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国家情報アナリスト尋問 ~獣人猫耳褐色碧眼超エリートアナリスト敵の魔の手に墜ちる~

  山田先輩がいなくなってもう1か月、何も手掛かりは掴めない。

  「部長!早く捜索隊を出すべきです、、、このままでは先輩の行方は永久に分からなくなってしまいます!」

  「しかしね柊君、今は忙しい、とてもそんなことできんよ」

  「そんな、、、しかしもう1か月も経っています、このままでは先輩の命が、」

  「だからね今は忙しいと言っとるだろ、、そんなことはどうでもよいから君、頼んでおいた資料はできたかね」

  腹の底から怒りが湧いた、私はこの太って脂ぎった気持ちの悪い男を睨みつける。

  「もういいです!」

  柊はドアを叩きつけるようにして部屋から退出した。

  「怖いねぇ、、、これだから獣は、、、まったく」

  柊は獣人と人間のハーフである、そのため髪は金髪、目は碧眼、肌は褐色、そして何より特徴的な猫耳を生まれたときから備えていた。この国において獣人は獣に近い下等な生き物という価値観が共有されている。柊は幼少期南国のワイハ共和国に生まれ6歳まで過ごした。ワイハ共和国は獣人が多く、柊は幸せな幼少期を過ごしていた、しかし父の仕事の転勤により引っ越しこの異国のフラダール合衆国に移住してきたのだ。フラダールは保守的な人間至上主義の考え方が主流な国だ、柊が学校に入学すると壮絶ないじめが始まった。獣!下等生物!などの言葉を吐かれ、時には生卵を投げつけられたりもした。

  しかし彼女は屈しなかった、生まれながらに明晰な頭脳を備えていた柊は努力を続け、20歳になるころには飛び級で大学を卒業していた。そして獣人として初めて国家情報局からスカウトされたのだ。

  彼女は迷った、国家情報局はこの国に奉仕するという心が必要である、しかしこの国で差別され続けていた柊にとってこの国に微塵も愛国心など感じていなかったからだ。

  迷った彼女は母親に相談した。

  「やってみたらいいじゃない、、、この国初ということはあなたの活躍次第ではこの国の獣人に対するイメージも少しは変わるかもしれないわ」

  柊は入省を決めた。

  国家情報局の人間は柊をほとんど無視した、彼らエリートには彼女のような獣人が自分と同じ職場で働いていることを許せなかった。下等な生物と働くなど彼らの自尊心が許さなかったのだ。

  そんな中一人だけ彼女を気にかけてくれた人物がいた。山田である、彼女は獣人である柊にも分け隔てなく接した。そんな山田の助力もあり柊は4年間に目覚ましい出世を遂げたのだ。

  彼女は母に山田先輩のことを電話で話した。

  「それはお前、、その人に大恩が出来たねぇ、、あなたはそのことを忘れずどんな時でもそのことを忘れてはいけないよ」

  「分かったよお母さん、体気お付けてね」

  そんなある日の8月、突然山田が謎の失踪を遂げる。

  柊は山田を捜索する部隊を編成するべきだと上司に訴えて回っていたが、ほとんどの人間が彼女の進言を無視した。唯一取り合ってくれたのは2課課長の佐藤ぐらいだ。

  「柊、諦めろ、うちは滅多に捜索隊なんて出さん、最も政治家の息子が家出でもした時は別だがね」

  「しかし私は諦められません、山田先輩には恩があります」

  「そうだな、山田は優秀な情報分析官だった、しかしその分重要な情報もいくつか握っていた」

  「では先輩は、、」

  「そうだ、これは私の推測だが山田は恐らくさらわれた、そいつらの目的は山田の持っている情報とまあこんなことだろう」

  「、、、」

  「山田は意思の硬い奴だからな、、、教えろと言われても教える奴じゃないさ」

  「では先輩は!、、、」

  「あくまで可能性だがね、急いだほうがいい。柊、局は頼りにできない、探すならお前しかいないだろう。ほかにも山田を慕ってたやつはいるがお前ほど腕が立つわけじゃないからな」

  「しかしいったいどうすれば、、、」

  「あいつが疾走する前に調べていた国があるザボン共和国だ、ザボンは今ギバン共和国との戦争状態にある、ギバンは表面上は民主共和制だが実質は軍部の独裁、ザボンの内情をギバンは喉から手が出るほど欲しいはずだ、、、」

  「つまりギバンの軍部が山田先輩を」

  「前々から目をつけていた可能性は高いな、俺が言えることはただ一つ、ギバンを調べろ」

  「ありがとうございます!」

  私は仕事の合間を見てはギバンを調べ始めた。

  いろいろなことが解ってきた、ここ2週間でギバンからの入国者は5人、リストは犯人がこいつらだと言っているような気がした。

  「こいつらが山田先輩を、、、」

  手に力が入る、歯が唇に食い込み血が流れた。

  「先輩待っていてください必ず必ず必ず助けます!」

  3日後私はある廃ビルに的を絞った。この5人が宿泊しているホテルは分散していたが奴らが絶対に時間をずらして交代交代に入る廃ビルがあることを突き止めたのだ。

  「ついに見つけた、先輩待っていてください」

  柊は深夜2時に廃ビルに単身侵入した、護身用に拳銃、スタンガンを所持している。彼女は獣人特融の身体能力、鍛えた体を持っていたのでもし敵がいても簡単に打ち倒す自信があった。

  念入りに調べて今の時間帯には周囲にギバンの奴らがいないことも確認している、奴らが交代する時はいつもタイムラグがあり何時間かビルは無人になる、深夜2時はちょうどその時間帯だった。

  意を決して車のドアを開ける、走る。夜風が頬を撫でる。

  なんてことはない廃ビルだ、ドアは腐り、窓ガラスは割れ、辺りには破れた本が散乱している。元学習塾なのか。あたりから特有のかび臭い臭いがする。

  「全部で4階ある、まずは上から調べる」

  最上階から調べていくが先輩は見当たらない。

  「いない、、、待てそういえば地下室があったような」

  階段に貼ってある地図がある、見ると小さな空間が描かれていた。

  最初は見落としていたらしいが1階に赤茶けたドアがあった、さびていてところどころ塗装が剥げあがっている。

  私は遅る遅るドアノブをひねる。階段がある、中は墨が溶けだしたように真っ暗だ。持ってきていた懐中電灯で先を照らしつつハンドガンを構える。

  鼓動が早くなる、汗が頬を伝う、ゆっくりと蛇のように進む。

  階段を降りると小さな部屋になっていた、、、先輩がいた!

  急いで駆け寄る。

  「山田先輩!私です柊です!わかりますか!」

  息はしている、よかった生きてる!

  先輩は拘束椅子のようなものに手と足と腰と首を拘束ベルトで縛りあげられていた。

  心の底から怒りがこみあげてくる、先輩をこんなに縛り上げて許さない!

  持ってきたナイフで忌々しい黒い革ベルトを切る。

  先輩を肩に乗せる、驚くほど軽い。先輩の美しい黒髪が頬にかかる。

  次の瞬間目から涙がこぼれる。

  「よかった、、、先輩、、、よかった」

  ゆっくりと階段を登る、まずは病院に連れて行こう。

  ドアノブに手をかけひねる、、、回らない。

  「あれ!おかしいなさっきは回ったんだけど、古いし故障したのかな、こんな時に、、、もう!全然あかないんだけど!?」

  それから数回強く押しても引いてもドアは開かなかった。

  「もう!こんな時に!仕方ないわね、先輩すいません」

  階段に先輩をそっとおろし、ホルスターから拳銃を取り出し、ドアノブに向けて構える。

  「跳弾に気お付けて、、、」

  引き金を引く、ドアノブは壊れない、いやそれどころか傷一つついていない。

  「おかしい、、、、、、このドア防弾使用?でもなんでこんな廃ビルに、、、」

  違和感を感じていた時、部屋の方からシューシューという音がした。下から白色のガスが漏れだしてくる。

  愕然とした。

  「まさか!罠!」

  もう一度ドアノブに向かって3度引き金を引く。やはりびくともしない、、、嵌められた!

  「クソ!」

  ドアに体当たりしてみる、私をあざ笑うかのようにドアはピクリともしない。その間にもガスは刻一刻と近づいてくる。

  「駄目!このガスおそらく睡眠ガス!できるだけ吸わないようにしないと!」

  服の襟で口を覆う。

  「ごほっごほ、だめやっぱりこんなのじゃ、、、」

  何処で失敗したのだろう、、、私がこんな、、、だめ意識が、できるだけ呼吸をしないように、、、、、、、

  「ゴホッゴホッッゴホッツ」

  しっかりしないと、、、しっかり諦めちゃダメ、携帯で助けを、だめ電波が届いていない、、、先輩、、、、、ごめん、、な、、さ、、い、、、

  柊雪奈が意識を失って30分後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ギバンの特殊工作員たち5人は、廃ビル地下室に集合していた。

  「いや~姐さんこんなうまくいくもんなんですね、やっぱ獣人て馬鹿ナンスかね」

  「そういってやるな、こいつは先輩思いのいいやつだ、私らみたいな人間の屑とは違うよ、まっだからこそ捕まえやすかったけど、わざと流した情報にも引っかかてくれたし、普段なら絶対にこんなへまはしない子だと思うけど先輩のためだと思って冷静さを失ってたのね、、、きっと」

  「山田 真由美と柊 雪奈、、、こいつらめっちゃ美人スネ俺はもっと汚い脂ギッシュなのを想像していたんすけどね」

  「点は2物を与えたみたいね、ちょっと可哀想な気もするけど目的は達成したし、、帰るわよあんた達!帰りの船、ちゃんと用意しているんでしょね!」

  「もちろんでサ、こいつらはどうします」

  「その船に積むの、麻酔ガスが絶えず流れ出る壺の中に入れて運ぶの、積み荷の表記は骨董品扱いよ」

  「、、、このクソっ垂れた世の中、骨董品みたいに美しく古風な友情、、、、泣けますねこいつは、、本国に着いたらどうなっちゃんです、、、コイツラ、、」

  「まあろくなことにはならないでしょうね、さっ早くおし!ぐずぐずしてると私らが捕まるよ」

  「サー」

  場所 ギバン国内 某施設 時刻 不明・・・・・

  「うっ、、、ここは?」

  瞳が広がり光がゆっくりと脳に差し込んでくる。頭はぼーっと靄がかかったみたいになっている。

  「私、、、先輩を助けに廃ビルに入って、、それから、、うん?」

  拘束されていた。手が腕が、足が動かない!

  「えっ、、、何これ、、ちょっと、、ん、、、、、、、んっ、」

  体をゆする、しかし拘束具のカチャカチャと虚しく音を立てる。

  「もう!何なのこれ!!!!!!」

  私はもう一度体に力を入れる、振りほどこうとしても拘束具は私をあざ笑うかのようにガチャガチャと答える。

  「私、、、捕まったんだ、、」

  顔から血の毛が失せていくのがわかった、心臓の鼓動が早くなり息が荒くなる。

  深呼吸を一つする、もう一つ、もう一つ。

  「落ち着くの、私、、、まずは冷静にならないと、、、どこを拘束されているのか調べないと」

  服は、、、着たままね、立ち姿で拘束されている、まずは太ももも部分に拘束板がはめられている、これによって私の移動の自由を奪っているのね、拘束板は床からの2本の細い柱に両側からがっちり固定されている、床の先に私の足首を拘束している拘束具がある、これで足をばたつかせることもできない、最後に私の胸部から胴体にかけての拘束、胸を締め上げるように拘束されている、、、材質はものすごく柔軟性の高いゴムと革の中間のような素材、、、拘束は私を背中で閉じられていて肩甲骨の辺りで私の両手をくくりあげるようにして拘束してある、、、私が転倒しないように天井から伸びている革紐で私を支えているのね、、、天井の拘束紐は太ももの拘束板とかなり離してあるからどうしても前傾姿勢を強制される。

  「もう悪趣味!」

  幼いころより私は一か所にじっとしていられるタイプではなかった、常に動き回らないとしんどくなってしまうのにのに、よりによってこんな、、、

  「この!外れろ外れろっ!」

  頭の靄が晴れていくにつれて、不快感と羞恥心が一気に押し寄せてくる。無駄だとわかっていても柊は拘束具に力の限り振りほどこうとしなければ自分の気がおかしくなってしまいそうだった。

  ガチャンガチャンガチャンガチャンガチャン!やはり拘束具は外れない。

  「ふーふーふっ だめ!落ち着かなきゃ、せっかく一回冷静になったのに、、、」

  どれくらい時間が経ったのだろうか、柊は流石に疲労感を感じていた。無理に暴れたこともそうだが、拘束されているということが想像以上に彼女の精神をすり減らしていた。仕方なく彼女は拘束具に力を籠めるのを諦め体を預けた。

  「大丈夫、大丈夫よ柊、落ち着きなさい」

  部屋を見渡す、6畳ほどの広さ、換気扇と私から見て右後ろのドア以外には何もない、温度は適温が保たれている、材質は黒紫色のゴムとコンクリの合いの子のような材質だ、床に触れている靴下にその不気味な感覚が伝わってくる。

  「まずはこの拘束具が外れないか調べないと」

  柊は後ろ手で拘束されている部分を手探りで調べてみる、探るたびにカチャカチャと滑稽な音が部屋に鳴り響きそれが彼女の屈辱心を煽っていく。

  「この世に完璧なんてものはない、必ず方法があるはず、何とか鍵穴を見つけられれば」

  しかし鍵穴は見つからないどころか、むしろ手を動かすごとに胸の拘束が締め付けられ不快感が募るだけだ。

  「もう!ほんとに悪趣味な拘束」

  普段鍛えている柊なら1時間ほど暴れることはできただろうが、施されていた特殊な拘束は彼女が暴れると胸の拘束部位が閉まるようになっている、そのせいで動けば動くほど苦しくなってしまうのだ。やがて調べることも諦めざる負えなかった。

  「山田先輩、、、」

  先輩はどうしているんだろう、私と同じように拘束されているんだろうか、考えるのも嫌だがその可能性は高そうだ、

  どれくらい時間が経ったのだろう、この部屋には時計も窓もないので時間間隔が失われていくのを感じる。もう10時間も経ったような、それでいて5分のようなそんな時間が過ぎていく。

  「クソっ」

  柊は職場にいる自分を想像した、捕まっていなければ山田先輩と一緒に出勤して、それでコーヒーを飲んで、仕事の打ち合わせ、、、次の瞬間心に脂ぎった顔の威張り散らした部長の顔が浮かんできた、部長はこう私に言うのだ、ほらやはり獣人は使えないじゃないか、こんな簡単に捕まってくっくっくっと。

  「むかつく奴だ、こんな時でも!」

  しかし心のどこかにそうなのではないのかという思いがあった、実際に私のミスで私と山田先輩は捕まってしまっているのだ。

  「違う!」

  体を揺する、しかしこだまするのはやはり虚しい拘束具の音だけだ。

  しかし私はどうなってしまうのだろうか、このまま、、、殺されるのか、、

  「嫌だ、それだけは!」

  ドアが開く音がした、私はびくっとして振り向く。女が立っていた。細身で身長は170cmほどだろうか、髪は黒、黒い制服にミニスカートを履いている。

  ゆっくりとこちら側に歩いてくると私の左側に来る。

  「おい貴様この拘束を外せ、こんは国際法違反だ」

  次の瞬間、顎を撫でられた。

  「ひんッ、、、なっ何をする!触るな!」

  次に耳を撫でられる。

  「さ、、、触るなァ、、あ、、」

  「獣人は耳と顎の下が敏感とは聞いていたものの、ここまでとはね、なかなか可愛い声を出すじゃない、ずっとこうしていたいぐらいだわ」

  女は微笑みながら私の猫耳を撫で回している。

  「貴様!国際法違反だと言っているだろう!今すぐこの拘束を外すんだ!」

  「あらそんなことあなたが言えた口かしら、なんでもフラダールでは捕虜が何人も拷問を受けたとの報告があったわ、あなたも詳しいんじゃないの?」

  「私はそんなこと知らない!」

  「まああなたには知らされていないんでしょうけどね、まあ国際法なんてあってないようなものよ、道路の制限速度なんて誰も守らないのと一緒」

  「私をどうするつもりだ」

  「何もしないわよ、あなたが情報をいろいろ教えてくれたらね♪」

  「なぜ私をさらった、情報局にはほかにも人はいるぞ」

  「それはあなたが獣人とのハーフだからよ、あなた局内でもいじめられているらしいじゃない、愛国心とかないでしょ、だから教えてくれやすいかと思ってね」

  「どこでそんな情報を!」

  「秘密よ秘密、、、」

  「山田先輩に何かしたら許さ、、」

  「待ってよ、これじゃあどっちが尋問官かわからなじゃない、ねえそろそろ教えてくれる気になった、」

  「、、、」

  「いたぶられるだけ損よ、どうせ言うことになるなら早いうちに言っちゃったほうがいいわよ」

  「私にもプライドがあるんだ、貴様らのような卑怯者には教えられん!」

  「あなた運がいいわ、他の尋問官は私みたいに優しくないわよ、早く吐いちゃいなさい。ちょと触っただけでそんなびくびくしてたらとても持たないわよ、まだ媚薬も使ってないしそれに縛られるのにも慣れてないみたいだし」

  「早く指でも足でも切り落とすんだな!私は言わない!」

  「あらあらあなた何か勘違いしてるんじゃない、私が責めるのはあなたの別の部分、、、そう女の部分よ」

  「女?」

  「そう例えば口の穴、耳の穴、へその穴、、、そして、、」

  女はそういうと私の尻を撫で回し始めた。

  「変態が!そんな責めで私が吐くと思っているのか!」

  「もう!強情ね、じゃあ仕方ないか」

  女が手を振りあげ勢いをつけて私のお尻を叩く、鋭い痛みが走る。

  「あっ!」

  「もう一回叩いただけでそんなに叫んじゃって、それじゃあ先が思いやられるわねほれっ」

  「うっ」

  「ほれ」

  「うっ」

  「ほれっ」

  「ッ、、」

  「あなた彼氏にスパンキングとされたことないの?」

  「うるさい!」

  「そんなに顔真っ赤にしちゃって、獣人は普通の人より感度が高いとか聞いていたけどどうやら本当みたいね」

  「叩くのを止めろ!」

  「情報を吐けばいつでもやめてあげるわ、でも言わないうちは続くわよ、ほれっ」

  「ひゃんっ」

  1時間後・・・・・

  「どう言う気になった?」

  「はーはーっあなたに教える情報なんてないわ、、、」

  「強情ね、、、続けましょう」

  3時間後・・・・・

  「あ、、、たに、、教える、、じょ、じょうほ、、」

  「仕方ないわね、私もあなたをあんまりいじめたくないんだけどこれも仕事なの」

  8時間後・・・・・・

  「気絶したようね、もう意地っ張りなんだから仕方ない今日はここまでにしましょう、、」

  「、、、」

  「じゃああなた一晩中このまま拘束されっぱなしだけどまた明日、安心して、その拘束は壊死しないように適度に緩むようになっているから」

  柊の耳に女の声は届かなかった。

  それから3時間後柊は目を覚ました。

  「うっ、、、あいつ勝手に叩きまくりやがって」

  耐えがたい不快感がある、尻をさすりたくても拘束されていてそれもできない。

  「まさかずっとこのままなの、、、くそ、、それにしても暑いわね」

  柊は今気付いたが、部屋の温度が異常に暑いのだ、それも異様に蒸し暑く蒸し風呂のようだ。

  「もうっ!シャワーを浴びたいのに、、」

  彼女は今日の責め苦で大量の汗をかいていた、全身に言いようのない不快感がある、その上さらにこの部屋の暑さで汗が止まらないのだ、喉も乾く、加えて長時間拘束されてい胸と足、腰の不快感も増すばかりだ。

  「汗臭い、、ねえっ!もし聞いていたら部屋の温度を下げて!」

  返事はない、彼女をあざ笑うかのように体中から汗がとめどなく流れ出る。塩分を含んだ汗が容赦なく目に入り込んできても拭うことすらできない。

  「ねえっ聞いてるの!」

  しかし返事はない。

  柊は理解した、これも拷問の一種なのだと。

  それから8時間部屋の温度は下がることはなかった、何よりも辛いのは空気中の水分が多く息が吸いずらいことだった、サウナに8時間ぶっつずけで放り込まれたようなものだ、部屋の温度のせいか叩かれ続けた尻はひりひりしていた、しかし彼女にはどうすることもできないのだ、、、、、

  「ほんとに悪趣味、、、」

  のどが渇く、、水が飲みたい、、、そんなことを考えていた時ドアが開き昨日の女が入ってくる。手には水の入ったペットボトルが握られていた。

  「どうでしたかお客様、昨日のサウナは快適でございましたか?」

  女は意地悪い笑みを浮かべて、私の顔を覗き込んでくる。

  「貴様!ゴホッゴホッ」

  「あら昨日ので喉が渇いているでしょう、水を持ってきたから飲みなさい」

  女はペットボトルのキャップを外すと、私の口に突っ込む、冷たい水が流れ込んでくる、美味しい。

  「そんなゴキュゴキュ必死に飲んじゃって、、、ほんと可愛いわね」

  私はペットボトルの水を1秒もかからず飲み干した。

  「さっ落ち着いたところで、、、話す気になってくれたかしら」

  「、、、言わない」

  「あなたほんとに強情ね、何も情報を吐いたら殺すわけじゃないわ、あなたは捕虜交換で本国に戻れるのよ」

  私の心は初めてぐらついた、この女の言う通りかもしれない、私には愛国心もないし、何よりこんな拷問はもうまっぴらだった、、、でも山田先輩ならこういう時、きっとこう言う。

  「言わないわ」

  「損な性格してるわね、、、じゃあ仕方ない、今日はズボンをおろしてスパンキングしてあげる、、」

  私は唇を嚙み締めた。

  女が私のベルトに手をかけ、ズボンを太ももが拘束されているところまで引き下ろす。

  「奇麗な桃みたいなお尻ね、でも真っ赤っか、もっと赤くなっちゃうわよ」

  「やるなら早くやりなさい!」

  「もうっ!今日は専用の鞭も使うわよ!覚悟しなさい!」

  ズボンがあるのと無いのとでは天と地の差があった、柊は30分おきに気絶を繰り返す、拷問が6時間経った後は専用の鞭が使われた、柊はおよそ15分お気に気絶するようになった、、、しかしそれでも耐え続けた。

  翌日・・・・・

  「今日も言う気はないの、、」

  「い、、、い゛わない」

  「そう、、、今日は電マ使うわ、特殊な筆も使ってあなたの大事なところを責める、、、いい加減吐いたら、、、」

  「、、、、、」

  「そう、、」

  尋問官の女はパンツの上から電マを当て、筆で彼女の尻辺りを撫で回すのだ。柊はこの拷問1時間後に失禁をした、尿がとめどなくあふれ床を浸した、パンツが染みだらけになり、電マは彼女が出した水分でウ゛ウ゛ウ゛ゥと震えている、この日柊は5度も失禁をした、最初の失禁は言いようのない羞恥心と不快感を感じていたが、しかし10時間も経つことにはそんなことを考える余裕はなく、頭の中には何か白い映像が流れているだけだった。電マは12時間ぶっ続けで当てられ続けた。

  「こんなに漏らしちゃって恥ずかしくないの」

  「ウ゛っっッう、あ、、あ、、、」

  「まあ聞こえないか」

  4日目・・・・・・・・・・・

  柊の体力は限界に達していた、気力は尽きていた。

  「よく頑張ったわ、、、正直ここまで耐えるとは思っていなかったけど、でももう限界でしょう、さ言うの」

  「い、、、、、、いわない」

  「はぁ!貴方まだ意地を張るの、、しょうがないわね、なら今日はアナルを責めよ!」

  そう言うと女はおおきい球がいくつもついた棒を取り出した。

  「この棒はね、振動もするし電気も流れるように出来てるの、早く言った方が身のためよ」

  「、、、」

  まず一個目の球がが彼女の直腸に侵入する、

  「うっ」

  2個目

  「あああ」

  3個目

  「あああああああああああああああ」

  4個目

  「うううううううううううううううううううううう」

  5個目

  腹の中に圧迫感が広がる、球が振動し、電気が流される。

  「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・・・・・・・・」

  それからの記憶はあまりよくわからない、私は気が付いたら病院のベッドの上にいた、おそらく情報は喋ってしまったのだろう。

  山田先輩は、1か月後捕虜交換で帰ってきたが、精神に相当深い傷を負っているようだった。聞いた話だと私より重要な情報を握っていた山田先輩は私より酷い拷問をされていたらしい。

  私は局を退職し田舎のスーパーで働き始めた、彼氏もできた、ここにいる人たちは獣人の私にも優しかった。

  3年後私は彼と結婚し、子供も生まれた、でもその子供には私と似た耳があった。私はこの子のために少しでも住みやすい社会を作りたい、そのためにまずは本を書こうと思う。

  目の前に原稿用紙がある、、、さて何から書き始めようか。

  終わり

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