妄想2

  

  今、妄想上の私は、四畳半一間で壁にもたれて座つてゐた。

  

  口を開けて天井を見上げながら呆けてゐる。

  

  一家三人、この蛸部屋で暮らしてゐる。

  

  廃人状態だ。

  

  

  然しこんな良い生活出来る譯が無いのだ。

  

  實際の私は、暴れて泣き喚いて、

  大小便を垂れ流しながら、何處かで死ぬより辛い目に合つて死ぬ事になるだらう。

  

  しかし現實は、最惡の想定の斜め上を行くらし。