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魔竜に無理矢理契約を結ばされて腹の中で飼われる話

  「こ、ここは…?」

  目を覚ました俺は見知らぬ場所にいた

  見渡す限りの緑、森の少し開けた場所に何故か横たわっていたのだ

  辺りからはギャーギャーと何かの動物の鳴き声が聞こえるし遠くには険しそうな山も見えるしこれは一体どういうことなのか

  「なんかのドッキリなのか…?」

  昨日いつもどおり夜遅くまで大した金にもならない残業をしては終電で帰り、ベッドに倒れ込んだ記憶はある

  目が覚めたら森の中にいるだなんて何かの冗談としか思えない

  「取り敢えず起きるか…」

  よっこいしょと身体を起こすと何かが身体から滑り落ちた

  「羊皮紙?」

  良くゲームとかで見るような色褪せた羊皮紙に何かが書かれているのを見つけると試しに読んでみる

  【あなたはこちらの世界へと呼び寄せられました、特典として経験値ブーストを付与しておきました、なんか良い感じに悪いやつとか倒しといて下さい】

  …ナンダコレ?

  イタズラにしては手が込んでるとは思うがいくら何でも適当すぎないか?

  なんだ良い感じに悪いやつとか倒しといて下さいって…もう少し設定詰めろよと思う

  「アホくさ、寝よ」

  最近疲れてるからこんなアホな夢を見るんだ、もうあの仕事辞めちまおう…大した金にもならないのにこき使われるのなんかご勘弁だし

  「夢の中なら休み放題ってな…」

  そう言うと俺は再び寝転がる、柔らかい草のベッドが心地良い

  遠くから聞こえる強くなっていく風の音や動物の鳴き声がまた気持ちよさを増して…

  「なんだ!?急に風が!」

  ほんのちょっと前まではそよ風程度しか無かったのに今では強風になっていた

  強すぎる風で立とうにも立てないし目も開けられない!

  しばらく耐えていると急に辺りが暗くなり始めた

  「な、なんだ…」

  なんとか目を開けるとそこには何かの巨体が目の前に丁度降り立った所であった

  ドズゥン!と重い音を立てて俺の目の前に巨体が降り立つとようやく風はやんでいった…

  「見つけたぞ、異世界よりの転移者よ」

  そう地響きのような声が響き渡る

  俺は目の前の声の主を見てみた

  筋肉が詰まった巨大な腕を地につけてこちらをジッと見つめる目は黄色く染まっており、体格と合わさって強大な威圧感を与えてくる

  紫に染まった鱗に覆われた肌はあちこちから鋭い角が出ては手足の鋭い爪と合わせて全身が鋭利な凶器であることを印象付ける

  ズシン!と地面を踏みしめる二本指の足は人間位など容易く踏み潰せる力強さを表していた

  火の息が漏れる口とズイッとこちらに向けて逃げれば燃やすとでも言いたげにしながら、巨躯を容易く浮かび上がらせる巨大な翼をバサリ!と羽ばたかせてこちらに向くのは化け物…もとい見覚えがある姿をしていた

  「ド、ドラゴン…!?」

  そう、お話の中でよく見るドラゴンの姿だ

  夢の中とはいえいくらなんでも現実味がありすぎる、すごいぞ俺の想像力

  「我は大魔竜ボーギン、貴様の主だ」

  ゴァァ!と咆哮を上げるドラゴンはそう言うと俺を見つめてはニタリと笑う、むき出した口からは鋭い牙が何本も覗かせており少しビビったが

  「お、俺の主人ってどういうことだ!!」

  そう問いただしてみるとドラゴンは愉快そうに笑い

  「貴様は我と契約を交わし、我が下僕になるのだ…異世界よりの転移者である貴様を手に入れれば我が悲願も叶うというものよ」

  契約?異世界よりの転移者?何を言ってるんだ

  これは夢のはずだ…そのはずだ

  「ほう、貴様はまだ夢だと思っているのか、実に愉快な事だな」

  グッハハハと嘲笑うドラゴン

  俺はそんなことより思考を読まれた事に恐怖した、もしかしてこれは夢じゃないのか…?本当に違う世界に…?

  「そう、貴様が考えている通りこの世界は貴様のいた世界ではない、我が支配する予定の世界よ

  忌々しくも我が玉座につくには面倒な奴がいるのでな、貴様には我が駒となってもらうぞ」

  下僕にも駒にもなってたまるもんか冗談じゃない!

  そう思って俺は踵を返して逃げようとしたが、身体が急に硬直し動けなくなってしまう

  「我と相対して逃げれるなどと思わぬことだ

  さて、それでは契約を交わそうではないか

  未来永劫我が下僕となる契約をな!!!」

  ドラゴンがそう言うと俺の足元に魔法陣が出現し、俺の身体は黒い光に包まれた

  それと同時に身体には激痛が走った!

  「がっ、ぐっあぁぁぁぁぁぁ!!!」

  痛い、痛い、身体が痛い!

  バキゴギと身体中からしてはいけない音がして俺の身体は作り変えられていく

  ボゴッボゴッと身体中の筋肉が隆起しては人間離れした筋力へと変わっていく

  腕が太く膨れ上がると紫色の鱗が生え揃い、手の指が癒着すると3本指になっては先端から鋭い爪が生える

  脚も腕と同じく膨れ上がっては紫に染まると足の指が癒着して手と同じく3本指になるとドンドンとサイズが大きくなってはボーギンに及ばないながらも強靭な下半身に変わっていく

  尻尾がズリュン!と音を立てて長く伸びていくと太く肉厚になり、表面は紫に染まると裏は蛇腹になり徐々に腹部へと侵食を始めた

  「グッ、グゥゥ…」

  口からは唸り声が漏れ、徐々に形を変えていく

  ゴキゴキと前にせり上がっていきマズルを形成すると歯が抜け落ちて鋭い牙が生え揃った

  唸り声が徐々に人の声から重く響くような声に変わると咆哮となって口から響き渡る!

  「ゴアァァァァァァ!!!」

  咆哮を響き渡らせると同時に頭からは角が生えて髪は抜け落ちると肌と同じく鱗に覆われる

  それと同時に背中からはコウモリのような翼が生えるとバサッ!と力強く羽ばたき、蛇腹はマズルとなった口の裏まで侵食しきり硬いクリーム色の鱗に覆われる

  グフー…グフー…と荒く火の粉が混じる息をマズルから吐き出している姿はもう人間の姿ではなく、目の前のドラゴンと同じ魔竜へと変わったことを表していた…

  「グハハハ!!これで肉体は我と同じ種へと変わったな!脆弱な人の身から強靭な竜へと変えてやったのだ!感謝するがいい!」

  愉快そうに笑うドラゴンを俺は憎そうに見つめることしか出来ない

  身体を動かそうにも動かし方もよくわからないし、魔法陣のせいか身体が言うことを聞いてくれないのだ

  「さて、それでは仕上げに入ろうか」

  そう言うとドラゴンは俺の額にトンと爪を立てると

  「我の庇護に入れ、弱き竜」

  その言葉が聞こえた瞬間、頭の中が掻き回される感覚に陥った

  頭の中に目の前のドラゴン…いや、ボーギン様の事を強く大事に思ってしまう

  大事な存在、何よりも大事な主…

  頭の中がぐるぐるしてよく分からなくフワフワと浮いているような…まるで夢の中にいるような…

  瞼が自然と重くなりまるで寝落ちする少し前のような…

  「さぁ目覚めよ、我が駒よ」

  【私】はハッ!として目覚める

  頭の中が澄み切ったような感覚、余計な邪念が一切取り払われたような清々しい感覚

  キョロキョロと辺りを見渡すとそこには私の主たる大魔竜、ボーギン様がいた

  「も、申し訳ございませんボーギン様!主の前で居眠りなどと…」

  謝る私にボーギン様はクックックッと笑い

  「良い、貴様はまだ仔竜…多少の粗相は許す、それよりやることは覚えているな?」

  そう聞く主に私は

  「は、はい!私は経験値が溜まりやすいとボーギン様に教えられたのでここでレベル上げをするようにと言われました!」

  そう答えた私にボーギン様は満足したのかバサリと翼を羽ばたかせると飛び上がり

  「では己のやるべきことをするのだな、貴様は仔竜とはいえ我と同じ魔竜族、ここらの塵芥共に遅れはとらんが用心はするのだぞ」

  そう言い残して根城へと飛んでいってしまった

  「うぅ…居眠りしてしまうとは…私も頑張らなければ」

  ボーギン様はなにか大きな事をしようとしてると何故か知っていた、だからこそ既に多くいる多くの配下達に負けないよう頑張ろうと思ったのに

  「よし、やるぞ!!」

  そう意気込むと私は森に勢いよく入っていく、一刻も早く経験を積まねば!!

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  「我の思惑通りとなったな」

  あれから駒にした異世界よりの転移者は順調にレベルを上げては掃討の力を宿したようだ

  今では我が右腕と呼べるほどに鍛え上がり、我の配下と共に日々更なる鍛錬に勤しみさらなるレベルアップとスキル習得に勤しんでいる

  「それなりに嬉しい誤算も多々あったが良い事だと受け取るか」

  スキル習得にもブーストが掛かるのは嬉しい誤算であった

  今では人間共や他種族のスキルも見るだけで習得しより強くなっている

  「ではそろそろ忌々しい老いぼれの竜王には退場願うか」

  駒も揃い策も整えた、後は謁見の際に首を取るのみだ

  他種族との調和と融和などと戯言を並べ立てる老いた竜にはもはや従う価値も無い、支配し蹂躙し自らの欲を満たすことこそが竜の竜たる所以ではないか

  「待っていろ老いぼれ…!」

  我の支配を認めず、竜国の辺境へと追いやった忌々しい竜王が血に染まる姿を思い浮かばせ我は高笑いを上げた

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  「わ、私が竜王様への謁見に!?」

  突然ボーギン様の元に呼び出された私は、竜王様が私に会いたいと言ってきていると寝耳に水な話を聞くことになった

  「形式上は謁見へと赴く我の共としての同伴だがな、実態はそういうことだ」

  フン、と面白くなさそうなボーギン様を見て私は思わず少しビビってしまう

  こういう時は大体碌でもない事を命じられるのだ、天族達に単身突っ込んで来いとか領地に構えてあるリザードマンの集落を恐怖によって支配してこいだとか…

  「そ、それで私は何をすれば…?」

  恐る恐るボーギン様に聞いてみるとジロリとこちらを見て

  「なにもしなくて良い、ただ我のそばに常にいれば良い」

  それだけを言うとむんずと私をボーギン様は掴み

  「ではゆくぞ、貴様はただ掴まっていろ」

  バサリと大きく翼を羽ばたかせると物凄い勢いで飛び立っていく…あれ?

  「なぜ他の配下達も共に…?」

  竜王様へ謁見したことはないが大体こういうのは連れてきても10人とかそれくらいだと思っていた

  だが今、後ろにいるのは配下の魔竜族ほぼ全てと言って差し支えなくしかもみんな完全武装をしていたのだ…まるで他種族への戦争にでも行くかのように

  「ボーギン様…いったい…」

  そう呟いた私は恐怖した、ニタリと邪悪な笑みを張り付かせたその顔はまさに魔竜…いや邪竜といって差し支えないほどのものであった

  私は怖くなり何も言えず、ただただボーギン様に捕まっていることしか出来なかった…

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  「焼き払え!ぬるま湯に浸かった惰弱な羽トカゲ共を一匹残らず討ち滅ぼすのだ!!」

  竜王都にはボーギン様の咆哮と魔竜族の雄叫びが響き渡り一面火の海へと変わっていた

  来ていた他種族も、同種であるはずの水竜族や地竜族…他のドラゴン達もまとめて焼き払い高らかに咆哮を上げるボーギン様の姿はまさに邪竜そのものであった

  「見えているか!これこそが竜のあるべき姿よ!逆らう者は滅ぼし、恐怖を与え、支配する!融和など所詮は夢物語の戯言よ!!」

  私にそう高らかに言うボーギン様に恐れを抱いてしまう

  「では行こうではないか、我が居城となる場所へな!」

  私を掴まえたままバサリと力強く羽ばたき、竜王都の中心である竜王様がいる城へと進んでいくボーギン様

  途中に白い鎧を纏った同種が何人も来たがボーギン様のブレスで燃やし尽くされ城壁に行くまでへの障害にもならなかった

  ボーギン様は勢いのまま城壁を蹴り砕くとそこには巨大な玉座とそこに座る小さめの相当な齢を重ねた白い鱗の竜がおり、辺りには銀の重装甲を纏った同種達が控えていた

  「老いぼれよ、貴様が会いたがっていた者を連れてきてやったぞ」

  そう言って竜王様の前にこれ見よがしに私を見せつけるボーギン様

  竜王様は私を見ると目を見開いて

  「そうか…お主、異界よりの者を手駒としたのだな…神の加護を自らの手中に収めんとしたか…!」

  竜王様はキッ!とボーギン様を睨む、ボーギン様は全く怯んだ様子を見せずに

  「老いぼれの戯言の道具にするよりは我の手駒とした方が良いだろう?我のお陰で強靭な肉体と経験を重ねる事ができたのだからな」

  ボーギン様はグハハハと笑う、まるで自らの思惑通りに物事が進んでいるのが愉快でたまらないように

  「ならば仕方があるまい…やれ!」

  竜王様がそう号令をすると付近の近衛兵達が私達を取り囲んで一斉に呪文を詠唱すると眩い光が辺りを包みこんだ

  「天族の魔法技術を応用し竜族の魔力を持って織りなす封印魔法じゃ、魔竜族であるお主にはこの聖の魔法は破りようもあるまい」

  辺りの光が輝きを更に増し、まるで結界のように私とボーギン様を包みこんでいく

  「異界よりの者には悪い事をする事になるがの…共に封印させてもらうぞ、強い力を持つ魔竜族がおればまたそこのボーギンのように悪い事を考えかねんからの…!」

  竜王様がそう強く言うとボーギン様は愉快そうにまた笑う

  「老いぼれ、もはやまともに頭を使う事も出来なくなったのか?我がなんの備えも無くここに来て玉座を揺るがすと本気で思ったのか?」

  「ボ、ボーギン様…!?」

  邪悪な笑みを浮かべて竜王様ではなく私を見つめるボーギン様の目は普段見ていた物ではなくて、まるで道具でも見ているかのような目だった

  「この時の為に貴様には我が駒となってもらっていたのだからな…さぁ!我が血肉となれる事を至上の悦びと知るがいい!」

  そう告げるとボーギン様は大きく口を開き私を丸呑みにしてしまった!

  「う、うわぁぁぁ…!!」

  私はなすすべもなく力強い喉の動きでそのまま胃袋へと押し込まれてしまった

  ジャポン!と何かの液体に着水したのと同時に恐ろしい程の虚脱感に襲われる

  「なんだ…これ…力が…」

  ドクン、ドクンと音が響く暗い中で急速に力が吸い取られていく

  今まで積み上げた力が技が知識がドンドンと失われていくのを感じる

  「あ、あぁ…」

  私にはもう指一本も動かすことが出来ず、ただただボーギン様に捨てられた事に絶望感を抱く

  あの時、竜王様は私を異界よりの者と言っていた、つまり私はこの世界のものでは無くボーギン様にこの姿へ変えられた存在なのだ…

  「ボーギン様は最初から私を…」

  そう、ただの効率よく自らを強化する為の餌でしかなかったのだ

  その為だけに私を同族に変えて忠誠を誓わせたのだ

  そして吸うものが無くなってしまった私はこのまま胃の中で溶かされてしまうのだろう

  「もう…楽に…」

  (楽になれると思ったら間違いだ)

  そう声が聞こえる…ボーギン様、いやボーギンはまだ私を利用するつもりなのか…

  (貴様の転移特典の経験値ブーストは吸い取れんのでな、だが貴様にはまだ仕事がある)

  私は胃の中から更に体内に取り込まれていく…そのうち何かの肉壁のようなものが盛り上がり私を取り込んだ

  「き、気持ち悪い…」

  (すぐに良くなる)

  すると何かが急に私の顔を覆って口に鼻に身体中に何かの管が突っ込まれる

  「ムググ…ググ…」

  ドクン、ドクンと何かが流し込まれるその度に身体中に気怠い快楽が広がっていき抵抗する気力すらも削いでいく…

  (これから貴様には我が子を産み続けてもらう、我との強き子孫を残せるのだ我が貴様に与える褒美としては充分だろう?)

  そう声が聞こえると途端に自分の中に突っ込まれた管が暴れ始めて私を犯し始めた

  「ムギグッ!ムググ〜!!」

  尻穴をスリットの中を口内を何もかもを触手のような管に犯され続ける

  気怠い快楽と暴力的な快楽が交互に襲ってきては休む暇も与えてはくれない

  (子を産むだけでは暇だろう?手慰みに犯し続けてやろう、我の優しさに感謝するのだな)

  そのボーギンの言葉すら今の私にはよく理解できずただただ犯され続ける、これからは永遠に犯され死ぬことも出来ずに子供を孕ませ続けられるのだと思い知らされ、私は早々に意識を投げてしまった…

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  「なんということを…!」

  竜王は恐怖した、まさか同族を自らの中に吸収するなどとは思っていなかったからだ

  ボーギンが同族を取り込んだせいでポンポンに膨らんだお腹は徐々に元の大きさへと戻っていき、それと同時に光に包まれた筈のボーギンの周りから黒い闇のオーラが徐々に漏れ出ると、封印魔法を打ち破ってしまった!

  「グハハハ!!漲る、身体中から力が漲ってくるぞォォォォォォ!!!」

  強烈な闇のオーラを当たり一面に撒き散らすボーギンを取り押さえようとする近衛兵だったが、ボーギンに近づいた端から銀の鎧が漆黒に染まり上がると別の近衛兵へと襲いかかった!

  「な、なにをしておるのじゃ!敵はボーギンの方じゃ!」

  近衛兵に命を出して収めようとするが漆黒に染まった近衛兵は聞く耳を持たず、咆哮を上げて近衛兵や当たり一面を破壊し始めた

  「老いぼれの命などより自らの本能に従うのが竜であろう?我はその本能を縛る物を取り払ってやったまでの事よ」

  クックックッと笑うボーギンは竜王へと手を向けると、辺りからはより強くドス黒い闇が竜王を取り囲んだ

  「では役立たずの老いぼれには残りの寿命を我が作りし檻の中にて過ごしてもらおうか、永遠の苦痛と後悔を味わいながらな!!」

  そして闇は竜王を包み込むと収縮し、小さな黒い玉となって床へと転がり落ちた

  「フン、世迷い言を吐く老いぼれには似合いの末路よ」

  ボーギンは玉座に歩みを進めるとドカッと腰を落として座り足を組んで愉悦を味わう

  それと同時に漆黒に染まりきった近衛兵達が恭しく跪くと、ボーギンは命を下す

  「城下に残る他種族と魔竜族以外の竜族は全て滅ぼせ、我が竜王となったことを知らしめよ」

  そう命を下すと漆黒の近衛兵達は部屋を出ていき残されたのはボーギンのみとなる

  「さて…これからは貴様のスキルを持った我との子をたくさん産んでもらおうではないか」

  愉快にそう呟くボーギンは腹を撫でながら悲願が叶い幸せそうにしていた

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  それからしばらくして世界は竜王の手へと容易く落ちた

  抵抗しようと他種族が団結し立ち向かってきたが、成長がとてつもなく速い強靭な魔竜族の前には力及ばず破れては今となっては奴隷同然の生活となっている

  「ねぇお父さん、お母さんってどこにいるの〜?」

  仔竜はボーギンにそう聞く

  ボーギンはクハハと笑うと自らの腹を指さした

  「うそだ〜!お父さんうそつきだ〜!」

  キャッキャと笑いボーギンの足元で楽しそうに戯れる仔竜

  今となっては…どれほどの子を産ませたのかはボーギンも数えていなかった

  ボーギンは愛おしそうに腹を擦りながら自らの番に問いかける

  (気分はどうだ?我が番よ)

  「ムグゥ〜…ムグッ…!ムグ〜…」

  未だに腹の中で犯され続け必要とあれば性を注がれて子を成す器官へと変えられ、快楽に溺れている番の声を聞きボーギンは満足そうにする

  公式に后も娶って無いのにも関わらず子が増えるのは何故か?それは竜王たるボーギン以外誰も知り得ないのであった…

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