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狼の少年は静かな図書室で一人、ぱらりと本のページを捲る。
外から聞こえてくるのは元気な子供達の声。
大きな黒縁眼鏡。垂れた耳と尻尾。
何処にでもいそうな少年―上原翼ははぁ、とため息を吐きページを捲る指を止めた。
ほっそりとした体格からあまり運動が得意ではないのが何となく察することができる。
しかし物憂げな瞳は何処か大人びている。
「…今日はどこにしようかな。」
ぽつりと呟く。と。
「翼くーん!」
元気な女の子の声。翼ははっ、としたような表情を浮かべ振り返った。そこに居るのは同じクラスの女子だ。
その手には家庭科の宿題となっている縫いかけの雑巾。
「ごめんね、本読んでるのに。宿題、どうしても上手く出来なくて…」
申し訳なさそうに話し掛けてくる女子に翼はにこり、と笑い本を手に取り元の場所に戻した。
「いいよ。読み終わってたから。何処が出来ないの?」
翼の優しい言葉に女子はぱぁ、と明るい表情を浮かべた。
「あのね!」
そして教室に向けて歩く。
その途中。
「翼が女子と歩いてる~!」
談笑しながら歩いていた二人を囃し立てるこれまた元気な男子。
「デートって奴ぅ?ひゅー、やけるねー!」
周りに居るのも言葉の意味を分からず囃し立てた。
ぶぅ、と頬を膨らませ女子は翼の前に立つ。
「五月蝿い男子!私はこれから宿題見てもらうの!あんた達は終わってんの?!」
「お、終わってらぁ!」
「はん、どうだか。どうせきったならしいぐっちゃぐちゃの雑巾未満なんでしょ?!」
「なんだと!?」
「なによ!!」
翼や取り巻きそっちのけでバチバチと火花を散らす二人。
翼はその間に割って入り困ったように笑う。
「そ、その、二人とも落ち着いて…一緒に見るから。早くしないと昼休み終わっちゃうよ?」
「翼くんはあいつに味方するの?!」
「翼?!」
「僕は二人の味方だよ。だからね、教室で、皆で宿題やろうよ。」
柔らかな優しい言葉にヒートアップしていた二人は少し落ち着きを取り戻したようだ。
「そ、そうね。」
「分かったよ…」
「はい、仲直り。じゃあ、教室に行こう?」
二人の手を取り握手をさせて。
それを見ていた別の女子がため息をつく。
「翼くん、やっぱり大人だよね。」
「凄いよね。かっこいいし、可愛い。」
言葉に周りはうんうんと頷いた。
下らない。なんて下らないんだ。
ドアの鍵を開け中に入ると翼は大きなため息を吐き心の中で毒づいた。
小さなアパートの一室は自分以外誰も居ない。
母親は今日も仕事で遅くなるらしい。
ランドセルを放り投げ眼鏡を外し衣服を脱ぎ捨てる。
無駄な肉のついていない体は中性的な美しさ。
そして、へその辺りには不自然な穴が開いている。
ぼふっ、と朝から敷きっぱなしの布団に翼は飛び込んだ。
学校に持っていくのを禁止されているスマホをさっそく弄る。
インターネットブラウザで開くのは、掲示板。
一つのスレッドを開いた。
ショタ好きが集うスレ。
ハンドルネームの要らない匿名掲示板。しかし、ある一つのハンドルネーム―通称コテハンがそこにはあった。よく、と平仮名のシンプルなコテハン。
『今日の16時から○○駅近くでヤりたい方募集♪先着二名様。値段は画像にあるから見てね♪』
そして一緒に貼ってある画像は。
顔を隠した狼の少年の自撮り。
つけられた首輪に局部がギリギリ見えないぐらいの際どい奴。
そしてぶら下げられたプラカードには行為による値段が書いてある。
手コキ五百円。フェラ千円。ゴム付き二千円。本番四千円。
そのレスの後は凄まじく荒れている。
吊りじゃないのか?いやでもこれ、前と画像違うぞ?本人降臨?流石に吊りだろww
様々なレス。
その中に。
吊りでもいいわ、行くわwというレス。
それと、だってよくってすげぇんだろ?俺も吊られるわwというレス。
翼はにんまりと―少年らしからぬ―笑みを浮かべその二件のレスに貼られていたメールアドレスに捨て垢のメールアドレスからメールを送信した。
『○○駅の○○ビジネスホテルで御願いします♪申し訳ないのですが、ゴムやホテル代はそちら持ちでお願いします♪絶対気持ちよくしてあげますね♪』
「これでよしっと。」
メールを送信し終えると翼は立ち上がり自分用のタンスを開けた。
上の方に仕舞われている子供らしい洋服を取り除くと…その奥にはもはや下着とも見紛う露出度の高い服。それと、へそにつけるピアス。
それらを全て取り出すと手慣れた様子で着替えていく。
髪の毛をかきあげ、耳と尻尾を立てて、カラーコンタクトをつける。
そこにもう、小学生の上原翼は居ない。
局部がぎりぎり見えない分かえって扇情的。
にぃ、と笑う表情は下手な売春婦より淫靡。
スマホを手に取り掲示板を確認する。
マジメール来たんだけどww
翼は自分の格好を写真で撮影し、メールを送信する。
『こんな格好です♪場所は掲示板には書かないでね。必ず一人できてね♪』
「いってきます♪」
楽しそうに翼―よくは家を出た。
駅の改札前。ジロジロと視線を受けながらも翼は気にせずスマホを弄っていた。
鼻唄混じりに、非常にご機嫌だ。
行き交う人の波の中。
「あ、よくさん?」
一人の大柄な馬の男がいやらしい笑みを浮かべて翼に近寄ってきた。
翼は頬を吊り上げ、頷く。
「うん。おじさんが一番最初♪もう一人来たら行こうね♪」
ぎゅう、と馬の足にしがみつき上目遣いに囁き、翼は馬の股間に触れた。
衣服越しからわかる熱に頭がぼう、とする。
「おじさんの…おっきい…♪」
さわさわと指先で撫で回し指を離す。
「つ、吊りじゃなかった…!」
ぐっ、と腕を掲げる馬に翼はぷぅ、と頬を膨らませる。
「皆酷いよぉ。吊りだ吊りだなんて。学校に行く前に写真撮るの大変だったんだよ?」
甘えるように喉を鳴らす翼。そこに。
「よくさん?」
声をかけるのは少し太った虎の男。汗臭く濃い雄の臭い。
こくり、と翼は頷く。
「そうです♪よろしくね、おじさん♪じゃあ、早速行こ♪」
[newpage]
駅から程近いビジネスホテル。窓から西陽が差し込み、部屋を明るく照らす。
その眩しさにはそぐわない暗い笑みを浮かべながら馬と虎は服を脱ぎ下着だけになる。
「おじさんたちの臭い…ふふっ、頭おかしくなっちゃいそう…」
膨らんだ下着。その下には。
上半身裸になっている翼は自分の指をしゃぶり唾液で濡らすとスパッツをずらし肛門にその指を突っ込んだ。
「んんぅ…じ、じゃあおじさん達は何してほしい…?」
二人の前に膝を付き潤んだ瞳を向けると切なそうな声をあげる。
その小学生らしからぬ痴態に二人はごくり、と唾を飲み込んだ。
「…お、俺、フェラしてほしい。」
下着の前開きから軽く勃起した肉棒を晒しながら虎の男はどもりがちに答える。
平均的な大きさのそれに顔を近づけて。
すりすりと頬擦りする。
「いいよぉ、いっぱい気持ちよくさせてあげるね♪そっちのおじさんは?」
「俺はどうしようかな。…よくくんの写真撮っていい?」
「んー…顔撮らないならいいよ?一枚百円で♪」
「掲示板に実況付で載せるのは…」
「あんまりしてほしくないけど…おじさんなら特別にいいよ?」
淫らな微笑みを浮かべながら頬擦りを続けていた虎の肉棒がびくびくと震え、硬さと大きさを増していく。
それに気がついた翼は虎の睾丸を軽く掴んだ。
「ごめんね、おじさん。今フェラしてあげるから♪」
「よ、よろしく」
口の中一杯に唾液を貯めて…翼はかぱ、と口を開けた。
「いたらきまぁす♪」
ぱく、と肉棒をくわえ込む。口腔内を満たす肉棒の熱さに翼は頬をつり上げた。
そのままじゅぷじゅぷとわざと大きめの音をたてながら虎の肉棒を吸い上げ、裏筋に舌を這わせる。
顔を前後に動かし頬を紅潮させながら上目遣いで翼は虎に奉仕しながら自らの肉壺に指を突っ込みぐちゅぐちゅと掻き回す。
「んっ、んぅっ、ぷはぁ…んっ」
唾液を垂らし、体を時折びくつかせる。その姿はとても幼い少年とは思えないものだ。
ぱしゃぱしゃと翼の後ろからシャッター音が聞こえる。
視線をちらりとやるとそこには鼻息を荒くし、下着から長大な肉棒をはみ出させながらスマホで写真を撮る馬。
カプカプと甘く亀頭を噛む。
虎は背筋をのけぞらせおぉぉ、と声をあげた。
同時に塩辛い先走りが溢れだし翼の口を犯す。
「ひもひぃぃ?」
「最高っ…!もう…射精そうだ…!」
ボタボタと垂れる虎の唾液。その臭いに更に翼の感情が昂っていく。
「らひれぇ、いっふぁい…♪」
じゅぽじゅぽじゅるじゅると激しく音をたて尿道に溜まった先走りを吸い上げて。
大きく膨らんだ睾丸までくわえ込み、長い舌でべろり、と舐め回すと。
「グォッ!」
虎は背筋を反らせるとぐっ、と翼の頭を抑えた。
どぶどぶと精液が勢いよく吐き出され翼の喉を叩く。
しかし翼はそれに戸惑うことなく濃い精液をごく、ごくと喉をならしながら飲み込んでいった。
射精が終わり、口を離すと唾液と精液にまみれる少し萎えた肉棒が外気に晒された。
「んぐっ…ごくっ…おじさん、いっぱぁい…♪」
飲み込みきれなかった精液がたらり、と口から零れ翼の可愛らしく天を突くペニスに零れた。
にちゅにちゅとそれを潤滑油代わりに扱きながら…翼は思い出したように脱ぎ捨てた服のポケットからペンを取り出した。そしてそれを虎に渡す。
「ヤってると何回誰が出した、とか分かんなくなっちゃうから…これで正の字、書いて♪」
真っ赤な頬に潤んだ瞳。
翼の言葉に虎と馬は頷いた。
「じゃあ早速…」
言いながら虎は翼の左胸につぅ、とペンを走らせた。
それすらも快感なのか翼ははぁっ、と息を漏らし震える。
「それじゃあ…そろそろこっち…?」
そして四つん這いになると二人に背を向け、ぐぱぁ、と尻を開く。その谷間にはクパクパとひくつき腸液をたらり、と溢す使い込まれたであろう肛門が。
年の割に開ききっており、もはや性器と言っても差し支えないだろう。
虎と馬は翼の痴態にまたしても生唾を飲み込み目を血走らせる。
「まず…馬のおじさんからでいいよね?」
後ろを振り向き翼は目を細め妖しく笑った。
その視線の先にあるのは馬のガチガチに勃起した、翼の腕ほどの長さはあろうかという長大な肉棒。
到底全て飲み込みきれそうにもないのだが…
翼は尻尾を振り、来るであろう熱を想像してペニスからとろとろと先走りを溢れさせた。
馬は翼の腰をがっしりと掴むと亀頭の先端を肛門に押し宛てぐりぐり、と擦り付ける。
「あっ…んぅ…おじさん…いじわるぅ…♪早く、早く頂戴?」
「じゃあ挿入れるよ?」
「んっ…」
ずぶり、と肛門を割り拡げながら少しずつ挿入されていく肉棒。
翼ははぁぁ、と熱く息を漏らしながらやはり淫靡な笑みを浮かべるのだ。
長大な肉棒はみるみると翼の中に収まっていく。
そして。
「全部、入った…!」
額から汗を流し馬は唸るように呟く。
肉棒の根元までくわえ込んだ翼の肛門は、そして腸内はぐにゅぐにゅと馬の肉棒を包み込み激しく収縮を繰り返す。
それは下手な売春婦よりも上等なものだ。
翼は舌をはみ出させぼたぼたと唾液を垂らす。
「おごぉっ…おっき…おじさんのおちんちん…苦しっ…のに…気持ちいっ…!」
腸壁の奥の奥まで貫かれる感触は快楽であり、苦しみでもある。
同居するはずの無い相反する二つの感覚に犯され翼の表情が崩れていく。
ぎゅうぎゅうと締まる肛門に、腸。
馬はゆっくりと半分ほど肉棒を抜き取ると、先程よりも早く肉棒を挿入し腰を翼の尻に叩き付けた。
「んほぉっ!?」
ごりゅごりゅと腸内を抉られ、掻き回される。
頭がおかしくなってしまいそうなほどの快楽に先程まで感じていた腹を圧迫される苦しみは消え去っていた。
「最高…っ!なんだ、これっ…!」
目を更に血走らせ馬はまるで獣のようにぶるるっ、と息を漏らすとがむしゃらに腰を振り始めた。
ずばん、ずばんと叩き付けられる腰。そして中を掻き回し腸を引きずり出さんとする肉棒に翼は嬌声をあげるばかりだ。
「あっ!おじさ…っ!はげしっ…らめぇっ!そんな激しくされたら…イッちゃ!ぼく、イッちゃぁぁぁぁぁ!!」
目を見開き翼は全身を数度びくつかせ強く肛門を締め付けた。
しかしそんな絶頂に浸るような時間すら与えず馬は更に腰を強く振る。
馬の肉棒が先走りと腸液が混じり泡立った液体を纏い、卑猥な臭いをたて始めた。
その臭いは翼の鼻を突き、更に体を敏感にさせていく。
「やらっ、らめぇ♪おかひくなっひゃぅぅ♪」
呂律の回らない口調で声をあげる。尻尾を激しく振りたくりもはや嬌声だけでは表現しきれない快楽を表した。
ますます具合を良くしていく翼の体内。馬はふーっ、ふーっと荒く鼻息を吐き動きを大きくさせる。
びくんびくんと肉棒は激しく脈動しびしびしと翼の腸壁を叩く。
そして。
「出るッ…!ォォ、ォォォ!!」
口の端から唾液を垂らし、本能のまま吼えると馬は腰を痙攣させ翼の対内に熱い濁流を解き放った。
「んゃぁっ!んひゃぁぁ…らめっ♪きちゃうっ♪お尻だけでっ♪れちゃうぅっ!んひぁぁぁ♪」
どくどくと注がれる精液の波に腹を乱され翼は触れられてもいないペニスからぴゅるぴゅると精液を放った。
精液はベッドのシーツを濡らし、青臭い臭いをたてる。
「はぁっ…はぁっ…」
射精を終えると馬はにゅぽん、と萎えた肉棒を抜き取った。
開ききった肛門からはごぼり、と精液が溢れだし、真っ赤な腸壁がぬたうっているのが見えた。
馬はその淫らな姿を写真に撮影する。
「気持ちよかったぁ…おじさん、その写真でオナニーしちゃうの?」
「多分しちゃうなぁ。すっごいエッチだよ?」
撮影した写真は確かにそんじょそこらのエロ本で見るよりも卑猥なものだ。
「あ、ちゃんと中出ししたから…お尻に正の字、ね?」
「しっかりしてるなぁ。」
ペンを手に取りきゅっ、と翼の尻に一本横棒。
翼の視線は…再び勃起した虎の肉棒。
「お待たせ。次は虎のおじさん…だね…♪」
[newpage]
ぷるるる、とアラームの音が部屋に響いた。
精液にまみれ腹を精液で膨らませた翼はん、と声をあげごくり、と今放たれたばかりの精液を飲み干した。
「ごめんねぇ、時間になっちゃったぁ。」
残念そうな表情を浮かべる翼。
彼の頭をぐしぐし撫でて虎と馬は満足そうに頷いた。
「大丈夫だよ。…じゃあ今、お小遣い渡すね?」
そして財布を用意する二人。
翼は鏡で胸と尻に刻まれた正の字を確認した。
「えぇっと…虎のおじさんが中出し4回に、フェラが5回。馬のおじさんが中出し5回にフェラが3回。2万6千円だね。…あ、馬のおじさんは写真も撮ってたから…えぇっと、追加で4千円。」
さばさばと計算をする翼。
だが何かを思い出したようにあ、と呟き上目遣いに二人を見る。
「ホテル代は二人でお願いね?だから…特別に4千円、二人とも安くしてあげる♪」
淫靡に、そしていやらしい笑みを浮かべる翼。
二人もニヤニヤと笑いながら翼に小学生が持つには大きすぎる金額を渡した。
ぱらぱらと数えて、頷く。
「丁度。じゃあ、ぼく、シャワー浴びて帰るから…また機会があれば、一緒にしようね♪」
帰路に着く。時刻は7時を少し過ぎた辺りだ。
家には当然明かりはついていない。
たぷたぷのお腹と疲れを引きずりながら翼は家の前に立った。
今日の戦果はそれなり。気持ち良かったことは気持ち良かったが…物足りない。
ドアを開けて中に入る。「よく」の時間は終わり望まれる「つばさ」に戻って。
着替えを済ませると家事を始める。
夜ご飯を作り、洗濯機を回して。
炊飯器は早炊で問題ないだろう。
ちゃっちゃかおかずも作り…と。
ガチャガチャと鍵の開く音。
「ただいまぁ…」
疲れきった声。翼の母親だ。
とてとてと駆け出し翼はにっこりと控え目な笑顔を浮かべる。
「お帰りなさい、お母さん。」
「また遅くなっちゃって、ごめんね?」
「うぅん、大丈夫。お母さんも、あんまり無理しないでね?」
靴を脱ぎ翼をぎゅっ、と抱き締める母親。
「本当に、ごめんね。」
「僕、一人でも大丈夫だよ。」
母親の肩を優しく叩く。
心暖まるシーンなのだろう。
ただ一つ。
恐怖を感じるほどに感情のこもらない翼の顔を除けば。
夜ご飯を二人で食べて。
望まれているであろう言葉を、空虚な言葉を並べて。
あぁ、下らない。
そして話の中で。
母親が土曜日出勤で、帰るのは日曜の昼になってしまうようなのだ。
思わず尻尾を激しく振るところだったがなんとか押し隠し残念そうな表情を浮かべる。
9時。翼はくわぁ、と欠伸をすると眠たそうに目を擦った。
「お休みなさい。」
「うん、お休み。」
自分の部屋に戻ると翼はにぃ、と頬をつり上げスマホを弄り始めた。
プライベートなSNSを開き、ある人物にメッセージを送る。
『今週の土日、泊まり掛けで遊べるようになったよ。おじさんは遊べる?』
返事はすぐに来た。
『もちろん!翼くんと遊ぶの楽しみに今週頑張っちゃうよ!』
『僕も!』
つり上げた頬が緩む。
楽しみが出来た。これで退屈な生活にも耐えられると言うものだ。
[newpage]
土曜日。少し早めに目を覚まし翼は朝御飯とお弁当を用意していた。
母親用に。あの人を安心させるために。
偽るために。
「おはよう!」
どたどたと慌ただしく寝室から出てくる母親に、翼は微笑んだ。
「おはよう。…朝御飯、出来てるよ。お弁当も作ったから。頑張ってね。」
母親はじーん、と涙を流しそうな表情を浮かべていた。
「ありがとう、翼。」
着替えを済ませて少し慌ただしい朝食。
「ごめん、翼。お母さん、もう行かなくちゃ。じゃあよろしくね。」
申し訳なさそうな表情を浮かべる母親に翼は微笑みを浮かべた。
「うん、気を付けてね。行ってらっしゃい。」
慌ただしく家を出ていく母親を見送ると…翼は早速着替え始めた。
やはり露出の多い服だ。というかもはやほぼ下着といっても過言ではない。
タンクトップのような服は胸を隠すほどしかなく、パンツはぎりぎり尻たぶが見え、股間を辛うじて隠すほどの短さ。
前につけたものより大きく派手なへそピアスを付け、大きなハートマークのボディペイントを張り付ける。
全身の柔らかな毛を丹念にといて。
カラーコンタクトを着用。
準備はばっちり。
鏡に写った自分を確認して、くるり、と一回転。
「おじさん、喜んでくれるかなぁ?」
ふふっ、とその見た目とはそぐわない少年らしい笑顔で呟き翼はスマホを手に取った。
『10時に◯◯駅の前でいいかな?』
おじさんの連絡に翼は急ぎ返信する。
『大丈夫だよ♪今から行くね♪』
お泊まり。これから始まる胸踊る時間に翼はふるふると尻尾を振り鼻唄混じりに出掛ける準備をしていた。
駅前は休みと言うこともありそれなりに賑わっている。
ド派手…というよりも性的な格好をしている翼に僅かばかり視線が集まる。
しかし翼はまったく気にする様子もなくスマホを弄り暇潰しをしていた。
掲示板を確認すると…この間の馬と虎があげたであろう写真と実況があり、その後もスレッドは大にぎわいだ。
表情こそ見えていないが…だからこそ想像をかきたていやらしさを増す。
「気持ち良かったけど、馬のおじさん、おちんちん長すぎて…」
思い出しながら呟きはぁ、とため息を吐く。と。
「翼くん。待った?」
聞こえてくるのは低く渋い声。
聞き覚えがある。翼は目を輝かせながら振り向いた。
そこにいるのは中年…まではいかないものの、ナイスミドルな牛。
白のポロシャツから鍛えられているであろう立派な胸筋がちらり、と見えて。
履いている青っぽいジーパンはウエストに合わせているせいか太ももがぴちぴちできつそうだが…それが尚強調する形になっている。
黒い毛並みは艶々と、立派な二本の角はぎらり、と光り。
「おじさん!」
翼は尻尾をぶんぶんと振り牛の足に抱きついた。
牛―楓はよしよしと翼の頭を撫でる。
「久し振り…かな?またエッチになっちゃって。びっくりしたよ。」
嬉しそうに笑うと楓はよっ、と翼を抱き上げた。
「おじさんに喜んで欲しかったの♪どう?ピアス。可愛い?」
「あぁ、凄く可愛いよ。今すぐに食べちゃいたいぐらいだ。」
すりすりと人目も気にせず頬を擦り、笑う楓。翼はぴこぴこと耳を動かし尻尾を振って全身で喜びを表現した。
「えへへ♪でも、今はダメ♪遊びに行こ?」
「そうだね。…じゃあまずは車に行こうか。」
「うん!」
翼を降ろすと二人は手を繋いで歩き始めた。
乗り込む車は綺麗に整備されており、とても高級そうに見える。
車に乗り込むと僅かなタバコの臭いと…
「おじさんの臭い…♪」
敏感な翼の鼻はばっちりと車内に充満している楓の体臭を嗅ぎ取った。
ぼぅ、と顔を赤くする翼に楓は苦笑いをした。
「俺の臭い、そんなにする?」
「…んっ…うんっ…コーフンしちゃうよぉ…♪」
「こらこら、今はダメって言ったのは翼くんだろ?」
車のキーを挿し込み捻る。低いエンジン音が響いた。
「じゃあ、どこ行こうか。俺は何処でもいいよ?」
「んっと…アクセサリーショップ!僕に似合うピアスと、ボディペイントのシール、おじさんに選んで欲しいの!」
「分かった。」
アクセルを踏みギアを切り替えて、車は進む。
車内に流れるのは静かだが気持ちの上がるインストゥルメンタル。
リズムをなぞり翼は鼻唄を歌う。
「いやぁ、逢えない間寂しかったよ、俺。連絡無かったら挫けてたかも。」
「僕も。だからね、今、すっごく嬉しい!」
目を輝かせる少年。
だが、すぐに表情が淫らで妖艶なものになる。
「…楽しみだなぁ♪」
ぺろり、と舌なめずり。その視線の先には、楓の膨らむ股間。
「俺も。」
ギアを切り替えながら楓はにんまりと笑う。
軽いドライブ。車内は朗らかな空気で談笑が弾む。
何てことの無い会話。いつもなら退屈で仕方ないはずなのに、それが楽しくて嬉しくて。
翼は表情をころころと変えながら更に会話を弾ませる。
楓もそれを聞き、楽しそうに頷いたり、笑ったり。
あっという間に目的地に着いた。
少しアダルティな商品の揃ったアクセサリーショップ。
二人の行きつけだ。本当なら未成年は入れないのだが…
「いらっしゃいませ。」
店員は特に気にする様子もなく笑顔を浮かべながら二人に頭を下げた。
「こんにちは!」
手と尻尾を振りながら翼は元気よく挨拶をする。
「久しぶりの来店、ですね。お二人が来てくださらないと静かで少々寂しいのですよ?」
「嬉しいこと言ってくれるね。ゆっくり買い物させてもらうよ。」
「ピアスみたいー!」
「かしこまりました。翼様によくお似合いの新商品を取り揃えておりますよ。こちらへどうぞ。」
そして店の奥に案内される。
そこに並ぶのは手を出すには少々値の張る品々。
どれもこれも細かく細工が施され値段相応の高級感がある。
翼は尻尾を振りそこに並ぶものを品定めし始めた。
「どんなのが似合うかなぁ?これとかどう?」
手に取ったのは大きなスペードを象ったへそピアス。
その周りには蒼い宝石がちりばめられ非常に美しいものだ。
自分のへそにあて首を傾げる翼に楓はむぅ、と腕を組み唸る。
「色合いが合わない気がするな。…こっちはどう?」
楓が手に取ったのはきらきらと輝く銀色のもの。
「えー、なんか地味じゃない?ほら。」
少し不満げに返し翼は試しにへその近くにかざしてみる。
確かに先程のものより地味ではあるが…
「翼くんは可愛いからアクセサリーとかもシンプルな方が俺は似合うと思うよ?」
「…えへへっ…♪嬉しい♪」
嬉しそうに耳をぴこぴこと動かし翼はにっこりと笑った。
「…ぁ。」
ご機嫌に鏡の前で回ったりとしていた翼だったが…あるものを見つける。
それはいくつものビーズが連なり、先端にはふさふさの毛がついた…
いわゆる、アナルビーズという奴である。
「こーゆーおもちゃ、使ったこと無いよね…♪」
つつっ、と指先でなぞりながら翼は先程までの無邪気さが嘘のような妖しい笑顔を浮かべた。
「それも買ってみようか。」
「気持ちいいといいなぁ♪」
その他にも耳に穴を空けないでもつけられるピアス。
ローター。
派手目なポディペイント。
いい香りのするローション。
様々な―今日のお楽しみに使うものも含めた―物をたっぷりと買い込む。
「誠にありがとうございます。」
「あぁ、後これ。」
カードを取り出した後に楓はレジの近くに置いてあった瓶を手に取った。
翼はそれを見て首を傾げる。
「強精薬…?おじさんにはまだ早いんじゃない?」
「まぁ普段はいらないけど…翼くんと長く沢山楽しみたいからね。」
「えへへっ…」
「そちらも新商品でして。是非次回、感想を教えてくださいませ。それでは、またのご来店お待ちしております。…よい休日を。」
外に出ると陽が空高く。長いこと薄暗い店内にいたせいか非常に眩しい。
「一杯買っちゃったね。ありがとう、おじさん♪」
少々大きめの袋を持ち上げると翼はにっこりと笑う。
そんな翼の頭をくしゃくしゃと撫で回す楓。
と。
ぐぅぅ、と腹の虫が鳴く音が聞こえてきた。
もうそんな時刻か。
「お昼にしようか。翼くんは何食べたい?」
「おじさんと一緒なら何でもいいよ!おじさんは何食べたい?」
翼の言葉に楓は腕を組みぽん、と手を打った。
「翼くんの手料理が食べたいな。卵焼きとか。いいかな?」
楓の言葉に一も二もなく翼は頷いた。
「うん、もちろん!すっごい美味しいの作っちゃう!」
「じゃあ買い物しようか。…ここの所忙しくて家に何にも無いんだ。」
苦笑いする楓。その手を取りながら翼は眉をしかめる。
「ご飯、食べられてるの?」
「コンビニ弁当だったり食べなかったりかな。」
「忙しくてもご飯はちゃんと食べなきゃ。ね?」
「はい。」
ぎゅっ、と手を握り歩く姿は、まるで親子のようにも見える。
[newpage]
スーパーで買い物を済ませ車を走らせること数分。
高級そうなマンションに到着した。
ここの一室が楓の家である。
「何回見てもおっきい…!」
ででーんとそびえ立つマンションを見上げ翼は思わず呟いていた。
楓は両手に荷物を持ち苦笑いする。
「毎回聞いてるなぁそれ。まぁ、ちょっと頑張ったからね。さ、行こうか。」
「うん。」
入り口でカードキーをかざし、エレベーターで数分。
静かで高級感のある廊下が目の前に広がる。
そこを少し進んでいけば楓の住む家だ。
「ただいま~♪」
鍵を開け中に入ると翼は耳をぴこぴこと動かしながら明るい声をあげた。
中はとても広く、生活感があまり感じられない。
が、部屋の端の方には脱ぎ捨てられた衣服や下着などが散乱していた。
鼻をすんすんと動かし翼は眉を吊り上げた。
「おじさん!ちゃんと洗濯もしないと駄目だよ!もうっ!」
荷物をテーブルに置きながら楓は軽く頭を下げた。
「面目無い…いや、ほんと今週は忙しかったんだって。」
はぁ、とため息を吐き洗濯物を拾い上げる翼。
「洗濯しちゃうね。」
「よろしく頼むよ。」
「洗濯機~」
とてとてと軽く駆ける。
洗濯物がゆさゆさと揺れて…熟成されたような臭いが翼の鼻をつく。
嫌悪感は覚えない。むしろ。
「おじさんのにおい…♪」
頬を紅潮させ翼ははぁっ、と恍惚のため息を吐いた。
股間がぴくぴくと反応している。時間に限りがなければ今すぐに自慰でもしたいところだが。
ふるふると首を振ると洗濯機に放り投げた。
ピピッ、とスイッチの音。洗剤なんかも入れて後は放置で十分だろう。
リビングに戻ると…パンツ一枚でぐでぇ、とだらしなく椅子に座る楓の姿。
やはり鍛え上げられている筋肉は美しく、そして。
「…おじさんの体、やっぱりエッチ…♪」
今すぐにでもその体に貪りつきたいところなのだが…お腹の音がデュエットした。
「…先にご飯にしよ。」
非常に惜しい。しかし食欲には勝てないのだ。
ほとんど使われていないであろうキッチンを台布巾でさっ、と拭き取り翼は料理を作り始めた。
「…翼くんの手際、凄いなぁ。お嫁さんにしたいぐらい。」
「おじさんのお嫁さんかぁ。僕もなりたいな。ねぇ、ダーリン?」
尻尾を振り満面の笑みを浮かべ冗談混じりに問いかける翼。
「なんだい、マイハニー。なんつって」
「…やだぁ、なんか気色悪いー。」
「随分失礼だね」
なんてことのない会話が、嬉しくて、楽しくて。
手際よく作られた料理は卵焼きにきんぴらごぼう。そして味噌汁。
ご飯は時間の関係上インスタントだが。
「おぉ…!」
机の上に並ぶ素朴な料理に楓は感嘆の声を上げた。
独り暮らしには眩しいものである。
「はい、召し上がれ。」
にっこり笑う翼。楓は手を合わせ、早速食事を始めた。少し遅れて翼も食事を始める。
「んまい!」
「良かった。味見あんまりしてないから不安だったんだけど…」
「いやいや、凄いよ。こんな旨い料理そうそう無いから。」
「そんな褒められると照れちゃうよ…えへへ、ありがとう。」
しばし無言の食事タイム。
無言なのに、寂しさを感じることはない。
それが翼には嬉しい。
大きな窓から射し込む陽射しが暖かだ。
ゆったりと過ごす休日は、とても贅沢なものだ。
「ごちそうさまでした。」
食事を終えた二人の声が綺麗にハモる。
くすっ、と笑いあって。
時計をちらり、と見る。二時を少し回ったぐらい。
翼はふわぁ、と欠伸をした。
つられるように楓も欠伸をする。
「…昼寝しようか。」
「ん…ふわぁぁ…」
眠たそうに目を細める翼。
楓はひょい、と翼を抱え上げる。
「お姫様抱っこだぁ…おじさん、いいにおい…♪」
楓にぎゅうっ、と抱きつき翼はゆるり、と尻尾を振った。
いとおしそうに翼の耳を甘く噛み、楓は寝室へと向かう。
カーテンが締め切られ薄暗い室内。セミダブルほどはあろうかというベッドに翼を降ろすと楓は下着も脱ぎ払い、全裸になる。
ベッドに潜り込むと、翼の頭に腕を差し入れた。
「あったかぁい…」
楓の体温に包まれて翼はにっこり微笑む。
ぽん、ぽんと一定のリズムで翼の頭を軽く叩く楓。
静かな部屋。互いの呼吸音、ひいては心臓の音まで聞こえてくるようだ。
安心しきったのか、翼は目を閉じ、すぅすぅと寝息を立て始めた。
「おやすみ。」
ちゅっ、と軽く翼の額にキスをして楓も目を閉じた。
[newpage]
目を覚ます。カーテンに遮られた光が赤く変わっている辺り、もう夕方か。
じんじん痺れている腕に眉をしかめながら楓は上半身を起こす。
翼の姿が見えないが…包丁の音と鼻唄が微かにキッチンから聞こえてくる。先に起きたのだろう。
ベッドから立ち上がりのそのそとキッチンに向かうと…
「あ、おはよう、おじさん♪」
全裸にエプロンとまぁ辛抱たまらん格好で微笑む翼。
寝起きで半分ほど勃っていた楓の肉棒がむくむくと大きくなる。
「翼くん、その格好は駄目だ。俺我慢できない。」
のしのしとちかより翼の手から包丁を取り上げると翼を抱え上げ唇を奪う。
「んっ…」
それに驚くこともせず、拒むこともせず翼は受け入れ、幸せそうに目を細めた。
楓の短いがかなり太めの舌が翼の口腔内を犯す。
舌を絡ませ唾液を交わし。
楓はその間にも翼の尻たぶをがっしりと掴みながら中指を翼の肛門に近づける。
それだけで翼の肛門はひくつき腸液を溢し始めていた。
「んむっ…はむっ…」
ちゅぶちゅぶと粘着質な水の音が二人の感情を昂らせる。
つぷ、と中指を挿入すると翼はびくっ、と震えた。
それは恐怖や怯えではない。
純粋な悦び。
期待に目尻が下がり、翼は淫靡に笑う。
中指をズブズブと進め、こりこりと前立腺を撫で回す。
翼の可愛らしいペニスがエプロン越しに分かるほど膨らみぴくぴくと脈動する。
先走りが溢れエプロンにシミを作った。
ぐちゅぐちゅと少し激し目に掻き回す。
「ぷはっ…ぁっ、らめっ♪んぁっ!」
唇を離すと翼は甲高い嬌声をあげた。
溢れ出す腸液がぼたぼたと滴り落ち床を汚す。
そして卑猥な臭いを立て始めた。
にゅぽん、と指を抜き取るとたっぷりと腸液をまとっている。
「エッチだね。こんなに濡らしちゃって。ちょっと指入れただけなのに。」
翼の鼻前に指をもっていく楓。
くんくんと鼻を鳴らすと翼ははぁっ、と息を漏らした。
「おじさんがこんな風にしたのにぃ…♪いじわるぅ…♪」
「こんなにエッチにはしてないけどなぁ。じゃあ、どうして欲しい?」
耳元で囁かれ、翼は楓の股間に視線を落とす。
翼の腕…まではいかないものの相当な太さと長さを持つ肉棒が先走りを垂らし、しっとりと濡れびくついているのが見えた。
「おちんちん、お尻に入れてぇ…ぐちょぐちょしてぇ♪」
甘えるような口調。そして喉を鳴らす。
楓は口の端を持ち上げると翼の尻たぶを掴み肉棒の先端を肛門に宛がった。
伝わる熱が、翼の頭を熱くする。
滴る腸液と先走りが混じって楓の肉棒を濡らした。
「じゃあ、挿入れるよ?」
楓の言葉に翼は嬉しそうな表情を浮かべこくこくと頷いた。
「はやくぅ…♪」
ねだるように視線を送る。
楓は一気に開ききった翼の肛門に肉棒を捩じ込んだ。
「あぁんっ!」
その衝撃に翼は顔を蕩けさせる。
腸壁がぴったりと楓の肉棒に張り付ききゅうきゅうと吸い上げて。
楓はぶるり、と腰を震わせた。
「翼くん、また気持ちよくなってる。いろんなおじさんとシてるのかな?」
ずぱんずぱんと腰を叩きつけながら意地悪く問いかける楓。
翼は嬌声を上げながら楓の背中をぎゅう、と掴む。
「うん、ごめんなひゃいぃ!でもぉ、おじさんがぁ、いちばんっ、はひぃっ!きもちっ、いいっ!」
エプロン越しに楓の腹筋に擦られ翼のぺニスはだらしなく先走りを溢れさせる。
「そうやって、他のおじさんにも言ってるのかな?いけない子だねっ!」
ごりゅごりゅ、と最も深い場所を、前立腺を抉りながら楓は腰を振り翼の耳を噛む。
「いってないよぉっ!おじさんのがっ、いちばんっ!おしりぃっ、らめっ、きもちよすぎれっ、へんになりゅうっ!」
少年らしからぬ表情で喘ぐ翼に楓は嬉しそうに頬をつりあげ、口の端から唾液をこぼした。
「嬉しいねぇっ!俺のが一番なんてっ!ここ!?ここが好きだよねっ!翼くん!」
肉棒をわずかに露出させじっくりと腰を回し腸壁を撫で上げる。
翼はそれに目を見開きビクビクと全身を痙攣させた。
「あっ!らめっ!しょこっ、らめぇ!!きちゃうっ!めしゅいきっ!きぢゃぅぅぅぅ!!」
それに翼は耐えきれず悲鳴のような声を上げた。
射精こそしないものの全身を駆け抜ける快楽に翼は舌をはみ出させた。
しかし楓の責めは止まらない。
時折腰を止めぐりゅぐりゅと抉り、かと思えば激しく腸の奥へと肉棒を叩きつけ。
翼はただひたすらに喘ぎ笑う。
ぼたぼたぼたと泡立った腸液が楓の逞しい太股を。そして地面を汚した。
やがて楓の肉棒がびくんびくんと激しく脈動し始め、楓はぶるる、と息を吐き出す。
「そろそろイッちゃいそうだ…!いいかい?全部中に出して…!」
「んっ!はぁっ…!はやくちょうだいっ!せーえき!おじさんのっ、ぜんぶぅっ!」
肛門を締め付け尻尾を激しく振りたくる翼。
楓は一度大きく腰を引くと素早く腰を叩きつけた。そして。
「ぶもぉぉぉっ!!」
どぶびゅるるびゅどぶぶびゅるるっ、ぐびゅるるるっ!!
「あっ、ぁぁっ!イクッ!イッちゃぅぅぅ!!」
熱い濁流に翼も限界を迎えぴゅるぴゅるとエプロンに大きなしみを作った。
長く凄まじい勢いの射精。
それが終わったのは数分ほど経ってからだ。
満足したようにふぅ、と息を吐き楓は翼の肛門から肉棒を抜き取った。
精液と腸液にコーティングされた肉棒は未だに硬さを保っており、びくんと震え精液を垂らしている。
ゆっくりと翼を下ろし楓は汗を拭った。
蓋を失った翼の肛門からは精液が溢れだし翼の足を汚す。
「もう…おじさん、だしすぎ…♪」
呂律の回らない口調で翼は呟き溢れた精液を掬い上げ、腹にぬちゃり、と塗りつけた。
「久々だったからね。まだまだヤれるよ?」
「これからご飯作るからだぁめ。…おじさん、ここ、掃除しておいてね?」
このままでもいいとは思うが…まぁ流石にこの臭いというか、状況の横で食事をするには辛いか。
楓は頷きティッシュをとった。
翼は楓に背を向け料理を作り始める。
ぽっかり開いた肛門、溢れる精液。
襲いたいが…ここはぐっ、と我慢。
「あ、俺お風呂つけてくるよ。」
床を拭き取った楓は提案した。
なんていうか、このままだとまた行為に及んでしまいそうなのだ。
翼は振り向き頷く。
「うん、お願い!」
その笑顔に淫靡さは無く、無邪気な少年らしいものだ。
思わず顔を僅かに赤らめて楓は風呂場に向かうことにした。
[newpage]
体を清めて、食事をして。
夜を迎える。
翼のしっとり濡れた毛並みは滑らかで美しい。
ベッドに横たわり、尻尾を用いあえて秘部を隠しながら翼は誘うように楓へと視線を投げる。
「おじさんの好きにしていいよ?」
そして妖艶に微笑んだ。
その姿は下手な淫売よりもよほど淫靡なものだ。
楓はにっ、と微笑み、ベッドの横にある袋へと手を伸ばした。
店員におすすめされた強精薬と、ローター。
ぱきり、と強精薬の蓋を開けると独特な漢方の香りが広がりいかにも効きそうだ。
一気に飲み干し楓はふぅと一息吐く。
「おぉ、すげぇあっつい。」
腹をさすりながら呟きローターを開ける。
付属の電池を入れて翼のペニスに装着した。これから起こるであろう快楽に期待が高まりピクピクと可愛らしく脈動する。
スイッチを置き、楓は袋からローションのボトルを取り出すと蓋を開けた。
そしてとろとろと翼の股間部に垂らす。作られたような甘い匂い。いつも使うローションは、翼の股間に触れると熱を持ち始めるように翼は感じていた。
「あっ…んぅぅっ…あつ…あつい…♪」
耳を畳み瞳を潤ませながら呟く翼。楓はにぃ、と笑うとローターのスイッチを入れた。
ヴヴヴ、と振動音が響いて。翼は体を震わせるととぷり、と先走りを溢れさせた。
「ぁっ、んんっ、やっ、きもちっ、いい…!」
「今からもっと気持ちよくしてあげるからね。」
楓はベッドの上に膝立ちをするとローションと先走りと腸液で濡れてひくひくと蠢く肛門に指を突き入れた。
結構な太さの指だが、翼はそれを難なく受け入れる。
「やっ、ゆびっ、らめぇっ♪」
ぐちょぐちょと腸内を掻き回すと翼は可愛らしい嬌声をあげ、表情を蕩けさせた。
一本入れた指を二本に増やし、もう片方の手で翼の細くしなやかな太ももを撫でる。
優しく、そしてピンポイントな愛撫。
「おじっ、さんっ、らめっ、もう、いっちゃ…ぁっ!」
ローターによる直接的な刺激、そして雌の快楽に翼は唾液を零し、そして早くも絶頂に達する。
ぴゅうぴゅると噴き出す精液が翼の腹部を白く汚した。
楓は指をにゅぽん、と抜き取り舌なめずりをする。
「もうイッちゃったね。やっぱり翼君のイキ顔、可愛い。もう俺、チンコこんなんだよ。」
ビクンビクンと脈動し血管をぐるぐると纏った肉棒は先程行為をした時よりも大きく天を突いていて。
翼ははぁっ、と熱く甘い吐息を漏らした。
「おじさんのおちんちん…おっきぃ…はやく、はやく頂戴…?」
尻たぶを掴みくぱぁ、と肛門を割り拡げる。もわ、と独特の臭いが広がり部屋の中に充満する。
じゅるっ、と唾を飲み込むと、楓は亀頭を翼の肛門に宛がいぐりゅぐりゅと入り口だけを責め立てた。
「やぁっ、じらしちゃやだぁ…はやく、はやくぅ♪おっきくてぶっといおちんちん、僕のお尻に入れてじゅぽじゅぽしてよぉ♪」
「本当にいやらしいね、翼くん。」
「こうしたのはおじさんだよぉ…♪」
「そうだったかな?…じゃあ、翼くん、頂きまぁす。」
ずぷずぷとゆっくりと巨根を翼の中に埋もれさせて行く。その圧倒的な存在感と暴力にも似た快楽に翼はただただ身悶える。
「おじさんのっ、あついのぉ、きらぁっ♪」
台所でした時よりも熱く硬く。ビクビクと震える翼の腰を掴むと楓は腰を振り始めた。
ずちゅずちゅと音を立て腸液が泡立つ。ごぽっ、と楓の巨大な肉棒と翼の肛門から音を立ててそれらが溢れ出した。
「しゅごいっ♪おじさんのきもちっ、いいっ!あっ、んぁぁっ、んんんぅっ!」
びくびくっ、と痙攣し翼はだらしなく舌をはみ出させ頬を紅潮させる。
ローションのおかげか、翼の中はとろとろに蕩け、心地よく楓の肉棒を包み込みうにょうにょと絞った。
楓は夢中で翼を貪る。口の端から唾液を零し、細い翼の体に大きな体を乗せて。
「おじさっ…くるしっ…♪」
自分の数倍はあろうかという体重を受け止める翼。当然呼吸が苦しくなりみしみしと体が軋む。
しかし脳はそれを快楽としても受け取っているのか、きゅんきゅん、と肛門が心地よく楓の肉棒の根元を締め付けて。
「そう言って、おまんこの方は気持ちいいって言ってるよ?」
ずちゅっ、ずちゅっ、と激しく腰を叩きつけ、翼の耳の裏を撫でながら楓は意地悪く笑う。
そしてローターの強さを最大にした。ヴヴヴっ、と激しい振動。
「あっ、あっ!!!らめぇっ、きちゃうっ!もうきちゃう!めしゅいきっ♪イクッ、イクッ!いっひゃうぅぅぅん!!!」
ぴゅるぴゅるっ、と精液をペニスから撒き散らし翼は激しく体を痙攣させた。
絶頂に達したことにより、翼の腸壁がぐにぐにと更に蠢き楓の肉棒を激しく吸いあげ溢れ出ている先走りを飲み干していく。
びくんびくん、と限界まで勃起した楓の肉棒が翼の腸壁をごつごつと叩いた。
「やっ、んひゃあぁっ!?おじっ、ら、ひやぁぁぁんっっ!!」
脳の許容量を超える快楽に翼はただ叫び楓に強く抱きつき爪を立てる事しか出来ない。
「そろそろ出すよっ、翼くんッ…!」
待っていた一言。翼はぶんぶんと激しく尻尾を振り何度も頷いた。
「ちょうだい、おじさんっ!はやくっ、ぜんぶぅっ!」
きゅう、と肛門がしまって。
「ぶもぉっ!ぉぉぉぉっ!!」
ずぱん、と翼の奥まで肉棒を挿入すると楓はそこで絶頂を迎えた。
びゅるるるる、と濃く熱い精液が注ぎ込まれる感触は翼の想像を遥かに超えるもので。
「あひっ!やっ、ゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」
まるで悲鳴のような甲高い嬌声をあげ、そして翼は蕩けた表情を浮かべ唾液を零す。
びゅるびゅると射精を続ける楓の肉棒だが…楓自身はまだ満足していないようだ。
ぶもぉ、とまるで本物の獣のように唸ると射精を続けながらぱん、ぱんと腰を何度も叩きつける。
「やっ!?らめっ!でてりゅっ、でてるのにっ、うごいちゃやぁぁぁぁ!!」
「ごめんね、翼くん!でも駄目だ、止められないッ!翼くん、可愛いっ!!可愛すぎて俺、駄目だっ!ふごぉぉぉっ!!」
びゅるびゅる、ぐちゃぐちゃと卑猥な水の音が腹から直接翼の脳内を叩く。
ぼこん、と腹が膨れ、その度に翼は絶頂を迎える。それは天国のような…いや、拷問のような。
「あひっ♪おじさんっ、しゅきっ♪らいしゅきっ♪きもぢぃっ!?」
「俺もっ!最高に気持ちいいッ!翼くん!もう一回っ!」
ようやく射精の勢いが収まってきたと思ったが、楓の肉棒は更に大きさを増し翼の中を圧迫していく。
精液と肉棒で膨れた腹をなでられると、敏感になりすぎている翼はぴゅるぴゅると薄くなってしまった精液を吐き出した。
「らめぇっ!おなかいっぱいれぇっ!あふれちゃうぅぅぅぅん!!」
「駄目っ!出すッ!全部っ!孕んで!翼くん、俺の子供孕んでッ!!!」
「はらむぅ!おじさんのこどもっ、ちょうだい!」
「ぐぉっ…おぉぉぉぉ!!!」
びゅくっ、びゅるるるるるどぶぶりゅるる!!
つい先程まで射精していたにも関わらず濃い精液。そして量も更に増しているようだ。
半分固体のようで、翼の体内を埋めていく。
「ぉっ…!おごぉっ…!!」
激しく全身を痙攣させると翼は半分ほど意識を飛ばし壊れた笑顔を浮かべた。
楓は狂気にも似た光を目の奥に宿し…またしてもゆっくりと腰を振り始める。
かき回される腸内。肛門からごぽごぽと尋常ではない量の精液と腸液が混ざった液体が溢れベッドを濡らしていく。
「あの強精薬凄いなっ…!全然勃起が収まらないよ…!」
「あひっ!おちんちんっ!硬くて熱いぃっ!」
萎える事を忘れた肉棒を腸壁で感じ取りながら、翼は楓の胸に顔を這わせ、乳首を咥える。
そしてちゅうちゅうと吸い始めた。
「おっぱい…♪おじさんのっ…おっぱい…♪おっきくて、しゅきぃ…♪」
目にハートマークを宿しながら翼は全身で楓に奉仕する。
くすぐったく、心地よく刺激を欲しがる部分を舐め上げる翼の舌。楓はにんまりと微笑み少しずつ腰の速度を上げていく。
時折肛門から姿を見せる肉棒はグロテスクに濡れて妖しげに光り。大きさをどんどん増していくようにも見える。
二人の狂った宴は、まだ始まったばかりだ。
[newpage]
カーテンの隙間から朝陽が差し込み。全身をがびがびにした翼が目を覚ました。
あの後はもう数え切れないほど中に精液を注ぎこまれたのだ。今でもまだ腹の中に精液を感じる。
ふふ、と妖艶に笑い翼はぽこりと膨れた腹を撫でた。
隣ではぐーぐーといびきをかきながら眠る楓。やはりその体は汗や精液などでがびがびになってしまっている。
朝ごはんを準備するのもそうだが…先にお風呂だろう。
楓の腹を撫でると翼は立ち上がり部屋を出た。そして風呂に向かい、浴槽にお湯を落とす。
自分と対面して。甘える事が出来て。それはとても幸せで、満ち足りた事。
浴槽に落ちていくお湯を見つめ、翼はぼぉっ、とする。寝起きのせいだろうか。まだ頭が余り動かない。
この後は、朝ごはん…そして…
「おはよう、翼くん。」
その声に翼ははっ、と意識を取り戻した。どうやらちょっとの考え事のはずが結構な時間経っていた様だ。
眠たそうに欠伸をする楓。振り返り、翼は楓に抱きついた。
「おはよう、おじさん♪」
腕を、体全体を通して体温が伝わってくる。ドキドキと心臓の音。
「昨日はごめんね。一杯しちゃって。」
「ううん、いいの。気持ちよかったし、僕で悦んでくれるの、嬉しい。」
言いながら翼は楓の肉棒にそっと手を伸ばした。それはビクビクと震えると体積を増した。
「まだおっきぃ…♪」
「翼くんがえっちだから、しょうがないね。」
「いけないんだ、おじさん♪だから、今からお仕置き♪」
イタズラに微笑み、翼は迷うことなく楓の肉棒を咥えた。
行為の後軽くティッシュで拭いただけのためか、酷い臭いだ。しかし、それが頭をクラクラとさせ、心地よくなってくる。
頬をすぼめ、じゅるじゅると溢れ出る先走りを飲み込む。
長い舌で雁首を撫で回し。全てくわえ込むと睾丸を軽く噛み。
顔を前後させるのにあわせて楓も翼の頭を優しく掴み軽く腰を振る。
ごつ、ごつと喉の奥を肉棒が責め立て。
「フェラ顔、ほんとえっちだね、翼くん。もう俺イっちゃいそう。」
「ぷはっ…いいよ、出して。全部飲むから…♪」
にちゃにちゃと軽く扱き、そしてまた咥えて。じゅぽじゅぽといやらしく音をたてる。
びくびく、と口の中で肉棒が跳ねて。
「ぉぉぉっ!」
びゅるびゅるびゅるっ!
あれだけ昨晩出したというのにまだまだ勢いも濃さも変わっていないようだ。
ごくごくと喉を鳴らしながら翼は出された精液を全て飲み干す。
「んぐっ…ごぐっ…ぷはぁぁ…おじさんのミルク…ごちそうさま…♪」
「ふぅ…じゃあ、風呂、入ろうか。」
「うん!」
ゆったりとした時間。しかし、それはもう終わりに近づいていた。
時刻は10時ほど。そろそろ帰らないと、母親に感づかれてしまう。
「おじさん、僕、もう帰らないと…」
しょぼん、と耳を畳み、尻尾を力なく垂らす翼。
しかし楓はそれを吹き飛ばすようににっこりと笑い、翼の頭をなでた。
「わかった。送ってくよ。大丈夫!また次会ったら、いっぱい可愛がってあげる!」
「…でも、寂しいよ…」
今にも泣き出しそうな翼。楓は膝をつきぎゅう、と翼を抱きしめる。
そして優しく囁いた。
「俺も寂しい。でも、また会えるから、大丈夫。ね?」
「…うん。」
泣きそうな顔を笑顔に変えて。翼はぎゅっ、と楓を抱きしめた。
また、いつも通りの日々が始まる。
退屈な日常。退屈な非日常。それらを超えて。
『明後日に休み取れたよ!ここの所忙しくて中々逢えなくてごめんね!』
SNSが通知するメッセージ。翼は笑う。
『寂しかったぁ!じゃあ明後日、絶対に遊ぼうね♪』
二人の関係は、静かに続いていく。
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