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龍人×雄ふたなり(イチャラブ)

  「う…うぅ…」

  酷い吐き気と頭痛の中、男は失っていた意識を取り戻した。

  自分が何者で、何をしていたのか、そんなことを思い出すことすら億劫に感じるほどの倦怠感。

  腕を動かそうと試みるが、縛り付けられているのかぎし、ぎし、と紐か何かが軋むような音が響くばかり。

  それならばと足を動かそうとしてみるが足も固定されているようだ。足首に鈍い痛みが走り、動きを遮られる。

  なんだ、どうなっている。

  男は重たく感じる瞼を何とか開いた。…最初に飛び込んできた真っ白な光に男は目を眩ませる。

  直ぐ瞼を閉じ。もう一度。今度はゆっくりと、ゆっくりと広げていく。

  真っ白な部屋。酷く殺風景で無機質な白い部屋。行き過ぎた清潔感は男に強い違和感を抱かせるには充分である。

  「つっ…」

  周辺を見渡そうとすると、ずきん、と刺すような痛みが頭を通り抜けていく。

  それと同時に記憶が呼び起こされていった。

  そうだ、街の見回りを行っていた所だったはずだ。

  そしてうずくまる人影を見つけ、声をかけようとしたところ…激しい痛みの直後に、意識を断絶された。

  『ようやくお目覚めかね、気分はどうかな?』

  何とか自分がここにいる経緯を掴みかけた時、部屋の中に喜色を隠そうともしない声が響き渡る。

  声の方へ顔を向けるが、そこに人はいない。何かしらの機械から音が響いている。少なくとも、男が見たことのない機械だ。

  『まぁ君の気分なんて私には興味が無いのだけれどもね。』

  「何がッ…目的だ…?!」

  『実験だよ。君の肉体を軽く改造させてもらった。それの実験さ。』

  「改…造ッ…?」

  『あぁ。といっても簡単な改造さ。…君の肉体に、女性器を付けさせてもらった。』

  言葉の意味が、掴み切れない。何を言っている?

  女性器を付けた?何のために?なぜ?そんな事が可能なのか?

  そんな男の数多の疑問に答えるよう。機械越しにくつくつと喉の奥を鳴らすような笑い声と。何かを押すような音が聞こえる。

  『実際に見た方が、感じた方が早いだろう。それ。』

  男の寝かされている場所―分娩台と言えば正しいだろうか―の横から。男根のような形をした機械が数個。にょろにょろと伸び、男を囲む。

  「なっ…!?」

  脂肪と筋肉に覆われむっちりとした腹に男根が近付き、ぬちゃりぬちゃりと粘液を塗り付け。

  そのまま膨らんだ胸の谷間に男根が入り込む。

  粘液からは酷く甘いような香りが漂い、触れた場所が熱さと痒みを男にもたらした。

  「がっ、あぐっ…!?」

  男根の一つが胸を嬲り、もう一つの男根が顔に近付けば、びゅるっ、びゅるっ、と粘液を男の顔に吹きかける。

  口に入った粘液はやはりひどく甘い。…飲み込むのは危険だと理性が訴えても、肉体はその訴えを拒み、ごくごくと喉を鳴らして粘液を飲み干してしまう。

  そして男根の一つが彼の肉棒を、兜合わせをするように撫でまわし。そのまま肛門の方へ向かっていく。

  そこで男は気が付いた。ようやく。自分の肉体の変化。

  機械の声が伝えた、意味の分からない言葉の意味。

  「はぁっ…はぁっ…ぁ”ぁ”っ…!?」

  『ようやく理解できたかね。君に女性器を付けた。…君にはこれから、雄でも孕めるか。その実験を行ってもらうヨ。』

  睾丸の下。肛門の間。ちょうど蟻の門渡りに当たる場所。感じたことのない、感じるはずのない感触。

  男根の先端がぬるり、と触れると。

  「ぁ”っ!?」

  びぐんっ、と男は全身を痙攣させ、全身を駆け抜ける感覚―快楽を表した。

  ぬちぬちと男根の先端が女性器、陰唇の部分を陰湿に攻め立てる。その度に、肉棒を扱くのとはまた異なる、性的な快楽が男に襲い掛かる。

  透明な液体が溢れ出し、無機質な部屋を淫靡な臭いで満たし、分娩台を濡らす。

  「いっ、いやっ…だっ…なっ、なんでっ…!?」

  『屈強な雄から産まれるのは、屈強な雄だろう?でも屈強な雄の種付けに耐えられる雌なんて早々居ないからネぇ。それに雌じゃあ戦場に行くことだって難しいというか無理だ。…だったら、屈強で頑強で、戦いに慣れている雄が孕めれば効率がいいだろう?戦場の雄の性処理も出来る。屈強な雄も孕める。正に一石二鳥という訳だ。』

  背筋に悪寒が走る。それは狂気に恐怖する、本能。

  この言葉がこの行為を狂気とも思っていない。狂っているとも思っていない。むしろ正しく、これ以上の理想は無いといわんばかりの言葉に。

  男は戦慄する。

  「やめっ…!そんっ…ぁ”ぁ”っ!?」

  『安心したまえ!孕む悦びと快楽は一度味わえば病みつき、むしろそれなしじゃあ生きられなくなるほどの物サ!という訳で、さっそく始めようか!今回はとびきりの相手!』

  狂気の声が響き渡り、無機質な部屋。その壁の一部が開いていく。

  開いた壁。そこから中に入るのは。

  「りっ…龍ッ…!?」

  『そう!龍の細胞を使って造り上げた、龍人さ!ドラゴニュート、とでもいえばいいかネ!丁度病気か何かで死にかけの雄が居たから有効活用させてもらったヨ!貧弱な肉体でも私の手にかかればこの通り!病気も完治して良かった良かっタ!』

  グゥゥゥゥゥゥッ…!!!

  唾液を垂らし、頭を片手で抱え呻き声を上げながらずしんっ、ずしんっ、と重たい足音を立てる、人の形をした、龍。

  膨らみあがった胸。くっきりと割れ、陰影を感じさせる腹。丸太のような腕。太腿。並大抵の雄ではたどり着けない肉体。

  真っ赤に血走った目。狂気と鋭さを宿した瞳が男を射貫く。

  『あぁ、代わりにだけどね、それに理性はほとんど残ってないヨ!優秀な肉体は欲しいけど理性なんて必要ないからネ!種馬になってくれればそれでいいのサ!』

  ガゥゥゥゥゥ!!!

  獣の唸り声。発情した雄の声。…雌を目の前にした、雄の悦びの声。

  「いやっ、だっ、まっ、やめっ…!!!」

  ガァァァァァ!!!!

  男の悲痛な声と同時に。龍はその全身からは想像もつかない俊敏さで男に近付き、分娩台周囲に付きまとっていた男根の形をした機械を屠った。

  軽く腕を払っただけで、機械は粉々に砕け散る。

  ガゥゥゥゥゥ!!!

  「ひっ…!」

  恐怖に男は息をのんだ。恐怖からがくがくと全身が震える。だというのに股間の女性器は疼きを強くし、収縮を繰り返しながら潮を何度も噴き出し…龍のスリットに降りかかった。

  男の目の前に立つと。龍はスリットに指を入れる。にぃ、と壮絶な笑みを浮かべると…

  ずろっ、ずろぉっ…

  鈍い音の後に。スリットからゆっくりと。逸物が顔をのぞかせる。

  血管がぐるぐると絡みついたグロテスクな肉棒が上下に二本。その大きさは子供の腕すら及ばないほど大きく。

  ずろ、ずろ、ずろろ…

  「むっ…むりっ…そんっ…はいるっ…訳ッ…ぁ”っ…!」

  男の目の前に、亀頭が近付く。先走りが幾度も溢れ出し、男の全身をぐちょぐちょに汚していくと…

  恐怖に塗りつぶされた脳は、恐怖から逃避するために。

  「ひっ…ひひっ…ひひぃっ…♥」

  嗤った。目の前の現実に。自らの肉棒の一回りも二回りも、いやそれ以上に巨大な肉棒に体を擦り付け、嗤った。

  熱い肉の塊は、男が体を沿わせるたびにびくんっ、びくんっ、と大きく跳ねまわり、更に硬くなる。

  全身を弛緩させ、男は反抗することも、恐怖で怯える事もやめた。

  ただ熱く硬い肉が、自らを貫く事。それによって得られるであろう快楽を限界まで膨らませる。

  龍は男の腕と足首を縛る紐を事も無げに千切り、男を持ち上げた。

  がっちりとした肉体すら霞む、龍の肉体に挟まれ。ひょい、と陰唇と雄穴に肉棒を宛がわれ。

  グゥゥゥゥゥゥッ!グルルルゥゥゥッ!!

  尻尾をびたん、びたん、と数度床にたたきつけ悦びを表し。そして。

  ずっ…

  ごぉんっ!!

  「ぉ”っ…?ぁ”っ…ぉ”ぉ”ぉ”っ♥」

  情けも容赦も躊躇いもなく。龍の肉棒が二本。それぞれ陰唇と雄穴に挿入された。

  挿入、というよりも、もはや撃ちぬく、と表現した方が正しいだろう。

  あまりの衝撃に、男の腹がぼごんっ、と肉棒の形を一瞬、はっきりと浮かび上がらせた。

  入るわけが無いと思っていた肉棒を受け入れ。膣壁を、子宮を押し潰さんばかりに押し上げる肉棒の感触は。

  雄穴を、腸壁を食い破らんばかりに蠢き暴れまわる肉棒の感触は。

  「ぉ”っ…ぉ”ぉ”っ…♥」

  凄まじい激痛。それこそ槍で腹を貫かれた時のような激痛。

  だがそこから出てくるのは、多量の脳内麻薬。びくんっ、びくんっ、と細かく激しく痙攣し、男は顔を崩した。

  激痛が脳内麻薬で打ち消され…激痛の代わりに、天にも昇るような、地獄へ堕ちるような。

  「ぎもっ…ぢっ…い”っ…♥」

  グォォォォォッ!!!

  男の言葉をかき消すように吼えると、龍は男の体をがっしりと掴み、抱え込むと腰を振り始めた。

  潮と先走りと腸液に濡れた肉棒が引き抜かれていく。腸壁が、膣壁が絡みつき、内臓を引きずり出されるような感覚。

  排泄によく似ている快楽だが、桁が違う。行き過ぎた多幸感、幸福感、恍惚、快楽。

  どんな言葉でもこの快楽を表現しきる事は叶わないかもしれない。

  「ぉ”っ、ぉ”っ、ぉ”ぉ”ぁ”っ♥ぁ”っ、ぁ”ぁ”ぁ”んッ♥」

  再び肉棒を挿入されると乾いた快楽が男の脳を侵食していく。表情は崩れきり、人としての尊厳を保っておらず。

  雄穴や膣を締め付けると、龍の肉棒が幾度も跳ね、男の中をかき混ぜていく。

  ずばんっ、ずばんっ、と肉を叩きつけ、抉り、押し潰す。

  「ひん”っ♥♥ぁ”っ、はぁ”ぁ”んっ♥」

  グゥゥゥゥッ!!!

  唸り声と嬌声が混ざり。ぐぢゅぶぢゅと汚らしく、だが卑猥で淫靡な水音が二人を支配する。

  龍は口を開くと男の肩口に何度も噛みつき始める。牙の痕がいくつも刻み込まれ。

  俺の物だと。示すように。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、んぁ”ぁ”ッ♥ぁ”っ、ぁ”ぁ”♥♥」

  前立腺を抉られる。膣壁を捲り上げられ。子宮を押し潰される肉体的な快楽。

  そして支配されるという、雌としての精神的な快楽。

  雌ではない自分が味わう事の出来るはずのない快楽。

  「ひっ、ひぎぃいぃっ♥♥ぉ”っ、ぁ”っ、やっ、いっ、ひぎぃっ♥♥」

  残っていたわずかな理性がそれを拒もうと肉棒から逃れようと試みても。

  龍は男を上回る圧倒的な力で抑え込み、腰を振る。

  ずがんっ、ずがんっ、ばぢゅんっ、どぼぉっ♥♥

  「んひぃ♥♥ぎっ、がっ、ぁ”っ、ひっ、ひぐっ、ひぐひぐっ、ぎひぎぃぃぃぃっ♥♥」

  龍の中で、背筋を仰け反らせると男はびぐんっ、とひときわ大きく跳ね、舌をはみ出させると瞳の光を虚ろなものに変える。そして。

  「ぁ”ぁ”っ、はぁ”っ♥♥ぁ”っ、ぁ”んっ♥♥ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ♥♥ぎっ、イグッ、いっ、ぎっ、イっでっ…んぎぃぃぃがぁぁぁぁっ♥♥」

  絶頂に達した。これが絶頂なのだと確信している。

  痛みに対する、脳内麻薬。それを遥かに上回る快楽と幸福。全てがどうでも良くなり、理性も何もかも溶けていく。

  目の前の雄にすがりつき、抱き着き、足を絡める。

  しかし龍は未だに達していない。男の中で肉棒を更に膨らませ、男の中を我武者羅にかき混ぜ、犯し、蹂躙する。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”はぁっ♥♥んんふぅっ♥♥あぶっ♥♥もっ、もっとっ、もっどぉっ♥♥んんぁ”ぁ”はぁ”ぁ”っ♥♥」

  その声に導かれるよう龍は腰の動きをより一層強く激しい物へと変えた。

  男もまた、絶頂の波を漂いながらがっちりと膣壁へ、腸壁へ噛み合うように腰を動かし始める。

  ずごんっ、ずごんっ、と肉の音が体内で響き渡り。

  グルルルルゥッ!!!

  「ぁ”っ、ぁ”っ♥♥イグッ、イっ、い”っ♥♥」

  歯を食いしばる。龍の絶頂が近付いているのが分かった。膣壁に触れる肉棒がさらに大きく暴れ始め。

  男は腰を深く押し付けると出来うる限り肉棒を雄穴と膣で締め付けた。

  血管の一つ一つに襞が絡まり、吸い上げ、扱き上げる。

  ガァァァァァッ!!!

  龍の限界が、訪れる。吼え、全身を硬直させ。背筋をわずかに仰け反らせ天を仰ぐと。

  ぼこり、と肉棒の根元が膨れ上がった。それは二本同時だった。

  「ぁ”っ…ぁ”っ…」

  ぼごっ、ぼごっ、と膨れあがった根元がせり上がっていく。熱が昇っていく。

  ぐば、と鈴口が拡がり。そして。

  ぼっ…ぼびゅぅっ…びゅぐうぅぅっ♥♥

  「ぁ”っ…ぁ”ぁ”ぁ”はぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥ぎっ、ぎらぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥いっ、いぐっ、いぐっ、いぎぃぃっ♥♥」

  ぼびゅううっ、びゅぐっ、びゅるるぅっ♥♥ごぶっ、ぼごぉっ♥♥びゅうっ、びゅううっ、ぼびゅぅぅっ♥♥

  目がぐるり、と上に向き。男は龍に強く強く抱き着いた。

  龍が注ぎ込む欲望。その濃さはさながらクリームか、ゼリーか。

  勢いが落ちる事は無く、どんどんと奥へ奥へと注ぎ込まれていく。精子の一つ一つの動きが分かるような。

  襞に触れ、蠢き、注ぎ込まれていけば更に奥へと自ら進んでいくように。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ♥♥ぁ”んっ♥ぁ”っ♥ぁ”っ♥」

  男の腹をあっという間に満たし、膨らませ、それでもなお足りないと注ぎ込む。

  行き場を失った精液は男と龍の僅かな隙間から零れだし。

  グゥゥゥゥッ…!!

  龍は射精を続けながらも、腰をゆるゆると動かし。男の腹に注ぎ込んだ精液を更に濃密なものへ変えていく。

  「ぉ”っ、ぉ”っぉ”ぉ”っ♥♥いっ、今ッ、うごいだっ…りゃぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥」

  膣を満たしきり。子宮へ突き進む精液は、やがて。

  「ぁ”っ♥♥ぁ”っ…?」

  卵管を通り抜け。

  「ぁっ…ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”んっ♥♥♥♥ぎっ…♥♥」

  グルルルゥゥッ…!

  男の声に。龍は気が付いた。そうこれはおそらく。

  「はらっ…はりゃ…はりゃんにゃっ…♥♥ぉ”ぉ”っ…♥♥おっ…おっ…れっ…はりゃっ…♥」

  悦びか屈辱か幸福か。この感情がなんなのか。理解する前に。

  男は意識を途絶えさせた。

  [newpage]

  真っ白な部屋。無機質な部屋のそこいら中に白濁液が飛び散る。

  その真ん中に出来上がるのは白濁液の水溜り。その中心に立つのは。

  グゥゥゥッ、グルルゥッ…

  恐ろしい風貌の龍人。目は血走り、ギラギラと瞳を光らせる。その肉体はおおよそ普通の人からはかけ離れた、力に満ち溢れたもの。

  血管が浮かび上がり、くっきりとそれぞれの筋肉の陰影を浮かび上がらせ…見るものを畏怖させるだろう。

  そしてそんな龍が抱えているのは。

  「あ”ぁ”っ…ひんっ…ん”っ…♥」

  蕩けた表情で。心地よさそうな表情で。龍の体に抱き着く男。むっちりとした脂肪と筋肉。龍ほどではないが充分以上の体格をしており…

  しかしその腹は歪に膨らみ、時折不気味に凹凸を繰り返す。

  膨らんだ胸。その先端に存在する、大きな乳首は時折びゅるりっ、と白い液体を噴き出し、二人の体を甘く濡らしていく。

  互いに唇を貪りあい、舌を交わす。龍は慣れたような手付きで男の胸をまさぐり、男の雄穴に片方の肉棒を挿入する。

  「んぶぅっ、はぶっ…♥♥あぶっ…♥♥」

  硬くいきり立った肉棒が雄穴に挿入されると、男はびくっ、びくっ、と全身を震わせると自らの肉棒から薄くなった精液を迸らせた。

  挿入される、ただそれだけの行為で今の男は絶頂に達することが出来る。全身に駆け巡る快楽は、表情を崩し、涙を流させるには充分だった。

  龍は男の肉体を肉棒だけで支えながら。もう片方の肉棒と男の肉棒をがっしりと掴み、精液を潤滑油代わりに扱き始める。

  同時に腰を動かし、男に雄と雌、両方の快楽を与え始めた。

  「あ”っ、ぁ”ぁ”っ、ぁ”んっ、はぁ”っ♥」

  ごつごつと前立腺を抉り上げ、腸壁を穿つ。歪に膨らんだ腹がどくどくと激しく脈動し、陰唇からは潮が噴き出し、白濁液の水溜りの嵩を増させる。

  龍は激しく、だが乱雑ではない動きで男の性感帯を穿ち、肉棒を扱く。

  ぞくぞくと背筋が自然と震え、熱い息が漏れ出た。互いを真っ直ぐに見つめあい、再び唇を貪る。

  粘膜が触れあう感触に酔いしれる。断続的に嬌声が漏れ、熱い息が漏れ。

  グルルルゥッ。

  「ぁ”んっ、はぁ”っ…ぎもっ…ぢっ…いっ…♥」

  互いにしか分からぬ会話を交わし。

  ずどっ、ずごんっ、と肉同士がぶつかり合う音。ぐちゅぐちゅと粘液が擦れ、泡立つ音。

  龍が嬉しそうに頬を緩ませ、腰を突き上げる度、男は絶頂に達し、肉棒からびゅるびゅると大量の精液を溢れさせる。

  絶頂に達するたび、雄穴がきつく締まり、龍の肉棒を適度な抵抗感で心地よく扱くいて…

  グゥゥッ!

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”はぁ”ぁ”っ…♥♥ぁ”っ、ぁぁ”んっ♥いっ、ぎっ…ぎでっ…るぅっ…♥」

  ぼびゅううっ、ぼびゅっ、ごびゅぅっ♥♥ぼびゅっ、ぼびゅるるぅぅっ♥♥

  欲望が、子種が注ぎ込まれる快楽。その波に揺蕩い、男はゆっくりと、緩やかな喘ぎ声を上げた。

  それはさながら、愛おしいパートナーにに抱かれるがごとき緩やかさで。

  龍もまた、大事に。愛おしそうに。男の頭を抱きかかえ、精を注ぎ込む。

  そのままゆっくりと座り込み…龍は男の腹を撫でた。

  「ん”っ…ん”ん”っ…ぁ”っ…うごいっ…たぁ…♥」

  ぐるっ、ぐるぅ。

  抱き合い、啄むような口づけを交わしていると。

  「ぁ”っ…ぁ”ぁ”っ…!?」

  男は眉をしかめると龍から唇を離し、苦しそうな声を上げる。

  陰唇から大量の液体が溢れ出し…そして。腹に手や足の形が、くっきりと浮かび上がれば。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”ぁ”ぎぃっ!?」

  グルルゥッ、ぐるっ、グルゥッ?!

  男の苦しそうな、悲痛な声に龍は喉の奥を鳴らし、男の頭や体を大きな手で撫でた。

  その顔に浮かぶのは、焦燥。活発に蠢く腹に浮かんだ手足がゆっくりとずれていく。

  「ぐっ、ぎぃっ!?がっ、ぁ”っ…!?ぁ”ぁ”っ…!」

  耐えがたい苦痛の後。男は足をびんっ、と突っ張らせた。目を見開き、涙を零し。

  しかし苦痛に悶絶する表情が、やがてゆっくりと緩み始めた。それはおそらく。悦び。

  「ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ♥♥ぁ”ん”っ♥ぁ”ぁ”っ♥うまっ、産ま…れるぅっ…♥♥こどもっ…産んじ…ゃうッ♥」

  ぐるっ、ぐるっ、ぐるぅっ!

  切羽詰まった男の声に。龍は驚きに目を見開き。男をゆっくりと寝かせると、下腹部を撫でまわした。

  男の陰唇から粘液が迸り、やがて。

  角が付いた頭が陰唇から姿を現す。

  「ぁ”っっ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥ぎっ、あがぁ”ぁ”ぁ”っ♥」

  背筋を仰け反らせ、男は吼える。だがそこに苦痛や苦悶は無い。喜びと、快楽と、幸福。

  それを示すかのように、男の肉棒はいきり立ち、触れられてもいないのに精液を迸らせる。

  雄穴も活発に蠢き、先程中に大量の射精された精液を滝のように流した。

  ずろっ、ずろろぉっ!

  頭まで出た赤子は、勢いよく。音を立てながら、外の世界へ飛び出していく。

  「ぎぃ”ぉ”ぉ”ぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥」

  びぐんっ、びぐんっ、とひときわ大きく全身を跳ねさせると男は白眼を剥き、歯を食いしばった。

  最後。残った足が飛び出し。

  グルルルゥッ!

  龍の嬉しそうな声が響いた。そして、赤子の鳴き声も、同時に響いて。

  「はぁ”っ…はぁ”っ…ぁ”んっ…♥」

  絶頂の余韻と疲れに息を何度も荒くつきながら、男はへこんだ腹を撫でる。

  龍は赤子を持ち、その姿を男に見せてやる。

  赤子は、龍と男の、丁度間のような姿だ。角。鱗。小さな尻尾に小さな翼膜。大きな目。

  悦びに全身が満ち足りていくような感覚。自分が産んだ子が、ここまで愛おしいなんて。

  ゆっくりと手を伸ばし。体温を、鼓動を感じ取ると。男はつぅ、と涙を零した。

  [newpage]

  「んぅっ…」

  悩まし気な声が静かな夜に木霊する。

  ベッドに横たわり、熱に浮かされたような表情を浮かべるのは精悍な男。

  膨れた胸。脂肪と筋肉で覆われた腹。立派な肉棒。…そしてそこに本来あるはずのない、女性器。

  塞ぐものを求めるものを求めるようぐぱぐぱと蠢き、唾液を垂らすそれは芳醇な香りを漂わせ雄を誘う。

  「イイ…ノカ…?」

  その姿を見つめながらごくりと唾を飲み込み、片言の言葉を投げかけるのは龍。

  ベッドに横たわる男よりも遥かに大きく、頑強で、精悍な肉体。股間のスリットから既に巨大な肉棒が二本。姿を覗かせビクビクと跳ねまわり、先走りを垂らし、準備はOK、という所だろう。

  ベッドの上に横たわる男はこくり、と頷き、股を大きく開くと両手で陰唇を拡げた。

  「あぁ…しばらくっ…ご無沙汰だったからっ…くれぇっ…♥」

  「分カッタ…ソノ…激シクナル…イイ?」

  「もちろっ…ぁ”ぁ”っ♥」

  言葉を遮るように。龍はベッドにのしかかり、男に覆いかぶさる。しかし決して潰さないよう。

  「あの子にっ、聞こえちゃっ…なぁっ…♥」

  「…ソウシタラ、一緒ニ。孕マセル。」

  龍の言葉に、男は身を震わせながら、しかしそれが冗談であることを理解し、笑う。

  「俺は、お前のッ…んぅっ♥」

  ゆるりと唇を重ね、肉棒を宛がい、そのまま。ゆっくりと。

  ゆるやかに。交尾を始める。

  間違った始まり方でも。今はただ、こうして。ゆっくりと。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ…はぁぁ”っ…♥」

  「グゥゥっ、ゥゥ…」

  二人の、いや、三人の。もっと、もっと増えていく家族の。

  幸せを、噛み締めよう。

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