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スリット化狼戦士のアナザーエンド

  「はぁっ…あはぁっ…♥」

  

  狼はその手に兵士達が身に着け、そして後ほど整備をしようとしていた小手や鎖帷子を持ちながら恍惚のため息を吐いた。

  薄暗い部屋は兵士達の休憩室。その横にある、小さな空間。水浴びが出来るスペース。そんな場所で。

  身に着けた衣服が煩わしい。股間部分から汁が垂れるほど濡れており…狼は興奮している。

  どうしようもない変態だ。自分でもそう思う。

  そしてそれを誰かが見ているのではないか。見られているのではないか。そう思ってしまう。そうすると。

  「んぁっ、はぁぁぁぁっ♥」

  狼は甘い甘い息を吐き、そして鎖帷子をマズルに近付けた。

  何度も何度も鼻を鳴らし、脳へ雄の臭いを叩き込む。どうしようもなく体が痺れて、疼く。

  狼は衣服を脱ぎ捨てた。…股間はぐっしょりと濡れており、毛並みが寝てしまっている。しかしそこに雄の象徴たる肉棒は無かった。

  代わりに存在を主張しているのはグパグパと蠢き、どこか甘い臭いと蒸れた臭いを放つワレメ。

  ガクガクと全身を震わせながら狼はひんやりとした床にへたり込むと片手をワレメへと持っていく。

  くちゅり、くちゅり。

  

  「~~~~っ♥♥♥」

  

  ほんの数回、一本の指を抜き差ししただけで狼はだらしなく目じりを下げ、舌をはみ出させた。

  体が自然と跳ねまわり、地面を揺らす。

  バレてしまう。こんなに動いては。狼の体躯は決して小さいとは言えない。むしろ大きい方であるだろう。

  この水浴びの出来るスペースは、狭い。そんな中で暴れて、震えて、喘いで…

  はみ出した舌が鎖帷子に触れる。染み込んだ汗と、僅かに錆び付いた様な。不愉快に感じるはずの味。

  

  「はむっ…んむぅっ…♥」

  

  しかし狼はだらだらと唾液を、粘液を。口から、ワレメから垂らしながら鎖帷子に貪りつく。

  雄の味がする。欲しい、欲しい、欲しい。

  バレたら終わる。

  分かっている。だが、だからこそ。この快楽が。至上のモノへと変わっているのを、狼は理解してしまっている。

  呪術師に囚われ、雄の象徴を奪われ、雌としての快楽を叩きつけられた。

  雄の臭いを嗅ぐと発情してしまう体。それを抱えながら狼は、今、こうして城に残っている。

  城を立ち去ろうと何度も考えた。小手や、鎖帷子を抱きしめながら性処理をした時、去るべきだ、と判断した。しかし。

  それでは、自分を助けてくれた兵士や、王に、申し訳が立たない。

  義理や、彼自身の誠実さが、その選択を拒絶した。心を強く持てば、きっと、耐えられる。

  そう思ったのは、もはや数か月前。

  今ではこうして、当たり前のように兵士達の持ち物を手に、自慰をするようになってしまった。

  雌が肥大化しているのが分かる。最初はこんな事をして、絶頂に達して。自分に対して嫌悪、恥辱、無力。

  そんな感情を抱いていたはずなのに。

  

  「あっ、はぁっ、んはぁっ♥んひぃっ♥」

  

  狼は破顔したまま夢中でワレメをぐちゅぐちゅと弄んだ。一本、二本、と増やしていく指。

  

  

  とんだ変態だ。

  そんなにチンポが欲しいのか?

  

  

  「ほひっ、ほひぃっ、ちんぽぉ♥」

  

  自分を犯していた雄達を思い出し、狼は鎖帷子を咥えたままくぐもった声をあげ、小手を太腿に置いた。

  少しだけ重いそれは自分だけでは足りないものを僅かに補ってくれているような。そんな錯覚を起こさせる。

  そう、雄に体を障られているのだと。

  鎖帷子を咥えた事で自由になったもう片方の手。それで自分の胸を揉みしだく。

  筋肉で形作られていた胸は、今では少々柔らかに膨らみ、乳首はすぐさま反応する。

  ぷっくらと膨らみ、空気が流れるだけで快楽を感じる事が出来るのだ。

  乳首を捏ね繰り回し、ワレメを乱雑にかき混ぜる。ぐちゃぐちゃと水音はどんどんと淫靡に、そして大きくなっていく。

  快楽の波はうねりを徐々に大きく。間隔を短くしていく。

  

  「あっ♥んぁっ♥はぁっ♥あはぁぁぁっ♥♥」

  

  もはや狼に理性は無いように見える。それほどにまで崩れた表情。涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして、全身をびくつかせる。

  その様は。

  

  

  まるで娼夫だな。

  雌犬が。

  肉便器の才能があるんじゃないか?

  こんな言葉だけで感じるのか?

  イけ。無様にな。そうしたらお前の大好きなチンポ捻じ込んで、ザーメン注いでやるよ。

  

  

  「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥あっ♥あぁぁっ♥イクッ♥いくぅっ♥♥イグイグゥゥゥ♥♥」

  

  どぶぶっ、びゅるるっ、ぶしゃぁっ!

  脳内を支配する雄達の言葉。それらにあてられ、狼は背筋を仰け反らせるとワレメから薄くなった精液と透明で粘度が少々低い液体を大量に噴出させた。

  こうして隠れて自慰をする度に、狼の雄は削れていく。雌が肥大化する。

  絶頂の余韻に浸りながら、自らの指を汚す薄くなった精液を舐めとった。自分を犯していた雄達よりもずっと、ずっと薄い。

  そこで実感するのだ。それなのに。

  

  「あはぁぁ…♥」

  

  ぶるぶると狼は背筋を震わせ、恍惚のため息を吐いた。

  絶頂に対して、さらなる絶頂を求めるようになっていた。嫌悪も、何も。無くなった。

  狼は床に散らばった―水溜りに近い―液体に顔を近付け、ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌で掬い上げる。

  この姿を見られたら。そう、その瞬間。何もかも失う。分かっている。

  本当に?

  むしろ、この姿を見られたいのではないだろうか。

  そう問いかける自分が生まれた。

  それはいつからだろう。分からない。分からない。

  だが。

  

  「はぁっ…♥」

  

  一通り粘液を綺麗にすると狼は呆けたような表情で天井を仰ぎ、びくびくと体をただ震わせる。

  足りない。

  自分の唾液で汚れた鎖帷子でも。太腿に置いていた小手でも。

  最初はそれだけで満足出来た。それなのに。

  欲しくなってしまう。

  駄目だ。それだけは、駄目だ。何のために自分はここにとどまっているんだ。

  あぁ、もう、それすらも。

  薄れていく。雌が喰い尽くしていく。

  余韻から戻ってくるのにも時間がかかるようになった。

  呆けている時間が。それすら心地よい。溺れていく。溺れていく。

  

  「こっちだっけなぁ…」

  

  若々しい、そしてどこか頼りないような。そんな声が狼の耳に届いた。

  びくんっ、と体が強張る。恐らく今までなら息を殺し、部屋に入ってきた兵士が去っていくのを待っていただろう。

  だが。

  

  「ハァッ、ハァッ…ハァッ…♥♥」

  

  呼吸が荒くなり、耳がパタパタと激しく動く。体が上下し、がくがくと腰が震える。

  期待からだろうか、口の端が自然と持ち上がり、尻尾が揺れる。

  その様はまさしく、雌犬のもので。

  見つけて欲しい、いや、見つかりたくない。

  相反する感情が頭の中をせめぎ合い。

  背徳がゾクゾクと背筋を震わせる。欲しい。欲しい。

  いやだ、嫌だ、嫌だ。

  

  「…ん?誰か…いる?」

  

  ぞわり、と全身の毛が逆立つような感覚。狼は唾液と粘液の混ざった液体を口から零した。

  足音がこつこつ、と。少しずつ。少しずつ。用心深く。こちらに近付いてくる。

  兵士の視界を遮るのは。狼の姿を隔てるのは。たった一枚の扉。そこを開けられたら。

  終わる。終わる。

  それなのに。

  

  「ひひっ…いひぃっ…♥」

  

  狼は引き攣った笑いを浮かべた。駄目だ。こらえきれない。

  ぶしゅぅ、とワレメから液体が溢れ出した。

  ぐちゅぐちゅと乱雑に指を突き入れる。痺れる。幸福感。背徳。絶望。

  そして。

  がちゃり、と。

  ドアがゆっくり開いて…灯りが狼の居るスペースを…照らし出した。

  

  「え…?あ…え…っ…?」

  

  若い兵士―頼りなく、少々細いシベリアンハスキーは狼の痴態を目にし、呆気にとられたような表情を浮かべていた。

  いや、目の前の状況が飲み込み切れていないのだ。何が起きてるのか、理解できるが分からない。

  そんなまさか。幾度となく戦場を駆け巡り、戦い、囚われてなお誇り高い狼が。

  こんな所で、こんな事を。しているはずが無い。

  壊れた笑みを浮かべて、あるはずの無いワレメを弄り回して、自分に媚びるような視線を送るなんて。

  終わった。終わった。

  雄としての尊厳は失われた。

  残っていたちっぽけな理性のダムが決壊していく。それが狼には分かった。

  それなのに。体は悦ぶ。そうだ。

  もう、耐える必要も無い。雄だった自分は、もう、死んでいたのだ。

  今ここに居る自分は。

  目の前のシベリアンハスキーは口をパクパクと動かしたかと思えば、金縛りにでもあったかのように動けずにいる。

  しかし狼の痴態に、体は何かを期待している様だ。狼はそれを見抜く。

  膨らむ股間。それは一般成人の雄の平均程度の逸物だろう。

  狼はぐぱぁ、とワレメを拡げると、シベリアンハスキーの前へと見せつけるように曝しだした。

  甘い臭い。酸いも甘いも知らない。何も知らないシベリアンハスキーにすら分かるほどに。

  もぁ、と臭い立つそれは。

  

  「良く見つけたなぁ…♥いひぃっ…♥ちんぽぉ…♥ここにぃっ♥」

  

  つぎはぎの言葉を。しかし確実に雄を求める。発情しきった雌の声を上げた。

  鼓膜を抜けて、脳天に突き刺さる。シベリアンハスキーの股間がびくんっ、と服越しに跳ねた。

  だがシベリアンハスキーは動くことが出来ない。理性が理解を拒む。本能を抑えつける。

  先程までの自分と同じだ。

  理性が本能を拒み、抑えつけ、『正常』であろうとした。だから。

  だからこそ。

  分かる。

  

  「あぁ…良い臭いだぁ…♥」

  

  狼はガクガクと震えながら立ち上がるとシベリアンハスキーの股間へと顔を近付けながらとん、と軽く押し倒す。

  シベリアンハスキーは口を酸欠の金魚のようにただただ動かし。

  膨らんだ股間。びくびく震え、粘液でパンツを濡らしている。下着を身に着けているであろうに、それを突き抜けるほど。

  しとどに濡れる。

  狼は舌なめずりをすると、シベリアンハスキーの身に着けているパンツを咥えた。

  それだけでも雄の臭いがつん、と鼻の奥を突いて。堪えきれず狼はだらだらと涎を垂らす。そして。

  ずるり、とパンツと下着を同時にずらすと。先走りが溢れ出し、しっとりと濡れたシベリアンハスキーの肉棒が外気に触れた。

  

  「あっ…!」

  

  ようやく絞り出せたシベリアンハスキーの声は困惑と、そしてどこか遠くに悦びの色を混ぜたような。そんな声。

  狼がすぅぅ、と鼻で空気を吸い込むと、シベリアンハスキーの臭いが先程よりもずっと強く鼻腔を通り、脳を揺さぶる。

  雄も雌も知らぬ、穢れも知らぬ、しかし欲望の臭い。

  

  「はぁっ♥あぁっ♥あはぁっ♥ちんぽぉっ、んばはぁっ♥」

  

  びくん、と脈動したシベリアンハスキーの肉棒が狼のマズルを叩く。だが狼は嫌がるそぶり一つ見せず、それどころか久しぶりの雄と肉の感触に腰を前後にガクガクと無意識の内に振りながらワレメから大量の液体を噴出させた。

  飲み込み切れない唾液がシベリアンハスキーの腹部や股間部を濡らす。まるで粘土のような液体は熱い。シベリアンハスキーの頬が紅潮し、はぁっ、はぁっ、と呼吸が浅くなっていく。

  狼はワレメに指を突っ込み、床に水溜りを作りながらシベリアンハスキーを上目遣いで見つめながらうっとりとした表情で肉棒を頬擦りする。

  綺麗なピンク色をした肉棒。望んで望んでやまなかったモノ。

  

  「くわえっ、じゅるっ、咥えてもいいれふかっ、ごひゅじんしゃまぁ…♥」

  

  紡がれる言葉は、淫靡な色。聞くだけで脳を、理性を焦がし、喪わせる様な。本能に語り掛け、雄の欲望を肥大化する様な。

  甘い甘い。蜂蜜のように甘く。どろりと心を、淫欲に絡めとる罠のように。

  シベリアンハスキーは紅潮した頬で。口の端を自然と持ち上げた。あぁ、拒む事も、理解することも。不要だ。ただ。

  

  「あっ、はぁっ…はいっ…あぐぁっ!」

  

  シベリアンハスキーの声に。狼はお預けを解かれた、正しく犬のようにシベリアンハスキーの肉棒を咥え込み、舌を絡めた。

  睾丸まで咥え込み、喉の奥にまで肉棒を納める。狼はそれだけで目を上に向かせながら何度も何度も体を痙攣させる。

  待ち望んだ雄の味。何故今まで我慢出来ていたのだろう。耐える必要があったのだろう。

  全てが快楽と言う名の幸福の前になぎ倒されていく。

  もう戻れないのだと絶望する必要なんて無かった。むしろ戻りたくない。

  じゅぶっ、じゅぶるるっ、じゅぼっ、ぐぼぼっ!

  頬が凹むほどに狼はシベリアンハスキーの肉棒を吸い上げる。竿部分に舌を絡ませ、扱きあげる。牙で甘く睾丸を噛む。

  シベリアンハスキーは先程まで浮かべていた困惑の表情を少しずつ、少しずつ雌を屈服させた雄のような表情に変えていく。

  そう、それは。

  

  

  さながら呪術にかけられた者のように。

  

  

  「…どうですか?」

  

  狼の頭をがっしりと―新米兵士が上官にするものとは思えない強さで―掴むと、シベリアンハスキーは優しく―だが威圧的に―尋ねた。

  狼はそれに怒るでもなく。ただ純粋に喜悦から体を震わせ、尻尾をぶんぶんと振る。口いっぱいに含んだ肉棒のせいで言葉が喋れない代わりに、態度で示す。

  自分を支配する雄へ、媚びる為に。雄の悦びの為に。

  

  「そうですか。なら良かった。」

  

  「んぶぅ♥んふっ、ふぐぅっ♥」

  

  シベリアンハスキーの言葉に狼は目じりを下げ、ワレメから手を離すとシベリアンハスキーの尻たぶや腹部に手を這わせた。

  ゾクゾクとした快楽がシベリアンハスキーの背中を駆け抜け、シベリアンハスキーは背筋を仰け反らせた。

  喉の奥にこつん、と亀頭がぶつかると狼のワレメから溢れる粘液。…いや、もはや透明に近いそれは愛液と言って差し支えないだろう。

  尻尾でも体でも表現しきれない快楽を表すために。更に快楽を得るために。

  やがてシベリアンハスキーはゆるゆると腰を動かし、自ら狼の喉奥を責め立て始めた。膨らんだ雁首が喉を通り抜ける度に肉棒をきゅっ、きゅっ、と締め付ける。

  気道を塞いでしまうのではないか、そして気道が塞がれれば。

  

  「ふごぉっ♥ふぐぉぉぉ♥」

  

  脳に酸素が行き渡らず、呼吸が困難になる。それなのにも関わらず狼の表情は緩むばかりだ。いや、それどころかその状況すら悦びに変わっている。

  

  「ふっ、ふぅっ、気持ちいいですっ、貴方の喉ッ…!ですがっ…」

  

  狼の頭をしっかり抑えつけ、シベリアンハスキーは腰を一気に引き、ずるりと狼の口から肉棒を取り出した。

  綺麗なピンク色。だがそれには似つかわしくない、グロテスクに浮かんだ血管。膨らみ切った雁首。パンパンに張った亀頭。

  唾液に塗れたそれは狼にとってなによりも欲しい物だ。はぁはぁと呼吸が浅ましくなる。目は蕩けきり舌をはみ出させてしまう。

  

  「欲しいですか?」

  

  柔らかく、優しく。しかし有無を言わさないシベリアンハスキーの言葉に狼はこくこくと何度も頷いた。

  首を動かすたびにびたん、びたん、とシベリアンハスキーの肉棒、その裏筋が黒い鼻を叩く。

  

  「ほしっ♥ほしいれひゅっ♥おちんぽっ、たねじるっ♥」

  

  「…では、どうして欲しいか。どんな風にして欲しいか、僕に教えてくれませんか?すいません、こういったのは初めてでして。」

  

  初めてだというのは本当だろう。

  先程まで。つい十数分前まで。雄を知らない。雌を知らない。純朴な兵士だったはずだ。

  シベリアンハスキーの言葉に狼は仰向けに寝転がる。びしゃり、と自分が出した愛液に濡れる事すらいとわず。

  ワレメを見せびらかすように。狼はシベリアンハスキーの前で大きく開脚した。

  

  「ここっ♥雄マンコ♥おちんぽここにねじ込んでっ、ぐちゅぐちゅっ♥かき混ぜてっ、滅茶苦茶にしてくださいっ♥たねじるっ、いっぱいっ、全部中に射精してっ♥孕ませてくださいっ♥」

  

  言葉を並べ立てる。狼の瞳から涙がこぼれる。それは悦びの涙。断末魔と共に流す、涙。

  シベリアンハスキーは満足そうに頷き、狼の太腿を掴む。その細腕から繰り出されるとは思えないほどの力強さで。

  

  「よく言えました。」

  

  そしてワレメに顔を近付けると…つぷり、と舌の先端を挿入させる。それだけで。

  

  「~~~~~~っ♥♥♥♥♥」

  

  狼は声にならない絶叫を上げ、全身を激しく跳ねさせるとまたしてもワレメから大量の愛液を噴出させ、シベリアンハスキーの顔をびっしょりと濡らした。

  暖かく湿った舌は指よりもずっと繊細で、ねっとりと濃密に狼のワレメを責め立てる。

  じゅぶじゅぶとわざと大きな音を立てワレメを舐る。口の中に愛液を含み、舌を奥へ侵入させる。

  狼は白目を剥き、口から泡と化した唾液を大量に零しながら腰から背中へ。背中から脳へと突き抜ける快楽を享受していた。

  それはさながら、生きたまま皮を削がれるような。その痛みをそのまま快楽へと置き換えたような。発狂してもおかしくない快楽。

  舌先を侵入させ、ぐりぐりとワレメの奥を突く。ぬりゅぬりゅとワレメの肉壁を舐めまわし、何度も口先をワレメの入り口に叩きつける。

  シベリアンハスキーの顔、ひいては首筋まで濡らしたところで…シベリアンハスキーは舌を抜いた。

  

  「んひぃっ♥」

  

  「んぐっ…はぁっ…甘いですね…では、初めてを。」

  

  「ひっ…ひひっ…♥」

  

  シベリアンハスキーは膝立ちをすると狼の腰をがっしりと両手で掴んだ。

  もう逃れられない。いや、逃れる必要も無い。狼は引き攣った笑いを浮かべながら、シベリアンハスキーの股間をじぃっ、と見つめていた。

  そして。

  亀頭がワレメに押し当てられる。

  

  「行きますよ。」

  

  囁かれ。

  ず…ぶ…ぶぶっ…

  ずごんっ!

  

  「ひぐぎゃぁぁぁぁぁあっぁぁぁぁ♥♥♥」

  

  シベリアンハスキーの肉棒が全て収まると同時に狼は奇声に近い嬌声を上げながらぐるんっ、と目を上に向かせ背筋を折れてしまうのでは無いか、と思うほどに仰け反らせた。

  

  「ふぅぁっ…ふっ…ぅぅっ…!」

  

  心地よく、切なく締め付ける狼のワレメ。シベリアンハスキーの肉棒が収まると激しく活発に蠢き始め、ひたすら貪欲に雄を求める。

  その感触にシベリアンハスキーは声を上げた。びくんびくんと跳ねまわる狼の体に自らの体を載せる。しかし行為はまだ始まったばかり。

  狼の耳に顔を近付けるとシベリアンハスキーは優しく囁く。

  

  「動きますよ。いいですね?」

  

  「はひぃっ…♥」

  

  疑問符を付けながら、しかし有無を言わさぬ語気に狼はゾクゾクと胸を震わせ声を漏らした。

  シベリアンハスキーの舌がくちゅくちゅと狼の耳に侵入する。そして腰をゆっくりと引き肉棒を半分ほど抜き取ると。

  もう一度腰を叩きつけ肉棒をワレメの奥深くへ捻じ込む。

  

  「あ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ひぃぃぃぃぃっ!!!」

  

  稲妻が体を突き抜ける。そうだ、この感触だ。雄に犯され、征服され、屈服する。これは紛れもなく快楽。愉悦。喜悦。

  シベリアンハスキーの肉棒では物足りないと思っていたがそんな事は無かった。むしろ今まで狼を犯したどんな雄よりも莫大な快楽を感じている。

  

  「そんなに叫んだら…他の人に見つかってしまいますよ。」

  

  「ひひっ…いひぃっ…♥」

  

  もし見つかったら、全員から恐らく犯される。口も腹も胸も何もかも白く塗りつぶされる。そうしたらもう自分は

  

  「肉便器になってしまいますね。」

  

  「はいっ…おれっ、にくべんきっ♥せーえきべんじょれひゅっ♥あっ♥んぁぁっ♥雄マンコにちんぽっ、ぐちゅぐちゅっ♥んひひぃっ♥」

  

  どぢゅんどぢゅんと水の音と肉のぶつかる音がひたすら部屋を支配する。互いの呼吸が混ざり合う。

  ワレメの奥深くまで突き刺し、シベリアンハスキーは動きを止め、狼の耳から舌を離すと顔を狼の豊満な胸へ近付ける。

  胸同士が擦れていた事で乳首は大きく膨らみ毛皮からもはみ出してしまっている。その果実を。

  シベリアンハスキーは口に含むと牙を立てた。

  

  「んひぃっ♥ちくびっ、らめらぁっ♥」

  

  ちゅぶちゅぶとわざと大きく音を立てて吸い上げ、甘く噛み。狼のワレメからシベリアンハスキーの太腿をぐっしょりと濡らすほどの愛液が溢れ出す。

  シベリアンハスキーは愉しそうに腰をぐりぐりと動かし、亀頭をワレメの奥にある狼の尿道を責め立て、乳首から口を離した。

  

  「そんなに気持ちいいですか?」

  

  「はひっ♥しゅきっ、おちんぽっ、ちくびっ、しゅきれひゅっ♥もっとっ、もっろぉぉぉ♥」

  

  理性も何も無い。ただ本能のまま、劣情の導くまま。狼は淫らに言葉を零す。

  シベリアンハスキーは頬を歪に上げて。再び腰を振り始めた。

  

  「あっ、あひっ、んひぃっ、お”っ、んぉぉぉっ♥」

  

  「このまま皆にバレてもいいんですが…それじゃこの顔を独り占め出来ないですね。」

  

  そう言いながらシベリアンハスキーは狼のマズルを掴んだ。真っ直ぐに見つめる。

  心が束縛されていくのを狼は感じ取り、震えた。

  それは恐怖などではない。純粋に悦びだ。宙ぶらりんになっていた心が絡めとられる。不安で。絶望に満ちていた未来から救われたような。

  例えそれが正しくなくても。ヒトとして誤っていても。全ての自分にまつわる人々を裏切ることになったとしても。

  それでもいいと思えるほどに。

  

  「僕のペットにしてもいいですか?」

  

  シベリアンハスキーの言葉は、狼の求めているモノばかり。これは夢なのでは無いかと思うほどに。

  狼は笑う。嗤う。わらう。

  

  「はいっ、ごしゅじんさまぁ♥いっぱい、いっぱいかわいがってくだしゃいひぃっ♥」

  

  壊れた言葉で媚び、シベリアンハスキーの望むままに犯される。蹂躙される。

  ワレメの中をかき混ぜられ、肉がぶつかりどくんどくんと脈動しているのを感じ取ると狼はただただ身を悶えさせる。

  シベリアンハスキーはマーキングをするように狼の肩や脇腹に噛みつき、牙の痕を残していく。烙印を押されたような。

  痛みすら快楽となる。気絶してしまいそうな多幸感の中で。一際大きくシベリアンハスキーの肉棒が跳ねた。狼は耳をぴんっ、と立てた。

  そうだ。来る。来る。

  

  「そろそろ…射精しますよ…?」

  

  「はひっ、なかにぜんぶっ、せーえきぜんぶだひてくらひゃいっ!ふひぃっ、ふひひぃぃ♥」

  

  狼の言葉にシベリアンハスキーは微笑み、腰の動きを一気に加速させた。

  泡立った愛液と先走りに混じった液体が飛び散る。肉がぶつかり激しく汗が飛び散る。

  細身の体からは考えられないほどの力強さで。シベリアンハスキーは狼を責め立てた。

  びくんびくんっ、と何度も激しく脈動するシベリアンハスキーの肉棒。根元がぷっくらと膨らみ。

  

  「グゥゥゥゥゥッ!!!グォォォォォ!!!」

  

  狼の中に全てを注ぎ込むように。一滴たりとも零すまいと。シベリアンハスキーはしっかりと狼の体に全体重を載せると野生帰りしたような遠吠えを上げた。

  

  「あっ、ぐるっ、せーえきっ、ぐりゅぅっ♥あっ、あはぁっ、はぁぁぁぁぁぁん♥♥♥♥」

  

  直後。

  どぼんっ、ごぼぼっ、どぶっ、ぼびゅるっ、どぶんっ、ぐびゅるるぅぅっ!

  シベリアンハスキーの肉棒から大量の精液が噴き出し、狼の中を満たしていく。決して自慰だけではたどり着くことの無い幸福が狼の脳を支配する。

  一滴たりとも逃すまいと狼もシベリアンハスキーの腰に脚をしっかりと絡ませ抱き寄せながらひたすら嬌声をあげ、ただただ悶える事しか出来ない。

  やがてシベリアンハスキーの射精の勢いが収まると…それでもなおシベリアンハスキーは腰をゆるりと動かす。

  その度に狼は引き攣った笑い声をあげ、はしたなく唾液を零す。

  

  「…ふふっ、可愛い…」

  

  「はひぃっ…ごしゅじんさまぁ…♥」

  

  甘えるように喉を鳴らす狼の耳を撫で、マズルを交わす。

  シベリアンハスキーも狼も熱に浮かされたように。ただ夢中で互いの唇を求めあう。

  あぁ。

  

  

  

  幾月が流れた。

  

  [newpage]

  

  

  「総員!今日はここを野営地とする!」

  

  狼の勇壮な声に隊員たちはかけ声を返し、馬を降りると早々と野営の準備を始めた。

  

  「大隊長。」

  

  その光景を見つめていた狼に声をかけたのはシベリアンハスキー。はじめて狼と出会った時と違い、体格は狼とさして変わらなくなった。

  全身のあらゆる場所には傷がつき、狼と同じく歴戦の戦士、と言えるところにまで成長している。

  勇壮に、しかしどこか無邪気さを混ぜた笑みを浮かべる。それはきっと彼の人柄そのものなのだろう。

  

  「あぁ、どうした?」

  

  落ち着き払った声で狼はシベリアンハスキーにといかける。シベリアンハスキーはにっ、と頬を吊り上げた。

  

  「野営の準備は隊員たちに任せて…僕達は、行きませんか?」

  

  シベリアンハスキーのやはり有無を言わさぬ口調に。

  どこへ?

  言いかけることは無い。狼はこくりと頷き…はぁぁぁ、と熱い息を漏らした。

  野営の準備を始める隊員たちに声をかけ、後を任せると、狼はシベリアンハスキーの後をついていく。

  …薄暗い、森の中。茂みの中へ。

  狼の息が荒くなり、唾液がぽたぽたと滴る。鎧の隙間から漏れ出る臭いは。

  

  「そんなに興奮しないで下さいよ。まぁ、しばらくご無沙汰でしたからしょうがないですね。」

  

  くすり、と。いや?

  にやり、と。嗤うシベリアンハスキーの言葉に狼はこくこくと何度も頷いた。目付きは虚ろで、淫靡で、蕩けていて。

  それはさながら。

  

  「ここでいいですかね。…さぁ。」

  

  野営地から少し離れた森の中。そしてそこで少し開けた場所。適当な大きさの石に腰かけるとシベリアンハスキーは膝に肘をつく。

  狼はその前に立つと…身に着けている装具を外し始めた。

  鎧を外し、具足を取っ払い。汗に濡れたアンダーウェアを脱ぐと。

  もわぁ、と甘い臭いを放つ。シベリアンハスキーはそれににんまりと笑みを浮かべた。

  

  「嬉しいな。僕のプレゼントしたアクセサリー、つけててくれたんですね。」

  

  「…はい…ご主人様の…ペットですから…♥」

  

  狼はだらしなく舌をはみ出させ、嬉しそうに笑った。

  大きく肥大化し、黒ずんだ乳首。それにつけられているのは大きなリングピアス。

  そして両方を繋ぐチェーン。それぞれのピアスにはもう一つずつチェーンが付いており…よくみると股間部分へ垂れている。

  衰えない筋肉。臍に見えるピアス。

  

  「じゃあ、あっちもつけてくれてるんですね?」

  

  シベリアンハスキーの問いに狼は答えず、するするとパンツを降ろした。

  上のアンダーウェアを脱ぎ捨てた時を軽く凌駕する、個体があるかと錯覚してしまうほどに濃密な甘い―雌の臭いがシベリアンハスキーの鼻を突き、股間を、脳を刺激する。

  外気に晒されたワレメ。そこはすでにぐちょぐちょに濡れており、いつでも雄を受け入れる事が出来るだろう。

  そのワレメの先端。そこにつけられたリングピアスに繋がるチェーン。少し動けばチェーン同士が引っ張り合い、乳首とワレメを容赦なく責め立て、狼を快楽に貶める。

  ワレメはすでにスリット、というには怪しい。そう、まさに女性器のモノにどんどんと近付いている。

  シベリアンハスキーに抱かれれば抱かれるほど、狼の中の雄が力を失くし、雌が肥大化していくのだ。それに気が付いた時。狼は恐怖よりも悦びを覚えた。

  このまま雌化が進めば、彼の仔を孕めるのだと。

  これほどの悦びは無いだろうと。

  シベリアンハスキーは狼の痴態を眺めながら満足そうに頷く。そしてブーツを脱いだ。

  

  「じゃあ早速始めましょう。」

  

  「はひぃっ♥」

  

  狼はその言葉に尻尾を振り、耳を畳むとシベリアンハスキーの足を震える手に取った。

  酷く蒸れており、汗の熟成した臭い。鼻を突く、異臭。そして雄の臭い。自分が敬愛してやまない、雄。

  狼は迷うことなくその足に舌を這わせた。

  ぴちゃぴちゃと丹念に。指の一本一本も。硬く締まった肉球も。全てを舐めまわし、綺麗にしていく。

  もう片方の足も、丹念に。丁寧に。

  

  「ふふっ、くすぐったいですよ。でも気持ちいいです。よしよし。」

  

  そう言いながらシベリアンハスキーは狼の頭を撫でながら慣れた手つきで首輪を巻いた。

  身も心も、束縛される。あぁ。

  狼はただただ身悶えしながら四つん這いになる。これから行われる行為に、ワレメも雄穴も疼き、ひくつき、蠢く。

  シベリアンハスキーは立ち上がるとゴキゴキと肩を鳴らし…狼の体を軽く持ち上げた。

  

  「思い切り種付けしてあげたいんですが、ここだと汚れてしまうので…」

  

  「ひひっ…♥おちんぽっ、ご主人様のおちんぽっ、たねじるっ、ひひぃっ♥」

  

  「我慢させてしまいましたからね。一杯注いであげます。それに、この後も、ちょっとした用意をしてるんですよ。」

  

  「…ご主人様の…」

  

  「えぇ。僕の頼れる部下達です。一度輪姦してもらいましたよね?」

  

  耳元で囁くシベリアンハスキーの声は優しく。だが、威圧的で。

  狼は思い出し、じゅんっ、とワレメから液体を染み出させた。

  

  「これでいいですね。」

  

  そう言いながらシベリアンハスキーは一つの大きな木に…狼の体を押し付けた。

  そしてズボンを降ろす。

  ぼろん、と音が聞こえそうな勢いでシベリアンハスキーの肉棒が外気に晒される。

  それは狼を初めて犯した時からは想像もつかないほどグロテスクに膨張しており…雌雄問わず、見るものを畏怖させるに十分な迫力となっていた。

  狼の腕以上に太いのではないだろうか。そして今からこれが自分の中に入るのだ。

  狼は期待からはぁはぁと激しく肩を上下させる。ワレメから熱く甘い液体が溢れ出す。

  それはシベリアンハスキーの肉棒をぐっちょりと濡らし…挿入を容易にする手伝いをする。

  

  「そんなに欲しいですか?」

  

  狼の体を全身で押し付けながらシベリアンハスキーは狼に問いかける。

  その間もシベリアンハスキーは肉棒を狼の股間に押し付け、すりすりとワレメを摩る。それだけで狼はビクビクと震え、目じりを下げた。

  

  「はっ、はひっ、ほしっ、欲しいれすっ♥おちんぽっ、ごしゅじんさまのぐろちんぽっ♥おマンコにいっぱい♥たくさん、せーえき、いっぱい、ほしっ、はらませっ、うひひぃっ♥」

  

  壊れた言葉。壊れた笑顔。確実に感じる悦びと悦楽。

  狼の様子を見つめ。シベリアンハスキーはこくりと頷き。

  

  「では。頂きますね。僕も我慢できません。」

  

  「あっ、あっ、あ”っ…♥」

  

  肉の塊となった全身を押し付け。シベリアンハスキーは狼のワレメに肉棒を宛がうと。

  ずごんっ!

  

  「あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁあああぁぁぁ♥♥♥♥」

  

  「ぐっ…そんなに…声を出したら…見つかってしまいますよ…?」

  

  そう言いながらもシベリアンハスキーはやはりどこか嬉しそうに、愉しそうに。

  舌をはみ出させ唾液を滴らせ。破顔し、頭がどこかに吹っ飛んでしまったような。そんな表情を浮かべる狼に囁きかける。

  狼はただただ喘ぎ、がくがくと全身を震わせ、全身を支配する恍惚に身を委ねるばかりだ。

  

  「まぁ見つかっても…構いません…がっ!」

  

  ずるずると腰を引き、再び肉棒を狼のワレメへ突き刺す。

  

  「あ”っ♥あ”ぁっ♥ぎもぢっ♥いひぃっ♥ちんぽっ♥ごしゅじんさまのおちんぽぉ”っ♥♥」

  

  シベリアンハスキーの動きに合わせ、狼はただただ啼く。

  ワレメをかき混ぜる肉棒は狼の性感帯を的確に貫き、狼の悦楽を更に高め、頭を溶かしていく。

  

  「ほんとに淫乱ですね。可愛いですよ。んっ…」

  

  啼きわめき、喘ぐ狼のマズルをがっしりと掴むとシベリアンハスキーは全てを奪い尽くし、陵辱するように狼の唇を奪う。

  長い舌を突き入れ、牙をなぞり、口腔内を嬲ると狼は体を弛緩させ、シベリアンハスキーに抱き着く。

  脚を腰に絡め。腕を伸ばそうと試みるがその腕はシベリアンハスキーにがっしりと掴まれ木に叩きつけられる。

  鈍い痛みが走る。だが、それすらも。狼は受け入れる。

  

  「んぶぅっ♥んんんんっ…♥」

  

  甘く蕩けるような声が唇の間から漏れ。

  その間もシベリアンハスキーは狼のワレメをかき混ぜて。どこまでも、昇りつめるように。

  

  「ぶはっ…あぁ、いいですね…どんどん貴方の孔、気持ち良くなってきてます。その内、本当に孕んでしまいそうですね…」

  

  「はらむっ♥はらみますっ♥ごしゅじんさまのせーえきでこどもはらませてくだしゃっ♥あ”っ、はぁぁんっ♥」

  

  狼の声に、シベリアンハスキーは目を血走らせ、狼の肩に噛みついた。

  軽く血が噴き出し、狼は目を上に向かせる。

  

  「ハァッ…えぇ、孕ませますよ、必ず、ね。」

  

  肩から口を離し、ぺろり、と血を舐めとる。そして顔を耳に近付けて。

  囁き、シベリアンハスキーは狼の耳に舌を突き入れ、ピストン運動を繰り返す。

  その度に愛液と粘液が擦れ泡立ち、シベリアンハスキーの太腿を濡らしていく。びちゃびちゃと粘液質な音が立ち始めると。

  シベリアンハスキーは狼の尻を持ち、ワレメを更に激しく責め立てる。筋肉で型どられた腹がぼこんっ、ぼごんっ、とシベリアンハスキーの肉棒の形を浮かび上がらせて。

  その度に狼は嬌声を上げ、木と自分の体に挟まれた尻尾を激しく振る。

  見た目の厳つさと裏腹な、愛玩動物のようで。

  

  「気持ちいいですね、貴方の中は。暖かくて、締め付けて…そんなに欲しかったんですか?」

  

  「ひっ、あひぃっ♥ほしくてっ、ほしくてしかたなかったれひゅっ♥ぉ”っ♥♥」

  

  「ふふっ…素直で、良い子。自慰もしてなかったみたいですし…ご褒美、あげますね。」

  

  シベリアンハスキーのその言葉に。狼は足を更に強く絡め。舌を伸ばす。

  それに応えるように。シベリアンハスキーも狼を木に押し付け、自分の筋肉で膨れ上がった胸と、狼の少々ふくよかな胸をぶつけ合う。

  リングピアスが激しく揺れ、狼の乳首を千切れんばかりに引っ張り上げ…それに伴いワレメが持ち上げられ…

  

  「あ”っ”、あ”あ”あ”っ、ごめんなひゃっ♥いぐっ、メスイギぎゅるぅぅぅぅっ♥♥♥」

  

  それが起爆剤となり…狼は下腹部から全身へと広がっていく莫大な快楽に表情を崩し切り、ガクガクと何度も腰を震わせ、シベリアンハスキーに抱き着いた。

  ワレメがきゅぅっ、と激しくシベリアンハスキーの肉棒を締め付け。しかしシベリアンハスキーは絶頂に至らない。

  肉棒が狼の中で膨らみ、脈動し、跳ねる。それだけだ。

  シベリアンハスキーは少々残念そうな表情を浮かべる。

  

  「おっと。…先にイってしまいましたね。」

  

  「あひぃっ…ひっ…」

  

  「ご褒美をあげようとしたのに…不要ですか。ならこれで終わりにしましょう。」

  

  シベリアンハスキーはゆっくりと腰を動かし、肉棒を引き抜こうとする。

  絶頂に達するのはシベリアンハスキーが先か、同時か。それは二人に出来ていた約束。いや、シベリアンハスキーの命令。

  破ることは許されない。狼は絶頂の余韻に浸る間もなく。

  涙と鼻水で顔を汚しながら、シベリアンハスキーの腰を必死に引き寄せる。

  

  「ごめんなひゃっ、いひぃっ!おねがいしまひゅっ、せーえきそそいでっ、くだしゃっ、あひぃっ!?」

  

  狼の言葉を遮るように。シベリアンハスキーは狼の首輪を引っ張り、自分の顔に近付けた。

  ぎらりと鋭い眼光で狼の瞳をにらみつける。

  敵対していたら死を覚悟するほどの鋭さ。強さ。狼は震えあがる。

  

  「…ふふ、冗談ですよ。」

  

  開いた口から出てきた言葉は楽しそうで。狼は胸を撫で下ろす。あぁ。これから。

  

  「我慢していたし、大隊長としても頑張っていましたね。なので。」

  

  ずちゅん、と腰を押し付け。肉棒で膨らんだ腹を。狼の耳を。撫で回し。

  

  「沢山注いであげます。」

  

  「はっ…ひぎぃぃっ♥♥♥」

  

  狼が何かを言う前に。シベリアンハスキーは絶頂に向けて一気にストロークを強くする。

  

  「さぁっ、射精しますよッ!!孕めッ!孕めッ…!!グゥゥゥゥっ!!!」

  

  びくんっ、びくんっ、と狼の中でシベリアンハスキーの肉棒が膨れた。そして。

  

  「ォォォォンッ!!!」

  

  一拍を置いて。

  

  

  ぼごんっ、ぼぶりゅぅっ、びゅぐぅっ、びゅるるっ、どぼぼぶびゅるぅっ!

  

  

  「~~~~~~ッ♥♥♥♥♥」

  

  狼の中でシベリアンハスキーの肉棒が爆ぜる。

  同時にゼリーを思わせるほど濃く、密度の高い液体が狼の中を満たしていき…狼は白目を剥き、何度か痙攣する。

  それはさながら海を漂うように。流されていく。

  快楽の波に流されていく。

  射精は終わらない。狼のワレメとシベリアンハスキーの肉棒の隙間からぼた、ぼた、と少しだけ零れて。

  しかし狼の腹はぼこり、と膨らむ。

  長い長い射精が終わり…いまだに萎えていない肉棒をずるり、と抜き取るとシベリアンハスキーは狼をゆっくりと地面に降ろした。

  

  「ひひっ…いひぃっ…せーえき…いっぱぁい…♥」

  

  ワレメから僅かに零れていた精液を手でかき集めると狼はずるずると旨そうに啜る。

  シベリアンハスキーは満足したようにふぅ、と息を吐き…だが狼のマズルに自らの肉棒を押し付けた。

  

  「気持ち良かったです。綺麗にしてくださいね。」

  

  「はいっ♥」

  

  シベリアンハスキーの肉棒を迷うことなく咥え込む。

  精液と雄の味が口の中一杯に広がり…下半身も、口も、充たされていく。熱く、甘く。苦く、塩辛く。

  ぢゅるぢゅると精液の残滓を飲み込み。裏筋に指を這わせ。睾丸を揉みしだき。

  夢中で肉棒を貪っていると…がさり、と茂みが音を立てた。

  

  「隊長、今の声…!?」

  

  「あぁ、来ましたね。」

  

  茂みから顔を出したのは、昔のシベリアンハスキーに良く似た、どこか頼りない、白い毛並みが美しい狼と、狸。

  狼はぴんっ、と耳を立て、シベリアンハスキーの肉棒から口を離した。

  へっ、へっ、と本物の犬のように浅ましく呼吸をしながら、期待の視線を向ける。

  

  「えっ…あっ…大…隊長…?」

  

  「いえ、彼は僕のペットです。そして、今呼んだのは…彼を紹介したかったから。僕だけで使うにはちょっともったいないかな、と思ったので。さぁ、自己紹介としてほしい事、彼らに教えてあげて。」

  

  シベリアンハスキーの声に、狼は四つん這いで二人に近付き、大きく開脚するとワレメを指先で開いた。

  ごぼり、とシベリアンハスキーの出した精液が溢れ出し、そして甘い蜜のような臭いを放ち。

  

  「おれはぁ、ごしゅじんさませんようのにくべんきでぇ、ぺっとれひゅぅっ♥ごしゅじんさまのこどもはらむっ、はらみたいっ♥でもごしゅじんさまがいうならぁ♥ふたりのおちんぽもくだしゃいっ♥せーえきそそいれぇっ♥うへっ、ぐへへっ、うへへぇっ♥」

  

  じゃらり、とチェーンの音が鳴る。

  それに誘われるように。白狼と狸は狼に近付いた。狼の臭いと表情を見ると…みるみるとその表情を唖然としたものから欲望の色へと変えていく。

  

  「…いいんですか?隊長。」

  

  「えぇ。ね?」

  

  「はひっ♥おちんぽっ、しゅきっ♥いっぱいいっぱいねじこんでくだしゃっ、ひひぃっ♥」

  

  シベリアンハスキーの言葉に、白狼と狸はズボンを降ろした。シベリアンハスキー程の大きさではない。

  しかし既に狼の痴態に反応し、むくむくと少しずつ大きさを増している様だ。

  狼はぱぁ、と妖しい笑みを浮かべると迷うことなく肉棒を二本、咥え込む。

  

  「ぐぅっ…」

  

  「あふぁっ…」

  

  じゅるじゅる、ぐぽぐぽと大きな音を立て、頬を凹ませながら。狼は二匹の雄の肉棒に奉仕する。

  蒸れた雄の臭いと味は狼のワレメから大量の愛液を溢れさせるには十分だ。

  

  「んぶっ、じゅるっ、んぐっ…んぶふはぁ…♥しゅきっ、おちんぽっ、うひっ、ひひっ♥」

  

  あっという間に勃起した肉棒。それでマズルを叩かれながら狼は嗤う。

  

  「どっちから挿入れますか?」

  

  ぐぱぁ、とシベリアンハスキーが狼のワレメを開く。ごぼり、と愛液と精液の混ざった液体が溢れ出し、滴る。

  ごくり、と唾を飲み込みながら…白狼が頷いた。

  

  「お、俺…からでいいですか?」

  

  「えぇ。貴方は?」

  

  「俺は…口…で…その後…」

  

  「いいですね。貴方はどうですか?」

  

  「はひっ♥はやくっ、はやくおちんぽっ♥たねじるそそいでぇ♥」

  

  仰向けに寝転がり、ワレメを見せびらかし。尊厳の無い表情。

  白狼はがっしりとその太腿を掴み、ワレメへ一気に肉棒を突き入れた。

  

  「~~~~♥♥♥」

  

  肉の塊。その味に狼は酔いしれ、言葉なく叫ぶ。そして開いた口に、狸の肉棒を捻じ込まれ。

  体を何度も痙攣させ。

  シベリアンハスキーはそれをみながらくすくすと笑う。

  

  「よかったですね。気持ちいいですか?」

  

  「むぐっ、んふぶぅぅぅっ♥」

  

  肉で貫かれ。雄に奉仕し。それをどこまでも幸福とし。全身を痺れさせ。

  狼の意識は混濁していく。

  ずばん、ずばん、と何度もワレメを肉でかき混ぜられ、蹂躙された。

  口からも大量の精液を注ぎ込まれ、胃の中を満たし、喉まで戻ってきた。

  雄が吼える度に、自分の雌が肥大化していく。もっと、もっと犯されたい。

  肉棒を引き抜かれたワレメは切なげにひくつく。

  ただただ白い液体に塗りつぶされ…注ぎ込まれ。

  雌としての悦びが全身を、脳を支配した。

  

  [newpage]

  

  

  激しい戦場。少し外れた所に。

  野営地。取り仕切るのは、狼の大隊長。その片手とも言えるシベリアンハスキー。

  勇壮な狼の姿に、戦場は良く似合う。互いに笑い合い。そして。

  夜になれば。

  膨れた腹を大事に撫で。しかし。

  淫靡に嗤い。

  目の前の雄に、狼は奉仕する。

  どくん、と脈動する腹は、やがて。

  呪いは。

  狼の幸福へ。歪で、淫らで。

  あぁ。

  嗤い声が聞こえる気がした。

  どうでもいいか。

  

  「うへへぇ…ふへぇっ…♥」

  

  狼は、嗤った。

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