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着ぐるみ噺12

  同じ女性同士だからといって、あまり信用しすぎるものではない。

  私は人に馴染めぬまま、イベントで一眼レフ片手にケモノさんの写真を撮りまくる日々を過ごしていた。特に、あるショタっ子の着ぐるみに魅了された。

  始めて見かけたイベントで、名刺を渡して、その上、ちょっとしつこいぐらいに写真を撮ってしまった。

  ちょっとキモがられたかなぁと思いつつも、メッセージを飛ばして、写真を交換したのが切っ掛けで、彼女との付き合いが始まった。

  ある日、「高畑さんですよね?」と、女性に声を掛けられて、随分と胆を冷やしたモノだ。

  彼女は、出会い厨がウザイとか言う理由で、性別の分かる情報は発信していなかったという。一人称も、僕とか俺だったので、私も瞞されていたのだ。

  打ち上げの約束もないから、二人で夕飯を食べないかと言われて、そこで、思いの外打ち解けてしまった。

  それから、次のイベントでは、私に対して、かなり積極的にスキンシップをしてくれるようになった。

  ただ、女性と分かると、変に意識してしまう。ああ、コレが童貞の心理って奴だなと思ったほどである。自分が調子に乗って、相手の気分を害したらどうだろうとか、他の人から見て、セクハラに見えないだろうかとか、そんなことを考えてしまうのだ。

  尤も、相手はお構いなしに、私にセクハラまがいのボディタッチをしてくるので、かなりドキドキしてしまう。

  その着ぐるみ=ゴロー君は、クール系のワンコで、周りに比べて小柄で、実際キャラクターの設定が、ジゴロ系ショタとの事で、それに対応した演技は抜群に効果があった。

  イベント後も、メッセージのやり取りの中で、結構、私を悦ばせてくれるような発言をしたりして、中の女性こと、八田さんとの中は親密になっていった。

  そんなこんなで、もう、寝ても覚めても、ゴロー君の事ばかり考えるようになって、どうしようもなくなった頃に、とんでもない提案をされたのだ。

  「体型も近いし、一度着てみませんか?」

  またとないチャンスに私は飛びついた。

  メッセージで、あのジゴロ調の語り口で誘導されて、「何でもするから」と言ってしまったぐらいだ。(当然、冗談のやり取りだと思っていた)

  八田さん曰く、自分の子を外から見る事がないので、一度人に着せて、自分一人で独占してみたいとの事であった。

  自分の家で着替えて、そこから車で目的の公園へ移動、そして、一通り、グリと撮影を終えたら家に戻ってくると言う予定だという。

  言われた通りの住所に行き、マンションの一室に入ると、彼女が出迎えてくれた。

  こざっぱりとした部屋に見えつつも、ケモナー的なアイテムがちらほら目に付くと言う感じである。

  そして、壁にはケモノの皮が干してあるのだ。

  「裸になって」

  八田さんは、突然、とんでもない事を言い出した。

  「ゴローになれるなら、何でもするっていったよね?」

  笑顔が実に怖かった。

  これから、どうされるのか分からないが、もう、覚悟を決めるしかない。

  彼女に見られながら、裸になるしかなかった。

  裸になったら、横になってと言われ、素直に従う。そして、お尻の穴を解される。

  彼女は笑顔だ。また、「何でもするって言ったよね?」と言われるのが怖くて、為すがままでいる。

  ある程度ほぐれたと判断したのか、ローションを塗りたくった玩具を挿入される。

  下腹部に鈍痛が走る。暫くの間、深呼吸をするだけで、身動き出来ない時間が過ぎた。

  そして、もう一つの穴の方にも、当然、玩具が挿入される。

  次いで、乳首にも乳首責めの機械が被せられる。

  また、何に必要なのか説明もなく、マウスピースを口に入れることに。

  もう、この段階で、ヘトヘトなのだけど、そこから、ラバースーツを着せられた。

  「大丈夫、私も着ているから」

  と言うのだけど、何が大丈夫なのだろうか?

  ラバースーツは、目と鼻の穴だけが空いていて、口の部分は完全に閉じられていた。その上、顎と頭を固定するバンドを掛けられ、口は一切開けない状態になってしまった。

  そこから、漸くゴロー君の登場である。ファースーツを着て、中にあんこを詰めて、ブーツ状のパーツに足を入れ、手袋に手を入れる。最後に頭を被せて終了……と思いきや、首輪をつけられる。

  首輪には鍵が掛けられ、もはや、自分の意思では脱げないようになってしまう。

  完全にゴロー君になったところで、八田さんが「ゴロー!」と叫びながら抱きついてくる。

  後は、どっかの動物王国の人みたく、「よしよし」と乱暴なぐらいに身体を撫で回してきた。

  その様子は、大きな姿見に映されて、自分がゴローになっているのだと実感できたのだ。

  八田さんが一通り楽しんだら、次の楽しみに進む。

  例の玩具のスイッチを入れたのだ。

  おまんこから、アヌス、乳首まで責められて、声を出さずにはいられない。だが、口は閉じているので、唸り声だけが出て来る。

  「あら、そんな声、出しちゃダメだよ」

  彼女は忠告するが、そうも言っていられない。

  身体が痙攣するように勝手に動いてしまう。

  強めたり弱めたり、止めたり点けたり。生殺与奪の権を握られたまま、私は何度かイってしまった。

  彼女は、それを笑顔で見つめている。

  そして、時より抱きついたりして、愛を確かめていた。

  「慣れるまで無理ね」

  と言い。私は、この状態で一日中玩ばれて、一日目は終了した。

  流石に限界だと思った丁度の所で、八田さんは私を解放した。

  尤も、連休に二泊する予定で来ている。この後する事を考えるだけでも恐ろしい。

  一通りの排泄と、シャワー、食事を済ませると、再び私はゴローにさせられた。

  一晩添い寝をさせられるらしい。

  彼女は、私に抱きつきながら、一晩を過ごした。

  もっと凄い事を想像したが、彼女が真っ裸であったこと以外は、コレと言って、不思議な事は起こらなかった。

  尤も、ギミックのお陰で、私は一晩に何度もイってしまったし、深く眠れなかったのだけど。

  二日目になると、流石に声を出さずにいられるようになって来た。

  もう一度着替え直したところで、公園に出掛けた。

  当然の如く、グリの最中に、散々と"遊ばれた"。

  何度、声を上げそうになったことか。そして、何度、不審な動きをしてしまったことか……また、何度、密かにイってしまった事だろうか?

  酸素が薄い。意識が遠のくような気がする。理性のリミッターが切れそうになる。

  そうなってくると、存外自然に振る舞えるようになるモノだ。

  ほぼ限界と言う所まで遊び、家に戻ってくると、漸く心置きなく気持ちよくなれる。

  八田さんは、スイッチを全開にしたまま、私に抱きついた。そして、二人、気持ちよく意識が遠のいていく。

  最終日は、逆にギミックをつけずに普通にグリをする事になった。

  そうなってくると、逆に股間の方が寂しい。

  グリは楽しいが、楽しみが半分になってしまったような感じだ。

  悶々としたまま帰宅すると、もう、鬼のように遊びまくった。

  私は、完全に虜になってしまったのだ。

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