獣人の獣の部分

  「ルナ、お風呂あがったよ〜」

  『わかった』

  しっぽを揺らしながらお風呂に向かう彼女を見送り、私は計画の準備をする。

  (ついに届いた獣人用の媚薬!早くジュースに混ぜちゃわなきゃ!)

  隠し持っていた媚薬を鼻歌交じりでジュースに入れ容器をほおる。

  (これでよし!これ飲んだルナ早く見たいな〜)

  私からルナへの猛アピールの末付き合えてはや2ヶ月、恋人らしいそういうこともするようになった。ルナはずっとこわれものに触れるかのように優しくしてくれるが、正直もどかしさを感じている自分がいる。

  勇気をだしてもっと激しくしてほしいと頼んでも体を案じているのだと断られてしまった。

  どうにかならないか悩んだ結果、理性よりも興奮が上回ればよいのではという考えに至り媚薬を購入した。

  (余裕の無くなったルナを私が攻めるのもいいな。それであんなことやこんなことしちゃって…ぐふふ)

  彼女の足音が聞こえて妄想の世界から脱する。

  『ゆい、あがったよ』

  (きた!渡すなら今だ!)

  「はやいね〜。ジュース飲むでしょ?用意しといたよ」

  『うん。ありがと』

  ルナは素直に受け取りジュースを飲む。

  ゴクゴク

  (飲んだ!!)

  鋭い彼女は違和感を覚えたようで、首を傾げながらちびちび飲んでいる。

  『…ゆい』

  「なに?」

  『これ、なんかいつも飲んでるやつと味違わない?』

  「そ、そ、そんなことないと思うよ」

  (苦しいけどバレなければだいじょう『ん?なにあれ』

  視線の先には異様なピンクがあった。捨て忘れた媚薬の容器である。

  誤魔化しようがなくなった私は縮こまり、商品説明を読む彼女を待った。

  『これはつまり、媚薬を盛ったってことだよね?』

  「…ほんとに、ごめん、薬使ったら興奮して激しくしてくれるのかなーとか思って」

  『そうだったんだ。大丈夫怒ってないよ、でも、だめだよゆい、抑えが効かなくなるからがんばって我慢してたのに…』

  (なんか、目が怖い?)

  『ゆいは知らないでしょ?獣人が我慢しなくなったらどうなるか…

  …しょうがないから今日はお仕置きとして教えてあげる』

  私はルナの雰囲気が変わったことに驚き、思わず後ずさってしまう。

  『ねぇ逃げないで?いっぱい犯してあげるから』

  腕を掴まれた私は抵抗もできずベッドに押し倒される。

  息は荒く眼光は鋭い、そんな彼女の姿に怖気づいた。

  「ごめんルナやっぱり 『だめ♡』

  ルナは私の手を抑え唇で口を塞いだ。

  長くざらついた舌が私の口内を乱暴に犯す。

  『これはお仕置きだよ?だから今更無し、は無しだよ』

  口吻による甘い痺れに顔を蕩けさせていると、彼女は私の首を噛んだ。

  「いっ…!」

  『かわいい♡ゆいは私のものだからね。いっぱい跡つけなきゃ』

  ルナは再び噛みつきながらも器用に服を脱がす。

  露わになった私の体をみる目つきは、獲物を狙う捕食者そのものだ。

  『最初はどこがいいかな?やっぱり…ここ?』

  ルナは双丘の先端を刺激した。突然の刺激に甘い声が溢れる。

  身をよじれば力の強い腕が私の体を押さえつける。

  『ふふ、気持ちいいの逃がさせないよ』

  体は全く動かせず快感を一身に受けざるをえない。

  私はギラついた目のルナに触られて、恐怖ではない感情も抱いていることに気が付いた。

  『腰へこへこさせちゃってかわいい。これじゃどっちが獣かわかんないね♡』

  彼女の指摘に顔が赤らむ感覚を覚える。そしてその熱は触れられたい部分にも下り、蜜が溢れた。

  『お仕置きなのにそんな物欲しそうな顔しちゃって。

  うーん、でもやっぱりやめちゃおうかな?これ以上したらほんとに我慢できなくなっちゃうし。どうしよっかな?』

  ルナは動きを止め私の目を視る。

  私の頭はもう、熱で沸騰しそうだった。

  「……触ってほしい」

  『どこを?』

  「…したをいっぱい触って…犯してほしい」

  『!!…よく言えました』

  ルナは一層目を光らせ私の秘豆に触れた。

  求めていた刺激を受けたせいで軽い絶頂を迎えてしまう。ルナはお構いなく続けるどころか空いている手と口で双丘の愛撫を加える。

  強い快感に嬌声を上げるたび彼女の耳がぴくぴくと反応する。

  『そろそろこっちも触っちゃおうかな』

  彼女の指が ずぷと音を立てて侵入した。

  ナカが彼女で満ちる。

  『ここ、好きだよね?』

  ざらついた上壁を彼女は指で押し上げた。

  私はいとも容易く絶頂に達し、情けない声を垂れ流す。

  達しているときにも一定の間隔で刺激されたことで私は絶頂から戻れなくなった。

  「うぅ…るなぁずっといってるから…おかしくなっちゃうからぁ…とまって…しんじゃう」

  『おかしくなっていいんだよ♡』

  絶頂から下ろされない私は、獣のような汚い声で鳴くことしかできなくなる。

  口角を上げ見つめてくる彼女は、私の脚の間に頭を潜り込ませると舌で秘豆を撫ぜ始めた。

  快楽を受け続けたことでとうとう頭が沸騰したようで、私の中に残っていた何かが崩れる音がした。

  複数を攻められ私は深い絶頂を迎える。

  『こんなに濡れちゃったね♡ゆいの甘くておいしいよ♡』

  彼女は指をナカから抜き、愛液が糸を引く様を見せつけてきた。

  『これだけ濡れてたらいいかな』

  なにかで唐突に刺激を与えられ声が漏れる。

  『ねぇ…しっぽって挿入ると思う?』

  しっぽをそとに擦り付けられて素股の状態となると、ナカが孕むために受け入れる準備を行う。

  私は頭も体もメスに堕ちてしまっていた。

  『挿れてほしいなら自分で広げて』

  彼女の指示に素直に従い、ヒダを指で広げる。

  『いいこだね』

  しっぽは指よりも更に深いところに挿入りすぐに、下りてきていた子宮にぶつかった。期待していたナカは収縮し、彼女のしっぽにからみつく。

  『ゆいのナカ、あったかくてきもちいい。

  まずはゆっくり動かしてくからね』

  彼女はナカに慣らすためゆっくりと出し挿れを行いながら、的確にポルチオを突いた。

  自分では届かないところを突かれ肌が粟立つ。

  『気持ちよさそうだね。いっぱい突いてあげる』

  しっぽの動きを速められて目の前に火花が散る。

  彼女は下腹部に手を添え圧迫し更なる快感を与えんとする。

  内外からの刺激で身体中に電流が這った。

  そこで限界を迎えた私は今日で一番深い絶頂に達し意識を手放した。