搾精工場での一コマ

  某国にある工場で獣人たちの搾精が行なわれていた。

  均等に並べられた磔台には獣人たちが手足を伸ばした体勢で固定され、ペニスにつけられた搾精機で精液を搾られ続けている。そして、乳首や前立腺などの性感帯にも機器を取り付けられ、射精を強制させられている。

  獣人たちの顔には黒いラバーのようなマスク覆われ、マスクにはその獣人の管理番号が白色の数字で印字されていた。マスクの内側にはディルドが取り付けられており、獣人たちはそれを咥えさせられている。時折マスクの口元に管が接続され、疑似口内射精のような形で栄養剤や媚薬が投与されている。

  獣人たちは終わることのない搾精にマスク越しに絶叫しながら、身を悶えさせている。獣人たちの熱気で搾精行っている部屋は蒸し暑く、全身からしっとりとかいた汗が獣人たちの磔台の下で水たまりを作っていた。

  この工場にとって獣人は番号で管理される精液を搾るための雄乳獣でしかなく、獣人たちがどれだけ泣き叫んでも、身体を痙攣させていようとも搾精機が止まることはない。

  そんな獣人たちを搾精部屋とは比べ物にならない、空調の効いた快適な部屋で2人の従業員がモニター越しに搾精部屋を監視していた。モニターにはそれぞれ獣人たちが射精する様子と管理番号、そして射精量が映し出されている。

  「19番の射精量が減少してるなー。」

  従業員の1人が管理番号19のモニターを指さした。モニターに映る19番は、身体をだらりと垂らし、うなだれている。性感帯に付けられた機器にされるがままに刺激され、時折身体を小さく震わせて少量の射精を繰り返している。

  「身体が刺激に慣れたのかも。搾精機の速度をとりあえず上げとくか。少しは射精量が増えるだろ。」

  「りょーかい、そんじゃさっそく。」

  従業員は19番の搾精機の設定を変更した。

  搾精部屋では雄乳獣たちの強烈な臭いと、雄乳獣がもがき拘束具がガタガタと鳴る音、そして搾精機によって精液が吸い取られる音だけが聞こえてくる。

  そんな部屋の中で、顔につけられたマスクに19と記された獣人も搾精機によって搾られ続けていた。

  もはや搾られ始めてどれだけの時間搾られているのか、一切の休みのない搾精でとっくに時間の感覚はなくなっている。搾られ始めた当初は快楽に抗ったり、身体を捩って抵抗していた。しかし、永遠と続く搾精に今はただ機器から与えられるもはや慣れ親しんでしまった単調な刺激に従って射精を繰り返していた。

  19番はこれ以上酷い状態にはならないだろうと思っていた。だがそんな考えはあっさりと覆されることになる。

  突如、19番のつけた搾精機の速度が見るからに高速化したのだ。19番は今までの単調な刺激とは一線を画す搾精に、マスク越し叫び声をあげた。19番の声はディルド付きマスクで外に漏れることはなかったが、マスクがなければ搾精部屋に19番の大絶叫が響き渡っていたことだろう。

  19番は自身のペニスに大量の精が急速に高まってくる感覚を最後に意識が射精の快楽で支配された。そして、身体を痙攣させて連続で射精し始めた。

  従業員の指先一つであっさりと今の地獄がさらに深い地獄に変わる。従業員は獣人たちを射精量でしか見ていない。どれだけ獣人たちが苦しもうが全く関心がないのだ。

  現に従業員の2人は先ほどの自分たちの操作でさらなる地獄を味わっている19番の様子には目もくれず、射精量が安定したことを確認すると次の話題に移っていた。

  「そういえば今日、新品入荷してなかった?」

  「ああ、今は開発室で仕込み中だな。」

  「そういえば少し前に開発室ができたんだっけ。どれどれ?」

  従業員の1人が開発室と言われる部屋が表示されたモニターを見るとそこには股を開く格好で骨組みのようなデバイスで拘束された獣人が映し出されている。

  獣人のペニスの根元にはリングが付嵌められ、尿道には射精防止のピンを詰められている。

  そしてアナルには小刻みに動いている電動ディルド、乳首には吸引機が付けられている。まだ管理番号の書かれたマスクを付けられていない獣人の顔は、苦し気に引きつらせ、モニター越しには分からないが何やら叫んでいる。

  「おーやってる、やってる。」

  従業員は面白いものでも見るかのように悶える獣人を眺めた。

  「これっていつからやってるの?」

  「だいたい三時間くらいだな。そろそろ搾っても問題ないだろう。」

  「じゃあ後はマスクを付けて配置するだけだな。」

  従業員が操作すると搾精部屋の獣人たちが身につけているマスクが取り出された。

  マスクの内側には巨大なペニスを模したディルドが付いており、一度マスクを付けられたら言葉を話すことはおろか口を閉じることもできなくなるであろうことは容易に想像できる。マスクをみた獣人は恐怖と絶望が入り混じった表情を浮かべた。

  マスクはゆっくりと獣人の顔に近づいていく。獣人はしばらくの間は首を激しく横に振ったり叫んだりと、できる限りでマスクを付けるのをやめさせようとしていた。

  マスクが目前まで迫ると獣人は歯を食いしばり、顔を必死に逸らして抵抗しだしたが、想定の範囲内だ。

  機器の出力を一瞬全て最大にし、獣人が我慢できず絶叫したタイミングにディルドを口にねじ込み、マスクを装着させた。

  マスクの額部分には54という管理番号が書かれていた。

  「もうマスクを付けるのも慣れたもんだね。管理番号は54番か。ここの雄乳獣も結構増えたな。」

  「最近他国からの補充が多いからな。」

  マスクを付けられたら54番は自動輸送機によって運ばれ、搾精部屋の空いている台に磔にされた。そして他の雄乳獣同様に搾精機などの機器が手早く取り付けられた。

  「54番の配置が完了したみたいだ。んじゃ、搾精開始っと。」

  従業員の軽い声とともに全ての機器が同時に動き出す、54番は搾精開始早々に身体をガクつかせながら大量射精を始めた。

  「搾り初めからかなり出てるね。」

  「搾精前に開発を導入したおかげで新品でもある程度量が搾れるからありがたい。」「この調子出しで続けてくれたらありがたいね。」

  その後も従業員2人は雑談を交えながら機器を操作し搾精をさらに激しいものに変えていった。そして獣人たちの搾精地獄は終わることなく続くのだった。