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日が落ちて夜の帳が辺りを包む。
時は令和。電気が当たり前となり夜を恐れなくなった今の世でも人のいない場所の夜は真っ暗である。
一人の少女が舗装のされていない道を走っていく。
少女の名は[[rb:玉森 梨子 > たまもり りこ]]。
妖を祓う祓い屋の両親と姉を持ち、自身もその道を歩む15歳の少女である。
月の明かりだけが進む道をほのかに照らす。
白と赤で彩られた巫女装束が風を受け大きく[[rb:靡 > なび]]く。
「私だけでも、出来るはず…大丈夫。」
朽ちた廃寺が目に入るところで梨子は足を止めた。
ゆっくりと何度か深呼吸をした後に懐からお札を何枚か取り出して構える。
廃寺から腐った木が折れる音がした。
「ぬぅ…すっかり朽ちてやがるな。床を踏み抜いちまった。」
廃寺の戸が開け放たれ、巨漢の狸がもぞもぞと抜け出す。
狸の身長は大人の男性を優に超える3メートル程あり、ダルマとも思わせる程の大きな腹を持っている。
粗雑な着流しを[[rb:纏 > まと]]い、腰に巻きつけた帯には赤い[[rb:瓢箪 > ひょうたん]]がいくつもぶら下がっていた。
「[[rb:酒鬼狸 > しゅきだぬき]]…!」
「んぁ?おぉ、祓い屋か。こんなとこまで殊勝なもんだな。」
「組合の命により、貴方を祓いに来ました。お覚悟を。」
「嬢ちゃん一人でか?オレも舐められたもんだ、なぁ!」
宣戦布告をされた直後に、酒鬼狸が近くの廃材を掴んで投げつける。
梨子は酒鬼狸から目を離さぬよう、最低限の動きでそれをかわす。
酒鬼狸はその場から動かず、手で印を結ぶ。
辺りの木の葉が浮かび、回転しながら梨子を狙い飛んでいく。
「甲壁結界、二式…!」
梨子が一枚の札を前に突き出すと淡く光る壁が現れ、刃となった木の葉から梨子を守る。
結界が仕事を終えたタイミングで梨子は札を巻きつけた針を放つ。
酒鬼狸は太い腕を軽く振り、針を弾き落とす。
返す刀で梨子は札が刺さった針を放つ。
もう一度弾き落とそうと腕を構えた途端、札は強い光を放った。
その光をまともに見てしまった酒鬼狸の視界は数秒の間奪われてしまう。
「くっ!小癪な!」
梨子はその隙をついて、帯刀していた脇差を抜き、酒鬼狸に走り寄る。
そのまま袈裟斬りをするが、酒鬼狸が咄嗟のカンで左腕を盾にする事で致命傷を免れた。
「あぁクソッ!もったいねぇから使いたくなかったがしょうがねぇ!」
酒鬼狸は大きく跳躍し、梨子との間に距離を取る。
梨子は逃すまいと追いかける。
その様子を見ながら、酒鬼狸は赤い瓢箪を手に持つと栓を抜き、梨子に向かい大きく振るった。
瓢箪からは透明な液体が飛び出し、地面につくや否や霧へとその姿を変えた。
「目眩しか…!」
梨子は酒鬼狸がいた方向に向かい、霧を突っ切ろうと飛び込む。
だが、霧を吸い込んでしまった梨子に異変が現れる。
「うっ、なんだ…体の…調子が…。」
[[rb:平衡 > へいこう]]感覚が乱れその場でへたり込んでしまう。
体が火照り、思考もボヤけていく。
「ハッハァ!よもやそのまま突っ込んできてくれるとは!」
脇差を杖になんとか立ちあがろうとしてる間に、霧が晴れ、すぐ近くに酒鬼狸が立っていた。
「これは…酒…?」
「正解だ。まぁ、嬢ちゃんはまだまだ子供だろうからな、効き目はバツグンのようだ。」
酒鬼狸はくつりと笑い、梨子の胸ぐらを掴み仰向けに押し倒す。
「はな…せ…!」
「せっかくだから、久々にアレをやるか。」
梨子は抵抗するが、体に力が入らずもがくことしかできない。
「安心しな。殺しはしねぇよ。」
酒鬼狸は梨子の腹に、血が滴る左腕の爪を突き立て押し付ける。
爪がゆっくりと腹を刺していき、酒鬼狸の血が体の中に混じる。
「ぐうぅぅ!!あぁぁぁああぁ!!」
酒鬼狸は爪を引き抜き、梨子の腹に血で不可解な紋様を時間をかけて丁寧に描いた。
「うぐぅあぁぁあ!!」
「うし、これで仕込みは終いだ。
はぁ、相変わらず手間のかかる術だ。」
酒鬼狸はドシリとその場で座り込み、瓢箪の中の酒を呷る。
痛みに悶える梨子の体がビクンと跳ねた。
「あぁ…いや…!」
梨子の鼻先が黒く変色し、爪が鋭利に伸び始める。
指の先や耳の先から茶色い毛が生え出し、目の周りも黒い毛で覆われていく。
「あっ、暑…い!アゥぅ…!」
鈍い音を立てながら骨格が変動する。
鼻先が突き出し耳が頭上に向かい移動していく。
犬歯が鋭い牙となり、全身が毛に包まれる。
「がうぅぅ…ぐあぁああ!」
ふっくらとした尻尾が彼女の着ていた巫女装束から顔を見せる。
その姿は巫女の格好をした狸の少女そのものであった。
「おぅおぅ。いい塩梅だな。
へっ、細っこいがこれからいっぱい食わして太らせてやるよ。」
酒鬼狸が梨子を持ち上げ、[[rb:踵 > きびす]]を返そうとしたその時、酒鬼狸の耳がピクリと動いた。
何かがこちらに向かって猛スピードで迫ってくる音が彼の耳に届いたのだ。
酒鬼狸は軽く舌打ちをして梨子を下ろし、音の方に向き直る。
そこには獅子ほどの大きさがある白い狐に乗った、梨子と同じ巫女装束の女性がいた。
「梨子ちゃん。」
「姉…様…。」
その女性は梨子の姉である[[rb:葉子 > ようこ]]。
元々別件で動いていたが早めに切り上げ、屋敷に置かれていた梨子の置き手紙を読んでここにやってきた。
「ほぉ、姉妹か。なら丁度いい。
早速だが、新しい駒を使うとするか。」
酒鬼狸が印を結ぶと梨子の瞳に赤い光が灯った。
「あ…ぁ…姉…様…姉様…姉様姉様姉様!!」
先程までグッタリしていた梨子の体はゆらりと起き上がり、葉子に向かい牙と爪を剥き出しにして襲いかかる。
「ハッハ!妹が呼んでいるぞ!」
「……。」
葉子は狐から飛び降り、その様子を冷たい表情で見る。
梨子が振り下ろす爪を持っていた[[rb:錫杖 > しゃくじょう]]で受け流し、札を叩きつける。
「ガァッ!?」
札は光る輪に転じて、梨子の体を縛る。
縛られた梨子は抜け出そうと、もがくが輪が緩まることは無い。
「チッ、もっと慌てふためいてくれると思っていたが。」
「白ちゃん、梨子ちゃんをよろしくね。」
葉子が乗っていた狐が一度葉子と目を合わせた後、梨子を優しく咥えて戦いの場から遠ざける。
「あ〜あぁ、せっかく苦労して狸にしたのになぁ。」
「…。」
「ハッ、冷たい姉さんだなっ、イテッ!」
悪態をつきながら瓢箪に手を伸ばそうとしていた所を、葉子によって放たれた針によって阻止される。
続けて札を4枚投擲するが、今度は身構えていた酒鬼狸の横を通り抜ける。
「あん?さっきの針は偶然だったのか?下手くそだなぁ、姉さん。ガッハッハ!」
「束縛結界、四式。」
葉子の投げた札を頂点とした光の壁が酒鬼狸の背後に現れた。
「な…んだコレは!?身体が、吸い寄せられる、だと!?」
光の壁に酒鬼狸が大の字で磔にされる。
無防備な酒鬼狸に葉子が近づく。
「それでは、終いです。」
「やめろ!!来るな!!」
錫杖の先に結界で作られた刃を付けた即席の薙刀が、酒鬼狸の首を断つ。
光の壁が消え、首を無くした酒鬼狸の体が倒れ込む。
「反応消失確認。では帰りましょうか。
白ちゃん、梨子ちゃん運ぶの手伝って。」
妖術が解け、意識を失った梨子を葉子が抱き抱える。
梨子を狐の背中に乗せ、一人と一匹が隣り合って廃寺を離れていく。
こうして、真夜中の妖怪退治は終えたのだった。
[newpage]
「申し訳!!ございません!!!でしたーーーー!!!!!」
玉森家の屋敷で大きな声が響き渡った。
修行を行う為の畳張りの部屋には二人と一匹がいる。
「うんうん、ちゃんと反省はしてるね。
じゃあ、どこがダメだったかな?」
土下座している梨子に葉子は優しく語りかけながら梨子の頭を上げさせる。
葉子と共にいた狐は部屋の隅で伏せながら静かに二人を見つめている。
「酒鬼狸を倒す事に[[rb:傾倒 > けいとう]]してしまい、油断してしまった所です。」
「そうね。熱心になると周りが見えなくなるのはお父さん譲りだものね。それもだけど、私が聞きたいのは貴方が一人で行った事よ。」
「うっ、それは……。」
ばつの悪そうな表情で視線を逸らす梨子。
「えっと…自分が成長した事を…証明したくて……。」
「成る程、ね。ふふ、分かったわ。」
自身が一人前では無いと[[rb:言外 > げんがい]]に言ってしまった梨子は顔を赤くして[[rb:俯 > うつむ]]いてしまう。
「それとね、梨子ちゃん。」
「はい…。」
「気づいていないと思って言うけれど、酒鬼狸の呪い、解けきれてないみたいよ。」
「…ゑ?」
梨子は慌てて、頭の上を触り、腰の後ろを触り、無いはずのモノの有無を確認した。
「ふぇ!?うぇえええぇええ!!?」
あった。
目が覚めた時には無くなっていたはずのそれらが。
「か、鏡!見てきます!!」
「あらあら。」
慌てて飛び出した梨子を、葉子はのんびりと見送る。
事実、先程まで梨子の姿は人間そのものだった。
酒鬼狸が倒された事ですっかり元通りになったと思い込んでいたのだ。
「ぎやぁぁぁ!」
離れたところから梨子の絶叫が聞こえてからしばらく、重い足取りで梨子が戻ってきた。
梨子の姿はすっかり全身もふもふのソレに戻っていた。
「ね、姉様…。ど、ど、どうしましょう…!」
[[rb:縋 > すが]]りつくもふもふの妹を撫でながら葉子は言う。
「とりあえず落ち着きなさい。」
落ち着いてる場合では無い、と言おうと思い、梨子は口を開くが、酒鬼狸との戦闘での失敗を思い出し口を閉じる。
確かに一度落ち着かなければならないと納得した。
「うんうん、やっぱり。」
「へ?」
軽くうなづいた葉子は自身の見解を述べる。
「感情が原因ね。」
「感情…ですか?」
「そう。現に梨子ちゃんの腕、人のに戻ってきてるでしょ?」
「えっ?あっ!ホントだ。」
茶色の毛に覆われていた腕が、ゆっくりと毛が短くなっていた。
「やった!…あっ!」
「あらまぁ。」
喜びも束の間、喜びの感情でまた腕がもふもふに戻ってしまった。
落ち込む梨子に葉子は手を差し伸べる。
「それでは、即席だけど平常心の訓練をしましょうか。」
「平常心の訓練ですか?」
「そう、何事にも心を揺さぶられないようにすれば、タヌキになる事はないのですから。」
「は、はい!よろしくお願いします!」
1時間と半刻程、坐禅を組んでの修行を行なった。
「もう遅いからこれくらいにしましょうか。」
「はい、ありがとうございました。」
梨子の姿は人間の姿に戻っていた。
「梨子ちゃん、呪いがあるからと言っても、学校はちゃんと行ってね。
それも平常心の修行の一部だと思ってね。」
「はい…。」
耳がひょこりと頭の上に移動する。
玉森梨子、高校1年生。
明日も普通に授業があった事を思い出す。
[newpage]
翌日、梨子は学生服に身を通し、学校に向かっていた。
腹の傷は狸化で体が変化した影響か普通に動く分には問題ないレベルで回復していた。
(解呪には本人の力量が必要って姉様言ってたなぁ。…強くなりたい。)
梨子は歩きながらため息をついた。
(いけない。平常心、平常心。)
気を取り直し前を向いて歩き直す。
「梨子ちゃん、おっはよー!」
「わっ!文香さん、おはようございます。」
(平常心!)
学友である[[rb:月丸 文香 > つきまる ふみか]]に、唐突に背後から声をかけられ少し驚く梨子。
なんとか変化が出る事なく済んだようだ。
そのまま二人は学校に着くまで他愛無い話をしながら歩いた。
午前の授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。
(ふぅ、午前中は何の問題も無く乗り越えられましたね。)
梨子は安堵のため息を吐きながら家で作ってきたお弁当を取り出す。
「梨子ちゃーん、いっしょに食べよー!」
「えぇ、良いですよ。」
朝いっしょだった文香が、梨子の机と自身の机を向かい合わせにしてコンビニの袋からパンやおにぎりを取り出す。
「今日のお弁当も梨子ちゃんの手作り?」
「はい、朝起きて作りました。」
「すご〜い、この歳でこんな綺麗なお弁当作れちゃうなんて”一人前”って感じだよー。」
「ソンナ、コト、ナイデスヨ…。」
文香の褒め言葉が、昨日出来たての地雷を踏み抜く。
なぜかカタコトになった梨子を不思議そうに見ながら文香はパンに齧り付く。
(平常心、平常心!)
梨子は一度大きく深呼吸をしようと、大きく息を吸ったところで男子生徒の話し声が耳に入った。
「今日は食堂で”たぬき”蕎麦食うかなー!」
「ゲホッ!!」
2combo!
思わぬ不意打ちで梨子は吸い込んだ呼吸ごと咳き込む。
「大丈夫!?梨子ちゃん!」
「だ、大丈夫です。少しむせただけです。」
(平常心!平常心!!)
心を落ち着かせようと、梨子は一度目を閉じて集中する。
「あれ?梨子ちゃんの袖、なんか茶色い毛がついてるよ?」
「ッ!!???」
3combo!!
慌てて袖を見たら、今生えている毛でないのを確認出来た。
「こ、これはアレですね。近所のお家の仔犬がじゃれついた時のですね。」
「へ〜、人懐っこいワンちゃんなんだねー。」
嘘である。
本当は狸になった時の毛が部屋に落ち、袖についてしまったものだ。
梨子は毛を近くのゴミ箱に捨て、席に戻る。
(平常心!平常心!!平常心!!!)
なんとか他の話を聞かないよう意識をするが、意識する故に他生徒の話が聞こえてしまう。
「なんか今日、学校来る時獣臭くなかった?」
「ッッッ!!!?!!?!??」
4combo!!!
本当は梨子のでは無い。
昨日、梨子はお風呂で念入りに体を洗って、酒鬼狸の臭いも酒の臭いも自身の狸の臭いも落としていた。
学校近くの牛舎の臭いがたまたま風に運ばれていたのだった。
しかし、梨子には分かっていても動揺をしてしまった。
(平常心!!平常心!!!いや、ダメだ!)
梨子は勢いよく席を立つ。
「すみません!少しトイレに行ってきますね!」
「う、うん。行ってらっしゃい。」
爪の先が尖りだし、変色してきているのを梨子は見てしまった。
こうなってしまっては一度誰もいないところで心を落ち着けなければならないと思い、トイレの個室に逃げ込んだのだ。
(尻尾は!?出ていない!鏡、鏡を!)
急いで自身の確認を行う。
ポケットに入れていた鏡を取り出して確認すると、鼻先と目の周りが少し黒くなっていた。
先程の動揺が今になって現れたのか耳と尻尾も変化しだしたが、大きな変化がなかった安堵ですぐに戻った。
(バレていないですよね!?大丈夫ですよね!?
いや、大丈夫に決まっている!大丈夫大丈夫大丈夫!!)
自身に暗示をかけながら何度か深呼吸をして、狸化が治まったのを確認して梨子は文香の元に戻った。
午後の授業を梨子は自身に何度も暗示をかけ、感情を抑えて乗り切った。
「梨子ちゃーん、いっしょに帰ろー!」
「すみません文香さん、今日は用事があるので早く帰らなきゃいけないんです!」
「そっかー、じゃあしょうがないね。さよなら〜。」
梨子は急いで自分のカバンを持ち、教室を出て行った。
「なんか今日の梨子ちゃんテンション高かったな〜。」
自身のペースで文香もカバンを持って教室を出た。
「ただいま戻りました!」
帰宅するや否や、速攻で手洗いうがいを済ませて、自身の部屋に入りクッションに飛び込み顔を埋める。
「あぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁあ!!
大丈夫!見られてない!大丈夫!見られてない!!はず!!!」
学校で押さえ込んでいた分の感情が爆発していた。
学生服を着た狸の獣人がクッションに顔を埋めて悶えている。
「私は!臭く!ない!はず!!」
襖の開く音が梨子の耳を動かす。
「お帰りなさい。梨子ちゃん。」
「大丈夫?」
「うぅぅ、姉…様…。はい…狸になったところは見られていない…です。」
涙目の梨子の側に寄り、葉子は腰を下ろす。
「よしよし、よく頑張りましたね。」
「うぅ…ねぇざまぁ〜。」
葉子が梨子の頭を抱き寄せて撫でる。
感極まってしまっている梨子は、鼻をピスピス鳴らして泣きつく。
その光景を狐が部屋の入り口の外から静かに見守る。
しばらくして梨子が落ち着き姉に問う。
「姉様、どさくさに紛れてもふもふを堪能してませんでしたか?」
「ふふ、バレてしまったわね。ならば開き直って今度は尻尾をもふらせてもらおうかしら。」
尊敬して止まない姉に向けて初めて冷たい視線を送る梨子。
冷静になった梨子は過去最高の速さで人の姿に戻った。
「あら、残念ね。」
「これが…平常心…。」
梨子は昨日に引き続き、坐禅を組み平常心の修行を行っていた。
そんな梨子を横目に葉子は、梨子の学生鞄につけていたお守りに触れる。
「うん、認識阻害の効果が発動された痕跡は無い。
梨子ちゃんはしっかり頑張ったって事ね。」
狐は静かに見守る。
狐は思う。
厳しくしながらもなんだかんだ過保護なところは母親譲りだな。
[newpage]
◎玉森 梨子 : 主人公
狸の子→りこ→梨子 で命名。
15歳の少女。
祓い屋として基礎はしっかり学んでいるが実戦経験に乏しい。
努力型で、祓い屋として優秀な姉を尊敬してるし劣等感を抱いてる。
学校では優等生。
最近は臭いに関して敏感。
◎玉森 葉子 : 主人公の姉
狸の対で狐から、妖狐→ようこ→葉子 で命名。
20歳の女性。
祓い屋としては天才型で他の祓い屋には真似出来ないオリジナルな戦闘スタイルを持つ。
敵には容赦が無く、会話には応じるが精神を揺さぶられる事は一切無い。
姉様姉様と言って着いてくる妹が可愛くてしょうがないが、強くなりたいと言われたならキッチリ厳しく鍛える。
◎白 : 葉子の連れている狐
本当はもっと長い名前がある。
年齢不明。
玉森家には三代前から仕えている。
姉妹愛てぇてぇ。
◎酒鬼狸 : 狸の妖怪
悪役の狸なので、それっぽい漢字を並べて命名。
使用していた術は他の妖怪から伝授されたもの。
本当はもっと戦えるけど、葉子が容赦なさ過ぎた。
◎平常心の修行
今はまだ坐禅を組んでの修行だが、準備が出来次第、ホラー映画鑑賞、バンジージャンプ、無人島サバイバルが待っている。
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