【擬人化/ヤンデレ】家に帰ると知らない女の子が居て自分をマイクの擬人化だと言ってきて…

  ガチャ

  あ、おかえり!待ってたよ!ご主人!!

  [女の子が勢い良く向かってくる]

  …ってあー!なんで避けちゃうの!?

  せっかくおかえりのぎゅーをしてもらおうと思ったのにぃ!

  …これは避けた罰として頭なでなでも追加でしてもらわないとだね…

  っていうことではい!ぎゅーして?

  ……って、ん?ご主人どうしたの?

  …え?誰ですかって…ちょ、ご主人、何を言ってるの?

  私だよ?私…忘れちゃったの?ご主人はいつも私のこと使ってくれてるでしょ?

  …君みたいな女の子知らないって…

  ……あ、そっかそういえば私、今はいつもと姿が違うんだった…

  うーんと…それじゃあ、ご主人に改めて挨拶するね。

  ん、ん…(咳払い)

  …こんばんは!ご主人!

  私はね、ご主人がいつも録音する時に愛用してるコンデンサーマイクだよ!

  いちいちコンデンサーマイクって呼ぶのも長いだろうから私のことはコンちゃんって呼んでね!

  …ふふっ、どうどう?ご主人?可愛く自己紹介できたでしょ?

  …って、どうしたのご主人?

  ……いや、だから私はご主人のマイクだよ?

  あり得ないって…いや、まぁ確かに自分のマイクが擬人化したっていうのは信じられない話だって思うけど実際に私がそうなってるんだから信じてよ。

  …えぇ?…どうしても信じられない?

  …うーん、そっかぁ…ならどうしようかなぁ…

  …う〜ん…

  って、ん?どうしたのご主人?腕なんか掴んで…

  しかもそっちは玄関の方…

  …ってあ!もしかしてお出かけ!?

  …そっか、私もこの体になったからお出かけ出来るんだね!

  …ふふっ…やった、これでご主人とずっと一緒にいられるんだね…(小声)

  …ううん、なんでもないよ。

  ……それでどこ行くの、ご主人?

  …交番?そこって楽しいところなの?

  …ふーん?…ま、いいや!ご主人と行けるならどこでも楽しいだろうし!

  ふふふ、それじゃ行こ!ご主人!

  【数週間後】

  ピンポーン…

  …ねぇ、ご主人?私が帰ってきたよ?

  ……ピンポンピンポンピンポーン

  …ねぇ、早く開けてよご主人。

  …。

  ……ドン! ドン! ドン! ドン! ドン!

  ねぇ?いつになったら開けてくれるの?

  開けてよ……なんで開けてくれないの?

  …………あ、わかった…ご主人、私と会うのが久しぶりだから恥ずかしいのかな?

  ふふっ、嬉しいなぁ…

  ……でも私は1秒でも早くご主人に会たいし…

  …仕方ないなぁ…

  …ねぇ!ご主人!もしご主人があと5秒以内にこのドアを開けてくれなかったら、隣の部屋の人達にも聞こえるくらい大きな声で『お兄ちゃん!いつもみたいに私のことを好きにしていいから開けて!』って叫ぶから。

  だからそれが嫌だったら早く開けてね?

  じゃあ数えるよ?

  ごーお……よーん……さーん……にーい…いーち…

  …ガチャ

  ふふっ、やっと開けてくれたね、ご主人♡

  それじゃあほら、ぎゅーして?

  ………ねぇ、なんでしてくれないの?

  ……ご主人がぎゅーしてくれないなら、さっきドアの前で言ってたみたいなことしちゃうよ?それでもいいの?

  ……嫌でしょ?…なら早くぎゅーして。

  [仕方なくハグする]

  …ふふっ、久しぶりにご主人を感じれて幸せ♡

  ………でも私、ご主人にすっごく怒ってるからね。

  だってご主人、あの日交番に居た人に私を預けて1人で帰っちゃったでしょ?

  あれから私、すごく大変だったんだよ?

  あの後、色んな人に話を聞かれて、その後に児童養護施設って言う場所に連れて行かれて、ご主人に会いに行こうにも行けなくなっちゃったんだから。

  ……じゃあどうやって来たんだって…

  そんなのもちろん抜け出してきたんだよ。

  というか抜け出すのにすごく苦労したんだよ?

  夜にこっそり抜け出そうとしてもすぐ見つかっちゃって、結局あの施設から抜け出すのに2週間も使うことになっちゃって…

  …もうこんなにご主人と離れるのなんて懲り懲り…

  …だからご主人はもうあんな事はしちゃ駄目だよ?

  わかった?

  ……わかったんならこのまま私の部屋に行くよ。

  …もちろんご主人も一緒に行くんだよ?

  だってご主人は今から私と離れてた分たくさんイチャイチャするんだか、ら…って…

  ……。

  …ねぇ、ご主人…なにこのダンボール?

  箱にマイクの絵が描いてあるんだけど…

  ……もしかしてご主人、私が居ない間に新しいマイク買ったの?

  ……なんで?

  なんで私以外の娘を迎えたりしたの?

  ねぇ、なんでなの?答えて?

  ………そうだよね?私が居なかったから代わりとして使ってただけで1番は私だよね?

  ……よかった。

  …ならその新しいマイクは捨てちゃうけど別に良いよね?

  ……良いよね?[圧をかけてくる]

  …だよね?…じゃあ、あのゴミは私が後で捨てとくから。

  …それとご主人、今回は許してあげるけど、また次浮気なんてしたらその時はわかってるよね?

  …。

  ……なに言ってるのご主人?これはどう考えても浮気でしょ?

  というか私という彼女が居るのに他のマイクを買うとかしてる時点でそれはもう立派な浮気…

  …そうじゃないってなに?

  ……は?私がご主人の彼女じゃない?

  …ほんとになにを言ってるのご主人は…

  …だって、いつも私に向かって愛の言葉を囁いてくれてたじゃん。

  『大好き』とか『愛してる』っていっぱい…

  …そんな言葉恋人にしか使わないはずでしょ?

  …それともご主人は恋人じゃない人にもあんな言葉を使うの?

  ……は?あの言葉は私に言ってたわけじゃなくてSNSに上げるために録音してただけ?

  ……なにそれ…

  …それじゃあご主人は、私に勘違いさせるような事を言って実際は別の人たちにあの言葉を送ってたってこと?

  …うんって…じゃ、じゃあ私は本当にご主人の恋人じゃ…ない…ってこと?

  …そんな…

  そんな、の…そんなの!絶対に駄目だよ!

  ご主人は絶対に私と恋人じゃないといけないの!

  ご主人は私をいっぱい愛してくれなきゃいけないの!

  それに他の女にご主人の声を聞かせたりしちゃ駄目!

  私が…私だけがご主人の声を聞いて良いの!

  ご主人の全部は私のもので、私の全部はご主人のもの!

  そうじゃなきゃ絶対に駄目!!

  もしそうじゃないんだったら…

  今からでもご主人を私だけのものにする…

  ドサッ[押し倒される]

  はぁ…はぁ…

  っ!ご主人うるさい!黙って!

  ……あぁ、もう!うるさいって言ってるでしょ!

  ギュッ[首を絞められる]

  はぁ…はぁ……。

  …ふふっ、ご主人のその声…すごくいいなぁ…

  自分の首を絞められて苦しそうな…

  今まで聞かせてくれたことのなかった可愛いご主人の声…

  …なんだか…ぞくぞくしちゃう♡

  ……これからする事をしたらご主人はどんな声を聞かせてくれるかな?

  必死に気持ちよさを我慢する声かな?

  それとも痛いことされて咽び泣く声かな?

  …とにかくご主人の聞いたことの無いような声がいっぱい聞けるんだろうなぁ…

  …あぁ…もう我慢できないや…

  それじゃあ始めよっか…

  …これからご主人は私だけのものだよ?

  …大好き♡