女流名人戦 第4局

  第四十九期岡田美術館杯女流名人戰五番勝負第四局

  先手、西山朋花女流二冠

  後手、伊藤沙惠女流名人

  場所は東京將棋會館。

  午前十時に對局を開始、戰型は先手三間飛車となつた。

  十一時に午前のお八つ。

  正午から午後一時迄は、晝食休憩である。

  午後二時に午後のおやつが豫定されてゐる。

  ここまでは西山女流が二勝で、名人奪取に王手をかけてゐる。

  彼女は、奨励會三段迄昇級した實力がある。

  先手番で見事勝利を決めるだらうか。

  棋譜コメントでは、第39手が先手に取つて価値のある手だと評価されてゐる。

  解説は第28手目を、後手からささやかに局面を動かした手としてゐる。

  第30手も△6三銀が自然であつた。

  先手は第33手から、髙美濃〜4筋位取りの好形を築く。

  解説「じわじわ第二陣形へと」

  中継ブログ「持久戰模様」

  後手は腰掛け銀の形は、△6四歩と仕掛けるのが絶対手(解説)

  晝休明けは、後手玉が入城。

  解説の「強氣な手なら恐らくかう」てふ手が的中してゐる。

  AI予想手の△5八飛〜△5五歩として、銀を引かせる指し回しもやつてみたいところではあつた。

  解説では、▲2四歩の取り込みもあつたが、最後は讀んで決めるとの事。

  ここで後手は、「どつち取る?」問題(解説)。

  取る手は素直で、「潰してみろ」てふ手。(同上)

  第49手は、「更に手厚い、押し潰しの手」。

  56手目迄は一直線であつた。

  AIの評価はまだ「互角」である。

  最善手は奇妙な飛車浮きである。

  振り飛車が苦手過ぎてバグつたのかな、みたいな手に見える。

  午後のおやつは、ゴディバのチョコレートださうで。

  考慮時間が40分を超えて、ここで残り時間の差が逆轉した。先手は待ち時間の半分を使つた事になる。

  

  △8七金を打たれたら厳しい樣である。

  飛車浮きは予め角の逃げ道を増やす手で、金打ちを消してゐるてふ事か。

  

  61手目まで進んで、互角ながらも評価値は400點差がある。

  71手目迄進み、後手は次に王手で、桂馬を取つてしまふ手が良いらし。

  ここまで来ると、居飛車側も少しやる氣が出て来たか。

  後手が72手目を指し、お互ひの残り時間が1時間に迫つて来た。

  先に先手が、残り1時間を切りました。

  後手も80手目を考へて、一時間を切りました。

  先崎九段の「おかはりくん」が発動。

  氣が付けばとつくに終盤戦ですね。

  後手は3筋に、三段ロケットが完成しました。

  93手目は一手パスの樣な手です。

  後手はAI最善の歩を打ち、ここで攻守が逆轉か。

  いや然し、一気に進んだ96手目は悪手との評価だ。

  

  100手目で遂に、先手が有利となりました。

  AIは109手目を悪手とし、互角と判断してゐます。

  私のPCでも水匠3を動かしてみたのですが、2分讀ませても「7段レベル」だつたので、プロの九段の解説に負けますね。

  電気代も掛かりさうですし、評価値配信は有り難いです。

  王手が掛かつたので、後手が盛り返して来た樣に見えますね。

  先手は2筋に飛車を振り直して、対抗形・後手三間飛車〜なんつて。

  後手の伊藤女流名人は残り16分になりました。

  待ち時間も少ないので、秒読みからの混戦もありさうですね。

  ありや、本日初の「先手優勢」に。

  解説「油断した」と。

  負ければ敗着ですね。

  遂に「先手勝勢」に。

  17時の中継ブログは「最終盤に」

  ここに戻れれば、伊藤女流名人の勝利と、振り駒(最終局)もあつただらうか。

  鳩森八幡神社の手水に、お花が浮いてゐる。

  今日は何かのお祭りか、はたまた「女流名人戰」だからだらうか。