PRPR
  
着ぐるみ40-レンタル妹

  僕には妹がいた。両親は若くなくなっていたので、唯一の身内だった。

  幸いお金に困ってはいなかったが、二人とも友達の少ない性分なので、仲良く暮らしていた。

  それが今年の頭頃、交通事故であっさり亡くなってしまい、結果として天涯孤独の身となってしまった。

  今年のクリスマスは、生涯初のひとりのクリスマスになりそうだ。

  ある日、妹をレンタルできるサービスがある事を知った。

  あまり細かい事を考えず、内容も調べずにすぐに予約していた。

  設定を事細かく記入し、体形や顔のイメージを伝える。

  童顔で小柄で細身の子で、物静かだが、やる気のあるときは積極的になれるタイプだった。呼び方はお兄ちゃんで、割とスキンシップはしていた。

  当日になる。クリスマスイブの夕方から、明日の昼前まで。

  先方からのメールで、何も用意する必要はないと言われていたので、ケーキやプレゼントの類は買わずにいた。

  部屋のベルが鳴る。

  扉を開けると、僕が設定した通りの背格好の女の子がいた……着ぐるみなのだけど。

  肌色のタイツで全身が包まれ、妹と同じようなファッションに身を包み、顔も割とイメージに近い顔である。

  プラスチック製のお面が顔を覆っている。

  「お兄ちゃん」

  お面の中から、録音したような声が流れた。

  兎にも角にも部屋に上げる。

  「どうする?」

  尋ねるが、僕の隣でくっついているばかりだ。

  「お兄ちゃん……」

  さっきとちょっと違うイントネーションの音声だ。

  それとは別に浅い呼吸音が聞こえる。

  腕を絡ませつつ、取り敢えず映画を見ながら過ごす。

  質問に関しては身振り手振りで答えるか、「うん」とか「違うよ」とか言う幾つかの定型文だけが録音音声として流れるだけだ。

  どうやって操作しているかは分からないけど、ワンテンポ遅れているので、中の人が操作しているらしかった。

  着ぐるみとの距離がどんどん近付いてくる。

  「お兄ちゃん」

  何度も言われると、段々、それが妹の声のように思えてくる。

  そして、のし掛かる体重や体温に、妹に思っていなかったような感情が増大してくる。

  不意に、着ぐるみの子がおちんちんの辺りを撫でてくる。

  そして驚いたようなリアクションをして、そしてまたなお触ってくる。

  どんどんエスカレートしていき、ズボンを脱がされ、パンツの上からぐりぐりといじられてくる。

  僕は全く抵抗出来ずにそれを受け入れるしかなかった。

  「お兄ちゃん、お兄ちゃん」

  ちょっと切ない声で語りかけてくる。

  パンツも脱がされ、上半身も脱がされ、乳首から脇腹からキンタマからなにまでと愛撫される。

  人間の肌よりも気持ちいいのではないだろうか?

  僕はその声と手つきによって、すっかり興奮してしまい、遂には射精までしてしまった。

  彼女は、その後、ティッシュで精液を綺麗にしてくれて、また服を着せてくれる。

  そして、また元通りと言う感じで、映画の続きを見る事になる。

  僕は映画の事なんてちっとも集中できなくて、でも、配信でオススメされる映画がエンドレスで流れ続けるから、惰性でそれを見続けることになる。

  もう、彼女の顔にしか注意が行かない。

  僕は感極まって抱きしめてしまう。

  彼女も僕を抱きしめて、またエッチな遊びを始めてしまう。

  着ぐるみと言う事を抜きにして、本当に愛してくれているのではないか? と錯覚してしまう。

  二度目の射精を終えて、また元通りになり、だが、興奮は収まらない。

  クールダウンはさっきよりもずっと短かった。

  また、彼女を抱きしめてしまう。

  おちんちんは元気になっていたが、射精の後ですこししんどい状態になっている。

  どうしよう。今度は、僕が彼女に奉仕しよう。

  胸を揉み、身体を撫で回す。

  服を脱がし、その女体を眺める。

  と、股間のところがこんもりと、棒状に浮き上がっている。

  僕が二度見すると、彼女は恥ずかしそうにしている。

  いささか混乱しつつも、彼女の局部を愛撫する事になる。

  抱きしめると「お兄ちゃん」と甘い声を出してくれる。

  顔が近い。

  片手で抱き寄せ、片手で局部をいじる。

  全く初めての事なので、何が正解なのか分からない。

  でも、中の人の呼吸音が徐々に激しくなってくる。

  僕も手つきが激しくなる。

  そして、ある瞬間、中の人の「ん……うぅ……」と言う可愛い声が聞こえた。

  身体をビクビクさせて、そして触っているその手も股間の脈動を感じる。

  そこから抱きしめて小一時間ぐらい愛撫していたと思う。

  その頃には、僕の方がすっかり元気になっていた。彼女はそれに触れると、「やった!」と言うようなリアクションをして、自分のお尻の穴を見せてくる。

  驚いた事に、タイツはその部分がポケットのようになっていた。

  彼女の荷物からローションを取り出して、思い切って穴に注入してみた。

  彼女はビクンビクンと身体を震わせて、そして僕の方に迫って来る。

  もう、する事は決まっていた。

  穴に挿入すると凄い締め付けが僕を襲う。

  彼女も感じているようで、お面の中から「ふーふー」と言う呼吸音が聞こえる。

  そこからはもう、一心不乱に腰を振るばかりだった。

  彼女の呼吸音は激しくなり、そして漏れ出る声は可愛かった。

  「ん! はぁ……」

  噛み締めたような喘ぎ声が聞こえて、僕は中に射精した。

  「お兄ちゃん」

  甘い声でくっついて来る。

  本当の妹とこういう関係になれただろうか? 一瞬だけ冷静になってしまう。

  だが、この着ぐるみを見ると、もう、どうでもよくなってしまう。

  ついつい妹の名前で呼んでしまう。

  妹は僕を抱きしめてくれる。

  あっという間の一日だった。

  中の人は大丈夫だろうか? 尋ねると、大丈夫と言う身振りをする。

  時間が来たので帰っていく。名残惜しい。

  最後の最後で耳打ちをする。

  男の作った女声と言う声で、「気持ちよかったからまたお願いします」と言うのだ。

  お金に余裕はある。

  頼める限り、彼女のサービスを頼もう。できれば、彼女と結婚までしたい。

PRPR