「や、やめろ! 放せ! そ、外になんか出たくない!」
「ナハト。見ろ、今この広場の状況を」
「み、見たくない……こんな、汚らわしい」
広場から思わず顔をそらすナハトに、カイルが囁く。
「そうだよな、お前は見るのは好きじゃない……誰かに見られるのが好きなんよな」
「み、見られる?」
「あぁ、そうだ。俺は知ってるぞ、お前の本心を。お前は誰かに自分を見てほしいんだ。見られることに、興奮を覚える。そうだろう? 昨日の森、小便を漏らしたお前を、俺も、ザルガも、多くの兵士も見た。それに心の奥底では興奮を覚えたはずだ」
カイルの囁きにナハトは首を振って否定する。
「ち、違う! そんな、興奮なんて……ボクはそんな変態じゃないやい」
「そうか? ならなぜ、ここをこんなにも濡らしてるんだ?」
カイルの指先が、ボロボロになったナハトの股間に伸びる。
「ひぅっ!」
カイルの触れた先は熱く、湿り気を帯びていた。そこを優しく撫でまわしながら、
「おいおい、もうこんなにマンコ熱くなってるじゃないか。檻の中に入れられ、みじめな姿を国民にさらして、興奮したんだろ?」
再びナハトの耳元でささやく。
「ち、が……」
ぴきっ!
ナハトの心の奥の障壁にひびが入る音がした。
[b:『心触(クラック)』]
対象の隠していた本音に触れることで、精神的な防御壁を破壊する高等魔術である。
「認めろよ、ナハト……お前はもう女王でも何でもないんだ。変態嗜好を吐露しても、誰からも責められたりしないぞ」
「……ボ、ボクは……見られるのが、す、ちがっ! ひうぅっ! 好き……好きじゃな、ひゃうっ!」
カイルの指がナハトの女裂をくちゅくちゅとなぞり上げる。
ナハトの頬がすっかり赤くなり、吐く息も荒くなってきたところで、
(そろそろだな)
右目に意識を集中させはじめ、呪文を唱える。
「……我が血に流れる穢れた因子よ。この者の『本音』を現実にしろ!」
「あひいいいいっ!」
詠唱が終わった瞬間、ナハトが身体を大きく痙攣させた。
「こ、これ……ど、どうなって……ういひいっ!」
ナハトがカイルの方に視線を向けた瞬間、ナハトは、突然襲ってきた快楽に身をよじった。
「ど、どうして……」
「お前が本性をさらけ出したからさ。お前は誰かの視線を受けるたび、気を失うほどの快楽を味わう」
「そ、そんな」
「だが決して絶頂することはない。イキたいのに、絶対にイケない。そんな地獄の苦しみをずっと味わってもらう」
「そ、そんな……ひいいいっ! ……あいいいいっ!」
カイルと視線が合うたびに、近くの国民からの視線を感じるたびに、ナハトの身体がビクン、ビクンと跳ねる。カイルが手を放し、むき出しになったその股間からは白く泡立った愛液が噴き出していた。
「いいっ! だめぇぇぇ……こんなのぉ、あひぃぃぃっ! し、死んじゃ……いぎぃぃぃぃっ!」
快楽がナハトの身体の中を駆け抜けるたびに、ナハトは口から唾液をまき散らしながら嬌声を上げる。だが決して快楽の絶頂には至らない。
あと少しでイケそうというところで、すぅーっと、絶頂の波が強制的にひかれていく。そんな苦しみをナハトは数十秒味わっただけで、
「あ……いや……許し、て……も、んんんっ! いぎぁぁぁぁ!」
もはや限界に達しそうになっていた。
カイルはそんなナハトの様子を眺めながら、
「この地獄から抜け出したいか? ナハト?」
そう尋ねる。
「抜け出し、いいいいっ! たいよぉ……ひっ! んいぃぃ!」
「それじゃあお前の好きな、遊びで決着をつけよう。そうだな……我慢比べしようか、ナハト」
「が、まん? くら、べ?」
「そう、我慢比べ。簡単さ。今から五分以内に、お前から俺に「どうかおちんぽ入れてください」って言わなかったら、お前の勝ち。魔術を解いてやる。だがもし、お前が五分以内に挿入を懇願してきたら、お前の負けだ。だが俺のちんこがお前のマンコニ入ったら最後、お前はナハトという今の人格を失い、俺の、いや、国民全員の性奴隷として、新しい人格と新しい人生を送る。これから一生、性処理便器として生きることになる」
「い、いやだ……いやだ、いやだああああっ! そんなのいやだぁぁぁあ! んひいいいいっ!」
ナハトは全力でカイトの提案を拒絶したが、その声を聞いた国民の視線を集め、再び快楽地獄に落ちる。
「はは。どれくらい我慢できるか、見ものだな。それじゃ、楽しい『お遊び』の始まりだ」
カイトはそう述べるなり、
「おぉぉい、国民の諸君! 楽しんでいるところ悪いが、ナハトから大事なお知らせがあるようだ。聞いてやってくれ!」
と、広場にいる全員に聞こえるようにそう叫んだ。
快楽にふけりながらも、国民たちがナハトのいる壇上へその視線を向ける。その瞬間、
「いぎいいいっ! あひいいいっ! んぐううううううっ!」
何百人もの視線を一気に集めたナハトは、襲い来る強烈な快感に身悶えしながらも、性奴隷になりたくない一心で、必死に抗った。
その様子に、カイルはひゅぅと唇を鳴らす。
「なかなかやるじゃないか、ナハト」
「ぼ、ボクは……女王なんだ……そんな簡単に……いっ! ふぃぃぃっ! 快楽に堕ちたりはしない、よ……んぎぃぃぃ!」
「そうか。だがほら、あっちを見てみろよ」
カイルはナハトの顎を持ち上げ、広場の方に顔を向けさせた。
「おほおおっ! ほおおっ! おちんぽ様最高、おちんぽ様さいこうぉぉぉっ!」
ナハトの視線の先には、身体中、獣人の精液でべとべとになったツキ、モク、スイが、ケモノのような嬌声を上げながら、さらなる肉棒を求めてまるでゾンビのように歩き回っていた。
他にも自分に付き従ってくれていた半獣人たちも、
「あぁ、獣人様ぁ、おちんぽ様を分け与えくださいぃぃぃ」
「だめぇええっ、ダメなのぉぉ、ここのおちんぽ様は、みんな、アタシのものぉぉぉっ、うぐううっ!」
「あぁぁぁっ! きもちぃぃ! このマンコ最高だぁぁ!」
肉棒を求め卑猥な言葉を叫んでいたり、手当り次第に周囲にいる女たちを犯している。
「あ……あぁぁ……み、んな」
その様子を虚ろな目で見つめるナハトにカイルはさらに言葉をかける。
「見てみろナハト。半獣人たちも最初は拒絶してたが、今じゃあんなによがり狂ってる。お前だけだぞ、ナハト。我慢しているのは、お前一人だけなんだ……馬鹿馬鹿しくないか? 一体誰のために我慢する? 何のために耐える? もうみんな、とっくに諦めてるのに」
カイルはそっとナハトの背後に回り込み、その肉棒を膣口にぐっとあてがった。そしてそのままさらに耳打ちする。
「ほら、どうする? まだ我慢するのか?」
「あ……あぁぁ……あ」
「ほら、言っちまえよナハト。楽になっちまえよ。チンコを入れてくれって、その一言だけでいいんだ。それを言えば、お前もあいつらと同じように楽になる。気持ちよくなれるし、誰かに自分の痴態を見てもらいたいという願望も叶うぞ?」
カイルの言葉に、ナハトが幼馴染三人の方に目を向ける。
「んぶううっ! あううっ! 気持ちいいよぉぉっ! おちんぽ様ぁぁぁ!」
「あはっ! また出たぁぁぁ。もっといっぱい、精液をぉぉぉ、だしてくださぁぁぁい!」
「んひぃっ! あひぃぃ! んあひぃぃ!」
その光景を見ていたナハトの胸元の紋章が、少しずつ黒紫色へと変化していく。その様子を眺めながらカイルはぬちゃぬちゃになったナハトの陰裂に、肉棒の先端をこすりつけ始める。
「あふぅ……んあ……ぅ」
「ほら、ナハト。正直に言ってみろ。お前の願望を言ってみろ」
「ぼ、く、は……」
ナハトの口がゆっくりと動く。
「お兄ちゃんの、ちんぽを、いれて、ほしい……です」
その言葉を言い切った瞬間、はっ! と正気に戻ったナハトは、絶望のあまり叫んだ
「な、んで……いや、いや、いや、いやああああっっ! 奴隷になんかなりたくない、なりたくないよおおぉっ!」
「はははは! よく言ったぞ、ナハト。残念だが、お前の負けだ。いいか、お前自身がこれを選択したんだ。自分の選択を素直に受け入れるんだな」
「いやだ、いやだ、いやだああああっ!」
ナハトの女裂に押し当てていた肉棒をゆっくりと奥へと押し込んでいくカイルは、そのままその耳元で、
「じゃあな、ナハト。楽しかったぜ」
そう囁くなり、一気に自分の肉棒をナハトの膣内に差し込んだ。
「いやああああぁぁぁぁっっ! ……あああぁっっ! あっ……あ、ああっ……あ……ぁ…………」
絶望のあまり途中で意識を失ったのか、ナハトの声がぷつりと途切れた。
カイルが腰をゆっくりと動かし始めてからも、しばらくの間、ナハトはじっと沈黙していたが、すぐに、
「あ……あああああぁぁぁぁっっ! きもちいいぃぃっ! きもちいいですぅぅっっ! お兄様ぁぁっ!」
悦びの表情を浮かべながら、甲高い嬌声を上げた
「あああっ! いいっ! いいのおおぉぉっ! お兄様のぉぉ! おちんぽ、すごくきもちいいよおおっ!」
「ははっ! そうか! 気持ちいいか! ナハト。いいぞ! もっと叫べ!」
「ぎもじいいいっ! ぎもじいいのぉぼぼおおおおおっ! みんなに見られながらお兄様に犯されるの、最高なのぉぉぉ!」
それまで我慢していた欲望が、ナハトの中から堰を切ってあふれていく。
「いいかナハト。これからがずっと、誰かの肉便器だ。いいな?」
「あああああっ! はいぃぃぃっ! これからボクはぁぁぁぁ! 肉便器としてぇぇぇ! 生きていきますぅぅぅぅ! お兄様ぁぁぁ! ああぁぁぁぁっ! イグ! イんぐうううううぅうぅっ! イグのぉぉぉ! ぎもじぃぃぃぃっ! ぎもじいいよぉぉぉおっ!」
カイルの肉棒を食い込んでいた膣から盛大に潮が吹きだす。その瞬間、カイルもナハトの子宮めがけ、大量の精液を注ぎ込んだ。
「んぎぃぃぃぃぃ! イグぅぅぅ! イグぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
ナハトの絶頂の声に、広場にいた者全員がそれに呼応するように、
「わたしもぉぉ、私もいぎゅううううううっ!」
「ああああああぁぁぁっ! いんぐうううぅぅぅっ!」
「あひいいいいっ! おちんぽぉぉぉ、おちんぽさいこうぉぉぉっ!」
次々に絶頂に達していく。
汗と性臭の匂いの充満した広場。肉体同士をぶつけあいながら快楽をむさぼる国民たちの様子に、
「あぁ、これぞ理想の国家だ」
と、カイルの横でザルガが呟いた。