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僕には妹がいた。両親は若くなくなっていたので、唯一の身内だった。
幸いお金に困ってはいなかったが、二人とも友達の少ない性分なので、仲良く暮らしていた。
それが今年の頭頃、交通事故であっさり亡くなってしまい、結果として天涯孤独の身となってしまった。
今年のクリスマスは、生涯初のひとりのクリスマスになりそうだ。
ある日、妹をレンタルできるサービスがある事を知った。
あまり細かい事を考えず、内容も調べずにすぐに予約していた。
設定を事細かく記入し、体形や顔のイメージを伝える。
童顔で小柄で細身の子で、物静かだが、やる気のあるときは積極的になれるタイプだった。呼び方はお兄ちゃんで、割とスキンシップはしていた。
当日になる。クリスマスイブの夕方から、明日の昼前まで。
先方からのメールで、何も用意する必要はないと言われていたので、ケーキやプレゼントの類は買わずにいた。
部屋のベルが鳴る。
扉を開けると、僕が設定した通りの背格好の女の子がいた……着ぐるみなのだけど。
肌色のタイツで全身が包まれ、妹と同じようなファッションに身を包み、顔も割とイメージに近い顔である。
プラスチック製のお面が顔を覆っている。
「お兄ちゃん」
お面の中から、録音したような声が流れた。
兎にも角にも部屋に上げる。
「どうする?」
尋ねるが、僕の隣でくっついているばかりだ。
「お兄ちゃん……」
さっきとちょっと違うイントネーションの音声だ。
それとは別に浅い呼吸音が聞こえる。
腕を絡ませつつ、取り敢えず映画を見ながら過ごす。
質問に関しては身振り手振りで答えるか、「うん」とか「違うよ」とか言う幾つかの定型文だけが録音音声として流れるだけだ。
どうやって操作しているかは分からないけど、ワンテンポ遅れているので、中の人が操作しているらしかった。
着ぐるみとの距離がどんどん近付いてくる。
「お兄ちゃん」
何度も言われると、段々、それが妹の声のように思えてくる。
そして、のし掛かる体重や体温に、妹に思っていなかったような感情が増大してくる。
不意に、着ぐるみの子がおちんちんの辺りを撫でてくる。
そして驚いたようなリアクションをして、そしてまたなお触ってくる。
どんどんエスカレートしていき、ズボンを脱がされ、パンツの上からぐりぐりといじられてくる。
僕は全く抵抗出来ずにそれを受け入れるしかなかった。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん」
ちょっと切ない声で語りかけてくる。
パンツも脱がされ、上半身も脱がされ、乳首から脇腹からキンタマからなにまでと愛撫される。
人間の肌よりも気持ちいいのではないだろうか?
僕はその声と手つきによって、すっかり興奮してしまい、遂には射精までしてしまった。
彼女は、その後、ティッシュで精液を綺麗にしてくれて、また服を着せてくれる。
そして、また元通りと言う感じで、映画の続きを見る事になる。
僕は映画の事なんてちっとも集中できなくて、でも、配信でオススメされる映画がエンドレスで流れ続けるから、惰性でそれを見続けることになる。
もう、彼女の顔にしか注意が行かない。
僕は感極まって抱きしめてしまう。
彼女も僕を抱きしめて、またエッチな遊びを始めてしまう。
着ぐるみと言う事を抜きにして、本当に愛してくれているのではないか? と錯覚してしまう。
二度目の射精を終えて、また元通りになり、だが、興奮は収まらない。
クールダウンはさっきよりもずっと短かった。
また、彼女を抱きしめてしまう。
おちんちんは元気になっていたが、射精の後ですこししんどい状態になっている。
どうしよう。今度は、僕が彼女に奉仕しよう。
胸を揉み、身体を撫で回す。
服を脱がし、その女体を眺める。
と、股間のところがこんもりと、棒状に浮き上がっている。
僕が二度見すると、彼女は恥ずかしそうにしている。
いささか混乱しつつも、彼女の局部を愛撫する事になる。
抱きしめると「お兄ちゃん」と甘い声を出してくれる。
顔が近い。
片手で抱き寄せ、片手で局部をいじる。
全く初めての事なので、何が正解なのか分からない。
でも、中の人の呼吸音が徐々に激しくなってくる。
僕も手つきが激しくなる。
そして、ある瞬間、中の人の「ん……うぅ……」と言う可愛い声が聞こえた。
身体をビクビクさせて、そして触っているその手も股間の脈動を感じる。
そこから抱きしめて小一時間ぐらい愛撫していたと思う。
その頃には、僕の方がすっかり元気になっていた。彼女はそれに触れると、「やった!」と言うようなリアクションをして、自分のお尻の穴を見せてくる。
驚いた事に、タイツはその部分がポケットのようになっていた。
彼女の荷物からローションを取り出して、思い切って穴に注入してみた。
彼女はビクンビクンと身体を震わせて、そして僕の方に迫って来る。
もう、する事は決まっていた。
穴に挿入すると凄い締め付けが僕を襲う。
彼女も感じているようで、お面の中から「ふーふー」と言う呼吸音が聞こえる。
そこからはもう、一心不乱に腰を振るばかりだった。
彼女の呼吸音は激しくなり、そして漏れ出る声は可愛かった。
「ん! はぁ……」
噛み締めたような喘ぎ声が聞こえて、僕は中に射精した。
「お兄ちゃん」
甘い声でくっついて来る。
本当の妹とこういう関係になれただろうか? 一瞬だけ冷静になってしまう。
だが、この着ぐるみを見ると、もう、どうでもよくなってしまう。
ついつい妹の名前で呼んでしまう。
妹は僕を抱きしめてくれる。
あっという間の一日だった。
中の人は大丈夫だろうか? 尋ねると、大丈夫と言う身振りをする。
時間が来たので帰っていく。名残惜しい。
最後の最後で耳打ちをする。
男の作った女声と言う声で、「気持ちよかったからまたお願いします」と言うのだ。
お金に余裕はある。
頼める限り、彼女のサービスを頼もう。できれば、彼女と結婚までしたい。
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