002-036
ダインが早々にプルルを眠らせた事についてティアスはその意図を理解出来ないでいた、だが、鼻から舌先が出て来た事を見るとやる事はやる様だ。
強力な睡眠効果が効いている様で、堕液の注入でもプルルは目覚める事無く可愛い寝顔を披露しているのだが、鼻から出ている舌が余りにも違和感があり過ぎて、ティアスとリレッタは複雑な表情をしている。
ティアス 「ちょっと可哀想な光景ですよね、プルル可愛いのに」
リレッタ 「だからこそダイン様はプルルさんを眠らせたのでは無いですか?」
ティアス 「なるほど、本人もこんな姿見られるのは嫌でしょうからね」
ティアスが妙に納得していると、堕液を堕し終わったダインが舌を戻して会話に加わる。
ダイン 「それもありますが、単に私が新しい方法を試してみたかっただけですね、プルルの好感度は想定以上に高かったので、堕液で染める必要も有りませんでしたし」
ティアス 「棘の有るお言葉ですね、確かに堕ちる前のティアスはダイン様利用する気でしたけど、それはプルルも同じですよ」
ダイン 「ティアスは人に従う事に慣れていないんですよ、その点プルルは安心して新しい試みを試せます、ティアスでは失敗も出来ませんし」
ティアス 「ティアスが大切って意味じゃ無いですよね、ダイン様のそういうところって理解してますし」
ダイン 「大切なのは確かですよ、ですが私としてはティアスは完全な状態で堕とさないと安心出来ないんですよ」
リレッタ 「ティアス様は自分勝手な方ですからね、リッタなら大丈夫ですわ」
ダイン 「五十歩百歩ですね、私の世界の言葉で大して変わらないという事です、権力を持って産まれた以上、二人とプルルの溝は思う以上に深いんですよ」
ティアス 「そういうものなんですか?」
ダイン 「そうですね、ティアスはお金で苦労した事なんて無いですよね、私はちゃんと苦労してますよ」
ティアス 「お金、使った事無いんですよね」
リレッタ 「流石ティアス様ですわ、リッタでも貴族貨幣は使った事有りますもの」
ダイン 「市場でパンを買うとか、そういう経験じゃないとお金を使ったとは言えませんよ、それに自分で稼いでもいませんよね、まぁ封建社会とはそういうものですが」
ティアス 「ダイン様厳しいですね、権力者がお嫌いなんですか?」
ダイン 「まぁ自分より上の階層にいる者は目障りですよね、実力が有れば認めますが、世襲で能力の無い者は特に」
リレッタ 「ですがダイン様と比較なされると殆どの者は無能になってしまいますわ、人は自分を基準にして優劣を判断しますから、そして、自分が無能のいう現実は受け入れ難いものですし」
ダイン 「私はそれ程傲慢では無いですよ、現にプルルは高く評価しているじゃ無いですか」
ティアス 「どうでしょう、プルルは唾液を使わなくても従順なところが気に入っているだけじゃ無いのですか、プルルはメイドという職業を忠実にこなしているだけでダイン様に好まれているんですよ」
ダイン 「手厳しい言葉ですが、事実で有る事は認めます、ですがプルルもまんざらでは無かったと思いますけど」
ティアス 「それは逆にダイン様の肩書きがプルルに有効だっただけですよ、異世界人の異常に魔力の高い勇者と契れるなら、喜んで抱かれる者はたくさんいますから、ティアスもダイン様の事で何人かに声掛けられてますから、当然断ってますけどね、中にはティアス側への参加を打診して来た者もいるんですよ、ティアスが誘った時は断ったのに・・・」
リレッタ 「だいぶ怒ってますわ、でもそれだけダイン様への愛が深い証ですわね」
ティアスが普段は見せない様な薄暗い表情をしているので、リレッタがすかさずフォローを入れる。
ダイン 「随分と話が逸れてしまいましたね、まぁ権力の座にある者は凡庸な程固執するものなんですよ、自身の無能さが本心では解っていて、権力を失うと何も無い事が解っているんでしょうね」
ダインは自分なりの考えを伝えると、二人の反応は確かめずに次の行動に移り始める、犬の様に四つん這いになって、尻を突き上げるとその動きに呼応して尻尾が飛び出て来たのだ、そして尻尾は見る見るうちに巨大化して、ダインの身体以上に大きくなって行く。
リレッタ 「リッタと戦った時とはまるで違いますわ、遊魔って一つの姿だけでは無いんですか」
ダイン 「そうですね、私の身体は特にいい加減で思い付きで色々と変化しますよ、戦闘時は元の手足を強化した方が楽なんですよ、私はちゃんとした武道や剣術を習っていませんので」
リレッタ 「マギガントで鮮やかな技を披露してましたよね?」
ダイン 「学校の授業でやった柔道という武道ですね、動くイメージさえ出来ていればマギガントは生身で不可能な事も可能ですから、テガスでは四本腕で作業するマギガントを試作してますし、フレームで動きを調整すれば同じ動きを正確に繰り返す事も可能で、同じ部品を作るのも可能です」
ダインの言葉を堕液で洗脳されただけの二人では完全に理解出来ていないので難しい顔をしている、ダインとしては遊魔に接する様に二人と接してしまうのだが、普段、周りが遊魔の環境に慣れてしまっているダインにはそれが普通になってしまっている。
ティアス 「もどかしいですね、やはり遊魔にして貰わないとダイン様のモノに成れた気がしませんよ」
リレッタ 「はい、根本が理解出来ません」
ダイン 「人間とは理解し合えない生き物なんですよ、だからこそ私は遊魔になったんだと思います、そして私の能力は確実に進歩していますので待って貰うしか有りませんね、プルルが上手く行けばティアスとリレッタにも応用しますので」
ティアス 「なるほど、プルルは少し可哀想な気もしますが、ダイン様流の合理的判断ですからね、プルルなら王宮から去っても怪しまれませんし」
ダイン 「そういう事です、ですが私が行う以上は失敗など考えていませんよ、リレッタから入手した魔族の細胞のお陰でアーグル人の仕組みの一端が理解出来ましたからね」
ティアス 「また知らない言葉を使ってます、リレッタが役に立ったのはちょっと悔しいですけど」
ダイン 「魔族と遊魔を比較する事で得られた知識ですからね、ザキトスが男なのに魔族を増やせた原因にはアーグル人の免疫構造に秘密が有ったんですよ、詳しくは話しても理解して貰えませんので言いませんが、アーグル人は気合いで病魔を跳ね除けていたという事です、そして受け入れる事を本人が望めば身体の防衛機構すら無力化出来る様です、魔法世界は実に興味深い、人間の身体にもこれ程違いが有るわけですから、そして今のプルルは喜んで私を受け入れてくれるわけです」
ダインの尻尾が足からプルルを呑み込もうとしている、ティアスはダインの行動と言葉の矛盾に違和感を感じていたが、そんな事より今の状況は興味をそそられる。
リレッタ 「尻尾を使う訳ですわね、ルゥ様の尻尾も気持ち良かったですわ」
ダイン 「尻尾を上手く使うのは魔族の特性の様なモノなのでしょうか、ですが私の世界の異形には尻尾の無い個体も存在していましたね、無いのは男でしたが・・・何か法則が有るのでしょうか」
ティアス 「駄目ですよ、折角面白くなって来たのに、早くプルルを改造して遊魔にして、ティアスも遊魔にしてくれないと」
ダイン 「そうでしたね、遊魔以外と話して疎外を味わうよりも、遊魔に語って共感を得られるべきですよ、その為の遊魔ですから」
ダインの尻尾は勢いを増してプルルを呑み込んで行く、元々大きな尻尾穴で容易な感じだったが、先に延びた触手がプルルに絡み付いて引き寄せる事で勢いがさらに増して行く。
そして、プルルの全身はダインの尻尾へと呑み込まれてしまい、ダインの尻尾は獲物を丸呑みした蛇の様に肥太っているのだが、プルルの体積を加味した以上の太り方をしている。
ティアス 「なんだか一段と大きくなりましたよね、プルル三人分の太さが有りそうですけど」
ダイン 「こういうカプセルは液体で満たすのがお約束なんですよ、触手で埋め尽くす方法も有りますが、私は液体派なんですよ」
リレッタ 「ルゥ様もそうでしたけど、ダイン様も変なこだわりがありますわね、なんだかお二人は通じるところが多い様に思われますわ」
ダイン 「確かに私も会ってみたいですよ、ですが今のリレッタの情報だけでは心許ないのも確かですから、プルルを急ぐ事にしましょう」
プルルを呑み込んだダインの尻尾は複数の足を生やして尻尾を上向きにする様に変化すると、膨らんだ腹が割れて皮膜が広がり中のプルルの姿が見える様になる。
皮膜の色か、中の液体の色か解らないが、透明な緑に見えるプルルの裸体は大股開きの放尿時の様な姿で固定されて、その尻穴には歪な形の触手が潜り込もうとしている。
リレッタ 「ダイン様もお尻好きなんですわね、ルゥ様もそうでしたけど」
ダイン 「好きなんでしょうか、処女を大切にすると必然的にそうなるんですよね、オ○ンコ以外でちょうど良い穴ですから、でもプルルの試みが上手く行けば尾マンコを主に使う様になると思います、私が作る為に相性は最高ですから」
ティアス 「尻尾の生えたプルルは可愛いと思います、ティアスは全面的に賛成です」
ダイン 「どういう身体にするのか悩みどころでしたが、プルルには王都での諜報を行って貰いたいとも思っていますので、イタチ型を採用しようと思います、イタチならふかふかの尻尾でモフれますし、動きも素早い」
リレッタ 「イタチというと種類によっては毛皮に使われたりしますわね、一着作るのにかなりの数が要るようですけど、それだけ毛並みが素晴らしいという事ですわ」
ダイン 「はい、プルルは膝に置いて撫でてあげたいですから、髪の色もイタチに似てますからね」
ティアス 「確かにプルルによく合ってる感じがします」
ダイン 「ですがその見た目だけでなく優秀な捕食者でも有るんですよ、私の世界に有ったネズミ目線の物語りのイタチは恐ろしいものでしたから」
リレッタ 「ネズミの視点なら、何もかもが怖そうですわね」
ティアス 「童話ですよね、ククジアにもカエルが主役の話が有りますよ、雨を求めて旅するんですよね」
ダイン 「面白そうな話ですね、今度書庫を探してみましょうか」
ティアス 「魔王ザキトスの禁書からも残った物が宝物として有りますよ」
リレッタ 「ククジア王家は魔王戦乱以降の国家ですから、書物が特に宝物になっているんですよね、クガトの物は難しい物ばかりで」
ティアス 「魔王の蔵書が主ですからね、普通の人間には理解不能ですよ」
リレッタ 「はい、そもそもルゥ様の国の文字で書かれていて、アーグル人には解読出来なかった物が有りましたから」
ダイン 「なるほど、それがザキトスの遺産を記していたわけですか、ルーフィンが継承出来たのはその為ですね」
リレッタ 「はい、ルゥ様達の召喚自体がザキトス様の意志によるものです、そしてダイン様はルゥ様が求めてこの世界に招かれたんですよ」
ダイン 「つまり、私が召喚された時に見た術者はルーフィン本人だったというわけですね、確かにアーグル人とは違った質の魔力を感じた様に思います、まぁいまさらですけどね」
リレッタ 「多分、ルゥ様も予想外だったんだと思いますわ、何せダイン様は大勢の女性をお供させてましたからね」
ダイン 「そうは言っても私も自分の牝達を全て連れて来れたから、アーグルを楽しめるんですよ、もし、一人でも残していたら、帰還を第一に行動しますから」
ティアス 「なんだか嘘っぽい言葉に聞こえますけど、真実だと堕液が告げてくれてます、ダイン様は遊魔という種族全体をとても愛してますよね」
ダイン 「創造主の愛されないのは可哀想な事ですからね」
リレッタ 「心苦しい言葉ですわ、リッタはルゥ様から疎まれてますから」
ダイン 「性別の違いか、思考の違いかは解りませんがルーフィンが要らないなら、私が頂きますよ、他の魔族でも処女ならば問題有りませんからね」
ティアス 「そこが重要なんですね、まぁ女としては新しい自分の始まる時ですから、相手は重要ですけど」
ダイン 「そういう考えが有るのは好ましい事ですよ、私の居た世界では純潔に対する考えが雑でしたからね、その点でもこの世界は私に合っていると思います」
リレッタ 「相手の男性の魔力に影響されるからですわ、相性によっては上がる場合も有りますわね、殆ど無い事ですし原因も解っていませんけど、ですがそのお陰でダイン様の価値が高まってますわ」
ティアス 「そうですね、フェカトはまだ良いとして、アーグル人でも最高レベルのポーカ学長の魔力が上がりましたからね、それも三倍ですよ、常識じゃ考えられない数字です」
ダイン 「まぁ遊魔は人を超越してますから当然ですね、そして次なる遊魔のプルルはザキトスの技術も応用した新しい遊魔ですよ」
ダインの表情は心底楽しそうだ、そして、堕液で洗脳されたティアスとリレッタはそれに多くの幸福を感じて、ダインを楽しませているプルルを羨ましく思っていた。
おまけ
遊魔の身体的特徴 ダインの美意識の現れである遊魔は基本人間のボティラインが基本となっている。
例えば、プルルはイタチ型獣人であるが、生物のイタチの様に胴が長いわけでは無く、ダインが好むイタチの要素を人間の身体に取り入れたモノとなっている。
プルルの場合は毛並み、尻尾、耳などで正直言ってイタチと聞かなければイタチ型だと思うのが難しいレベルである。
だが、ダインの作る遊魔は必ず人間の身体を残しているので人間から外れた遊魔は存在していない。
また牝遊魔は全て淫魔形態を与えられる予定で、この形態の遊魔は余り個体差が生じない様に改造される予定でもあるが、ダインの気まぐれで変わる事は十分に有り得る。