いつも優しい後輩犬に雄の本能剥き出しで襲われる話

  「ごちそうさま。今日もウマかったー」

  俺が借りているアパートの一室。いつも通り幼馴染で元後輩の手料理で遅めの晩飯を済ませていた。

  「魚介系の方が好きだと思って。クロ[[rb:兄 > にぃ]]の口に合って良かったよ」

  俺は黒井 [[rb:琉貴 > るき]]。大学3年生でダークネイビーの毛並みの猫だ。

  目の前にいる1つ下の幼馴染からは“クロ[[rb:兄 > にぃ]]”と呼ばれている。

  「[[rb:玄來 > げんき]]の料理は全部好きだぞ。もうコンビニ飯には戻れなくなってる」

  [[rb:柴 > しば]] [[rb:玄來 > げんき]]。幼馴染の柴犬で高校テニス部の元後輩だ。

  [[rb:玄來 > げんき]]は高卒で俺のアパートの近くの小料理屋に勤めている。

  俺と同じアパートの隣部屋を借りていて、晩飯を一緒に食べるのが日課だ。

  「日本酒の味はどうだった?」

  [[rb:玄來 > げんき]]は空になった酒瓶を持ってラベルを確認する。

  「店長が試してみろって、無くなりかけのヤツくれたから料理も合わせてみたんだけど」

  「それで今日はお酒付きだったのか」

  今まで俺の部屋で一緒にお酒を飲んだことは無かった。[[rb:玄來 > げんき]]はつい先日20歳になったばかりで、こうして一緒に飲むのは[[rb:玄來 > げんき]]の誕生日以来だ。

  「キレがあって料理によく合ってたよ。グイグイ飲めちゃったな」

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]はお酒強いもんね」

  [[rb:玄來 > げんき]]はそう言って笑いながら酒瓶を置いた。

  俺はお酒がそこそこ飲める。初めて飲んだ時は限界が分からずに潰れて大変なことになったが、少なくとも[[rb:玄來 > げんき]]よりは強い。

  「オレは・・・少し酔ったかも」

  「・・・っ」

  [[rb:玄來 > げんき]]が伏し目がちにこちらを見て微笑み、俺はドキッとした。

  酔った[[rb:玄來 > げんき]]はタチが悪い。

  いつもは妹想いのしっかりしたカッコいい兄ちゃんキャラで、たまに俺に対してワンコみたな一面を見せる可愛いヤツなのだが、酔うと違う。

  言動や雰囲気がイケナイ大人の色を帯びて、後輩らしい可愛さはどこかへ行ってしまうのだ。

  「そ、そうか。じゃあ俺は洗い物するから、[[rb:玄來 > げんき]]はソファで休んでろよ」

  「うん。ありがと」

  俺は立ち上がり、食器を手早くキッチンに下げた。

  酔った[[rb:玄來 > げんき]]の近くにいるのは得策では無い。

  別に取って食われるとかそう言う話では無い。ホモの俺と違って、[[rb:玄來 > げんき]]はノンケだ。

  ・・・ただ、いつもの俺で居られなくなりそうで怖いのだ。

  俺が[[rb:玄來 > げんき]]を押し倒すような心配をしている訳では無い。華奢な俺と違って、[[rb:玄來 > げんき]]は俺より背が高く、ガタイもいい。

  しかし、あのエロい雰囲気の[[rb:玄來 > げんき]]と長く接していたら、絶対にドキドキして、色々まともで居られなくなる。

  俺は[[rb:玄來 > げんき]]の良い兄ちゃんで居たいのだ。

  [[rb:玄來 > げんき]]は幼い頃に父親を亡くし、長男として色んな我慢をしながら母親を支えてきた。今も妹を大学行かせるために働いて頑張っている。

  そんな[[rb:玄來 > げんき]]が唯一甘えたところを見せるのが、幼馴染で近所の兄ちゃんでもあった俺だ。

  [[rb:玄來 > げんき]]みたいな立派な兄ちゃんの“兄ちゃん”をやるなんて、ホモの俺には過ぎた役割だ。

  でも、[[rb:玄來 > げんき]]のために出来ることは精一杯してやりたい。

  だって、俺は[[rb:玄來 > げんき]]のことが───

  “好き”だからだ。

  [chapter:いつも優しい後輩犬に雄の本能剥き出しで襲われる話]

  洗い物を終えた俺はソファに座る[[rb:玄來 > げんき]]の元へ行き、後ろから[[rb:玄來 > げんき]]の肩に両手をポンと乗せた。

  「酔ったなら早めに帰って休んだほうがいいんじゃないか。仕事終わりで疲れてるだろ?」

  酔った[[rb:玄來 > げんき]]の色気にあてられたら、俺がヤバい。キョドってしまうばかりか、チンコも絶対に勃つ。

  [[rb:玄來 > げんき]]は仕事に着ていった服のままだが、俺は部屋着だ。この部屋着のズボンで勃起したら間違い無くバレる。うまく言い訳出来ずに何かを勘ぐられるような事態は避けたい。

  「もう少し休んでから帰るよ」

  「そ、そうか」

  どうやらすぐに帰る気は無いらしい。

  「ねえ、クロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  「なんだ?」

  「落ち着かないから、クロ[[rb:兄 > にぃ]]も座ってよ」

  [[rb:玄來 > げんき]]はこちらを振り向くこともなく、ただ自分の座るソファの右隣をトントンと叩いた。

  俺は何も起こらないことを願いながら、[[rb:玄來 > げんき]]と目を合わせないように注意して、ほんの少し離れて隣に座った。

  その瞬間──────

  「───っ!?」

  [[rb:玄來 > げんき]]の右腕が俺の腰を掴み、グイッと力強く引き寄せられた。

  そのまま[[rb:玄來 > げんき]]は俺の肩に腕を回し、優しく自分の方へ引き寄せた。

  俺は自分の両手を膝の間に挟んで、ガチガチに固まっていた。

  「げ・・・げんき?」

  「なに?」

  いつもは、いきなりこんな事するヤツじゃない。

  「どうしたんだよ、突然」

  「嫌だった?」

  好きな人に肩を抱かれて嫌なわけが無い。

  嫌じゃないから困るのだが・・・。

  「そんなことないけど・・・」

  「じゃあ、このままでいいよね」

  いつもより[[rb:玄來 > げんき]]の声が低い。[[rb:玄來 > げんき]]の雄の声が腰骨に響く。

  「ねえ、クロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  ほのかに汗の匂いがする。職場で調理場に立つ[[rb:玄來 > げんき]]は香水やフレグランスを使わない。

  仕事を頑張った[[rb:玄來 > げんき]]の雄の匂いに、俺は早くもあてられ始めていた。

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]が酔いつぶれて、オレのベッドで一緒に寝た時───」

  俺がお酒デビューした日だ。

  [[rb:玄來 > げんき]]の職場の小料理屋で飲んで、潰れて、連れて帰ってもらったのだが、俺が[[rb:玄來 > げんき]]にしがみついて離れなかったらしい。

  「本当はどんな夢見てたの?」

  「─────っ!!!」

  その日の朝、俺は[[rb:玄來 > げんき]]のベッドで目覚めて夢精していた。

  その時は匂いで[[rb:玄來 > げんき]]にバレて、先輩のエロ本を見つけた男子高校生みたいなノリで[[rb:玄來 > げんき]]に質問攻めされた。

  俺はなんとかノンケを装ってその場をしのいだが、俺が見た夢は裸の[[rb:玄來 > げんき]]に組み敷かれる夢だった。

  「ねえクロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  「ヒッ・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]が俺の耳元にマズルを寄せ、低い声で囁く。

  「あの日の夜・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]はマズルを寄せたまま言葉を続ける。

  好きな人の低い雄の声が息遣いとともに敏感な猫耳を直接、容赦なく犯す。

  [[rb:玄來 > げんき]]の右手は俺の肩を撫でながら、身体のラインに沿って、ゆっくりと滑り下りる。

  「オレの匂いが染み付いたベッドの中で・・・」

  俺の身体撫でた[[rb:玄來 > げんき]]の右手が俺の腰をしっかりと掴む。

  安心するような力強さと温もりと同時に、逃げられない恐怖が胸に沸き起こり、感情を掻き乱す。

  「一晩中オレの匂いに包まれて・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]が身体を寄せて、左手で俺の右頬に触れる。

  「オレの腕に[[rb:縋 > すが]]り付きながら・・・」

  頬に添えられた[[rb:玄來 > げんき]]の左手の親指が、俺の目元を優しく撫でたかと思うと、次の瞬間にはその手で[[rb:玄來 > げんき]]の方を向くように誘導された。

  そして、俺の頬を滑った手が顎に添えられた時には、[[rb:玄來 > げんき]]の端正な顔が目の前にあった。

  「どんな夢見てたの」

  そこには、いつもの優しくて可愛い[[rb:玄來 > げんき]]の顔は無かった。

  熱を帯び、ギラついた瞳で獲物を見据える雄の顔があった。

  [[rb:玄來 > げんき]]は狩る者の瞳で俺を見つめたまま、犬の大きな口を少し開けて牙を[[rb:覗 > のぞ]]かせたあと、小さく舌舐めずりをした。

  ────その瞬間、俺の身体は理解した。

  逃げることは出来ない。俺の腰は[[rb:玄來 > げんき]]のたくましい腕にしっかりと抱き止められている。

  顔を背けることは出来ない。顎に添えられた[[rb:玄來 > げんき]]の手がそれを許さない。

  ─────今から俺は、この大好きな犬の歯牙にかかり、喰われるのだ。

  

  牙を覗かせた[[rb:玄來 > げんき]]の口がゆっくりと俺に近付いてくる。

  この雄の牙を受け入れる以外に道は無いと悟った俺の身体には、獲物としての恐怖と高揚感だけが満ちていた。

  唯一、生命の危機に抗おうとする俺の雄の本能は、為す術もなく、痛いくらいに勃起していた。

  ──────そして、その刻が訪れた。

  「んっ!! んんんんっーーー!!!」

  クチュッグチュッ! ぴちゃっジュルリッ! クチュッグチュッ!!

  生暖かい吐息を感じ、犬の大きな口でガブリと喰いつかれたかと思うと、抗う間もなく口に舌を差し込まれた。

  ジュル─── クチュ──── レロ───

  犬の長い舌が、容赦なく口の中を這い回る。

  俺という雄の存在をカケラも残すまいと這い回り、舌と唾液で自分色に染め上げていく。

  これからお前はこんな風にオレに喰われるんだと、暗示されているかのようだった。

  「ぷはっ・・・はぁ・・・はぁ・・・っ!!」

  長く、貪るようなキスの後、[[rb:玄來 > げんき]]は俺を横抱きにして、ベッドへ向かう。

  俺はドサリとベッドに下ろされ、目を瞑った次の瞬間には[[rb:玄來 > げんき]]に組み敷かれていた。

  「[[rb:玄來 > げんき]]・・・」

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  俺を見下ろす[[rb:玄來 > げんき]]の表情は険しい。

  「オレ、まだ答えを聞いてないよ」

  「え・・・」

  「どんな夢を見たの」

  [[rb:玄來 > げんき]]は少し目を細めて、俺の瞳を真っ直ぐ見つめてくる。

  「[[rb:玄來 > げんき]]・・・」

  俺は出処の分からない涙を堪えながら、声を絞り出して答えた。

  「[[rb:玄來 > げんき]]の・・・夢・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]の表情が少し和らぐ。

  「オレに抱かれたの?」

  俺はキュッと目を瞑って首を横に振った。

  「裸の・・・[[rb:玄來 > げんき]]・・・」

  堪えていた涙が少しずつ溢れ出す。

  「俺・・・おれ・・・げんきのこと・・・・・・きで・・・」

  溢れた涙が、瞳の端にこぼれた。

  [[rb:玄來 > げんき]]はゆっくりと俺の上に身体を落とすと、俺の頭を自分の首元に押し付けるようにして抱きしめた。

  [[rb:玄來 > げんき]]の首元の毛皮はふわふわで暖かくて、少し汗の匂いがした。

  俺はいつもの優しい[[rb:玄來 > げんき]]が戻ってきたような安心感を覚えた。

  「オレの裸で興奮したの?」

  [[rb:玄來 > げんき]]の問いかけに、俺は首縦を縦に振って応える。

  [[rb:玄來 > げんき]]の声は先程までと違って柔らかくて、右手は俺の頭を優しく撫でてくれていた。

  「それで我慢出来ずに、クロ[[rb:兄 > にぃ]]は精液まで漏らしちゃったの?」

  [[rb:玄來 > げんき]]はわざと“クロ[[rb:兄 > にぃ]]”と呼んだのだろうか。

  俺は恥ずかしさを身体の内に押し止めながら、小さく頷いた。

  「・・・かわいいね」

  ──────ちゅっ

  [[rb:玄來 > げんき]]のふわふわが離れると、優しい顔に戻った[[rb:玄來 > げんき]]がキスを落としてきた。

  「かわいい」

  そう言って[[rb:玄來 > げんき]]は再びキスをしてくる。

  今度は舌を入れて。

  最初の貪るようなキスとは全く違う、甘くて、優しい愛撫のようなキスだ。

  「かわいいよ、クロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  口を離しては“かわいい”と囁き、それを何度も繰り返す。

  恥ずかしさで固くなった身体は、[[rb:玄來 > げんき]]の優しい温もりと愛撫で、ゆっくりと溶けていった。

  そして、[[rb:玄來 > げんき]]は口を離し、再び俺を抱きしめ、頭を撫でる。

  「ねえクロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  溶けきって[[rb:恍惚 > こうこつ]]としていた俺の耳元で、[[rb:玄來 > げんき]]の低い雄の囁き声が響く。

  「オレのチンコ舐めたい?」

  ドキリと身体が戦慄した。

  [[rb:玄來 > げんき]]は俺の勃起を確かめるように、ズボンの上から自分のチンコを擦り付けてくる。

  何度か擦り付けた後、[[rb:玄來 > げんき]]は鼻でクスッと笑って、再び俺に問いかけた。

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]よりもデカくて、硬いオレのチンコ、しゃぶって気持ち良くしたい?」

  耳を舐めるような、挑発的な声色だった。

  そして、この問いかけは文字通り“雌雄を決めよう”という意味だと理解した。

  ここに居るのはまだ2匹の雄だ。俺はまだ“[[rb:玄來 > げんき]]の裸を見た”としか言っていない。

  俺の下腹部では、未だに雄としての本能がか細く主張を続けている。

  ─────グッ

  しかし、再び[[rb:玄來 > げんき]]にチンコを押し付けられ、他の道は無いのだと悟った。

  俺よりもデカくて、固くて、熱い[[rb:玄來 > げんき]]の勃起チンコが、俺の最大限勃起を続けるチンコに押し付けられる。

  俺はこの雄には敵わない。いつだって強い雄が全てを手に入れる。

  最初のキスから既に決まっていたことだ。俺はこの犬に狩られて、巣に持ち運ばれた獲物。俺にトドメを刺したキスのようなことが、これからこの身体に起こるのだ。

  そんな最期を迎える俺に唯一出来ることは、俺を喰らう[[rb:玄來 > げんき]]の偉大なチンコに最大限の奉仕をして、少しでも美味しく喰ってもらうことだけだ。

  「・・・・・・りたい」

  「・・・なに」

  今のが問いかけで無いことは分かっている。

  “答えは分かってる。はっきり言え。”そう言っているのだ。

  未だにチンコを押し付けることを辞めない[[rb:玄來 > げんき]]からは自信と余裕しか感じられない。

  「[[rb:玄來 > げんき]]のデカいチンコ・・・しゃぶりたいっ・・・!」

  俺は恥ずかしさで消えそうになる声を絞り出した。

  そして、[[rb:玄來 > げんき]]は俺の耳元でフフッと笑った。

  「じゃあ、まずは服を全部脱いでもらおうかな」

  ◆◆◇◇◆◆

  [[rb:玄來 > げんき]]はベッドの上で胡座をかいて、俺を眺めている。

  俺は[[rb:玄來 > げんき]]が眺める前で、上から1枚ずつ、惜しむように服を脱いでいく。

  最後のパンツに手をかけ、俺は[[rb:玄來 > げんき]]をちらりと見た。

  「全部」

  その一言で例外は無いのだと釘を刺され、俺は[[rb:玄來 > げんき]]の前でパンツを脱いだ。

  「恥ずかしいの?」

  俺は横から尻尾を前に回し、内股で両手を挟んで、股間を隠すように座っている。

  「俺より小さい勃起チンコ見られるの恥ずかしい?」

  [[rb:玄來 > げんき]]はさっきより直接的な表現で俺に問う。

  俺は[[rb:玄來 > げんき]]から顔を逸らしたまま、一つ頷いた。

  「じゃあ、その手どけて、股思いっきり開いてよ」

  「───ッ!?」

  [[rb:玄來 > げんき]]は胡座をかいたまま伏し目がちに微笑んで、俺の身体を眺めている。

  拒絶に意味は無いと悟った俺は手をどけて、恥ずかしさに耐えながら、[[rb:玄來 > げんき]]の前でゆっくりと股を開いた。

  「エロいねクロ[[rb:兄 > にぃ]]。今から男のチンコしゃぶるのに、まだ勃起してるんだ」

  [[rb:玄來 > げんき]]は不敵に微笑んだまま、俺の痴態を眺める。その目が俺の何処を1番見ているか視線ですぐに分かってしまい、俺は恥ずかしさと興奮で勃起したチンコを何度もビクつかせた。

  「そのままの格好でもう一度言ってよ」

  [[rb:玄來 > げんき]]は恥じらう俺をさらに責めたてる。

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]はオレに何をしたいの」

  自信を孕んだ[[rb:玄來 > げんき]]の声。

  自分の望む答え以外が返ってくるとは微塵も思っていないと分かる。

  しかし、それは正しい。俺にはもう何を隠す権利も与えられていない。

  俺は未だに興奮でビクつく勃起チンコを[[rb:玄來 > げんき]]に晒しながら、ホモである自分の望みを口にした。

  「[[rb:玄來 > げんき]]のチンコ・・・しゃぶりたい・・・!」

  俺はギュッと目を瞑って精一杯声を絞り出した。

  しかし、返ってきた答えは承諾ではなかった。

  「ダメだよ」

  俺は想像もしていなかった答えに驚いて目を開けた。

  「オレの目を見て言わなきゃダメ」

  [[rb:玄來 > げんき]]はそう言うと上着から1枚ずつ服を脱いでいく。

  そして、ためらいもなくパンツを脱ぎ去ると膝立ちになり、上反りの勃起したたくましいチンコを俺に晒した。

  俺は全身の力が抜けてベッドに両手をついた。

  「股閉じたらダメだよ。オレに勃起したチンコ見せながら、目を見てお願いしてよ」

  俺は再び太腿に手を添えて、チンコを晒しながら[[rb:玄來 > げんき]]の目を見た。

  「げ、げんきぃ・・・俺・・・チンコ・・・しゃぶりたいよぉ・・・」

  「誰の?」

  なけなしの気力で絞り出した言葉を気にもせず、[[rb:玄來 > げんき]]は俺を責め立てる。

  「げんき・・・げんきのデカいチンコ・・・げんきのチンコがしゃぶりたい・・・!」

  大股を開いて懇願する俺に[[rb:玄來 > げんき]]は鼻でクスッと笑い、膝立ちのまま俺に近付いて、俺の後頭部に手を添えた。

  「いいよ。しゃぶって」

  [[rb:玄來 > げんき]]の声は優しかった。

  許しを貰った俺は[[rb:玄來 > げんき]]の太腿に手を添えて、勃起した上反りのチンコを見つめた。

  妄想の中で何度もしゃぶった[[rb:玄來 > げんき]]のチンコ。雄々しくそり立った雄の象徴はビクビクと生々しく脈打ちながら、ヨダレを垂らして獲物を待ち構えている。

  俺は奉仕の刻を待つ主人にゆっくりと顔を近付けていった。

  [[rb:玄來 > げんき]]のチンコに近付くほどに、我慢汁で濡れた雄の匂いが強くなってくる。

  仕事から帰ってそのままの[[rb:玄來 > げんき]]のチンコ。汗の匂いも混じった強い雄の匂いが、俺の敏感な鼻を通って脳を侵し、理性を奪い去っていく。

  後頭部に添えられた[[rb:玄來 > げんき]]の手が俺の奉仕を強要することは無く、ただ添えられている。

  「・・・っ」

  俺はヨダレを垂らす[[rb:玄來 > げんき]]のチンコに口先が当たる寸前で止まった。

  俺の吐息の温もりが[[rb:玄來 > げんき]]のチンコに伝わるほど近い。

  [[rb:玄來 > げんき]]のチンコは“早くしろ”と苛立つようにビクビクと脈打っている。

  流れ出る我慢汁のせいで雄の匂いもキツくなっていた。

  臭気にあてられ、俺が少し頭を引こうとしたその時だった。

  「─────ッ!!」

  後頭部に添えられていた[[rb:玄來 > げんき]]の手が力を孕み、俺が引くことを推し留めた。

  上目遣いで[[rb:玄來 > げんき]]の顔を見ると、俺に股を開かせた時のように不敵に微笑んでいた。

  強要はしないが、1度自分で近付いたなら戻ることは許さない。

  この手はチンコをしゃぶった後も同じなのだろう。[[rb:玄來 > げんき]]のチンコが俺の口の中を犯し尽くし、満足するまで離れること許さないつもりなのだ。

  俺は抵抗を辞めて、ゆっくりと[[rb:玄來 > げんき]]のチンコの先に口付けた。

  ──────ちゅ

  その瞬間、[[rb:玄來 > げんき]]のチンコがビクリと跳ねて、その先から我慢汁を吐き出した。

  俺はチンコの我慢汁を舐め取りながら、ゆっくりと丁寧にデカくて硬いチンコをしゃぶり込んでいった。

  「んっ・・・あ゙あ゙ぁ・・・はぁぁ・・・」

  チンコを根元までしゃぶり込むと、[[rb:玄來 > げんき]]が快感を覚えたような雄の声を上げる。

  俺の口の中は[[rb:玄來 > げんき]]のチンコの味でいっぱいになり、大きくて上反りのチンコはビクつく度に俺の喉をえぐった。

  しかし、[[rb:玄來 > げんき]]の気持ち良さそうな声を聞いて、今[[rb:玄來 > げんき]]を気持ちよくしているのは自分なのだと感じる度に、[[rb:玄來 > げんき]]のチンコによって与えられる全てが愛おしく感じた。

  「んっ!? んぐっ!!」

  「フー・・・フー・・・・・・動くよ」

  [[rb:玄來 > げんき]]に両手で頭を掴まれると同時に、根元まで咥えたと思ったチンコをさらにねじ込まれ、嘔吐く俺を気にもせず、[[rb:玄來 > げんき]]は腰を振り始めた。

  ジュブジュブジュブジュブジュブジュブジュブ

  「んんん!! んんんんんーー!!!」

  「あ゙あ゙ぁぁ・・・はぁぁぁ・・・・・・」

  ジュブジュブジュブジュブジュブジュブジュブ

  俺が声を上げても、[[rb:玄來 > げんき]]はペースを落とすことなく腰を振り、俺の口を犯し続ける。

  むしろ声を上げる度に、その振動をチンコで楽しんでいるようだった。

  「んぐっ!! んぐっんんんーー!!!」

  ジュブジュブジュブジュブジュブジュブジュブ

  「あ゙あ゙ぁ・・・もっと鳴いてくれよ・・・はぁぁ・・・気持ちいい・・・はぁぁ・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]はついに歳下にする言葉遣いで俺に語りかけ、気持ち良さそうな吐息を繰り返し漏らしていた。

  俺はたまらなくなり、唾液と[[rb:玄來 > げんき]]の我慢汁でベトベトになった口の中で、必死に舌を動かし、出入りする[[rb:玄來 > げんき]]のチンコを舐め続けた。

  どうすれば[[rb:玄來 > げんき]]のチンコが気持ち良くなるのか。俺の頭はそれ以外のことを考えられなくなっていた。

  ◆◆◇◇◆◆

  ジュプ・・・ジュプ・・・ジュプ・・・・・・ズルリ

  「ふぅー・・・」

  頬が膨らむほど口の中が唾液と[[rb:玄來 > げんき]]の我慢汁で満たされた頃、俺はようやく[[rb:玄來 > げんき]]のチンコから解放された。

  「頑張ったね、クロ[[rb:兄 > にぃ]]」

  [[rb:玄來 > げんき]]は呼吸を整えながら俺を見下ろし、優しい声でそう言った。

  声を聞いて見上げた俺の頭を[[rb:玄來 > げんき]]は優しく撫でてくれた。

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]のおかげで、オレのチンコがこんなにヌルヌルになったよ」

  そう言って[[rb:玄來 > げんき]]は俺の顔に唾液と我慢汁でヌルヌルになったチンコを押し付ける。

  「これでやっと、オレの生チンコでクロ[[rb:兄 > にぃ]]を犯せる」

  その言葉に目を見開いた俺の顎を[[rb:玄來 > げんき]]は右手でクイッと持ち上げ、俺の口を親指でなぞった。

  「ローションもたっぷり出来たしね」

  ◆◆◇◇◆◆

  「ん・・・んんっ! ん・・・っっ・・・んん! っっ・・・っっ・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]はまんぐり返しした俺のケツにヌルヌルになったチンコの先を何度も何度も擦り付け、先から出てくる新しい我慢汁を塗り込んでいった。

  潤滑油が足りなくなったら、汁の溜まった俺の口にチンコを押し込み、たっぷり濡らしてから再びケツに擦り付けた。

  「そろそろいいかな」

  ジュブリ!!

  「んぐっ!?」

  [[rb:玄來 > げんき]]はまんぐり返ししたままの俺の口に再度チンコを押し込んだ。

  「頑張ったねクロ[[rb:兄 > にぃ]]。オレのチンコを濡らす分だけ残して、後は飲んでいいよ」

  俺は[[rb:玄來 > げんき]]のチンコを咥えて震えながら目を見開いた。

  「ちゃんと飲めたら、チンコ抜いてあげるね」

  「ん・・・ん・・・・・・んぐっ! ・・・・・・ん・・・んぐっ!」

  [[rb:玄來 > げんき]]の勃起したチンコでベッドに釘付けにされた俺は、一切抵抗出来ないまま、少しずつ我慢汁がたっぷり混ざった唾液を飲み下していった。

  ◆◆◇◇◆◆

  ───────ちゅぷ

  「んあっ・・・」

  「力抜いて」

  [[rb:玄來 > げんき]]の硬くて熱いチンコの先がケツの穴に押し当てられ、ゆっくりと押し入ってくる。

  初めてのはずなのに、俺のケツの穴はゆっくりと広がり、[[rb:玄來 > げんき]]を受け入れていく。

  [[rb:玄來 > げんき]]のチンコはご馳走に包まれて、ヨダレを撒き散らしながら俺のケツの中を堪能しているようだった。

  「んあああ! はあああ! んっはあぁぁ・・・」

  ズプリッ・・・

  [[rb:玄來 > げんき]]のチンコが全部入った瞬間、俺は言いようのない多幸感に包まれた。

  「全部入ったよクロ[[rb:兄 > にぃ]]・・・嬉しい?」

  少し息を荒げつつも、[[rb:玄來 > げんき]]は余裕そうな笑みで俺を見下ろしている。

  「うれしい・・・うれしいよ、げんきぃ・・・」

  俺は潤んだ瞳で[[rb:玄來 > げんき]]を見つめ、ケツの穴をヒクつかせながら、精一杯の喜びを[[rb:玄來 > げんき]]に伝えた。

  [[rb:玄來 > げんき]]は鼻で息を吐きながら、子供をあやすような顔をして笑うと、俺を抱きしめて起き上がらせ、チンコを挿れたまま自分の膝の上に座らせた。

  「んっんあああ!!」

  根元まで入ったと思っていた[[rb:玄來 > げんき]]の硬くて熱いチンコが更に奥まで挿し込まれ、俺の身体は悦びで打ち震えた。

  その後も[[rb:玄來 > げんき]]は俺を抱いたまま、俺の一番奥をチンコでグリグリ掻き回したり、上下に揺すったりして俺の反応とケツの感触を楽しんでいた。

  「んっあああ・・・んあああ・・・」

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]・・・オレのデカい生チンコ気持ちいい?」

  俺のケツの中をチンコで舐めるように掻き回しながら[[rb:玄來 > げんき]]が問いかける。

  「気持ちいぃ・・・気持ちいぃよぉ・・・げんきぃ・・・」

  俺は柴犬の[[rb:玄來 > げんき]]のふわふわの毛を頬に感じながら、[[rb:玄來 > げんき]]のたくましい身体に抱きついて応えた。

  「そんなに素直に喜んでていいのクロ[[rb:兄 > にぃ]]?」

  [[rb:玄來 > げんき]]はそんな俺を鼻でフフッ笑った。

  「男にチンコ挿れられたら、最後に何されるか分かってるでしょ」

  そう言って[[rb:玄來 > げんき]]は俺の勃起したチンコを握った。

  「んあっ!」

  少し表面がカサついた[[rb:玄來 > げんき]]の肉球が、俺のチンコを包み込んだ。

  「ほら、クロ[[rb:兄 > にぃ]]だって男なのに、これからオレが女を孕ませる時にすることと同じことされるんだよ?」

  「んっんっ・・・んあぁ!」

  [[rb:玄來 > げんき]]は肉球で俺のチンコを緩くしごきながら、俺を責める。

  「身体の中をオレのチンコでぐちゃぐちゃに汚されて──────」

  [[rb:玄來 > げんき]]はチンコを挿れたまま、俺を再びベッドに押し倒す。

  「んあっ!」

  「クロ[[rb:兄 > にぃ]]の指じゃ絶対届かない身体の奥で、2日分溜まったオレの精液を直接射精されるんだよ」

  ジュプジュプッ! ジュプリッ!

  「ふああぁぁ!」

  [[rb:玄來 > げんき]]は数回腰を振って、上反りの硬いチンコで俺の前立腺をえぐった。

  「オレは射精してしばらくの間は絶対にチンコ抜かないよ」

  ジュブジュブジュブジュブジュブジュブ!!!

  「うああああああ!! んぐぁぁああああ!!!」

  [[rb:玄來 > げんき]]は本格的に腰を振り始め、雄としての本性を露わにした。

  「射精した場所よりもっともっと奥にっ────」

  ジュブゥッ─────ジュブジュブジュブジュブジュブジュブジュブ!!!!

  「あ゙あ゙あ゙っ!!! うぁあああああ!!!」

  「オレの精子がっ、たっぷり流れ込むまで!!!」

  ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!!

  「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

  雄犬は激しく、力強く腰を振り、怒張した上反りの肉棒で俺の前立腺を何度も何度もえぐった。

  雄犬が腰を振る度に俺の腹の中にはヌルヌルした我慢汁が吐き出され、射精するための場所へと塗り上げられていった。

  ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!! ジュブゥゥ!!

  「ゔあ゙あ゙ぁぁぁ!! い゙や゙あ゙ぁぁぁ!!!」

  「出すぜオラァ!!! 孕め!! 孕めよ!!!」

  「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁげんきぃぃ!!! げんきぃぃぃぃ!!!!!」

  ドプウゥゥゥ!!! ドビュゥゥゥ!!!  ドビュゥゥゥゥゥ!!!! ドビュゥゥゥゥゥ!!!! ドビュゥゥゥゥゥ!!!! ドビュゥゥゥゥゥ!!!! ドビュゥゥゥゥゥ!!!

  [[rb:玄來 > げんき]]は射精の瞬間、俺を強く抱きしめ、ケツの穴をヒクつかせる隙間もなくなるほど、チンコを限界まで俺の身体の中に挿れ込んだ。

  [[rb:玄來 > げんき]]のチンコは俺の身体の一番奥で何度も何度も跳ねて、熱くたぎった粘度の高い精液を吐き出し続けた。

  「げ・・・んき・・・」

  「・・・」

  [[rb:玄來 > げんき]]の宣言通り、チンコは決して抜かれることはなく、行き場を失った大量の精液はゆっくりと俺の身体の奥へ奥へと流れ込んでいった。

  [[rb:玄來 > げんき]]の暖かくてふわふわの毛皮と、先程の行為が嘘のような優しい抱擁、慈しむような甘いキスに口の中を愛撫されながら、俺は意識を手放した─────。

  ◆◆◇◇◆◆

  「うわああああああ!!!!!」

  ガンッ!!!

  俺は今日何度目かになる奇声を上げて、[[rb:玄來 > げんき]]が仕事から帰るのを待っていた。

  ほんっっっとうにとんでもない夢を見てしまった。記憶に残るくらい鮮明に。8K・・・いや16Kレベルの超スーパーウルトラ高画質で!!

  「どんな顔して会えばいいんだよぉ・・・・・・」

  ここまでのループを何度も繰り返しながら、俺は片想いしているノンケの柴犬後輩の帰りを待った。

  ◆◆◇◇◆◆

  「今日は店のレシピをクロ[[rb:兄 > にぃ]]好みに少しアレンジしてみたんだ! どうだった?」

  いつも通り2人で晩飯を食べ終えて、俺と[[rb:玄來 > げんき]]はソファに並んで座っていた。

  「ぁ、ぁぁ・・・ああ! すっげー美味かったよ! しっかり俺好みだった!! さすが[[rb:玄來 > げんき]]だな!!」

  「へへへっ」

  [[rb:玄來 > げんき]]はフサフサの巻き尻尾を振りながら嬉しそうに笑った。

  そして、耳を倒して俺に顔を寄せた。

  「・・・っ」

  俺はドキッとしつつも、そっと[[rb:玄來 > げんき]]の頭に手を置いて優しく撫でてやった。

  「前はめちゃくちゃ恥ずかしがってたくせに・・・」

  「へへへっこれも甘える練習だよ。クロ[[rb:兄 > にぃ]]も言ってたでしょ」

  根っからの兄ちゃんで甘え下手過ぎる[[rb:玄來 > げんき]]を見かねて、練習を提案したのは俺だ。

  最近では撫でて欲しい時に耳を倒して、撫で待ちするようになってしまった。

  想い人の撫で待ち顔を見れるのは至福なのだが、今日はちょっとバツが悪い。

  俺は[[rb:玄來 > げんき]]のかわいい笑顔を見ながら、夢のことは忘れて明日はちゃんとした兄ちゃんに戻るんだと胸に誓った。

  [chapter:いつも優しい後輩犬に雄の本能剥き出しで襲われる話]

  これはシリーズ作品『柴後輩とクロ兄ちゃん』の読み切りスピンオフ作品になります。

  読者の方の夜をホワイトなクリスマスにするためだけに書いた作品です。抜いてください。

  本作品はTwitter(X)でアンケートに投票してくださった皆様の提供でお送り致しました。

  今後もたまに #柴クロ小ネタ でアンケートを使って遊ぼうと思いますので、良かったら遊びに来てください。

  お読み頂きありがとうございました。

  蒼空ゆうぎ