「んっ」
温もりに包まれ、悟は目を覚ました。
時刻はまだ五時だが、部屋は徐々に明るくなりつつある。日が昇るのが早くなり、もう春だと実感する。とは言え、まだ朝は寒く布団の温もりが心地よい。
(珍しいな。俺の方が早く起きるなんて)
眼前では太った猪熟女――――鈴が眠っている。妻の寝顔を眺めながら、反射のようにその乳房に手を伸ばす。生来の爆乳体質に肥満、そして妊娠によってPカップにまで成長した釣鐘型の巨大な肉房。横向きに寝ていてもその大きさは健在だ。母乳が生産されたために弾力も強くなった肉塊に手を押し込むと、どこまでも沈み込んでいく。
(しかしすごく大きくなったな)
成人男性の手を飲み込む特大爆乳。メロンや西瓜などより遥かに大きく実った肉の塊。その大きさに感動さえしつつ、悟は鈴の腹も撫でる。肥満によって大量の脂肪を付けているが、それにしては膨らみが不自然なほど大きい。
それもそのはず、既に妊娠して9か月以上が経過し臨月を迎えている。幸い鈴はつわりがさほどひどくなく、順調に予定日へ進んでいる。
この中では、鈴と自分の子が生きている。愛し合った結果生まれた命が宿っていると思うと、不思議な気持ちになった。
「ん・・・・・・おはよ」
「おはよう」
鈴が起きると、悟は迷わず鈴の唇を奪う。鈴もそれを受け入れて口を開き、伸びてきた悟の舌に自身の舌を絡ませた。
爆乳を揉み、吐息を嗅ぎ、唾液を飲みつつ口内を嘗め回す。新たな生命への感動は即座に妻への愛欲で上書きされ、勃起からは先走りが溢れ始めた。
「んんっ?」
悟は自身の肉棒に手を伸ばすも、鈴がそれを奪い取って扱き始めた。腕力が高い鈴だが、ペニスへの力加減は心得ている。太く逞しい指で、適度な刺激を与えてくる。悟の巨根は快楽に震えた。
「んふっ」
悟も負けじと、右手で乳肉を揉みつつ左手を鈴の膣に当てる。何度か撫でて愛駅で湿らせると、膣内に指を入れた。
獣人の頑丈な肉体ならば妊娠したまま膣内射精しても問題はないが、子宮内に赤子が入っている状態では今までのような激しいセックスはできない。その為、指や舌で性器を愛撫する機会が増え、悟の指使いもかなり上達している。
「あん。悟、上手すぎ」
「元々指の使い方には自信があったんだが、鈴と会ってからはほとんど指で股を刺激しなかったな」
「いつもおっぱい揉みよるもんな」
「大きいからな。それより鈴も上手くなったな」
「皆からもそう言われるわ」
息継ぎの為に口を放し、互いの愛撫を褒め合うと、下世話な話で笑い合い、またキスをする。その間もずっと互いの性器を刺激し続けている。
技量もさることながら、相手に気持よくなってほしいという思いやりが与える快楽を大きくする。加えて、相手の性器に触れたい、そして相手の刺激で気持よくなりたいという淫らな欲求によって感度も上がる。
そして二人は同時に達した。
『んんんっ!!』
キスをしたまま、悟は白濁液を鈴の腹部に発射し、鈴は大量の潮をまき散らす。
「はぁ・・・・・・シーツ汚れたな」
「ああ。また洗えばいいさ」
熱い吐息と視線を交わらせながら、余韻に浸る二人。
「もうちょっとせん?」
「もちろんだ。それにしても」
「何?」
「最近は鈴のほうが、俺よりもがっついてくる事が多い気がするな」
「同じくらいやって」
二人は笑いながら、体勢を変えた。鈴は仰向けになり、悟はそれに覆いかぶさる。頭と尻の位置を入れ替え、69の体勢で。
(なるべく中出しは止めようって言ってるが、昨日と同じように、結局お互い我慢できなくなって、セックスまでヤるだろうな)
そんなことを考えていると、鈴がペニスを咥えた。快楽に耐えつつ、悟は鈴の腹部に気を付けながら股間に顔を埋めた。
愛する鈴との間に生まれた子。当然愛おしく、守ろうとする意志は働く。だが、セックスを我慢することは出来なかった。
「ふふふーふふーふーん♪」
肌寒さが残る朝の台所。鼻歌を奏でつつ朝食の支度をしているのは熊熟女の凛子だ。
「くしっ!」
顔を料理から背けくしゃみをして、凛子は苦笑する。
「やっぱり、まだ裸は寒いか」
夜通しセックスをした後、凛子は裸で眠った。その後、服を着ずに料理をしている。肉付きが更に良くなった豊満な肉体は惜しみなく晒されている。逞しい太腿も大きな尻も、母乳で成長した巨大な双乳も、胎児で膨らんだ腹部も。
大量の脂肪と毛皮のおかげで寒さには強いが、朝の冷気は少々堪えた。
「当たり前だ。服を着ろ」
顔を洗ってきた夫の孝信が咎めるように言う。以前は全裸の凛子を見てだらしないと叱っていたが、今では半ば諦めている。
「でも、お腹もオッパイも、またきつくなったんですよ」
「それでも着ろ。母体に障るぞ」
孝信は凛子に歩み寄り、大きな腹を撫でる。
「ふふっ。そうですね」
嬉しそうに笑った凛子は孝信を抱きしめた。巨大な砲弾のように大きな乳に孝信の頭部が埋まる。
「心配してくれてありがとうございます」
「い、いいからさっさと着て来い」
照れながら離れる孝信。しかし、凛子はそれを逃さない。
「服を着る前に、ちゃちゃっとやりましょう」
凛子は孝信を押して椅子に座らせた。凛子の意を察した孝信は、腰を上げてズボンとパンツを下ろす。先程の乳の感触により、既に肉棒は勃起していた。
(今までは怒っていたのに。変わるものね)
不意の行為にも積極的になった孝信に喜びつつ、凛子は重い乳房を持ち上げ、孝信の肉棒を挟み込んだ。乳房の体積はすさまじく、孝信の巨根は見えなくなってしまう。
「うっ」
圧倒的な柔らかさを誇る脂肪の塊が肉棒に密着し、強い弾力が程よい圧力を与えてくれる。その感触はいつも圧倒的な快楽を与えてくれる。
「ふふ。気持ちよさそうですね」
快楽に震える孝信を嬉しそうに見上げ、凛子は自身の爆乳を左右からグニュグニュと揉み込んだ。程よい乳圧によって孝信の肉刀から先走りが溢れ、刀身全体に塗りこまれていく。
十分に粘液が出たことを察した凛子は、上半身と両腕を巧みに使いって肉棒を扱き始めた。重量感たっぷりの乳肉は波打ちながらバウンドし、雄の精を搾り上げようとする。片乳だけで5キロほどもある乳肉だが、凛子の怪力は難なく持ち上げ振り下ろした。
「くうっ!」
孝信はその快楽を受け入れている。そんな孝信を見上げながら凛子は思った。孝信が全裸の自分を咎めなくなったのは、快楽を味わいたいという思いが高まったからだが、理由はそれだけではないだろう。
(優しくなっちゃって。お父さんになったら変わるのかな?)
子を宿したことで自分は変わった。同時に、子を宿らせたことで孝信も変わったようだ。
凶器のような爆乳で雄の精を攻め立てつつ、凛子は喘ぐ孝信を優しい瞳で見つめていた。
「ふむふむ」
時刻は昼を回った。
昼食をたらふく食べた三毛猫熟女・里美は後片付けを夫にしてもらい、リビングで姿見と向かい合っていた。
「やっぱり・・・・・・」
里美は下着姿だった。妊娠十か月で大きく膨らんだ腹の上には、ブラジャーに包まれた爆乳がどっさりと乗っている。
ブラジャーは特大サイズだが、それでも成長した里美には小さすぎた。溢れんばかりの乳肉がぐにゃりと押しつぶされ、上下左右にはみ出てしまっている。圧迫感に耐えつつ、里美は姿見に映った自分の姿を見つめ、ニヤリと笑った。
「っしゃ!」
「ど、どうしたの?」
ガッツポーズする里美に、後片付けを終えた夫・健彦が聞く。
「またオッパイが大きくなった!」
「それ、前も言っていたよね」
「それからまた大きくなったんや!しかも、鈴に並んだで!」
「そ、そうなんだ」
里美は友人たちの中で、最も乳房が小さいことを気にしている。その不満を健彦に零すことが多かったので、健彦は妻と友人たちの乳房のサイズを記憶していた。
最も大きい由美がQカップ、次いで真奈がPカップ、凛子Oカップで鈴がNカップ、そして里美がMカップだ。妊娠と幸せ太り、そしておそらく夫と友人たちとの数えきれないほどのセックスと愛撫によって、そこからさらに全員が2サイズ成長した。よって由美がSカップ、真奈がRカップ、凛子がQカップ、鈴がPカップ、里美がOカップだったはずだ。
健彦としては、里美にそんな劣等感を抱いてほしくなかった。確かに、健彦は大の爆乳好きなので乳は大きければ大きいほどよいと考えている。里美の胸がもっと大きくなることは大歓迎だ。それでも里美はすでにOカップという爆乳である。そもそも里美の胸がこれ以上成長しなくても、自分が最も愛する女性は里美だと断言出来た。里美以上に大きな乳肉を誇る熟女たちと何度セックスしても、その考えは変わらない自信がある。
それ故に何度もOカップは十分爆乳なので気にすることはないと励ますも、里美は“それでも女として対抗意識は消すことができんわ”と闘争心を燃やしていた。
「じゃあ、Pカップになったの?」
「そう!Oカップのブラがきつい!ほら!」
里美は大きく胸を張った。すると。
バツン!
フックが壊れ、Oカップのブラが吹き飛んだ。ブラジャーを破壊し飛び出したのは、紛れもなく大きくなった里美の爆乳だ。
「すごいやろ!」
「う、うん」
里美は子供の様にはしゃいでいる。そんな里美の姿を見ていたら、健彦も嬉しくなってきた。
(まぁ、喜んでるから、別にいいか。気にするなって言うのは、もう無理みたいだし)
健彦は里美に近づき、抱き着いて大きな乳房にむしゃぶりついた。
今は里美の劣等感のことなどどうでもいい。さらに大きくなって淫らな力を高めた乳房にむしゃぶりつきたい。その欲望を抑えきれなかった。
「むふふ。健彦も嬉しいやろ」
乳肉に顔を埋めたまま健彦は頷いた。
どんな思考であれ、乳が大きくなることは良いことだと考えながら。
「でも、この子が成長していることの方が嬉しいよ」
そう言い、健彦は里美の腹を撫でる」
「そうやな」
里美はそう言い、腹の我が子ごと健彦を抱きしめた。
「んむっ」
布団の上で仰向けになった幸一は、心地よい重量感を味わっていた。暖かく柔らかい巨大な塊は顔と胸にどさりと乗り、幸福感を与え淫欲を満たしてくれる。
幸一はその塊に手を伸ばし、揉んでみた。左手が突起を捕らえる。それは膨らんだ乳首と乳輪だ。
「あん」
性感帯を刺激された妻の声が聞こえる。
「お返し」
同時に、幸一の性器が大きな手で捕まれた。萎えた肉棒を、優しく揉んで刺激してくる。幸一は脱力し、その刺激を享受した。
「やっぱり、何かに乗っけると楽だね」
そう呟いたのは、パンダ獣人の熟女、由美である。友人たちの中で最大の乳房を持つ彼女は、妊娠で膨らんだ腹に注意しつつ、破格のサイズと化したその乳房を仰向けになった夫の顔と胸の上に乗せている。その肉房によって、小柄な幸一の顔と上半身は完全に隠れてしまっている。
今日は互いに仕事は休みである。妊婦である由美を気遣って1日家でゆっくり過ごすということになった結果、ずっとセックスをしている。もっとも、それは珍しいことではないのだが。
流石の幸一もこれ以上の行為は出来ず、昼食後は休憩と言うこととなった。その為、幸一は由美の乳房を堪能させてもらっている。
「しっかし、大きくなりすぎた感があるかな。餅つきで使う餅の塊みたい」
なるほどと幸一は思った。確かに暖かく、柔らかく、弾力もあつ爆乳は餅と例えても差支えないだろう。
「早く頼んだ特注サイズのブラジャー届かないかな。前のブラジャーも、もうきついから」
由美はその乳房の大きさで苦労している。下着は特注のものを発注しなければならず、手軽に補充が出来ない。肩こりも問題の一つだ。
しかし、由美が苦労が大きくなると理解しつつも、幸一は由美の乳房がもっと大きくなってほしいと思っていた。乳房は大きければ大きいほど魅力的かつ魅惑的。幸一もまた、友人たちと同様の考えである。
(でも、どうしておっきなおっぱいき興奮するんだろう)
そんな疑問が頭をよぎった。
男性にはない、女性特有のもの。双つの胸の膨らみ。脂肪の塊であり、母乳を作り出し我が子に与える場所である。
そこをなぜ、淫らと感じるのだろうか。股間は性器であり、尻も性器に近い場所であるから分からなくない。一方の乳房は母乳を出す場所だ。子供が欲するのは分かるが、大人が欲する理由はない。母乳を多く出しそうだからか、妊娠が可能ということを示唆しているからか・・・・・・。
(考えても、分からないや)
幸一は疑問を消し、欲望のまま乳を揉み続けた。
ただ、真奈や凛子の乳房が由美より大きくなっても、自分にとっての一番は由美のままであろう。本能から生まれる欲望のみではない。愛の感情がある以上、それは揺るがないだろう。
愛欲を込めて、幸一はひたすらに爆乳を超えた超乳を揉み続ける。由美も興奮し、ペニスを扱く手が速くなる。萎えていた肉棒は回復し、力強く勃起して天を突く。
射精しそうになるが、そこで由美の手が止まってしまった。
「やっと回復したね」
鼻息荒い由美は立ち上がると、大きく膨らんだ腹と乳房をものともせず、速い動きで幸一を跨ぎ肉棒の切っ先を膣に当てる。
「ほどほどに楽しもうね」
「うん」
由美はゆっくりと腰を落とした。巨大な尻肉が幸一の下腹部に密着し、巨大なペニス全体が由美の胎内に飲み込まれる。子を宿していながらも、愛ゆえに雄を求める膣肉は歓喜に震え、精を求めて肉棒を扱きたてる。
ペニスへの快感、下腹部で感じる巨尻の重さ、視界に入る爆乳と由美の微笑み。
そして、自分たちの愛の結晶が宿った腹。淫らな雌でありつつも、確かな母性を由美は持っている。
彼女の全てに興奮しつつ、幸一は射精を開始した。
時刻は夜20時を回った。
日中に上がった気温は再び低下し、朝と同じく肌寒くなる。そんな時は、湯の温もりがより心地よく感じられる。
「あぁ・・・・・・」
豊満な河馬熟女の真奈は、ゆっくりと湯船に巨体を沈めた。温もりに包まれて、心地よさに身を震わせる。
赤子で膨らんだ腹の上の特大爆乳は湯に浮かぶ。大海に浮かぶ島の様な、圧倒的な存在感だ。
「でけえな」
夫の剛は体を洗いつつ、その様子を感動さえ抱きつつ見ている。
「赤ちゃんのために大きくなったの」
「その結果、俺も喜ばせてくれるとは。まだ生まれてないのに孝行息子だな」
「女の子よ」
「あぁ、そうだっけ」
剛は体中の泡を洗い流すと、勃起を見せつけながら湯船を跨いだ。
「せめえな」
「仕方がないでしょ」
剛は真奈の後に腰を下ろした。背後から抱き着く形だ。二人とも巨体なので、隙間なく密着している。剛は反射のように、真奈の背中に巨根を擦り付けて爆乳を揉みしだいた。乳を揉むことは、もはや日常的である。揉まない時間の方が少ないと思えるほどに。
「もっと大きくなってほしいな」
手に吸い付く餅の様な熟乳。その感触を味わいつつ、顎を真奈の肩に乗せる。
「肩がこって辛いのよ」
「揉む時、持ち上げてやるよ」
「そういう問題じゃないの」
「こっちも大きくなったな」
剛の片手が真奈の腹に届く。大きな腹の中には自分たちの子供がいる。淫欲を昂らせつつも、新たな生命の誕生に神聖な喜びを感じる。
「マジで感動するな」
「オッパイ揉みながら言っても、説得力ないわよ」
苦笑する真奈の吐息が熱くなってゆく。剛に乳を揉まれ、勃起を背中で感じ、興奮しつつあるようだ。
「このでっけえオッパイでチンポ挟んで欲しいな」
「ふふふ。それじゃ仰向けになって」
言われるや否や、剛はすぐに湯船から出て仰向けになった。真奈も湯を滴らせつつ立ち上がると、剛の体を跨ぐ。
「お?」
パイズリをしてもらえると思った剛だが、真奈はM字開脚で腰を下げて膣に巨根の切っ先を当てた。
「その前に、先にこっちにちょうだい」
「いいけど、大丈夫か?」
予定日はまだ先だが、真奈の腹は大きく膨れている。セックスは嬉しいが、それでも理性が腹の子を案じた。
「少しなら大丈夫」
そう告げ、真奈は腰を落とした。剛の大砲は、一瞬で真奈の胎内に消えた。
「ぐっ!」
完熟した性器の刺激により、睾丸がせり上がり砲身と一体化する。真奈以上に興奮していた剛は、一瞬で絶頂に上り詰めた。
砲撃のような勢いで、白濁液が放たれる。白い砲弾は真奈の胎内の奥まで達した。
「ふうっ!」
震えながら精を撃ち続ける肉砲の感触を味わう真奈。
快楽をむさぼり合うセックスが続くはずだったが。
「うっ」
不意に真奈の顔が苦痛に歪んだ。
「ん?どうした?」
真奈の爆乳に手を添え揉んでいた剛も異常を察知した。セックスの最中に真奈が苦悶を浮かべたことは、今まで一度もない。
直後、更なる衝撃が襲う。
「いっ!?」
真奈が立ち上がると、股間から大量の液体が流れ出た。潮を吹いたようには見えない。
「え、ちょ、これ、どうした!?」
混乱する剛。一方の真奈は、苦痛に顔を歪め言った。
「破水したみたい」
「え、それって」
「生まれるわ」
剛は氷ついた。
我が子の誕生は嬉しい。だが、予定日より早い出産、しかも病院でない場所で産気づいたことで、真奈と胎児の身が心配になる。しかも、それを引き起こしたのは自分の挿入だ。
「急いで病院いくぞ!」
「無理」
真奈はその場に座り込んだ。
「分かるの。もう、これは、間に合わない」
「そんな・・・・・・」
パニックに陥った剛は、どうすればいいか分からず動けない。
しかし真奈は冷静だった。看護師であるから、何より我が子を守ろうという母性が真奈を奮い立たせた。
「まず、携帯で救急車を呼んで。そして、消毒液とか除菌シートを持ってきて。あとハサミも。」
徐々に増していく痛みに耐え、剛にやるべきことを伝える。
「あ、ああ」
まだ混乱は完全に解けていなかったが、慌てず指示を出す真奈を見て剛も少しだけ冷静さを取り戻せた。
「大丈夫。私のひいおばあちゃんも、自宅で、一人で産んだって言っていたから」
「う、うん」
「貴方が頼りなの。しっかりしてね」
激痛に耐え、真奈は微笑んだ。
落ち着きを取り戻した剛は立ち上がり、浴室を後にした。
真奈は何とか立ち上がり、洗面器にお湯を汲み、脱衣所へ行きタオルを大量に取る。
(頑張って)
自身と我が子に言い、真奈は浴室に戻った。
10分後。
救急車よりもはやく、真奈の家に到着した車があった。悟と鈴の車だ。
病院に連絡した剛は、グループラインで友人たちのこの窮地を伝えた。たまたま買い物で外に出ていた鈴たちは、真奈の家に直行したのだ。
「大丈夫かな?」
「だといいが」
二人は急いで家に入り、浴室へ向かう。脱衣所のドアは開けっ放しになっていた。
そこからは微かに泣き声が、否、産声が聞こえる。
二人が脱衣所に入ると、そこに人は三人いた。
横たわる真奈、傍らに座る剛、そして剛の腕の中で泣く牛獣人の赤ん坊。
親子は皆が生まれたままの姿であり、揃って涙を流していた。
父母は安堵と感動、そして子は誕生を喜ぶ涙だった。
5分後、駆け付けた救急車によって真奈と子は病院に搬送された。
幸い、自然分娩は上手くいき、母子ともに健康だった。
それから数日後、里美も、凛子も、由美も、鈴も、立て続けに出産した。
真奈の出産が合図にでもなったかのように。
2か月後。
到来した梅雨により今日も雨雲が空に掛かり、朝から小雨が降り続いている。
体を濡らしつつ、回転したばかりのドラッグストアから大量の紙おむつと食品を抱えた剛と悟が飛び出してきた。
二人は会話せず一直線に車に飛び込み、家路につく。しかし、向かう先は自宅ではなく孝信の家だ。広い庭には、既に友人たちの車が停められている。
悟が乱暴に車を停めると、剛は紙おむつを抱えて降車した。食品を抱えた悟がそれに続く。
家に入ると、二人はキッチンに買ってきたものを置き、服を脱いで手をしっかりと洗い、うがいをして広間に駆ける。
広間の襖を開けると、広い和室が広がる。冷房が効いているはずのその部屋は、熱気に満ちていた。
熱気を放っているのは、全裸で濃厚に絡み合っている三人の熟女と二人の男だ。
仰向けになった孝信を、里美が騎乗位で搾り取っている。顔面には由美が腰を下ろし、膣を舐めることを強要していた。
その隣では、四つん這いの鈴を健彦が後ろから、幸一が前から犯していた。
「おかえり」
「ただいま」
挨拶もそこそこに、剛は孝信に跨っている由美に近づき、押し倒して正常位で挿入した。鈴は彼らの間を歩いていき、部屋の奥の襖を開けた。
そこには小さな和室があり、裸の熟女が二人、そして五人の子供たちがいた。
「お、買い出しありがとう」
感謝を述べる凛子は、二人の赤ん坊を抱えていた。熊の男の子と、獅子の女の子だ。二人は凛子の爆乳に顔を埋めて、一心不乱に乳を飲んでいる。
「早かったわね」
隣の真奈が笑いかけた。真奈もまた、二人の赤子に乳を与えている。パンダの男の子と、山羊の女の子だ。凛子より一回り大きな超乳を、二人の赤ん坊は放そうとしない。
「早くヤりたいからな」
悟は凛子と真奈が授乳中であることを確認すると、セックスは不可能と判断し戻ろうとした。すると。
「待って、この子たち、もういいみたい」
凛子が乳を与えていた二人は、いつの間にか寝入っている。凛子はそっと、大きなベッドの上に二人を寝かせた。先に寝息を立てている、牛の女の子の隣に。
「まだ余ってるな」
悟が凛子の乳首を見ると、母乳がしたたり落ちている。
「まぁね」
凛子は悟に抱き着き、熱烈なキスをお見舞いした。悟は凛子を抱き返してそれに応じる。二人は密着したまま、剛たちがセックスをしている部屋に戻った。
「貴方たちも、もういいみたいね」
真奈が母乳を上げていた二人の子も、満腹になり寝入ってしまった。真奈は二人をベッドに寝かせると、今度は牛の赤ちゃんが目を覚ましてぐずり始める。
「あらあら、起きたみたいね」
まだ母乳が有り余っている真奈が我が子を抱えると、鈴が部屋に入ってきた。
「今度は私があげるけん、真奈、セックスしてきていいよ。オッパイも、もう拭いたし」
「あら、ありがとう」
真奈は子供を鈴に託し、乱交部屋に戻った。
「はい、飲んでいいよ」
鈴は受け取った子に、パンパンに実った乳を向けた。大きくなった乳首を、牛の女の子が咥えると勢いよく母乳が出始めた。牛の女の子は、満足げにそれを飲み始める。鈴は自分の乳にすがる子供を、優しく見つめていた。
真奈の出産の後を追い、次々と出産した熟女たち。彼女らは我が子を産み、対面し、育てていくうえで強い母性本能に目覚めた。だが同時に、今まで以上に強い性的欲望も目覚めてしまった。妊娠によってセックスの回数も激しさも抑えていたため、無自覚のうちにフラストレーションが溜まっていたのだ。肉体が自由になり、夫への愛情も強まった今、愛欲が爆発しただでさえ強かった性欲が格段に跳ね上がったのだ。
そして、それは男たちも同じだ。妻の肉体をいたわり抑えていた性衝動は解放され、24時間常に妻と友人たちの肉体を求めるようになってしまった。
それ故に、5組の夫婦は頻繁に乱交をするようになった。育児は協力して行っており、授乳も分け隔てなく行っている。熟女たちは全員母乳の出が非常に良く、その爆乳はすぐに母乳で満たされてしまう。乳の大きさは母乳の出に関係ないが、彼女たちは比例しているかのようだ。
「しかし、違うもんやな」
当然ながら、性欲を満たすため自身の爆乳にむしゃぶりつく夫と、食欲を満たすため母乳を真剣に飲む子供の姿は、行為自体は同じでも全く異なるものだと鈴は思った。ただ吸われる身としては、夫も子供も等しく愛おし意と思った。
(まぁでも、子供に吸われてる時は、いやらしい気持ちにはならんな)
やがて、牛の女の子は満足げな表情で眠りについた。彼女をベッドに寝かせると、一気に性欲が高まってくる。早く誰かとセックスをしたくてたまらない。
母と雌の違いを実感しつつ、鈴は乱交部屋に戻る。
凛子と健彦が、真奈と悟が、里美と幸一がセックスをしている。そして剛と健彦が二人かかりで由美を犯していた。
鈴は剛を押し倒し、騎乗位でその巨根を膣で受け止める。
快楽に震え、鈴は腰を振り始めた。
子のための母乳を蓄えながらも、夫たちを満足させるために実った爆乳。母と雌の証である魅惑の塊を派手に揺らしながら、完熟した女たちは有り余る母性本能と愛欲に従い雄たちを求め激しく交わる。男たちもまた愛欲に則り、雌を欲し精を放つ。
この情欲の嵐は、いつまでも終わらなかった。