002-011
テガス魔動力学院の賓客屋敷では豪華な晩餐が用意されていた、メイド達が市で仕入れた来た食材をダイン一行の料理番でもある愛耶が腕によりを掛けて仕上げた物だ。
異世界食材は思ったよりも元に世界の食材に近い物が多く、愛耶自慢のレシピも少し手を加えるぐらいで十分に再現可能だったのだ。
むしろ苦労したのは食材よりも調理器具の方で、薪を使った竈門やオーブンはメイド達に協力してもらう事で食材を無駄にせずに済んだと思われる。
愛耶 「愛耶もまだまだだと実感しました、火の扱いってこんなにも難しい物だったんですね」
ダイン 「そうですか、どの料理も上手く出来ている様ですが」
愛耶 「メイドさん達のお蔭です、愛耶が火の番してたらここまで上手くは行きませんでした」
アーキア 「でも凄いよ、この世界でこんな食事にあり付けるのは初めてだよ、確かに故郷の料理とは全く違うけど、匂いで美味しいって解るよね」
ダイン 「喜んで貰えて何よりです、ですが私達もこちらの食材で作った料理を食べるのは初めてですので油断は出来ませんよ」
愛耶 「ちゃんとメイドさん達に味見して貰っています、彼女達も初めて食べる料理でしたけどみんな美味しいって言ってくれてます」
食堂の大テーブルには数々の料理が並べられて夕食が始まろうとしているのだが、食器の並べれられた席の一つがまだ空いたままだ。
ダイン 「冷めてしまっては勿体無いですからね、ポーカさんには悪いですが先に頂きましょうか、彼女は忙しい様ですから」
フェカト 「アーキアさんの行動が予想外過ぎましたからね」
アーキア 「責めないでよ、こんなに歓待されるとは思って無かったんだから」
その時、食堂の扉がノックされて、メイドが現れると、その後ろにポーカの姿が見える。
フェカト 「間に合いましたね、直ぐに座って下さい、みんなお腹減ってますので」
ポーカ 「遅れて済みませんでした、フーティアをあのままには出来ませんでしたからの移動させたんですが、私の手にも余るみたいで」
アーキア 「ポーカさんフーティア動かせたの、凄いね、アレ勇者用に変な調整してるからクガトじゃ誰も動かせられなかったのに」
ポーカ 「一応天才って呼ばれてましたから、でも今日一日でプライドズタズタですよ」
フェカト 「異世界人と張り合っちゃ駄目ですよ」
ポーカ 「はい、身を持って思い知らされました、でも、苦労した甲斐はある様です」
ポーカはテーブルの上の料理を見て感激している、確かに昼食で出されたこの世界の料理に比べて段違いの色彩と匂いを放って居るから、驚くのは仕方ない。
ポーカが席に着いて晩餐が始まる、以前食べていた愛耶の料理と比べると何処か違うのだが、味はどれも美味しく、食材の違いで味の変化が産まれている様だった。
そうして、一同は食事を堪能してから、食後のデザートを楽しみながらポーカを交えて夕刻の話の続きを始めた。
ポーカ 「クガトがまた召喚を行うというのですか、十分有り得ますね、この学院にもクガトの息の掛かった者はいるでしょうから、真夏さんの事は伝わっていると思います」
アーキア 「それって、アキの事もバレてるって事だよね」
ポーカ 「はい、ですからダインさんが言っていたリエルやルーフィンを誘い出す事は可能かも知れませんね、少なくともリエルの実力が無いとアーキアは呼び戻せませんし」
アーキア 「ルーフィンは絶対出て来ないよ、でも、アキが説得出来ればリィを何とか出来るわけか」
フェカト 「アーキアさんは逆に説得されちゃいそうですけど、勇者リエルもレボト・クガトをそれ程心良くは思っていませんよね?」
アーキア 「それは多分、リぃが一番割食ってるから、あの子真面目で色々背負い込んじゃうんだよね、変に人助けしようとするの」
ダイン 「なるほど、なら、やはりアーキアはしばらく此処に居た方がいいんじゃないですか、クガトの態度で色々と解る事も有ると思います」
アーキア 「正直それはアリだよね、料理美味しいし、みんな面白いから、それに見た事も無い機械も有るしね」
ダイン 「そろそろ電池切れですけどね、でも今の私達には文明を維持させるだけの力が無いんですよ」
七実 「発電機とか作れればいいんですが、シーベアー号バラせば何とか出来るかも知れませんけど」
ダイン 「まぁ明日から地道に始めるしか無いですね、幸い本拠地は定まりましたし、応用出来そうなモノも有りそうですから」
七実 「ダイン様楽しそうですね」
ダイン 「アーキアの事とか心配事も有りますが、楽しく生きるのがモットーですから」
愛耶 「愛耶はダイン様と一緒なだけで何処でも楽しいですけど」
七実 「それはみんな同じですよね、ですがこの世界はまだ未知の世界だから味方は多い方がいいんですよ、アーキアさんもそれは同じですよね」
アーキア 「確かに此処の人の方が信用出来るとは思うけどさ」
ダイン 「まぁ、アーキアにはアーキアの絆が有りますからね、リエルを見捨てて自分だけ良い思いは出来ませんよ」
フェカト 「難しいですよね、でも、明日中に何とかなるかも知れません」
ポーカ 「フェカトさんって楽観的ですよね、私なんて壊れたマギガントが増えて大変なんですから、明日からダインさん達のマギガントも増えて行きますし」
ダイン 「なら私達から報酬の先渡しをしましょうか、とは言っても賞味期限が有るから食べないといけ無いんですよ、そろそろクーラーボックスの中の氷も溶けますからね」
フェカト 「一応氷結魔術は有りますけど、大きい氷は作れませんから」
愛耶 「便利そうな魔術ですね、チョット見てみたいです、料理に応用出来そうですから」
フェカト 「ならやってみますね」
フェカトが両手で印を結ぶと、両手を繋げて輪を作ると皿の上に持って行く、するとロックアイス程度の大きさの氷が両手の輪から発生して皿に落ちて貯まって行く。
ダイン 「冷えた飲み物にちょうどいい大きさですね、食べれるんですか?」
フェカト 「大丈夫ですよ、スープを冷ます時に使ったりしますから」
ダイン 「ならシロップと炭酸水をお願いします、アレなら美味しく頂けるでしょう」
愛耶 「ダイン様の特性シロップですね、プリンやホットケーキにも合いますし、水で割って冷やして飲むのも美味しいですからね」
愛耶は席を外してキッチンに行くと、メイドと共にペットボトルの炭酸水とガラス瓶の液体、そして人数分のグラスを手分けして持って来た。
そして、グラスに氷を入れて、瓶の液体を入れると、炭酸水で割ってからマドラーでかき混ぜてポーカの前に置く。
ダイン 「飲んで見て下さい、美味しいですよ」
ポーカ 「でも、泡とか出てますけど」
ダイン 「それが美味しいですよ、サッパリした気分になれます」
その言葉にポーカはグラスの液体を恐る恐る口に含むと、初めての炭酸水に驚いた様だが、しばらく経つと落ち着いて咽喉を鳴らして飲んで行く。
ポーカ 「不思議な感じですけど、確かに爽やかな気分です、甘さも控えめでちょうどいい感じです」
アーキア 「甘さは控えめかぁ、アキはガツンと甘いのがいいけど」
愛耶 「ならシロップを増やしますね、好みの味が作れるのがシロップの良いところですね」
愛耶はそう答えるとシロップを増やした配合で作るとアーキアに渡す。
アーキア 「なんか毒々しい色してるけど」
愛耶 「果汁を混ぜ合わせて煮詰めてますから」
愛耶はそれっぽい事を言っているが、このシロップはそんな生優しいモノでは無い、ダインの洗脳堕液が濃縮されて混ぜ合わせており、口からの接種でもそれなりの効果が期待出来るモノなのだ。
ポーカ 「とっても美味しいのに、飲まないと損ですよ」
アーキア 「学長なんか酔ってない、顔赤いけど」
愛耶 「アルコールは入っていませんけど、人によっては酔っちゃうのかも知れませんね」
アーキアはグラスに鼻を近付けて嗅いで見ているが、別段違和感は感じていない様だ。
アーキア 「まぁいいか、匂いはいい匂いだしね」
そう言って一口啜ると、初めての感覚に驚きながらも、飲み干すと感想を漏らす。
アーキア 「異世界って凄いのが有るんだね、甘さも凄いけど突き抜ける爽快感がたまらないよ」
ダイン 「喜んで貰えて嬉しいですね、何せシロップは私が作ったモノですから」
アーキア 「ダインさんって料理もするんだね、アタシの世界の男は台所に立たないから意外だよ」
ダイン 「愛耶ほど本格的では有りませんが、自炊もしますよ、自分でやった方が早い事は有りますから」
ポーカ 「これがダインさんの味なんですか、それで私酔っちゃったんですね、でも何だかとても幸せな気分で眠くなってきました」
愛耶 「大変ですね、一先ずあちらのソファーに移って一休みして下さい」
ポーカ 「はい、何だか申し訳有りません」
真夏とファービがポーカの両肩を支えてソファーまで移動させて寝かせると、ポーカは直ぐに眠りに落ちてスヤスヤと寝息を立て始める。
真夏 「厳しそうな人に見えましたけど、寝顔は可愛いですね、意識して目を鋭くしてるんでしょうか?」
フェカト 「確かに見たことない顔です、普段から重圧に晒されているんでしょうね」
アーキア 「今日は突然で悪い事しちゃったかな、でも同じ異世界の人が来たって聞くと確かめたくなって」
ダイン 「まぁ私も異世界人の勇者には興味有りましたから、早い段階でこうして出会えて良かったですよ、こんなに魅力的な娘でしたからね」
アーキア 「また、そんな軽口言って、他の子が怒るよ」
愛耶 「そうでも無いんですよね、今、愛耶達じゃ完全にダイン様を満足させていないんですよ、ですから新しい牝候補を探してまして、ちょうど都合の良い二人が今此処にいるんですよ」
アーキア 「愛耶さん、一体何言って・・・え、力が」
愛耶の言葉に危険を感じて席を立とうとしたアーキアだったが、足に力が入らずに立ち上がる事が出来ない。
七実 「ダインシロップはアーキアの世界の女にもよく効くんですね、でも、良かったじゃ無いですか、ダイン様の牝に成れるって事ですよ、つまり牝が感じられる最高の快楽を味わえるって事ですよ」
愛耶 「本当ですよ、それにアーキアは遊魔の今後にとって役に立ちそうですからね」
ダイン 「そういう事です、二人を一晩で堕とすのは初めてですが、早速始めましょうか、ファービは尻尾を使うのが初めてでしょうがアーキアを任せますよ」
ファービ 「はい、真夏先輩がポーカ学長でファービがアーキアですね、七実さんがサポートしてくれるので大丈夫だと思います」
愛耶 「メイドは学舎に帰していますので、大丈夫です、愛耶も興奮してお尻がピクピクしちゃってますから、戻っていいんですよね」
ダイン 「はい、アーキアの意識が有る内に美しい遊魔の姿を披露して下さい」
ダインの言葉に従って、牝達は衣服を脱ぎ捨て全裸になると、各々遊魔へと変容を始める、ふかふかの尻尾が生え出して来るが、愛耶などは興奮でピンと張ってしまっている。
ダイン 「どうですアーキア、みんな美しい牝達でしょう、ですが悲観する事は有りませんよ、アーキアも直ぐに仲間に加えてあげますから」
七実 「あのダイン様、アーキア既に落ちちゃってるみたいです、意識有りませんよ」
テーブルに伏せるアーキアを七実の尻尾がくすぐっているが全く反応は無い。
ダイン 「仕方ありませんね、取り敢えず二人の服を脱がして尻尾に取り込んで下さい、いくら勇者でも尻尾に拘束されては無力でしょうから」
ダインの指示は実行に移され、ポーカとアーキアは全裸に剥かれるとポーカは真夏、アーキアはファービとそれぞれ尻尾に飲み込まれて行く。
剥いた尾チンポでアナルに栓をして、剥かれた皮が拡がって二人の身体を尻から飲み込んで行くと、丁度首だけ残した状態で取り込まれ、身体は胎児の様に丸められる。
そして準備は整い、遊魔を増やす為の淫らな儀式が始まるのだ。
おまけ
ダインシロップ 名称こそダインシロップだが、実は成分的にニアの堕液が一番多い、遊魔の堕液にはそれぞれ特色が有り、ニアのそれは睡眠効果で有る為に多く配合されている、これはニアが猫の異形だった事が関係していると思われ、ニア自体もよく眠る体質である。
シロップの配合には当然、ダインの堕液も配合されているが、ダインの堕液はダインに対する惚れ薬なので量的には微量しか入っていない、シロップ本来の用途は強力な眠り薬で有り、魔術に対して強い耐性が有ると言われている(真偽不明)勇者のアーキアでさえ眠らせている。
ダインが日本に居る時に製造したモノで有るが遊魔に対しては余り効果が無い、この効果の実験は愛耶の屋敷の住人やイレイサーなどでも試されており、ダインが異世界に召喚されていなければ有効に活用されたと思われる。