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自分がこんな気持ちになるとは思っても見なかった。
私とレイちゃんは大学で同じテニスサークルにいるだけの仲だった。
一つだけ断っておくけれど、テニスサークルは本当に純粋にテニスをやりたいだけのサークルで、面倒事を避ける為に女だけのサークルだ。男あさりがしたい人は、別のサークルに参加するように言っている。
だから自然、飲み会と言うよりも食事会になったし、踏み込んだ交流をすることもなかった。
けれども、それはそれとしてレイちゃんは私より何処となく可憐だった。話をしている限り、生活水準が私と違うと言う訳でもなさそうし、別にお互いに男性経験がなさそうという事もなかった。
妙に惹かれるところはあったけれど、他のメンバーと同じ友達の一人でしかなかった。
事の起こりは、さる食事会だ。
あまりお酒を飲まない私が、お酒だと知らずにサングリアを何杯もお代わりしてしまったのだ。
すっかり酔っ払った私は、レイちゃんを口説いていたようだ。全く記憶にないのだけど。
聞いた話では、レイちゃんが「近いから」と言う理由でその晩泊めてくれたのだ。
その晩は多分、そのまま寝てしまったと思う。そうだといいと思う。
目を覚ますと、レイちゃんは起きていて、お水と薬をくれた。
部屋には人形の頭……と言うには大きい顔が幾つも並んでいた。
あまりにもしげしげと見ていたから「被ってみる?」と尋ねられてしまった。
「別にそういう訳じゃなくて」と拒否してしまったが、実はかなり興味があった。
お面のクォリティは高くて、目は輝いている。メイクもかなり気合いが入っていて、ウィッグもきちんと整えられている。
だが、それについて触れる事は、そこで終わってしまった。
お詫びに朝食をと思ったが、胃の様子はそうも行かず、結局何から何まで頼ったままで終わってしまった。
それからあのお面が脳裏から離れることがなかった。
あれはやっぱりレイちゃんが着るのだろう。あのレイちゃんが着るならきっと可愛いだろうなぁ。
自分も着たらちょっと気分が上がるだろうな。
想像するだけでもかなり楽しかった。
サークルはあくまでもテニスサークルだから、人の他の趣味についてはあまり関与する事はない。アイドルが好きな子もいるし、普通にスイーツと服屋さん巡りが好きな子もいる。話はするけどぐいぐい行くようなのは、何処となくはしたない感じがしたからだ。
だから、私もレイちゃんもお面について話す事はない。大体、お面を被ってどうこうというのは、かなり特殊な趣味だ。
とは言え、気になった以上は調べる以外の道はなかった。
そして、レイちゃんのお面がらみのInstagramはすぐに見つかった。
コスプレイベントで撮って貰っているようだった。スタジオの写真もあるが、誰が撮っているのだろう。
レイちゃんぐらいなら彼氏ぐらいいるだろうな。
そんな感じで、勝手ながら少し疎外感を感じた。
彼氏がいるなら私がそこに突撃してもいいことにはなるまい。
取り敢えず、この話はこれまでにしようと思った。
それで学校近くの公園をぷらぷらしていた時だ。
妙に大荷物の客がいるなと思っていたら、次第にコスプレイヤーが増えていったのだ。
ああ、今日はそういうイベントがあるのか。
お面関係を探る過程で、コスプレにも少し興味が湧いていた。
スマホ片手に素敵な人を見つけては声を掛けてしまった。
途中で、カメラマンの登録が必要と言う話をされたので、本部に登録しに行ったのだ。
本部でお金と参加証、パンフレットを貰ったところで、私はそれを一度落としてしまった。
そう、目の前にお面を被ったレイちゃんがいたからだ。
「レイちゃん!」
流石にこの状況で声を掛けないのは、コミュ障過ぎると思ったのだ。
彼女も私に気付いて返事をくれた。
「こんな近くでイベントあるんだねぇ」
私が当たり障りがないように尋ねると、「そうそう、偶に来て撮って貰ってる」と喜んで答えた。
それでそのまま一緒に歩く事になった。
彼氏なり、専門のカメラマンはいないのか……
途中、何人か顔見知りらしいカメラマンが声を掛け、そして写真撮影をして、今度送ると言われてそれで終わりだ。
案外さっぱりしたものなのだなと思った。
そこで猛烈に気になるのは、彼氏の存在である。彼女には今、いるのだろうか? いるのなら、こういう趣味をどう思うのだろう? いないなら、こういう場に出て探しているのだろうか?
あまりにも失礼な質問だから、そんなことは言えず、ただただついて歩いて、偶に「撮って良い?」と言うぐらいだった。
そんな時、如何にも害悪そうなカメラマンがやってきた。
2ショットをしつこく頼んだと思えば、「彼氏とかいる?」と訊ねて来たのだ。
「いるから結構です」
レイちゃんは綺麗でか弱い感じのするお面の中から、かなり強い意思の言葉を発した。
男は何かぶつぶつと言ったが、そのまま例も言わずに去っていった。
「なんなのあれ!」
私が怒っていると、「ああ言う人、偶にいるから」と笑った。
「彼氏はああいうのどう思うの?」
私が尋ねると、「彼氏いるって嘘だよ」と笑った。
イベントはつつがなく終了して、レイちゃんとはご飯を食べて解散した。
楽しかったという気持ちと、もっと会いたいと言う気持ちが膨れあがってしまった。
手先から足先までタイツで覆って、可愛い衣装を着込んで、可憐なお面で身を固めている。
そんなことをする必要もないのにと思いつつ、その完成された姿に魅了された。
レイちゃんが何故普段から輝いているように見えるのか、その理由の一端を見た気がした。
早速レイちゃんのInstagramに繋がり、Twitterもやっていると言うから、自分もアカウントを作った。
そして、次もイベントに行くのか尋ねたら、一ヶ月後に県内の遊園地であると言う。
「でも、他に言わないで」
と釘を刺された。
「この前みたいに、面倒な人がいるから」
Twitterの方のリプライを見ると、確かに酷い有様だった。
匿名で質問するサービスからは、「不倫とかどう思います?」なんて来ていると教えてくれた。
「この趣味、コミュ障が多いから」
Twitter上のやり取りなので、それが笑っているのか苦しんでいるのか分からなかった。
一ヶ月か。またスマホで撮影するのはどうかな?
気付いたら、男友達とその彼女を連れてカメラを選びに来ていた。
この二人は"レイヤーとカメコ"の関係らしく、その手の話に明るかった。
予算内で格好いいカメラを見つけてくれた。
「カメコやってても女の人一人だと、面倒なのに声を掛けられるよ」
そうなのかと思いつつ、「友達がやっててちょっと心配なんだ」と言うと、「彼氏宣言?」と笑われてしまった。
ちょっと意識してしまうではないか!
否、ちょっとではなかった。彼女に魅せられたからカメラなんて買おうと思ったのだ。それも写真が撮りたいからではなくて、隣にいていい理由の為に。
段々自分の気持ちを自分に隠せなくなりつつあった。
だが、それと同時に、自分はレイちゃんの事が好きなのか、その着ぐるみが好きなのか分からなくなってきたのだ。
そんな事情で、生身の彼女に会うのが少ししんどくなってきた。
勿論、避けるとか逃げるとかはしていない。でも、気持ちに整理がつかなくなってきた。
そんな時に、「一緒に行くなら前日からウチに来ない?」と提案された。
確かに私の部屋より彼女の部屋の方が交通の便が良かった。
一度は「悪いよ」と言ったけれど、「一人で寂しいぐらいだから大歓迎だよ」とまで言われて固辞は出来ない。
結局、前日の夜カメラを詰めたバッグを片手に彼女と落ち合ったのだ。
その日の夕飯はとても楽しかった。テニスサークルの時も楽しい人ではあったけれど、話題の枷がなくなると、その面白さはずっと広がっていた。
「私って、目立ちたがり屋の割に顔に自信がないからね」
着ぐるみに関してはそう説明していた。私は、「そんなこと絶対にないよ」と言うのだけど、「自分の顔は自分が一番見るからね」と笑うのだ。
自分の顔は本当に自分が一番見るだろうか? 親とか彼氏とか……鏡は確かに何度も見るけど、自分の顔をそこまで意識したことがなかった。
だけど、デリケートな話題だなというのは間違いない、私は急いで話題を変えたのだ。
彼女の部屋に二度目の訪問をした訳である。
メタルラックに載っかっているいくつものお面は目を見張るものがある。
「どう?」
「可愛いね」
最初の「どう?」は「着てみる?」と言う意味だと一瞬遅れて気付いた。だけど、何か怖いものがある。
着たいか着たくないかで言ったら、圧倒的に着てみたい。だけど、彼女の抱えているものを考えると、そんなに易々と着ていいのか悩むのだ。
私の返事に、彼女は「ふーん」と言うあやふやな反応を示した。
彼女はハンガーに掛かっている肌色のタイツを手に取った。
「じゃぁ、ちょっと待って」
彼女は自分の服を脱ぎ始める。
「えっ! ちょっと!」
私が慌てると、「女同士なんだからいいでしょ? テニスの後のシャワーで裸になるじゃない」と言われる。
確かに、たった今までは、彼女の裸にこんな気持ちになる事はなかった。だけど、だけど……
私は、意識的に視線をずらしながら彼女の着替えを待っていた。
タイツに足を通し、手を通し、背中のファスナーを閉める。
やや子供っぽいデザインのパジャマに着替えると、棚から一つのお面を手に取る。
「この子がいい?」
私は全部の子を把握している訳ではなかった。でも、確かにその子は一番目に留まっていた子である。
「えっ!? うん。そう」
私のドギマギとした返事に、彼女は微笑を漏らし、そのままお面を被ったのだ。
「可愛い!」
私はそれだけを呟いていた。
一般的に、こういうのを語彙力の喪失と言うか。
彼女は私に抱きついてきて、私は度を失ってしまった。
ぎゅっと抱きしめて、動けなくなってしまった。
直視するのも恥ずかしい。
完全に挙動不審になってしまったのを、彼女は楽しんでいたようだ。
身を引き剥がして、私に顔を近づけてくる。
私は逃げられもせず、見つめてしまい、顔が真っ赤になってしまった。
「会場で、顔見られなかったらどうやって写真を撮るの?」
そんなことを言われると、確かに見ないわけにはいかない。
なるべく努力して見つめようとするが、彼女の方がちょっかいを出してきて、努力を超える可愛さが私を襲うのだ。
彼女は頬を触り、顔を近づけてくる。この肌触り、暖かな表情。全てが完璧であった。
「ねぇ、着てみる?」
再度のお誘いだ。
「ダメ! 死んじゃう!」
率直な答えだった。
「じゃぁ、一度死んでみるといいよ」
にこやかな顔の奥の顔が怖い。
そうは言っても、着替える事はできなかった。
彼女は「じゃぁ、着たくなったらいつでも着てよ」と、予備のタイツの場所やお面の扱いを一つずつ教えていく。
私は本来の興味を取り戻し、内部や構造をしげしげと観察したのだ。
その晩、彼女がお面を脱ぐことはなかった。
ナイトキャップを被り、私と添い寝したのだ。
私はソファーで寝るからと言うと、「じゃぁ私も寝る」と言って聞かなかった。
シングルベッドの中、彼女と至近距離で寝る事になった。
朝目覚めても、隣に彼女がいるのに驚く。夢見は悪くなかったがそれを口にするのは憚られた。
翌日のイベントはとても楽しいものだった。
女性の着ぐるみさんはいなかったが、中身が男性の美少女着ぐるみは他にも何人かいた。
一緒に撮影する事もあったし、楽しく絡む事もあった。
大抵のカメラマンは人並みのコミュニケーションが取れるので、先回のアレは例外だと思えた――勿論、その例外がまた現われたのだけど。
今回と前回は人間が違ったけど、彼女の毅然とした態度は健在だった。
私はカメコと言う事もあって、派手な格好ではなかった。それが良かったのだろう。声は掛からなかった。
新しい知り合い。それも自分の知っている世界とは別の人間と言うのに合う事も出来た。いい意味でも悪い意味でも。
打ち上げに誘われたけど、遅くなりたくないと言って、夕方で切り上げた。
帰りの電車の中で、彼女は楽しそうだった。
私の写真を見て褒めちぎってくれる。
「やっぱり好きな人の前の方が綺麗に写るね」
その言葉に心臓が高鳴った。
でも、話題はまた普通の内容に戻り、あの一瞬の事に半時間も息が切れていた気がする。
途中で電車を降りて、自分の部屋に戻ろうとしたら、「明日も暇でしょ? もう一泊しよ」と引き留められた。
私は純粋な気持ちで「いいね」と答え、途中で替えの下着を調達すると、彼女の部屋へと向かっていった。
「ねぇ、今日こそは着ようよ」
言われるけれど、しかし、やはり無理である。
着たい気持ちは無限大にあるけれど、それを着てしまって私は後戻り出来るかどうか、自身がなかった。
シャワーの後、レイちゃんは自然な流れで着ぐるみを着た。
「今日はこの子がいいかなぁ」
私の心が読まれているようだった。
それからまた、私への"調教"が始まった。
昨日よりマシになったけど、やっぱり恥ずかしかった。
そうは言っても、ハグは延々とすることができた。
「じゃぁ、おやすみ」
昨日と同じく隣り合って眠る事になる。
今日のこと、昨日のこと、色々な事が頭の中を巡って眠る事が出来なかった。
でも、でも、どうしたらいいのだろう、この気持ちを。
時計を見るとまだ午前三時だった。
九時頃まで寝ようと言っていたので、流石にこの状態で六時間は地獄だった。
顔を見れば可愛くて、そして愛おしい。
そんな状態が終わらず続く。
少しはうとうとできただろうか? 否、そんなことはない。
私は彼女の安眠を見て、少しぐらい着てもいいかなと思った。
寝ている間、少しだけ。それなら彼女も反応しないだろう。
自分で着て、ちょっと鏡を見たら脱ごう。
そうだ。そうすれば、少しはマシになれる。
深夜のテンションと言う奴だろう。一度決めると行動は早かった。
薄明かりの元だけど、タイツは見つかったし、衣装も見つかった。
肌色のタイツに足を通すと、その気持ちよさに悶絶した。
えっ!? こんな気持ちいい状態だったの?
足でこんな風なら、手はどうなのだろう? 確かに、人のあちこちを触りたくなる!
素早く着替えたいのに、一センチ一センチに感動があった。
息も絶え絶えでタイツを着ると、その肌触りを何度も何度も確かめてしまった。
レイちゃんが私をいじり倒すのも分からないではなかった。
衣装に袖を通す。
所謂ロリータファッションなのだけど、こんな可愛さ全開の衣装、ばっちりメイクしても顔が負けてしまうのではないかと心配してしまう。
目の前にはタイツを頭まで被った変な女がいる。
少し笑ってしまう。
それからお面を手にする。そこまでは順調だった。
お面、内側を見れば無機質だ。スポンジが詰まっていて、顔がフィットするように出来ている。
彼女と私は、体型が同じぐらいだからきっとすんなり入るだろう。
だが、これを本当に被っていいのか、また怖くなってしまった。
逡巡しながらも、ちょっと着るだけだから! と何度も自分を奮い立たせた。
どれぐらい時間が経ったのか分からないけど、でも、なんとか被ることが出来た。
視界は思ったよりも良かった。
身動きするのに困ったことはない。
呼吸もそんなに悪いものではない。
では、では……と、恐る恐る鏡に向かった。
ああ、全身が可愛い! また語彙力を喪失してしまった。
しかも、今度は、これが自分である。
自分がこんなにも可愛くなるなら、生身の自分の自信もなくなる。
本当に愛らしく、心の奥底から好きになってしまった。
自分自身がなんでこんなにも美しいのだろう。
随分と見とれてしまった。
そして、自分が自分であることを確認するために、何度もタイツが露出している所を手で触って確かめた。
そうしていると、少しだけ変な気持ちになる。
そう、変な気持ちだ。
股間が熱くて、そしてこんな子が、そんなことをしたらどうだろうかと言う気持ちになる。
そんなことをしたら、レイちゃんに嫌われてしまう。
何度も頭を過ってしまう。
だが、自然な動作を装い、スカートの上から股間を押さえてしまう。
「う……うん……」
変な声まで漏れてしまった。
私は鏡の中の人形に見とれつつ、自分の股間の熱さに抗い、そして抗いきれずにいた。
ギリギリのところでオナニーと言えないぐらいの強度で股間を押さえ、そして、スカートをたくし上げて太股を撫で回した。
こんな状態がずっと続いていたのだろう。
気付けば外は明るくなっていた。
否、気付いていなかった。
それに気付いたのは、後ろから彼女に抱きつかれた時だった。
「着てくれたんだ」
静かに、しかし感動を込めてそれは伝えられた。
私と彼女はそこから抱きしめ合った。
可愛い! 可愛い!
二人とも言葉のバリエーションが一つも増えないまま抱きしめ合った。
感動と同時に、股間の熱が再び急上昇した。
気持ちは抑えているけれど、息は荒くなってくる。
「呼吸苦しい?」
彼女が訪ねるが、しかし、彼女も呼吸が荒くなっていた。
「おっ、おっぱい触ってもいい?」
私は頭が真っ白になって、とんでもない事を口走ってしまった。
「じゃぁ、一緒に触ろう」
彼女と私は、お互いにお互いの胸を衣装の上から揉み合った。
否、単に触るつもりだった。だけど、彼女が揉むものだから、私も勢い揉んでしまう。
それで、どっちが先だろうか、甘い甘い声が出てしまう。
手はもう、何処を触るのも憚られるものがなかった。
徐々に降りていく手は、お互いの手の動きを確認しながら、そして絡み合いながら、興奮の度を増していた。
服の上からお互いの股間を触ると、二人とも恥ずかしい声を上げてしまう。
そこから火がついたのか、早急にスカートをまくり、私は彼女のズボンに手を入れて、ショーツの中に手を入れて、お互いを弄り合ったのだ。
それから延々と慰め合いが続いた。
何度かイってしまった。
顔を見るだけで興奮してしまう。
その一日は、それで終わってしまってもよかった。
否、実際に終わってしまった。
汗を散々掻いたので、一緒にシャワーを浴びる。
「ねぇ、彼氏いる?」
レイちゃんが尋ねる。
「彼女ならいる」
私が意地悪を答えると、彼女はハッとした顔をする。
「今日できた」
私の声に「もう!」と言い、そして、お互いをまた乳繰り合ったのだ。
それから……私は人前で着るのはやっぱり怖くて、カメコを続けている。
でも、前日の夜から、休みが続くまで、彼女の部屋で着ぐるみを着ている。
レイちゃんが着ている時もあれば、生身の時もある。
私が着ている時もあれば、生身の時もある。
着ぐるみが幾つもあるというだけで、延々と遊べる。
遊べるだけだろうか? 遊びと言えるだろうか?
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