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* 25Side _
あまり逢えなくなって初めての金本さんと会えた。
オフシーズンは、ごたごたあり逢えなかったのだ。だから久ぶりの金本さんとの2人きりになる。
といっても、あまり過ごす時間はない。
金本監督は、俺を膝の上に座らせると肩に顔を乗せ甘えてきた。
25「 金本さん、甘えてるんですか、笑? 」
06「 阿呆。わしが甘えるわけないだろ。 」
金本さんは、耳を真っ赤にしたあと俺をソファに押し倒した。
金本さんの顔は真っ赤だった。俺は顔に金本さんの頬に手を添えた。久々のぬくもり。
ずっとずっと寂しいって思いを心に閉じ込め耐えてきた。金本さんが傍に居ない事が続き俺は改めて金本さんの大切さを学んだ。
25「 ....寂しかったです。ずっと..ずっと。 」
金本さんも、なおそんな俺の気持ちを察してくれたのだろう。金本さんから‘寂しい’と言われたこともなかった。
本来なら決して許されない恋。だけど、俺らは‘別れない’という決断に至った。決してバレないように。
鳥谷と黒田さんだけは俺と金本さんの関係を知っている。万が一バレた場合は、金本さんが全責任を負うことになる。
そんなのは避けたい。その時は、俺が金本さんに別れを告げ去る。この思いだけは金本さんにだけは話してない。
06「 あほ。俺もだ。 」
金本さんは、優しく言うと片手で俺の腰を撫でキスをしてきた。
体を重ねた時、金本さんは俺の体を優しく扱ってくれた。久しぶりに俺と金本さんは身体を重ねた。
終えたあと、金本さんが息を荒く呼吸している中俺はティッシュで掃除している時 __
T25「 江越です。入っていいでしょうか。 」
江越の声とともにノックが聞こえてきた。
俺は、とっさに毛布にくるまり隠れた..が、江越はノックしてすぐ入ってきた。
金本さんも俺も着替えれなかった。
T25「 金本さん...なんで裸なんですか? 」
06「 ...いや、暑くてな。冷房してても暑い。..そういえばなんだ。 」
数分話して、江越は去っていった。
金本監督は、ため息をつき俺を起こした。
25「 びびった.. 」
金本さんは、俺の手をぎゅっとつないできた。
06「 ...もう少ししたら帰らないとだよな。 」
俺は、金本さんに抱きつくと耳元で囁いた。
25「 ...またいつ会えるかわかりません。...こうして甘えてていいですか? 」
06「 ....勝手にしろ。 」
金本さんは、優しく微笑み俺を強く抱きしめ返してきた。
T25「 新井さん...と...金本さん....裸.....なんで...... 」
俺たちは、この先大きな嵐が吹き起こることも知らず過ごしていた。
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