唸り更に腰を強く振る。

  「あ”っ、ぁ”ぁ”っ!いぎっ、がぁっ、がっ…!」

  彼は首を滅茶苦茶に振り、もがく。秘部を犯される激痛に、そして少しずつ湧き上がる雄として感じたことの無い「何か」から逃れるために。

  ウェアウルフの乱雑で激しい抽送は止まらない。肉同士がぶつかり合う。ウェアウルフの腹と彼の尻がぶつかり、びだんっ、と音を断続的に立てる。

  「ぉ”っ、ぁ”っ、あっ、ぁ”っ!!」

  グゥゥゥゥッ!

  四つん這いになる事すら困難になり、上半身だけを地面に倒す。腰はウェアウルフの逸物によってのみ支えられる形になり…さらにウェアウルフの逸物を奥まで咥え込む事となり。

  逸物の形に腹が膨らむ。びくんびくんとその形が震えた。

  「ぉ”っ、ぁ”ぁ”っ、やっ、やめっ、むっ、ぁ”っ!」

  びゅるぅ、と先走りが膣を満たす感触。彼は背筋に冷たさを感じながら悲鳴を上げる事しか出来ない。

  雄として分かる。あの瞬間が近付いているのだと。もし自分の女性器がちゃんと機能を果たすなら。

  いやだ、嫌だ。このままでは。

  「やめっ、ぁ”っ、ぁぁ”っ!?」

  グゥゥゥゥッ!!

  ウェアウルフは更に体重をかけ、彼を押しつぶさんばかりに圧迫する。腰の動きは更に速まり、彼の膣内全てに逸物を挿入したと思えば、抜き取り引きずり出す。

  ぞくっ、ぞくっ、と寒気が走って。そして。

  ォォォォォンッ!!!

  …ぶびゅぅぅっ!びゅるるるうぅぅっ!びゅぐぅっ!びゅるるびゅっ、びゅぅぅっ!

  「ぁ”っ…!やっ…!」

  彼の膣に。秘部に種が注ぎ込まれる。人のモノに比べ少し薄いだろうか。しかしその分量は凄まじい。

  あっという間に膣を満たしたと思えば結合部の隙間からびゅるびゅると噴水のように精液が噴き出す。

  それを抑えるためだろう。ウェアウルフの根元の瘤がごりっ、ごりっ、と音を立てながら彼の膣へ突き進んでいく。

  「いぎひぃぃっ!!?がっ、やっ、がぁぁぁぁっ!!?」

  びゅぅぅぅびゅるるうぅっ、びゅるるうぅっ

  際限なく注ぎ込まれる精液に続き、竿に比べ太い瘤が膣に入り込むとそこで膨らむ。

  彼は目を上に向かせると口から泡を噴いた。脳でもはや理解できない。痛みなのか、恐怖なのか、絶望なのか。それとも。

  瘤がすっかり入りきるとウェアウルフはふぅふぅと息を吐きながら、しかし彼に体重を載せたまま時折腰を回す。

  「ぉ”ぁ”っ…!」

  丹念に膣壁を抉られ、子宮への道が開く。腹の奥の奥まで種が入り込む。

  射精は終わらない。がっちりと結合したまま、ウェアウルフは陶酔する。

  ぼたぼたと地面に垂れる精液が強い臭いを放ち…周りにいるウェアウルフ達は我慢の限界、と言わんばかりに。

  彼の顔に逸物を近付けた。

  「ぉ”っ、やっ、むっ、ぁ”っ…むぐぅっ!?」

  一匹のウェアウルフが彼の頭を掴み上げると乱雑に逸物を口に捻じ込んだ。鼻で嗅ぐよりも強烈な雄の臭いと獣の味に彼は吐き気を催す。

  しかしそれを吐き出す事は許されず。ウェアウルフは腰を振り始めた。

  意識がもうろうとする。呼吸も出来ず、膣を、子宮を精液が満たしていく。

  種一つ一つが動き回っているようだ。奥へ奥へ進む。

  彼の周りを囲んでいるウェアウルフは己の逸物を扱き、彼へ逸物を向けた。

  魔物でも自慰をするのか。

  …びゅぅぅっ!びゅるるぅっ、びゅぅっ、びゅるるるるぅっ、びゅっ、びゅうぅっ!

  熱い精液が彼に降り注ぐ。もう、何も分からない。体が熱い。彼に降りかかった種汁。

  口にも同時に。

  びゅうぅぅっ、びゅるるるぅっ、びゅぅっ!

  種汁が注ぎ込まれる。飲み込まざるを得ず、ごくごくと飲み干す。口の端から零れて地面を濡らした。

  地面はもうウェアウルフ達のだした種汁と彼自身の出した潮と粘液で水溜りが出来て。

  未だに膣を、子宮を満たす新鮮な種汁。

  びゅううぅっ♥びゅるるぅっ♥びゅううううぅっ♥

  ウェアウルフは尻尾を彼の太腿に絡め、変わらず肉体を押し付ける。

  射精が終わるまで、後どれだけかかるのだろう。腹を満たしていく精液の感触に、彼は意識を喪った。

  [newpage]

  目を覚ます。

  全身は精液に塗れ。夢では無かったのだ。彼は起き上がるや否や。ここがどこか理解する事も出来ず。その前に。

  「いやだっ、孕みたくッ、ないっ…魔物の仔なんてっ…!」

  膣へ指を伸ばし、大陰唇を拡げる。ごぼんっ、とダムが決壊したように大量の精液が零れた。

  指を入れて掻きだしてみても。

  「ぁ”っ、んぁ”っ、ぁ”っ、んんぅっ…!」

  奥まで届かない。膣を一杯に満たし、ぎゅうぎゅうに圧迫された精液がごぼんっ、ごぼんっ、と次々零れて。

  ぞくっ、と背筋に稲妻が走る。それでも指を止められない。止めたくない。

  このままでは…

  そこで彼は一つの事実に気が付いた。…掻きだした精液が。

  「ひっ…?!」

  ぶるぶると意志を持っているように動き回っている。僅かに、少しずつ、ではあるが。

  スライムを思わせるほどゆっくり。それは、すなわち。

  「はらっ…むっ…嫌だッ…!!」

  膣の奥まで入り込んだ精液。種汁。まだ生きている。動いている。必死に掻きだして、掻きだして…

  ゥゥゥゥッ…!!

  唸り声。顔を上げると…ウェアウルフが不機嫌そうに鼻面に皴を寄せていた。手に持っている肉塊を投げ捨てると、ウェアウルフは彼に飛び掛かる。

  鉄の臭いと獣の臭いが彼の鼻を突き。体を撫でる。彼は本能からびくんっ、と体を硬直させた。

  まるで蛇に睨まれた蛙のように。ウェアウルフは彼が動かなくなった事を確認すると皴を寄せながら彼を少々乱暴に押し倒した。

  仰向けからうつ伏せへ。…交尾の体勢へ変えると。

  ずんっ!

  「がぁぁぁっ!!!やだっ、やめっ、孕みたくッ、孕みたくないッ!やめっ、止めろォォッ!!!」

  ガァァァァァァ!!!

  彼の絶叫は薄暗い―洞窟の。ウェアウルフの住処に響き渡る。

  挿入された逸物に秘部は大量の潮を噴き出させ、応えた。抵抗は無意味。ならこの苦痛を少しでも和らげるため。

  ウェアウルフが腰を動かして。

  「あ”っ、ぁ”っ、ぁぁ”っ…?」

  逸物が彼の膣を圧迫する。彼の声に疑問が混ざった。

  痛みと一緒に感じているこれは?そして考えるだけのリソースが裂ける?

  ずちゅずちゅと逸物の抽送が繰り返される。膣が、秘部が締まり、逸物を撫で上げる。

  子宮の奥がきゅんきゅんと切なく疼き、熱くなる。

  まさかこれは…

  「かんじっ…てっ…ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ…?」

  呟きは、ウェアウルフの遠吠えと肉の音にかき消される。のしかかる痛みと圧迫感に、僅かな安堵感。

  どくんどくんと激しく脈打つウェアウルフの鼓動が体に溶けて染み込んでいく。

  「あ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ…」

  苦痛を和らげるために上げていた声が洞窟内に響いて自分の耳に届く。苦痛だけではない色が混ざった。

  違う違う違う

  グゥゥゥッ。

  ウェアウルフは彼の首筋にマズルを寄せると口を開いた。どろりと紅と混ざった唾液が首を撫で。ぺろりと舌で舐められる。

  ぞくぞくと寒気と…確実な。快楽。

  「いやっ…だっ…ぁ”っ…!」

  ウェアウルフの吐息が熱く体を火照らせる。脳で否定しても、体は従順なようだ。

  自分から尻を押し付けてしまう。ぞくっ、ぞくっ、と断続的に稲妻が背中を駆け巡る。

  膣が活発に動き、陰唇が締まる。陰茎はぴんとそそり立ちぴくぴくと細かく揺れる。

  心地よく締め付ける膣にウェアウルフは激しいばかりだった腰の動きを緩めた。緩急をつけ、膣壁をなぞる。

  すらりとした逸物は抵抗感なく、襞を一つ一つ丹念になぞり上げて。

  「ひゃっ、ぁ”っ、んぁ”っ…」

  彼の瞳に涙をにじませる。苦痛でも無い。屈辱でもない。これは。

  嫌だ。嫌だ。このままでは。

  「やめっ…でっ…ぐれぇっ…」

  涙と鼻水を流し、彼は振り返るとウェアウルフに懇願する。もしこのまま、魔物に精を注ぎ込まれれば。

  きゅんきゅんと子宮が激しく疼く。膣が活発に蠢きじゅるじゅると逸物を吸い上げる。

  グゥゥゥゥッ…!

  ウェアウルフは彼のその懇願に。表情に。全身の毛を逆立てた。怒りなどではない。目の前の雌を…

  孕ませる。悦びに。

  ォォォォンッ!!

  ぶるり、と腰を震わせると前後に腰を動かし始めた。しかしそこに初めて彼を犯した時の激しさは無い。

  だがゆるりと確実に。先に注ぎ込んだ種汁を更に奥まで押し込めるように。

  「ぁ”っ!やめっ…!だぁ”っ!!」

  びくんびくんとウェアウルフの逸物が跳ねるのが分かる。あの熱が体を貫くのが分かる。

  逃げ出そうと試みる事ももはやできず。彼は啼き。…がくんっ、と全身から力が抜けた。

  きゅううっ、と強く陰唇が。膣が。子宮が締まる。はっきりとウェアウルフの逸物が腹に映し出され。

  ォォォォォンッ!!!

  びゅうううぅっ♥びゅうっ、びゅっ、びゅるるぅっ♥びゅぶびゅぅぅっ♥

  「ぁ”っ…ぁ”ぁ”っ…はぁ”っ…」

  注ぎ込まれる。熱い種が。大量の種が。放出される。中に解き放たれる。

  このままいけば…いやだいやだいや

  ずるずると奥へ突き進んでくる。分かる。子宮口を拡げた。卵管を通り抜ける。たどり着くのは。

  「はぁ”っ…ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”んぁ”ぁ”ッ♥」

  びぐんっ、と彼はウェアウルフの下で体を跳ねさせた。びぐびぐと震え、痙攣し、ウェアウルフの逸物をぎゅうううっ、と強く強く締め付ける。

  明らかに違う。膣や子宮を満たした種と違う。奥へ奥へ進んで、たどり着いた。これは。

  「はらっ、はらんだっ、ぁ”っ、んぁ”ぁ”っ♥あはぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ッ♥♥♥」

  目を上に向かせ。全身に駆け巡る稲妻に酔いしれる。多幸感が脳から溢れ出し、彼を破顔させる。

  魔物の仔を孕んだ。孕んでしまった。そしてそれに幸福を。恍惚を見出してしまった。

  その背徳が、恍惚を更に後押しする。舌をはみ出させ、涙を流す。

  ぶしゅぶしゅと秘部から大量の潮が、粘液が噴き出して。がくがくと膝が笑い。

  ぷつん、と何かが切れたような音が聞こえた。

  ウェアウルフは逸物を挿入したまま。マズルで彼の首筋を撫で回した。

  [newpage]

  びゅううぅっ、びゅうるるるぅっ♥

  「ぁ”っ、あはぁ”っ♥」

  彼は大きく膨れ上がった腹で。しかしその膣にウェアウルフの逸物を受け入れると悦び。種を注がれて啼く。

  数日で腹は膨らみ、今にも産まれそうだ。どくんどくんと腹に仔の腕や脚が浮かび上がる。

  自分の膣から抜かれた逸物を差し出され、迷うことなく咥え込むと頬を凹ませ、口が顔から離れてしまうのでは無いかと思うほど。じゅぼんじゅぼんとまるでバキュームの様に強く強く吸いあげる。

  ウェアウルフの尻に手を回し、指で撫で回す。肛門の周辺をなぞり回し、口の逸物に舌を這わせる。

  ガゥゥゥッ!

  びゅぅぅぅ♥びゅるるるぅっ♥

  「あぶっ、んぶぅぅ♥♥♥んぐっ、ごぶぅっ、んぐぅ”♥」

  注ぎ込まれた種汁を飲み干す。凄まじい量にもかかわらず彼はそれを事も無げに飲み干す。ぶしゅううっ、と膣から大量の潮を噴いて。

  中に出された種汁を少し溢して。

  ウェアウルフ達に囲まれ。軽々と体を持ち上げられる。ウェアウルフにサンドイッチされた。

  分厚い肉に挟まれる。ドクンドクンと同時に、異なる鼓動が体を通った。

  膣に。雄穴に。逸物を宛がわれ。

  「はーっ、はーっ♥」

  期待に息を荒げる。

  ずぶんっ!

  「あはぁ”ぁ”ぁ”ぁ”っぁ”ぁ”♥」

  まずは膣に逸物を捻じ込まれた。犯され始めた当初は逸物を受け入れるだけでも相当な圧迫感があり相当苦しかったのだが…

  今は難なく受け入れ、じゅるじゅる貪欲に心地よく吸い上げるにまで至った。

  挿入したウェアウルフはフゥゥゥッ、と荒めの息を吐くと肉の塊を咀嚼し、彼の唇を貪る。

  口移しで肉を分け与えられ、彼は快楽に目じりを下げながらそれを受け入れた。鉄の味。生臭い。獣の味。受け入れる。受け入れる。

  腹の仔に栄養が足りなくなってしまう。彼らの種汁だけでは足りない。

  何の肉かなんて、考える必要などない。ただ栄養を貪る。唇を貪る。口移しの際に舌が触れて、絡ませ合う。

  ゆるゆると腰を動かし始める。

  ずんっ。

  「んぶぅっ…♥」

  口を塞がれながら雄穴に逸物を挿入され。彼は破顔する。両方の穴を塞がれ、腹の中で逸物が擦れ合う。

  肉の膜を破られるのではないか。そう思ってしまうほど。

  雄穴を犯すウェアウルフは頬を吊り上げ、体を押し付けてきた。サンドイッチ状態のお陰で全身がくまなく圧迫される。

  筋肉の塊が熱く。彼の頑強な肉体ですら子供っぽく、華奢に見えるほど。乳首からびゅるりっ、と白い液体が噴き出した。

  腰をゆるりと動かす。

  ずごんずごんと逸物が抽送を繰り返す音。粘液が滴り、彼の秘部から大量の潮が噴き出す。

  「ぁ”っ、んぶぁっ、あぁ”ぁ”ッ♥♥♥んぉぉぉぉ♥♥♥」

  両腕をだらん、と力なく垂らし、それでも彼は心地よさそうに、快楽に耽る。びぐんっ、びぐんっ、と全身を痙攣させる。

  膣を、雄穴を蹂躙する逸物が震えて。

  きゅっ、と締め付ける。逸物に走る血管から鼓動が感じられる。一瞬根元が膨らんで。

  びゅうううぅっ♥びゅるるっ、びゅぅぅっびゅるるぅぅぅ♥

  膣に新たな種が注ぎ込まれる。膣を、子宮を、卵管を、卵巣を満たし。新たに出来ていた卵に種が飛び込む。

  「ぁ”っ♥ぁ”っ♥ぁ”っ♥ぁ”っ♥ぉ”ぉ”ぉ”んっ♥」

  大量の熱に。種に。彼は涙を流す。絶頂に達し続ける。

  絶頂に達すれば雄穴もそれにつられ、強く締まる。腸壁が活発に蠢き、ウェアウルフの逸物を締め付けて。

  びゅうううぅっ♥びゅるるぅぅぅ♥♥びゅぐっ、びゅぐぐぅっ♥

  「~ッ♥♥♥~~~~~ッ♥」

  もはや声にならない。がくがくと全身を痙攣させ、飲み込む事の出来なかった、深紅の混ざる唾液を口から滴らせて。

  にゅぽ、と逸物を抜き取られる。今回は種付けの色合いは弱かったらしく、瘤まで挿入される事は無かった。

  地面に降ろされる。目の前に並んだウェアウルフの逸物をうっとりと見つめる。まだ元気に天を突きびくびくと震えている。

  片方咥え込み、片方を手で扱く。

  「んふぅっ…♥」

  粘液を舐めとり、鼻から生臭い息を吐き。じゅぶじゅぶ吸い上げ…尿道に残る種の残滓まで飲み干し、ぺろりと舌なめずりをする。

  ごぐっ、と喉を鳴らした直後。

  どぐんっ!

  「んぁ”っ…♥♥♥」

  彼の腹が。まぁるく膨らんだ腹が凹凸を繰り返し始めた。腕の形、足の形。

  グゥ。

  それを見下ろすウェアウルフは彼の体を地面に横たわらせると…がっちりと。二匹で腕と足を地面に固定した。

  どぐんどぐんどぐんと腹の凹凸は勢いを強める。

  「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”っ♥んがぁ”ぁ”ぁ”っぁ”ぁ”ぁ”♥♥♥」

  注ぎ込まれたばかりの新鮮な種汁が。彼の膣内に注ぎ込まれた種汁が全てごぼんっ!と音を立て地面に解き放たれる。

  大きく拡がり、蠢く。その奥から。

  「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ッ♥♥♥」

  彼の絶叫が響く。白目を剥き、押さえつけられた手足をじたばたと動かす。

  しかしその表情に苦痛や苦悶は無く…むしろ快楽に溺れているようにも見える。

  ぶしゅぁぁっ!

  勢いよく透明な、潮とは違う液体が噴き出した。紅の混ざった、甘く香る液体。

  それを追って出てくるのは。

  毛むくじゃら。肉の塊。

  ずる”ぅ”っ…

  ずる”ぅ”っ…

  「ひぎっ、おぎがぁ”ぁ”ぁ”♥♥♥」

  ごとっ、ごろんっ。

  地面に転がる。毛むく。濡れた全身のまま目を開き。

  ォォォォォンッ!

  産声を上げる。だがまだ彼の腹は大きく膨れたままで。凹凸を未だに繰り返す。

  もう一匹。もう一匹。もう一匹。

  「ぁ”ぁ”ぁぁ”ぁ”っ♥♥♥」

  絶頂と幸福感に。彼は何度も何度も。喉から血が出るほど。叫んだ。

  [newpage]

  ゥゥゥゥッ!!

  他のウェアウルフより幾分か小さい―彼とほぼ変わらないのだが―ウェアウルフが、彼の口に逸物を捻じ込みながら唸り声をあげる。

  ごくごくとすっかり慣れたように彼は種汁を飲み干す。その胸は未だ頑強なまま、しかし乳首をどす黒いものに変え。びゅるびゅると止めることなく乳を噴き出させる。

  乳につられるように彼よりさらに小さいウェアウルフが彼の胸に抱き着き、乳首を咥える。もう一匹のウェアウルフがもう片方へ。

  「ぁ”っ、んふぅっ…♥」

  ちゅうちゅう優しく求めるように乳首を吸われる感触に彼は身悶えする。腹はまた膨らみ、膣は完全に緩み切っている。

  だらしなく拡がった秘部からはびしゃびしゃ勢いよく潮が噴き出し続けて渇くことを忘れてしまった。

  口を犯され、胸を吸われ。

  グゥゥゥ。

  ウェアウルフが彼の尻に手をつける。緩んだ膣にマズルを近付けると舌を挿入した。野太い舌が襞をなぞっていくのは快感ではある。

  だが足りない。逸物を捻じ込み、種を注がれたい。そうすればまた孕む。仔の仔を孕み、その仔がまた自分を孕ませる。

  もうどれだけ人の時間が過ぎたのだろう。そんな事もどうでも良くなる。自分の産んだ仔が返り血で全身を染め上げても。

  肉の塊を大量に持って帰っても。どうでもいい。

  彼の秘部の汁をたっぷりとマズルに纏わせるとウェアウルフは彼の腰をがっしりと掴み、四つん這いにさせる。

  胸を吸っていたウェアウルフ達が離れ。口を犯すウェアウルフは膝をつき、彼の頭をがっしりと掴むと腰を振る。

  ずんっ。

  「おぼぉ”っ♥♥♥」

  逸物を何度何度捻じ込まれても。絶頂に達しない、ということは無い。何度も達し。何度も涙を流す。

  既に成長したウェアウルフは、彼が産んだ仔。白い毛並みが紅に染まって。紅い瞳で。彼を犯す。

  逸物は彼の膣にぴったりとハマる。襞を捲り上げ、膣を、子宮の入り口を何度も突く。

  「ぉ”っ、ぁ”っ♥んぶっ♥」

  腹が歪に膨れて。腕の形が見えて。

  逸物で喉の奥と膣を責められ。彼は何度も達する。何度も、何度も。

  その表情は愉悦に染まり。

  肉同士がぶつかる。ずごっ、ずごっ、と。洞窟の中に響き渡る。

  ォォォォンッ!!

  口を犯していた小さなウェアウルフが幼い声で遠吠えを上げる。

  びゅるっ、びゅるるっ、びゅるぅっ♥

  噴き出す種汁を胃に落とし。

  ォォォォンッ!!!

  びゅううううぅっ♥♥♥びゅるるぅっ、びゅるびゅるびゅるぅっ♥♥♥

  膣に種汁を注ぎこまれ。瘤も侵入してきた。

  全てが肉に、種に満たされ。彼は嗤う。破顔する。イき狂う。

  腹がぼごんっ、と凹凸を繰り返し。

  ぶしゅぅっ、と勢いよく。結合部から潮と違う液体が噴き出し。瘤を押し返すように。

  「ぁ”ぁ”ぁぁ”ぁ”っ♥♥♥」

  仔が、産まれる。

  またこの仔は、彼を犯すのだろう。そうして彼らは繁栄を繰り返す。

  際限なく。どこまでも。

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