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満員電車というのはとかく疲れるものだ。
シベリアンハスキーによく似た犬の獣人ははぁ、とため息をついた。
その厳つい見た目とは裏腹に弱気で人見知りな彼は人の多いところというのが苦手なのだ。
しかしこれに乗らなければ目的地にはつけない。
なんとか電車に乗り込む。
ぎゅうぎゅうと押し込まれ姿勢を変えることすら叶わない。
早く着かないかな、と思っていると。
ぴん、とたてていた尻尾に誰かが触れてきた。
当たってしまったのかな。
そう思い犬は尻尾の位置を変える。が、また尻尾に誰かが触れてきた。
びくり、と犬は体を痙攣させる。
その手つきはいやらしいもので、犬は思わず声をあげそうになってしまった。
尻尾は彼にとって非常に敏感な場所であり、出来れば触られたくない場所なのだ。
尻尾を触るその手は先端から少しずつ根本に近づいてくる。
これは…痴漢か!
まさか雄である自分が痴漢の被害に逢うとは思わなかったし…
なにより、声が出せないのだ。
出そうとしても口がパクパクと動くだけで何も出てこない。
いやらしい手は存分に尻尾の感触を楽しんだのかそのまま彼の引き締まった尻たぶを撫で始めた。
ぞわぞわと嫌悪感が全身を駆け抜けるが、それでも犬は声を出せない。
ごつごつとした手には少し柔らかい肉球があり、自分と似た種族だということだけがわかる。
と、尻から手が離された。
終わったのだろうか、とほっとする犬だったが…まだ痴漢行為は終わらない。
パンツの間に手を突っ込まれ直接尻たぶを触り始めたのだ。
全身の毛が逆立つ。そして痴漢のもう片方の手が犬の股間をまさぐり始める。
「や…」
その刺激に犬は頬を紅潮させ息をはあっ、と吐き否定の言葉を途中まで吐き出した。
しかし。
つぷっ、と犬の肛門に太い指が挿入された。
その痛みに犬は歯を食い縛る。
「可愛いねぇ、君」
耳元で囁かれる言葉。男の声だ。ふぅっ、と息を耳に吹き掛けられると背筋にゾクゾクとした快楽が走ってしまう。
そうしている間にも肛門に挿入された指は少しずつ奥に進み犬を犯していく。
コリコリと前立腺を刺激され股間をまさぐられ。
犬の肉棒に血が集まり始め大きさを増すとドクンドクンと鼓動に合わせて脈動する。
「素直だね。こんなにチンポ大きくしちゃって。」
「違…ぅぅっ…」
男の問いかけに犬は否定をしようとするが、言葉の途中で肛門にもう一本指を挿入され何も言えなくなってしまう。
がたごとと響く電車の音で周りには聞こえていないだろうが…犬の耳にはぐちゃぐちゃと粘液の音が聞こえてくる。
異物を挿入された腸が拒絶を起こし体を守るために腸液を分泌しはじめたのだ。
肉棒からも先走りが溢れ始め犬のパンツを汚す。
「ぁっ…」
肛門から指を抜かれる感触。
股間をまさぐる手もそっと離れた。
ぷしゅう、と音がして電車が止まる。
人の乗り降りが始まり…犬はその場から少し離れた場所へ逃げた。
しかし少々変な場所取りをしてしまったせいか体勢が少し無理な状態になってしまった。
ドアが閉まり、また電車が走り出す。
恐らく痴漢から距離もとれたことだろう。これでひと安心。
犬はふぅ、とため息をついた。が。
「いやらしいねぇ、君。」
ぞわっ、とその声に犬は身震いする。
またあの男の声だ。
ドアのガラス越しから、その男が厳つい狼であることが分かった。
にやにやといやらしい笑いを浮かべる。
「壁に手をついて尻を差し出すなんて…誘ってるのかな?」
言うや否や狼は犬のズボンをずらした。
敏感な鼻を持つ犬にむわ、と雄の臭いが届いた。
ガラス越しに狼が舌なめずりをしたのが見える。
「綺麗なケツしてるね。処女かな?」
狼の言葉に犬は何も答えることが出来ない。
そんな犬の肛門にぴとり、と何かが押し付けられる。
熱く脈動しているのが見ずとも分かり…
それが狼の肉棒であることに犬は全身の毛を逆立てた。
にちゅにちゅと先端を擦り付けられる。
「いくよ?挿入れちゃうよ?」
首を振る犬だが狼はそんなことでは止まらない。
つぷ、と亀頭が犬の肛門に侵入する。
指で慣らされていたとはいえその太さはとても簡単に受け入れられるものではなく、犬は歯が折れるのではないかと思うほど強く食い縛りその痛みと同性に犯されるという屈辱に耐えていた。
狼の表情が喜悦に歪み犬の耳にまた息を吹き掛けた。
「その表情、最高だよ。君、ほんと可愛いね」
「あぐっ…うぐぅ…」
そうしている間にも狼の肉棒はズブズブと犬の中へと侵入している。
腹が膨らむほどの質量を受け入れた頃、狼の肉棒は根元まで入りきっていた。
「俺のチンポを初めてで全部受け入れるなんて、君凄いね。肉便器の才能あるよ?」
犬の首を軽く噛み狼はゆっくりと肉棒を引き抜きまたゆっくりと挿入する。
それはとても快楽と言えない感触で犬は涙で瞳を潤ませる。
それが狼にはたまらない快楽なのだろう。
犬の中で狼の肉棒が膨らみ先走りを溢れさせビクビクと震える。
「出すよ?中に、全部っ…!」
「やめっ…!!」
犬の制止の途中で狼は犬の奥深くで絶頂に達した。
熱い粘液が犬の中に充満しそれが更に奥へ奥へと進んでくるのだ。
「ぁ…ぅぁぁぁ…」
犬の表情が絶望に染まり涙が溢れる。
にゅぽ、と音がすると肛門から異物が取り除かれる感触。ボタボタとそこから精液がこぼれた。
「君本当に最高だったよ。またやろうね。」
にやにやとした笑みを浮かべながら狼は犬の顔をペロリと舐めた。
電車が止まり、ドアが開くと狼はそこで降りていった。
放心状態の犬にはそれを追いかけることも降りることも出来なかった。
ただ涙を流し、粘液にまみれた尻と肉棒の感触に苛まれるだけだった。
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