7話 植物拷問 茨緊縛 生花化責め ハーフエルフを狩る者たち14

  「う”っ________あ”________ぐあああああああああ!」

  そこは聖堂の裏に隠された仕置き部屋であった。

  かつてカンティノア帝国の修道院時代、神への信仰を疎かにした者の考えを矯正させる為に使われた部屋だった。

  当時は人体を痛めつけ苦しませる為の色々な装置があったのだが、既にそういった類のものは処分されていた。

  しかし、犠牲者を縛り付けるための鎖や縄などは残され、イチとメイメイの2人は中央にある金属のパイプに背中合わせに縛られていた。

  アリスが縛られ悶死した場所もここである。

  「づっ________、あっ、________うわあああああああああ!」

  

  2人は下着姿にされ、互いに尻や肩の温かさを感じることを強要されている。

  そして2人には亀甲の形を作るように茨が巻き付き、鋭い棘が乳房や太腿を締め付けながら傷つけるのだ。

  イチは瑠璃色の上下のまま縛られ、主張しすぎない乳房や小ぶりに張った尻を締め付ける蔦が痛々しい。

  メイメイは胸や尻がほとんど発育していないので蔦は単に皮膚を傷つけるだけにとどまっているが、ところどころに浅く傷がつき流れている赤い血が憐れみを催す。

  プルシェニカはふたりを交互に拷問し、今はイチに絡みついた蔦の締め付けを更に強くし、イチは四方八方から胴体を責める痛みに耐えなければならなかった。

  「やめて! プルシェニカもうやめて!!」

  メイメイは背後で苦悶に喘ぐイチの声を聞いて叫んだ。

  「あら、そう。それならあなたが代わってやりなさいな」

  プルシェニカはマナを集中させると今度はメイメイに絡みついた茨を締め付けさせた。

  茨がメイメイの平たい胸や太腿を苛める。

  茨の棘は締め付けに合わせてメイメイの皮膚を傷つけ、赤い血の筋がそのたびに増えていった。

  「きゃあああああああああああ!!」

  メイメイは苦痛に悲鳴をあげた。

  その悲鳴にイチは怒り、なんとか抵抗の手段はないかと一層思考したが文字通り手も足も出ない状況である。

  「や、____やめろ!! お前、友達なんだろ!? メイメイを殺す気か!?」

  「じゃああんたが代わりに苦しめば? どっちが先に命乞いをするか、見物ね」

  プルシェニカは楽しそうな素振りで一時メイメイへの責め苦を緩めると、今度はイチの番だとばかりに笑顔を向けた。

  既に彼女は己の力で敵対者を痛めつける快楽を知ってしまっていた。

  「こんなのはどうかしら? あなたのお仲間はすぐに泣きをいれたけど」

  プルシェニカが言う「お仲間」とはアリスのことだろう。

  彼女はアリスを生け花と化したあの残虐な拷問をイチに加える為にマナを集中した。

  マナを集中すればそれは魔法となり、現実の世界に干渉し世界の理を歪める。

  「なにを________」

  突如イチは胸元にむず痒さを感じた。

  何かが皮膚の下を蠢いているような気持ちの悪い痒さである。

  そして次の瞬間にはイチの乳房を割いて青い薔薇の花が血を滴らせて咲いたのである。

  「ひぎゃああああああああああ!! ひぐっ____ぎっ____、、、うあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」

  イチは絶叫した。

  イチとは言えまだ18かそこらの少女である。

  身体の中から針が突き出るような痛みに耐えられるわけがない。

  イチが痛みにビクつかせるたびに、豊かな乳房がたゆみ、脂肪に根を張った薔薇が揺れた。

  「あはははははははは!! どう? あなたの下着とお揃いの青い薔薇よ? なかなかお洒落じゃない。そうでしょう?」

  プルシェニカは身をよじって痛みに耐えるイチを見て哄笑した。

  その笑い声がメイメイを精神的に苦しめる。

  「お願い____お願いよプルシェニカ。もう、酷いことはやめて……」

  メイメイの心は限界を迎えつつあった。

  普段の態度からは考えられぬほど憔悴し、顔をグシャグシャにして泣きじゃくっている。

  イチはそのメイメイの声を聴くのが体の痛みよりも辛かった。

  「____やめろ。メイメイに手を出すな。この程度の痛み、なんてことない」

  イチは強がった。

  実はメイメイよりもはるかにイチのほうが痛めつけられ体力的にも消耗しているのだが、メイメイの悲鳴を聞かされるよりもマシだったのだろう。

  しかしながら彼女の不屈の心も今この場においては何ら意味を持たない。

  「あらあら。お美しい友情だこと。反吐が出るわ」

  プルシェニカは不快な顔を見せ、更にマナを集中させた。

  すると悍ましい事がイチに起こった。

  「ぎゃっ____ぎっ____あああああああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っっっっっっっっ”っ”っ”っ”っ”______ふぎぅ___________ぅっ________うああぁぁぁぁぁぁ、、、、」

  イチのショーツの隙間からいくつもの勿忘草が咲き乱れてその瑠璃色の花びらをのぞかせた。

  どうやらイチの下半身に根を張って咲いているらしい。

  

  「あははははははははははははははは! 勿忘草の花言葉を知っているかしら? 股からそんなものを咲かせてるあなたを見て、仲間はどう思うかしらね? あははははははははは!!」

  イチはあまりの激痛に小水を失禁し、気を失ってしまった。

  イチから流れ出た温かな水がメイメイの太腿を伝って床に水溜まりを作った。

  「やめて! プルシェニカもうやめて! やめてよ!」

  メイメイは泣き叫んだ。自分のせいでイチがこのように苛烈な拷問を受けるなど、何もせずに受け入れることなどできようか?

  「次はあなたにも花を咲かせてあげる。どこがいい?その可愛いお尻に向日葵でも咲かせたら素敵じゃない?」

  プルシェニカは悪意しかない笑顔を浮かべながら指先でつまんだ向日葵の種をメイメイに見せつけると、ショーツの隙間から彼女の尻の割れ目に手を滑らせ種をまいた。

  「____ひっ、いや」

  メイメイは自分の身体の中から花を咲かされる恐怖に顔を歪める。

  尻の穴から直腸に根を張り花が咲くなど、メイメイのように幼い子供に耐えられるはずがない。

  しかし思想はプルシェニカを残忍な拷問者へと変えてしまっていた。

  プルシェニカはメイメイの髪をひっつかみ、自分から視線を離さないようにするとこう言うのだ。

  「やめてほしい? やめてほしいわよね? そうしたら、助かる方法を教えてあげるわ」

  ボロボロと涙を流しながら恐怖に震えるメイメイにプルシェニカはこう言うのだった。

  「あんたの仲間をあんたが殺すのよ。____そうすれば命だけは助けてあげるわ」