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【男性向けシチュエーションボイス】赤ん坊の時から一緒の犬は実は獣人化できるメスだった

  (ダッダッダッ…ガチャッ…部屋に入る音)

  んっ…えっ!?坊や!?

  あれ、今日は部活じゃないのか!?

  …あぁ〜待て待て待て!驚かせてすまない!

  私だ!この家の飼い犬のゴールデンレトリバーだ!

  ほら!匂いを嗅いでみろ!

  …大丈夫だ、怖くない!

  …だろ?

  ずっと黙っていのだが…私、こんな感じで獣人化できるんだ。

  坊やが赤ん坊からの付き合いだろ?

  犬の年齢だともう老婆扱いだからな…こーやって隙を見て人間の姿になって楽をしていたんだ。

  …そ、そうだな。

  もしかしたら獣人化できる影響で他のゴールデンレトリバーより長生きなのかもしれないな。

  …うるさい、『犬年齢通りの見た目でよかったね』とか言わんでいい!

  むしろ…私もおばあさんの見た目じゃなくてよかったと安心してるんだから。

  それで…坊やは何で今日早く帰ってきたんだ?

  …あぁ、部活の顧問が体調不良か。

  私とした事が…そこまで考えてなかった。

  ところで坊や…今日は『アレ』してくれないのか?

  …『アレ』だよ、いつも帰ってきたらしてくれてるだろ?

  …そうだ!頭撫で撫でだよ!

  ほら、まだかまだか?

  …何を恥ずかしがってるんだ?

  いつもしてくれてる事をするだけだぞ?

  …あぁ、そーゆー事か。

  『自分と同い年かそれに近い見た目の女相手に頭撫で撫でなどできない』ってか?

  気にするな、見た目はこうでも私は坊やが赤ん坊の頃から付き合いのある飼い犬だよ?

  飼い犬に頭撫で撫でができなくなってしまったのか?

  そうだとしたら…私は悲しいぞ。

  (男が頭を撫でる)

  おぉ…ふふふっ、やはり坊やに頭を撫でられるのは嬉しいなぁ。

  …もちろん、他の者とは違う特別な存在だからな。

  だからそんな坊やのために…ほれ、膝枕なんてどうだ?

  …恥ずかしがるな、せっかく人間の姿になってるんだ。

  ただ会話するだけってのは寂しいだろ?

  頼む、私のわがままだと思って聞いてくれないか?

  (男が獣人の太ももに頭を乗っける)

  ふふっ、いらっしゃ〜い。

  私の頭を撫でてくれたお礼だ。

  私も坊やの頭を撫でてやろう。

  (獣人が男の頭を撫でる)

  よしよし…よしよし…

  大きくなったなぁ…私からしたらついこの間まで赤ん坊だったはずなんだけどなぁ。

  …言い過ぎか?そうか?

  私からしたら…赤ん坊の時に階段から転げ落ちそうになったのを助けたのも、立って外歩けるようになって他所様の飼い犬に吠えられて泣いてるのを庇って私が威嚇したのも…ついこの間怒った事かのように思い出すんだよ。

  …あったよ(笑)忘れちゃったの?

  私にとっては大切な思い出だよ?

  それだけ坊やの事が…好きだからさ。

  なぁ坊や。

  こーゆーのはあまり言いたくないんだが…私はもう長くない。

  犬の年齢的にもいつ天国に行ってもおかしくない。

  だから…最期を迎えた時後悔しないよう私にいっぱい、いーっぱい愛情を注ぐんだぞ。

  …坊や?な、泣いてるのか?

  …ふふふっ、どうした?私がいなくなるのが現実味増して辛くなったか?

  ごめんごめん、そうだよね…辛いよね、寂しいよね。

  犬の姿で身体がしんどい時が少し増えたから…また時々人間の姿になって坊やとお話ししてもいいか?

  …うん、ありがとね。

  …いいよ、今日は私のお膝でお昼寝しな。

  あっ、でも…そろそろご主人と妻が帰ってくるだろ?

  帰ってくる前には犬の姿に戻るからね。

  …もちろん、犬に戻っても…お腹か足貸してあげるから。

  安心して眠りな。

  それじゃあ…おやすみなさい。

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