Ad
「ぐぅっ、がぁぁっ…!」
雄の苦悶の声が洞窟の中に響き渡る。雄の臭気に血と獣の臭いが混ざり合う淀んだ空気。
洞窟の中は僅かに発光する触手によってのみ照らし出され、全貌がまるで見えない。
ぐねぐねと不気味に蠢く触手は洞窟の壁や天井を覆い、苦悶の声の主を捕らえている。
「がぁぁっ、ぐぅぅっ…!」
苦悶の声を上げているのは…獅子の頭の雄。
かといって獣人の類とはまた違う。獅子の頭。顔には横一閃に走る傷痕。首から下は人のものだ。
頭よりも太い首。隆起した腕。はち切れんばかりに膨らみ、谷間すら作り上げる胸筋。くっきりと分かれ、それぞれに盛り上がっている腹。子供の胴体すら凌駕する太腿。両手で覆うことも難しいふくらはぎ。
身につけているのは赤い褌に革でできたブーツ。それと無骨な剣と盾。
並の人、いや、魔物達ですら畏怖と尊敬を抱いてしまう、雄臭さを濃縮した雄-レオ。
触手は楽しそう、と形容できる程リズミカルに蠢くとレオの両腕を、両脚を縛り上げ、全身に触手を絡み付かせる。
生暖かいそれは粘液に覆われており、レオの肉体を這いずり回るたびにぐちゅりぐちゅりと聞くに堪えない音を立てレオの全身をコーティングしていく。
「ぐぅぅっ、ぅぅぅぅっ!!」
もちろんレオとてそれを享受している訳ではない。全身に力を込め、血管を浮かび上がらせながら。必死に振りほどこうと試みている。
現にレオの足元には千切れた触手がいくつも転がり、周囲に血にも似た液体をぶちまけていた。
しかし、一つ千切れば二つ。二つ千切れば十。新しい触手が矢継ぎ早にレオの四肢を、肉体を縛り付けるのだ。
ぶぢんっ、ぶちんっ、と触手が千切れ。ぶちまけられた液体は洞窟の壁を汚し、どこか甘い香りを立てて…
淀んだ空気を更に汚していく。
「がぁ”ぁ“ぁ”っ!!」
レオの咆哮が洞窟の中に鳴り響く。反響し、レオ自身の耳をつんざく。
だが触手にはまるで効果はない。両腕に、両脚に、腹に、胸に、首に。触手はまとわりつき、ぐぢゅるぐぢゅると這いずり回り、レオの動きを阻害していく。
「ぐぅぅ“ぅ”ぅ“っ…!!」
やがてレオの咆哮は、再び苦悶の色へと染まっていく。全身に絡みついた触手がレオの全身を締め上げ始めたのだ。
ぎりっ、ぎりっ、ぎりっ、と定期的に鈍い音がレオの体内に響き渡る。骨が軋み、肉が裂ける。
「がはっ、がふぁ”ぁ“っ…!がはっ、がふっ!」
圧迫される苦痛に、レオは目を見開くと数度咳き込む。
剣と盾を握る力を奪われ、地面へと落ちていく。代わりにレオの体は宙へと持ち上げられた。
触手の群れはまるでハンモックのようにレオを覆い、レオの体を嬲り始める。
胸の膨らみを。ぽっちりと浮かび上がった乳首を。脇腹を。首筋を。うなじを。背筋を。尻を。褌越しに逸物を。ゆっくりと、時折素早く。
「んぁ”っ、がっ、やめっ、がはっ、んぶぅ”っ!?」
触手によって全身を弄られる。
その不気味さと不快感に声をあげようと試みたレオの口に。触手の群れが殺到した。
一本、二本、いや、数本一気にまとめて。
触手は一気に喉元まで侵入するとじゅぼっ、じゅぼんっ、とレオの喉奥と口腔内を行き来し始める。
「おぼぉっ、おぇっ、んぶぉっ!?」
咳き込む事もままならなくなる。レオは苦しさのあまり涙を瞳に滲ませた。
無理もない。喉が傍目に見ていてもわかるほどに激しく。凹凸を繰り返しているのだ。常人であれば気絶している事だろう。
しかしレオは意識を保ち…涙目になりながらも。顎に力を込めた。
肉の筋を噛むような弾力性。ほんの僅かな甘さの後に強烈な青臭さと獣の臭いが口の中いっぱいに広がる。もちろん不愉快だ。だがこのまま為すがまま、されるものかと。
レオの抵抗。食い込んだ牙から触手の体液が溢れ出す。
…レオの反撃もそこまでだった。
一瞬ひるんだようにレオの口から数本の触手が抜き取られていく。
だが。その抜き取られた本数以上の触手がレオの口へ殺到する。それは怒りに似ている。
「んぼぐぉ“ぉ”ぉ“っ!?!?!」
喉奥…の更に奥。気道も塞ぎ、胃の入り口近く。そこまで触手が押し込まれ、抽送をはじめたのだ。
じゅごんっ、じゅぼっ、じゅぶんっ!
「ッッ…!!」
呼吸がままならない。目の前が真っ暗になって、真っ白になって。意識が朦朧とし始める。
レオは全身をびくんっ、びくんっ、と痙攣させたかと思えば全身を弛緩させた。
いや、弛緩させざるを得なかった。そうしなければ生命維持が困難だった。
…喉の凹凸を数度繰り返し、レオが抵抗の意思を無くしたことを確認して、だろう。
触手はやがて動きを止めるとレオの口から抜き取られていく。
「う“…ぉぇ”ぇ”ぇ“っ!おぼろ”ぉ”ぉ“っ!がふっ、げほっ、おぼぉぉ“ぇ”ぇ“ぇ”っ!」
喉奥を弄られた事によって訪れた嘔気にレオは堪えきれず胃の中身を全てぶちまけた。
気道を確保するよう、触手はレオの吐瀉物を掻き出す。そしてその代わりと言わんばかりに。
触手の先端がぐぱりと開く。どろりどろりと。密度の高い液体がレオの口へ落とされていく。
「あぶっ、ぶぉっ、あぶぁ“っ…!」
嫌な予感がする。あれを飲んではいけない。口を閉ざそうとするレオだったが…
触手がそれを拒んだ。レオの首を支え、口角を引っ張り上げる。
どろりどろりと滴り落ちる液体がレオの舌に触れた。そのまま口の中を一杯に満たして。
「ぶぉっ、あぶっ、ぶっ、ぶぼぉっ…」
レオの目が淀む。頰が、瞳が、桃色に染まり始めた。
途方も無い甘さだ。今まで生きていた中で一度たりとも味わったことの無い甘さだ。
熟成された酒とも違う。瑞々しい果物とも違う。新鮮な肉とも違う。
嫌悪も拒絶も、何もかもを急激に蕩かす甘さだ。
思考をする事すら困難になる。拒絶と恐怖と嫌悪から流していた涙がやがて枯れ、レオの目尻が下がり始めた。
ぴちゃりぴちゃりと、まるで子猫のように。舌を動かし、滴る甘露を舐めとる。
「ふぶぉ、ふぼぉ…あぶっ、んぶっ…」
夢中で舐めとり、飲み干し、胃に収める。その度レオの表情は甘く蕩けていく。
そしてその変化は始まる。レオの胸。その先端に聳え立つ乳首。
触手が数度、先端の孔で咥え込み吸い上げると、ただそれだけで。あっという間に、元の大きさの倍以上の大きさへ肥大化していく。
取り払われた褌。その下から露出するのはレオの凶悪な逸物。その大きさも太さも硬さも、常人のものでは無い。
レオが旨そうに触手の液体を飲み干すたび、びくんっ、びくんっ、と逸物が跳ねる。
先走りを撒き散らしながら。竿にグロテスクに血管が浮かび上がり。膨らんでいく。
液体を飲み干すと全身に力が漲るのをレオは感じている。
その力が歪で、倫理からズレているものだとも感じている。このままでは、本当に戻れなくなる。
だが、もう、今のレオにはどうすることも出来ない。
この甘さを、力を。全身にじんわりと浮かぶ、紛れも無い幸福感を知ってしまえば、体は言うことを聞かない。
レオの太腿を掴み、拡げる。その間もレオの口へ、胸へ、逸物へ。触手の液体は注ぎ込まれ、まぶされていく。
じんじんと心地よい熱が走り、レオは時折上ずった声を上げるようになった。
「んぶっ、あひっ、おっ、ぉ“っ…❤︎」
拡げられた太腿。そして尻に触手がまとわりつく。隠された谷間。
雄を受け入れた事がないはずの雄穴は…既に準備が整っている。外気に晒されると腸液を勢いよく噴き出し、時折大きく拡がる。
まるで埋めるものを求めるように、切なく、激しく。
レオの。…獲物の準備が整った。
一本。他の触手とも形状が異なる別の触手がレオの首筋に近付いた。
それは先端が鋭く尖っており…注射針を思わせる。そしてその形状は、その触手の役割を示している。
レオの首筋を往復すると、一番太い血管を探し出して。
…ずぶっ、ずぶぶっ。
「んひぃっ…❤︎ひっ、ひっ、ひっ…❤︎ぁ”っ、ぁ“っ、ぁ”ぁ“ぁ”っ❤︎ぉ“ぉ”ぉ“ぉ”っ❤︎」
触手の針が首筋に埋まるのと。
どぶっ、どぼぼぶびゅるるぅっ❤︎❤︎ごぶびゅるるぅぅっ❤︎
レオが絶頂に達し、大量の白濁液を迸らせたのは、ほぼ同時だった。
逸物が暴れ回り、濃密な精液がレオを、触手を、淫猥に汚す。
胃の中に落ちていった甘い液体。それよりも更に濃い粘液がレオの中に注入されていって。
レオの目が上を向く。粘液の隙間から漏れ出る声は恍惚に満ち、全身が激しく痙攣する。
触手はレオの中に粘液を注入しながら、レオの乳首と逸物を根元まで咥え込んだ。
じゅぶんっ、じゅぼぼっ、じゅぶるぅっ❤︎
「ぉ“ぉ”ぉ“ほぉ”ぉ“っ❤︎いぐっ、イぐっ、いぐいぐぎぃぃ”ぃ“っ❤︎❤︎」
激しく絞り上げられ、レオは明らかな嬌声を上げた。
逸物を包み込む触手はほんのり暖かく、繊毛が竿部分を心地良く撫で回す。根元をしっかりと包み押さえ込み、性感をより敏感に変えて。
行き過ぎた快楽。だがそれが苦痛に変わることもない。訪れ続ける絶頂。
獲物が淫靡な。まるで雌犬のような声を上げ始めると。触手はレオの雄穴に数本。
触手を突き入れる。
「ひぎぃ“ぃ”ぃ“ぃ”❤︎❤︎ぉ”ぉ“っ、ぉ”っ、ぉ“ぉ”っぉ“ぉ”っ❤︎」
弓のように背筋をしならせ、レオは涙を流しながら絶叫を上げた。
雄穴は驚くほどスムーズに触手を二本、三本と受け入れ、貪欲に収縮を繰り返す。
腸壁の襞一つ一つが触手を撫で上げ、吸い上げ、扱き上げる。
腹にぼっこりと。触手の形が浮かび上がった。レオはそれを淀んだ瞳で見つめながら、笑った。
「うへっ、ふへへぇっ、はらっ、ふへっ、ぐへぇっ❤︎」
獲物が逃げる様子を見せない。それどころかむしろ求めている。そう判断したのか触手はレオの四肢を解放した。
解放された両手足。
逸物と乳首を咥えている触手さえ振り払えばいつでも逃げられる。触手でできたハンモックの上。
…レオは両手で。顔に近付いていた触手を掴んだ。孔の空いた先端を。自分の口元へ向けさせ。
ぐちゅぐちゅと扱き始める。
「うへっ、うへぇ❤︎もっと、もっどぉ❤︎みつ、もっろぉ❤︎」
呂律の回らない口調で。レオは懇願しながら触手を扱き、触手の先端を舐る。
レオの望む通り。触手はレオの手の動きに合わせ、びゅるびゅると粘液を浴びせかけた。
「ぐへっ、ぐへへぇ❤︎んぶっ、あぶぅっ❤︎んまっ、あまぁ❤︎」
ずぶっ、じゅぶっ、じゅぼっ、ぐぼっ❤︎
「ぉ”っ、ぉ“っぉ“っ❤︎ぉ”ぉ“っ❤︎はらっ、おほぉ”ぉ“っ❤︎」
触手による、雄穴への蹂躙が始まった。
抽送を繰り返し、繰り返し。結合部が泡立ち、大量の腸液と粘液が地面へぼとりと音を立てながら落ちていく。
レオの腹がぼごんっ、ぼごんっ、と歪に凹凸を繰り返す。
あっという間に濡れ切った触手はよりスムーズにレオの中をかき混ぜる。
ごつんっ、どぢゅんっ、と前立腺や腸壁を押し上げ、へし退け、捲り上げる。
レオのあげる声は、抽送をする度に快楽の色に壊れていく。
断続的にレオの逸物から噴き出す精液が触手の中を通り抜けていくのが、レオからも見える。
触手は喜び、褒美とばかりにレオの中をかき混ぜる強さ、速さをあげ、レオの口へ次々と粘液を注ぎ込んだ。
「んぼっ、んぼぉっ❤︎ぉ”っ、ぉ“ぉ”っ❤︎ケツっ、いっ、いいひぃ“ぃ”っ❤︎ぉ“っ、あ”っ、むねっ、なんかぎでっ、ぎでるぅ“ぅ”っ❤︎」
レオの腹の奥深くにまで挿入された触手がごりゅっ、ごりゅりゅっ、と前立腺をピンポイントにえぐり上げ。
レオの胸がパンパンに張り詰め、そして。
びゅっ、びゅうっ❤︎びゅうぅぅっ❤︎びゅるびゅるぅっ❤︎
「ぉ“ぉ”っ❤︎ぉ“っほぉ”ぉ“ぉ”っ❤︎」
張り詰めた乳首が爆ぜる。
少々薄い液体。それは間違いなく、乳。雄としては出てはいけない液体。
だが間違いなく。レオの乳首から噴き出しているのは乳だ。
その量と濃さはまだ大したものではない。だが噴出する程に密度を増していく。
ぐぼっ、ぐぼぶっ、ぐぼっ、ごぼんっ、どぢゅっ❤︎
「ぉぉ“っ❤︎チンポっ、ケツもっ、むねっ、ぉ”っ❤︎いぐっ、ぜんぶっ、いっでぇ“ぇっ❤︎ぉ“っほぉ”ぉ“ぉ”っ❤︎」
レオの雄穴が絶頂に達する度に締め付けを強くする。埋めるだけでは足りない。
欲しい。口に注ぎ込まれている粘液が欲しい。そう求めるよう。
締め付け、蠢き、扱きあげる。腸壁が触手に絡みつき、収縮を繰り返す。
種床の準備は整った。
触手は一気に。レオの雄穴から触手を抜き取ると…
じゅぼぼっ、ぶごっ、ぼごんっ、ぼごぉっ❤︎
「んっひぎぃ“ぃ”ぃ“っ❤︎いぐっ、いっ…〜〜ッ❤︎❤︎」
どぶびゅぅぅっ❤︎ごびゅぅっ、ぼびゅっ、どぶんっ、どぼぼびゅぅぅっ❤︎
レオの中に、新鮮な粘液を。レオの口へ注ぎ込んでいる粘液とはまた種類の異なる粘液を。
種を。注ぎ込んでいく。
レオはもはや言葉も出せず。白目を剥きながら口をあんぐりと開き。全身を小刻みに痙攣させ、腰をびくっ、びくんっ、と跳ねさせる。
レオのくっきりと割れていた腹は…無残にも膨れ上がって。
「ぁ”ぁ“っ…はらっ…はらっ、んっ、ぉ”っ❤︎んぶぁぁっ❤︎」
レオはそれをうっとりと撫で回しながら…
口に注ぎこまれる粘液の甘さに溺れていく。
「ふへぇっ、ふへぇっ❤︎みつ、もっどぉ❤︎」
目の前に差し出された触手を迷う事なく咥え込み、音を立てながら吸い上げる。
ひと回りもふた回りも膨らんだ胸。どす黒く、大きく膨らみ上がった乳首には、搾乳をする為の触手が繋がり。
顔の近くにまで膨らみ上がった逸物に触手が絡みつき、時々扱けば大量の、濃い精液が溢れ出す。
歪に膨らみ上がった腹は不規則に、不気味に動き回り。
閉じることを忘れた雄穴から姿を見せるのは、卵。
「ぉ“っ、ぉ”っ❤︎うまれっ、うまれるっふぅ“っ❤︎」
みぢみぢと肉の音。レオの嬌声と共に、洞窟の中に落とされる。
レオの体に纏わりつく、小さな触手の群れ。散らばる卵の殻。
レオはそれらを愛おしそうに撫で回しながら。腰をがくがくと震わせる。
まだ腹の中に残っている卵。それらを産み出し終えれば…
「うへっ、うへへぇぇ”っ❤︎ケツっ、たねっ、いっぱいっ、はらむっ、はらむっ❤︎ぉ“ぉ”おぉ“っ❤︎」
誇り高き獅子王の戦いは、終わりを告げ。
苗床としての日々が、始まりを告げる。
Ad