病弱女の子に彼女の存在がバレたら。

  コンコンコン(ノック音)

  はい、開いてまーす。

  ガラガラガラ(ドアが開く)

  あっおはよー

  また来てくれたんだ、いつもありがとねー。

  週に一回は来てくれてるよね?大丈夫?

  無理してない?

  そっか…無理してまで来なくていいからね?

  …でも君が来てくれなくなったら少しだけ

  寂しいかもなぁ。

  定期的に来てくれるのなんて貴方くらいだしねぇ。

  …ううん別に全然気にしてないから大丈夫だよ。

  それよりもその手に持ってるのって果物?

  わざわざ持って来てくれたの?

  そんな…申し訳ないよ…。

  じゃ、じゃあ貴方も一緒に食べよ?

  私は貴方と食べたいなぁ…なんて…。

  いいの!?やったー!

  じゃあじゃあこれ食べてみて!

  はい、あ~ん。

  ?どうかしたのそんな顔して。

  「自分で食べるからいい」って

  も、もしかして嫌だった?ごめんね…。

  つい私はしゃぎ過ぎちゃって…迷惑だったよね…

  「別に嫌だった訳ではない」?

  じゃ、じゃあなんで…

  彼女が…居るから?

  え?君、彼女いたの?

  「この間付き合い始めた」って…

  な、なにそれ…私そんなの知らない…。

  君、全然そんな素振り見せなかったじゃん!

  てか、誰?その人?絶対私のほうが君の事好きだよ?

  何?全然変じゃないよ?ていうか、

  話逸らさないで。

  で、誰なの?私の知ってる人だったりする?

  …知ってる人なんだ…で、結局誰なの?

  あの看護師の人なんだ…

  ねぇ、なんで?私、あの人より貴方と関わってきたよ?

  いっぱい話したりしたじゃん。

  それに私の所にいっぱい来てくれたじゃん…。

  私の事好きだったからじゃないの?

  私、両想いだって…貴方も私の事好きなんだ…って

  そう…思ってたのに…。

  …ねぇ、その人と別れてよ…

  絶対私の方が君の事幸せにできるよ?

  体は弱いけど、頭は結構良いし見た目もそんなに 悪くないでしょ?

  だからさ…そんななんの取り柄もない女捨てて私と一緒になろうよ?

  「ごめん」って…そうか…君…私の事振るんだ?

  私こんなにも君の事好きって言ってるのに…。

  私の気持ちわかってくれないんだ?

  じゃあもういいよ…。

  …無理やり私の物にしてやるから…。

  ドサッ(手を引かれベッドに押し倒される)

  ふぅ。…そんなに暴れても無駄だから…諦めて。

  君は初めて?…そっかぁ初めてじゃないんだ…残念。

  まぁいいや。これからはずっと私とだけこういう事するんだよ?

  君はあの女の所に返したりなんかしない。

  あの女より私の方が君の事気持ち良くできるって

  思い知らせてあげる。

  大丈夫。君が私の事を好きになれば良い話だから…

  だから私の事…好きになってね?