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「もしもし武田さん!?侍決定したってマジですか!?」
「なんだよ藤浪、大声で」
「何で言ってくれなかったんですか」
「何で言わなきゃダメなんだよ」
「俺がずっと気にしてたん知ってたくせに」
「だからだよ。まぁ大谷に感謝だな」
「あいつから連絡あったんですか?」
「ああ、あいつ電話じゃなくメールで済ましやがった。絶対俺のことなめてるわ」
「笑。でも大谷のお陰で武田さんと一緒に最高の舞台で一生ものの思い出作れるから…」
「から?」
「うれしい…って言わすのやめて下さい」
「最初からそう言えよ。俺も嬉しいよ、なぜか当落線上だったし」
「確かに…成績は勿論、どう考えても自分より武田さんの方が安定感抜群やのに変な選考やったですよね」
「ほんとにな。でも権藤コーチはお前に一番期待してるからな」
「はあ?そんな訳」
「見てれば分かんだよ」
「そんなん言ってくれるの武田さんくらいですよ」
「そりゃそうだろ」
「笑」
「俺と権藤コーチいれば充分でしょ?」
「俺が欲しいんは…武田さんだけやから」
「…」
「もしもし、武田さん?聞いてます?」
会ったら押し倒してメチャクチャにしてやろう、と電話越しに武田はほくそ笑んだ。
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