007-014
レ・ミュウは初めて行う作業も滞りなく進めて、メファティを解き放つ準備が整った、尻尾カプセル内は温風が巻き起こり、メファティの髪が舞い踊っているが、未だ目醒めていない様でそこが不安でもあった。
レ・ミュウ 「上手く出来たとは思いますが、まだ覚醒していない様です」
ダイン 「生物ですから誰もが同じとは行かないでしょう、取り敢えず解放してから様子を見てみましょう」
ダインは遊魔細胞に侵蝕されたメファティの思考を既に感じており、魔進化の成功を疑っていないが、そこまでの力を持たないレ・ミュウには不安で仕方ない。
そして、液体が抜け空気で膨れ上がった尻尾カプセルが中央に走った筋から二つに割れると、まだ変容が終わっていないメファティが現れる。
ダイン 「ベッドに寝かせてみましょうか、出来ますよね?」
レ・ミュウ 「はい、問題は有りません、椅子になっている部分を前に出せば良いですよね」
ダイン 「それでいいですよ、余りメファティの身体を動かさない方が上手く行くと思います」
ダインはメファティの為にベッドから降りると、レ・ミュウも反対側に降りる、ベッドの真ん中には椅子ごとメファティが運ばれて降ろされると、椅子は徐々に縮んでメファティの股下からレ・ミュウのお尻へと戻って行く。
レ・ミュウ 「尻尾は縮めてしまっても大丈夫ですよね、下げて無いと変な感じですから」
ダイン 「魔龍の癖が染み付いているんですか、まぁここから使う事は無いでしょうから大丈夫ですよ、それにしてもメファティは良い胸をしてますね、重力で潰されずに立派に立ってますよ」
寝かされても高さを保っているメファティの胸に惹かれたダインが手を延ばして触れると、そのまま軽く揉みしだいて行く。
メファティ 「あ・・・、お父様は大胆です・・・」
ダイン 「目醒めましたか、ですが私の認識は父親なんですか?」
メファティ 「天人様がお母様ですから、賢人様はお父様になりますよね」
レ・ミュウ 「確かにミュウの子宮で育てたけど、ミュウは妹だと思ってるよ」
ダイン 「面白い状態ですね、二人で認識が異なるんですか、ミュウが母親というのは理解出来ますが」
メファティ 「正直、メティにも正しい言葉が解りません、姉様にも思えますし母様にも思えます」
ダイン 「魔進化が完了すれば定まるかも知れませんね、どうです、行けそうですか?」
メファティ 「はい、身体の中の熱いモノが噴き上ろうとしています、それでメティがお父様の作品として完成するんですよね」
ダイン 「いや、完成とは違いますよ、私の与える美は表現されますが完成とはメファティ自身がこの先追い続けて行く物です、まぁ遊魔には完成など無いとは思いますが」
レ・ミュウ 「主は日々進歩する事を願ってますからね、ミュウもミュウの目標を定めないと行けません」
メファティ 「なら今日が遊魔メティの第一歩という事ですね、メティの仕上がりをご覧下さい」
言葉は状況を進めるスイッチとなる、メファティの望みは具現化を始めて身体の数箇所が変化を始めて行く、具体的には皮膚に数箇所大きな水膨れが出来て、中で何かが蠢いている。
ダイン 「お尻と背中が見える様にうつ伏せか四つん這いになって下さい、乳を活かすなら四つん這いの方が良いですかね」
メファティ 「はい、確かにその方が楽だと思います、背中が圧迫されてるのは変な感じですから、お尻も逃げ道が欲しいですし」
レ・ミュウ 「遊魔の尻尾は長いから大変なんですよ、骨は無いのでグニャっと曲がりますけどね」
メファティは指示に従って四つん這いになると、何かと激しく主張する胸が下に垂れてベッドに接触してしまう、重力に逆らってそびえ立っている様に見えていたが、単に大きさが為せる技だった様だ。
レ・ミュウ 「腹立たしい胸です、あれで縮んでいたなんて」
ダイン 「遊魔細胞が浸透していても、完全に重力に抗う事など出来ませんからね、何せメファティには二人分の乳量が期待されてますから、自らの長所が活かせるならそれが一番ですよ」
メファティ 「お父様が気に入ってくれている様でメティも心強いです、やっぱり望まれて生まれるのは喜ばしいですし」
レ・ミュウ 「ミュウも主に必要とされて遊魔に迎え入れられました」
ダイン 「変に対抗心を出さなくても大丈夫です、遊魔で有る以上私は全員を必要としてますから、綺麗事だと思われるかも知れませんが、私が嫌う遊魔は存在しません」
メファティ 「全てが大切な作品なんですよね、人の愛情とは本質が異なりますので成立しているのも納得です、そしてメティもそろそろですよ、お尻がむずむずして出ちゃいそうです」
ダイン 「皮膚に角が立ってますね、尻に詰まったモノを出す様な感覚で力を込めればいい感じで尻尾が成長して行く筈です」
メファティ 「天人様に一杯出されたから、お尻がゆるゆるで怖いです」
レ・ミュウ 「遊魔のお尻はキツく締まるから大丈夫です、腸の水分も直ぐに吸収されて母乳として利用されます、だから思い切って力入れてみて下さい」
経験者レ・ミュウの言葉に、メファティが尻に力を込めると皮膚を突き破って尻尾の先が外に出る、その感覚で危惧が杞憂だと判断したメファティが一気に尻に力を込めると尻尾は大きく延びて爽快感がメファティの中を駆け巡る。
メファティ 「ふふぁあ、気持ち良いぃ〜、尻尾生えるのとても気持ち良いですぅ〜」
ダイン 「内包された力の開放は気持ちの良い事ですから、まぁ力だけでなく放出する事は気持ち良い事ですけどね」
ダインの肯定を受けて、メファティは更に遊魔の力を開放して行く、背中の対になった水疱の内側から、左右同時に二つの角が立つと、一気に成長して皮膚を突き破ると腕と翼の機能を合わせ持った遊魔の翼が急成長を続けながら出現する、そして左右に大きく拡がって液体を撒き散らす。
メファティ 「ふぁひぃ〜、これも良いですぅ、魔進化って気持ちの良い事ばかりですぅ〜」
レ・ミュウ 「主は快楽を全肯定されてますから、ミュウも遊魔への魔進化でそれを受け付けられました、そして後は角ですよね」
ダイン 「遊魔はそれ程角を重視してませんよ、私の角もミュウ程立派じゃ有りませんし」
レ・ミュウ 「魔龍にとっても角は力の現れですから、ミュウは貧角で苦労しましたし」
メファティ 「確かに姉様の角は立派で格好良いです、メティも憧れます」
レ・ミュウ 「それは駄目ですね、胸がこんなに凄いのに角まで立派じゃミュウが悲しくなります、それに主は角よりも胸がお好きな様ですし」
ダイン 「まぁそこは否定しませんが、母乳が出ない私にとって、母乳は夢に溢れた物ですから」
メファティ 「ダイン様がお好きならこれ以上の高望みは贅沢ですよね、持ちすぎは嫉妬を買いますから」
ダイン 「確かに・・・遊魔は皆母乳好きですからね、乳量が多いというだけで重宝されますよ、遊魔の母乳は菓子作りに多用されますから・・・私も遊魔乳菓子はどれも好きですから」
レ・ミュウ 「あの主が携帯していた乳菓子は絶品ですからね、メファティの乳を使えばここでも作れるんじゃ無いですか?」
ダイン 「乳質の違いが有りますから全く同じにはなりませんが、遜色の無い物は出来るでしょう、遊魔乳菓子の甘味は乳の甘みですから、足りない時はミュウの乳と混ぜれば甘くなる筈です」
メファティ 「メティと姉様の合作なんてとても素晴らしい事です、やはり姉妹は仲良くないと」
レ・ミュウ 「そうですよね、あと魔進化が進んだ事でメファティの認識が変わった様ですね、今はミュウを姉様と呼んでます」
メファティ 「そう言われればそうですね、もう母様感覚は感じてませんよ、同じ種族の仲間という感覚でおっぱい吸ってみたいです」
レ・ミュウ 「まぁそういうモノなんでしょうね、でもミュウのは小さくて量が少ないので貴重ですよ」
ダイン 「お互いに乳を与え合う事で関係は更に深まるでしょうから、今この大陸には遊魔は三人しかいませんから仲良くしましょう」
メファティ 「あ、最後の仕上げが始まる見たいです、残った力が頭に集まって解放されようとしてます」
メファティの両側頭部の垂れた皮の内側から角が延びて、どんどん皮が張って行く、だがすぐに限界点を迎え角が皮を突き破ると角は急成長を始めて見る見る大きくなって行く。
レ・ミュウ 「胸だけじゃなく角も育ってます、これじゃミュウの立場が危ういです」
ダイン 「人間と耳長じゃ体格差があるので、角比率じゃまだまだミュウの方が上ですよ」
ダインがミュウに慰めの言葉を掛けたところでメファティの角の成長は止まる、その形は牛の様にぐるりと曲った角で、ダインの抱いた乳牛イメージがメファティの角に反映されている様でもある。
そしてレ・ミュウの危惧は杞憂に終わり、その表情から焦りは消えていた。
ダイン 「私の乳に対するイメージがその角を与えたのでしょう、身体は龍で胸と頭に牛の特徴が現れてますね、ですが上手く調和していると思いますが・・・」
レ・ミュウ 「流石、主ですこの大きな乳から直に母乳を啜りたいですよ」
ダイン 「私もです、遊魔メファティの初めての仕事として乳の振る舞いを命じましょう」
レ・ミュウ 「ミュウ、牝交尾も試してみたいです、尻尾刺激した方が乳も出ますよね」
ダイン 「良いですよ、二人で存分に楽しんで下さい、私はメティから得られた情報を整理したいので二人で楽しんで下さい、そうですね乳はカップにでも入れて届けて下さい」
ダインはベッドから移動すると、テーブルの上に用意されたカップを手に取って女の子座りに体勢を変えたメファティに手渡す、そして自分はテーブルに備え付けてあった椅子に座って、微笑ましくレ・ミュウとメファティを見つめる。
レ・ミュウ 「主の許可も出ましたから始めましょう、先に乳の用意ですね」
レ・ミュウの言葉に、メファティはカップを乳首の手前へと移動させる、黒ずんだ色で大きかったメファティの乳首は形がかなり小さくなって色も綺麗なピンクへと変わっている、大きく下品だった乳輪の直径も4分の1程度まで小さくなって、ダインの美意識がメファティの身体に反映された様だ。
そして、レ・ミュウが両手で胸の奥から搾り上げて、メファティが搾り出た母乳をカップで受け止める形でダインに献上する母乳をカップに貯える。
メファティ 「もう良いと思います、メファティの遊魔乳をお召し上がり下さい」
メファティは立ち上がってダインにカップに注いだ母乳を献上すると、初めにカップを回して香りを嗅いだダインは少し口に含んで舌先で転がしてから飲み込む。
メファティはダインの評価が気になる様で熱い眼差しを送ると、ダインがメファティと両眼をしっかり合わせて口を開く。
ダイン 「遊魔の乳として完成された味です、人の時の雑味が消えてとても美味しくなってます、ミュウも味わってみて下さい」
その言葉にメファティが安堵していると、レ・ミュウが胸に飛び込んで先程出したのと逆の右胸に吸い付いて奥から胸を搾る。
メファティ 「噛む力が強すぎます、もっと丁寧に扱って下さい」
メファティの言葉にレ・ミュウは落ち着いて、少し力を弱めた様だ、だが、尻尾の方は目的に向かって進み出し、メファティの尻尾に絡みつきながら先端の尾ニプルを目指して進んで行く。
メファティ 「メティの尾ニプル処女、ミュウ姉様に奪われてしまいます、ダイン様はそれでよろしいのでしょうか?」
ダイン 「私はメティの処女を頂いてますからね、尻尾の方は功労者でもあるミュウに差し上げます、メティもミュウに挿れてあげて下さい」
牝遊魔同士の交尾とはお互いに挿れ合うモノだ、そうする事でお互いの絆は更に強くなり、遊魔の種としての結束は強固になって行くのだ。
おまけ
メファティの村 北部人類圏南端の村、かつて地の王の軍勢に占拠された歴史を持つが、村の記録に若干記されている程度である。
森林に囲われている為に農業は盛んでは無いが、狩猟と採取で成り立っている、特に狩で手に入れた獲物は加工する事で有益な交易品となっている。
主要産業の狩猟は男性が行っている為に男性の地位が高い、これは北部人類圏全般に言える事で、魔術が存在していない為に体力が重視されている結果でもある。
村は最南端といっても、南部砂漠地帯は禁断の地と言われて人間が入る事を禁じられている為に森林が北部人類圏の境界線である。
境界にある為にディーラル王家の直轄地で、秋の時期に王都からの徴税官が訪れ、その滞在の為の屋敷が用意されている。
村の特産品は加工肉、毛皮、果実酒などで、税として収める物品は一度買い取られて納税分の代金を引かれてから残りを金銭で受け取る仕組みだ。
農作物の栽培を殆ど行っていない村では、この時に得られる金銭収入で穀物などを購入している。