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真っ白な君に

  船が落ちた日、星は滅亡に向かいつつあった。一人の男が種を撒き、星は緑に包まれた。海は蘇り、空は青を取り戻した。男の友は星のひとびとと交わり生きた。

  そんな神話から数千年、船から降りた神々と人が交わって新たな世界が構築された。丹塗りの建物の上を小型飛行機が飛び、横を龍が翔ける。

  ◇   ◇   ◇

  一人の青年が朝練を終えてライフルケースを背負って射撃部の練習場を後にする。彼はライフルケースを背負うには少々寸足らずで童顔な顔付きだ。青年は渡り廊下を抜けて歩いている。そこへ後ろから一際大きな声がかけられる。

  「おっはよー! かーいくん」

  彼が振り向くとそこにあるのは一際大きなタンクトップ姿の大きな大きな大きな胸。その胸はまるで大型車のタイヤのような大きさだ。彼がその大きな胸を見上げる。胸の上にはグレーのストレートのロングヘアーに白熊の顔。その顔がニコニコと青年を見下ろしている。

  「おはよ、夢」

  彼――逢坂解が見上げるのは解の幼馴染の獣人、樋廻夢だ。夢は白熊の血を引く獣人だ、普通の獣人よりも大きい種族だ。身の丈およそ二メートル半。その迫力ある身体付きは普通の人間なら初対面なら圧倒されるだろう。しかし、幼い頃から付き合っているとそれも見慣れたものになってしまう、慣れとは恐ろしいものだ。夢が並んで歩くと解の小ささがよりいっそう際立って見える。大学の廊下の天井すれすれに夢が歩く。夢が解を見下ろしながら話しかける。

  「ねえ解くん、また勝負だって?」

  「うんそう、まーた部長が言い出してさあ」

  二人して教室に向かう途中に昨日あった出来事を話し合う。現在の射撃部部長は何かと言えば勝負をしたがる。そして負ける。解も射撃部所属なのだが、どちらかといえばノンポリなので余り意識はしていない。

  「ねえ、今度は誰と誰との勝負?」

  夢が相変わらずニコニコとしながら解に尋ねかける。

  「今度はね、ウチは北浦先輩と、向こうは長野先輩だって」

  「ふーん、副部長同士かあ、面白そうじゃない」

  そう言って夢が解に笑いかける。

  「面白そうって、またウチの弱さを笑うんだろ」

  解は少し不服そうに夢を見上げる。

  「だーって、女子サッカー部とは無縁なんだもーん」

  夢は女子サッカー部所属、その巨体でレギュラーのゴールキーパーを務めている。ちなみにサッカー部での夢の通称は〝不沈艦〟である。

  「他人事だと思ってさあ、またこれでウチが負けたらまた悪評が高まっちゃうよ」

  解はそう溜息をつく。そんな話をしている内に解と夢の二人が講義室に着いた。

  「夢、頭ぶつけるなよ」

  「解ってるよ、解くん」

  扉をにじり口をくぐるように抜けて中に入る夢。

  「おはよー、夢ー」

  「夢ちゃん、おはよー」

  夢の姿を確認した生徒たちが次々と夢に挨拶の声を掛ける。

  「うん、おっはよー!」

  それに大きく明るく声を掛けていく。夢と解は一番後ろの席、隣同士に座る。まるで何処ぞのファンタジーの森の長老と使い魔のように見える。

  「ところで夢、まだ成長期続いているのか?」

  「うーん、そうみたい」

  「すげえな……」

  解は呆れながら夢を見上げる。座ってもその大きさは余り変わらないように見える。

  「あー、もしかして解くん羨ましがってないー?」

  「なっ?! べ、別に羨ましくなんかねえよっ」

  「んふふー、その顔に書いてあるよー、〝大きくなりたい〟ってー」

  夢が座りながら解に顔を寄せる。まるで御伽噺の魔神のようだ。実のところ、一向に伸びることのない身長に色々と解は努力してきた。毎朝牛乳を飲み、ぶら下がり健康器にぶらさがって、毎日柱の傷と比べては溜息ばかりを付いてきた。

  「私には解るよー、何てったって小さい頃からの付き合いなんだからー、あっはっはっはっ」

  そう言って夢が豪快にカラカラと笑う。

  (まったく……)

  解は机に肘を突きながら少しふて腐れた。そうこうしている内に教授が入ってきた。まだ解は夢を見つめていた。

  (こうやって改めて見ると、やっぱりデカイなあ……いや羨ましくなんかない、そう、そうだ)

  解は自分自身に言い聞かせながら心の中で独りごちる。その視線に気付いたのか夢がフト横を向いて解を見つめた。そしていつもの太陽みたいな明るい笑顔を見せる。解は何だかドキッとして慌てて前を向いた。

  ◇   ◇   ◇

  夕方、解が練習を終えて射撃部の部室から広いグラウンドの一角、女子サッカー部のコートに向かう。ちょうどホイッスルが鳴って練習が終わったところだ。こうやって何の気なしに夢を迎えに行くのが解の日課となっている。ゴールゲートから夢が解に向かって大きく手を振る。

  「うわっ、泥だらけじゃねえか、夢」

  「だって、今日夕立だったじゃない」

  ロングヘアーを後ろに結った夢は身に付けたユニフォームと顔を泥だらけにして空を仰ぐ。夏の夕立が抜けた後の空は湿った空気の匂いをさせて少しの雲をたなびかせて茜色に染まっている。

  「そっか、夕立だったな」

  解は今更ながらグラウンドがびしょ濡れであることに気付いた。

  「射撃部って良いなあ、半分室内でさあ」

  二の腕で顔の泥を拭って夢が解を見下ろす。

  「まあね、それより早く着替えて帰ろうぜ」

  「うん、あ! そうだ、解くん」

  夢が何かを思い出したかのような表情を見せた。

  「何?」

  「今日さ、解くんの家のお風呂貸してくれない?」

  「えっ? 何でだよ」

  「いやー、ウチさあ今リフォームしててお風呂使えないんだよねー」

  「銭湯に行けばいいじゃん」

  「いやー、銭湯はね、この間うっかり浴槽のお湯全部溢れさせちゃって出入禁止になっちゃってて……」

  夢がバツが悪そうに頭を掻く。確かに夢の身体では銭湯の浴槽のお湯もあっと言う間になくなってしまうだろう。

  「だからさ、今は相撲部屋の大きなお風呂借りてたんだけど……」

  「……だけど?」

  「お相撲さんが風邪で相撲部屋が閉まっちゃってるの、だ・か・ら……お願い!」

  夢が解に対して拝んで頼み込む。

  「だからって何も俺の家に来なくても……」

  「いいじゃなーい、隣同士なんだから仲良くしようよー、シャワーだけで良いからさー」

  そう言って夢が甘えたような声を上げる。

  「……解ったよ、じゃあ早く着替えて来いよ」

  「やった! ありがとねー♪」

  解の了承に夢が大きく笑顔を見せた。

  ◇   ◇   ◇

  「お邪魔しまー、あ痛ッ!」

  鈍い音がして夢が解の家の玄関に頭をぶつけた。

  「ほらー、気を付けろよなー」

  解は呆れながら頭をぶつけた夢を見上げる。眼を白黒とさせて額を押さえる夢。

  「痛たたた……やっぱり私の家とは勝手が違うねー」

  「そりゃそうだよ、俺の家は全員人間だからさ、リフォームしてないの、天井気をつけろよ」

  「うん、ギリギリだね」

  夢は少し前屈みになりながら家の奥へと歩みを進める。

  「そう言えば、おじさんとおばさんは?」

  「父さんは出張、母さんは先月からパート入れて俺一人」

  「ふーん」

  夢は勝手知ったる他人の家という風にすぐさまお風呂場に入り込む。そして荷物を置いた。

  「んしょっと」

  「わっ! いっ、いきなり脱ぐなよ」

  脱衣所に入るなり夢がいきなり制服の上を脱いだ。

  「だってお風呂に入るから」

  夢はケロッとした表情でブラジャーに包まれたその白い毛に覆われた豊満な胸を揺らす。

  「あー、もしかして照れてるのー?」

  解をからかうように夢が笑う。

  「べ、別に照れてなんかねえよ」

  「んふふー、小さい頃はよく一緒に私の家で一緒にお風呂に入ってたじゃないのー、もうやーねー♪」

  夢はにやにやと笑いながら服を脱いでいく。あっという間に裸になる夢。

  「はいこれ、置いといてね」

  そう言って夢が下着を脱いで裸になってブラジャーとパンツを解に渡す。

  「わっ、ちょっ、おま……」

  「じゃ、お先ー」

  そして夢が風呂場に入っていった。解の手の中に夢の脱がれたばかりの大きなブラジャーとパンツが残された。

  (な、生あたたか……いやいや、アイツってばデリカシーってもんがないのか)

  まるで赤子の揺り篭みたいな大きさのブラジャーとパンツに解は戸惑っていた。シャワーの流れる音が聞こえ始めて風呂場の曇りガラス戸に夢の大きなシルエットが映る。そのシルエットが鼻歌交じりに湯を浴び始めた。

  「ふふふーふふふーん♪」

  解がそれを見つめて夢の大きな下着を弄ばす。

  「まったく……お構いなしかよ」

  ◇   ◇   ◇

  リビングのソファに座って音楽雑誌を読む解。そこへのっそりと湯気を上げながら夢がお風呂から上がってきた。

  「いやー、気持ち良かったー」

  「わっ! 夢、ふ、服っ、服着ろよっ」

  いきなりの夢の裸に解がドギマギとしながら顔を背ける。何しろ風呂から上がってそのまんまの格好で夢がそこに存在しているからだ。

  「えー、だっていつも夏はお風呂上りは裸で過ごすんだもん」

  「こ、ここは俺ん家だぞ」

  そう言いながらも解は視線を夢の裸に送る。夢の裸は迫力があって、それでいて豊満な胸が眼にも眩しい。

  「よいしょっと」

  夢が裸のまま解の隣に座る。ソファがずしんとその体重で沈み込む。そのバランスが崩されて解が夢の大きな膝の上に倒れ込む。

  「うわっ!」

  いきなり解の眼の前に白い毛に覆われた夢の割れ目が飛び込んできた。

  「いやん、解くんのエッチ♪」

  そう言いながらも夢は解を退かそうとはしなかった。解の鼻先に女の匂いが入り込んできた。

  「ちょ、夢、お前ね……」

  「んふふー、何だか解くんってば子供みたい」

  そのまま解を膝枕しながら夢が解の頭を撫でる。

  「ねえ、解くん……」

  少し微笑みながら夢が解に問い掛ける。

  「何だよ夢……」

  「……今、おちんちん大っきくしてない?」

  「えっ」

  いきなりの問い掛けに解が身体を強張らせる。解が見上げる夢の顔はいつもの明るい笑顔とはまた違った微笑みを見せている。

  「だって、ずっと姿勢が前屈みだよ」

  「あー、それは、その……」

  夢に指摘された通り、解の姿勢は下腹部を隠すかのように前屈みだ。答えに窮した解の代わりに夢が静かに呟く。

  「……私で興奮しちゃった?」

  「……」

  解は羞恥心で顔を耳まで真っ赤にさせていた。

  「んふふー、解くんも男なんだね」

  夢がそのまま解を抱き起こして自身の大きな胸に身体を埋めさせた。

  「んぶっ」

  豊満で柔らかな胸の感触が解の顔に伝わってきた。まるで赤子を抱く母親のような光景がそこにはあった。ぎゅうっと解を抱き締めながら頭頂部に夢が鼻先を埋める。

  「ちょ、ちょっと、やめろよ、夢」

  頭頂部から当たる鼻息に解がよりいっそう体温を高める。

  「……ねえ、解くん」

  「……何だよ」

  「んふふー、意外と大きいんだね、解くんのおちんちんって」

  「な……」

  夢のズバリの指摘に解の時間が凍ったように感じた。

  「……ねえ、解くんは私のこと、好き?」

  「ええっ?!」

  その言葉に夢の胸の中から解が顔を上げて夢の顔を見つめる。いつもの明るさ満点の表情とは違って夢は妖艶な微笑みを解に向けている。

  「私はね、最近解くんのことを考えると胸がちくちくしてぎゅーってなったの」

  夢に抱き締められながら解は話に耳を傾ける。

  「それでね、段々と解くんのことをただの幼馴染じゃなくて男として意識し始めたんだよ」

  「男ねえ……」

  「だからね、解くんなら良いかなーって思ってるんだけど……」

  「だからって、いきなりお前……ええ?」

  解は突然の告白に完全に戸惑っていた。

  「もう一回訊くよ」

  夢は微笑みながら問い掛ける。

  「解くんは私のこと、好き?」

  「……」

  答えの代わりに解の身体は素直な反応を示している。

  「俺は……そりゃ、夢のことは嫌いじゃないけど……」

  顔を真っ赤にさせながら少しバツが悪そうに解が応える。

  「じゃあ、好き?」

  「……うーん、そうなの、かな?」

  「んふふー、ありがと……私は解くんのこと、好きだよ」

  そう言って夢がぎゅうっと解を抱き締めた。

  「うーん、凄い固いね、解くんの♪」

  夢がまるで無邪気な子供のように笑う。ソファに解を抱き締めながら夢が寝そべる。その重みでソファがぎゅっと沈み込む。

  「ねえ、私は準備万端だよ」

  「それって、つまり……?」

  「抱いて欲しいってこと、ダメかな?」

  最早、据え膳食わぬは男の恥の状況にある解。

  「……俺で良いのか?」

  「勿論♪」

  そう言って夢が解の身体を持ち上げて顔に寄せてキスをした。最初はやさしく、徐々に濃厚な口付けを交わしていく。

  「んちゅっ……ちゅばっ……」

  舌を絡め合わせて大人のキスをする二人。

  「ねえ、解くん……脱いで♪」

  ねだるような声で夢が求めてくる。それに無言で応えるように解も服を脱ぎ裸になった。既に解の分身は大きく立っている。

  「……なあ、本当に良いのか?」

  「うん、解くんとなら良・い・の♪ ねえ、早くぅ……」

  甘えた眼付きで夢が大きく股を開いた。太股から股の付け根にかけて大きく肉付いたその中央、まるで開いた貝の身のような桃色の秘所。それは思春期の青年にとっては何とも煽情的な光景だった。解がゴクリと生唾を飲む。そしてゆっくりと肉棒の先端を秘所の入り口へとあてがう。亀頭からじんわりと蒸れたような熱量が伝わってくる。解にとっては生まれて初めて味わう、それは不思議な感触だった。

  「じゃあ、入れるぞ……」

  「うん……」

  そして小さな解が大きな夢の身体に沈み込んでいく。

  「ひゃうぅ……」

  解の肉棒がゆっくりと夢の秘所へと飲み込まれていく。解の亀頭が進んでいき粘膜を徐々に破っていく。圧倒的な熱量が解の先端から身体の隅々まで伝わってきた。それはまるで痺れるような、それでいて母の胸の中に居るような、心地の良い感覚。言葉が止まるような感覚に二人は陥っていった。

  「うにゅうぅ……解くん」

  ようやく夢が声を上げた。夢はとろんとした潤んだ眼付きになって解を見つめている。解も初めて感じる女性に顔を上気させていた。

  「ふわぁ……どうだ、ちゃんと入ってるかな、痛くないか?」

  「うん、大丈夫……何かね、一番良いところで止まってるみたい」

  解のその一物で、夢の大きな秘所を何とか貫いている状態だ。解がふうっと身体を夢に預ける。ちょうど夢の大きな胸に解の顔が埋まる形になっている。

  「……あたたかいな、夢」

  風呂上りの夢の毛がふわふわとしてまるで高級布団の上に居るような感覚だった。

  「ねえ解くん、動いて……」

  夢が待ち切れない感に切ない声を上げる。

  「よし、じゃあ……」

  そう言って解がゆっくりと腰を前後させていく。結合部からぬちゃっと粘膜が擦れ合う音が立つ。肉棒を引き抜いていき抜けるかギリギリまで腰を引いてもう一度押し込んでいく。それを繰り返していく内に段々と二人の息が荒くなっていく。

  「あふぅっ……あっ……ひゃうんっ……」

  ゆさゆさと大きな夢の胸が解の腰の動きに合わせて揺れていく。

  「あうんっ、気持ち良いよぉ……解くぅん……」

  夢が初体験の快感に艶のある声を上げる。

  「俺も、何か、凄いっ……」

  解も次々と感じる圧倒的な快楽に腰の動きを強くさせていった。

  「あんっ、ああんっ、しゅごいよっ……あんっ♪」

  眼を潤ませながら夢が身体を徐々に反らせていく。もう快楽の限界は近い。

  「ああっ、そろそろっ、イクぞっ……」

  「あんっ、ちょうだいっ♪」

  そして二人してほぼ同時に快楽の絶頂へと迎えた。

  「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……ひゃあああぁぁぁうんっ♪」

  ぎゅうっと蜜壺の締め付けがきつくなり、肉棒に圧力をかける。それと連動するように肉棒がびくんびくんと脈打ち精液を放出していく。どくんどくんと膣内へと精液が流れ込んでいく。

  「あふぅ……」

  熱量が受け渡して解が大きく溜息をついた。そして顔を夢の胸へと埋めた。そこで解の意識は途絶えた。

  ◇   ◇   ◇

  「うーん……あれっ?」

  解が眼を覚ました時、何かやわらかなものの上に居るのに気付いた。そこを覗き込むように大きな影が被さった。

  「んふふー、やっと起きたね、解くん」

  それはいつもの見慣れた夢の大きな顔だ。

  「えっ、夢、どうして……って、あっ……」

  解が先程までの情事を思い出す。そこに夢がやさしく微笑みかける。

  「解くんってば、イッちゃった後そのまま寝ちゃったんだよ」

  まるで赤子のように解は夢の大きな胸の中で埋まっている。

  「あー……何か、ゴメン」

  「んふふー、良・い・の♪」

  夢はいつもの明るい笑顔に戻っていた。そして夢が解を抱き起こして顔まで持ち上げる。

  「ねえ、解くん」

  「何だよ、夢」

  持ち上げられながら解が夢を見つめる。

  「私と、恋人になってくれる?」

  「えっ」

  「ダメ?」

  そう問い掛ける夢は解には見慣れた筈なのに、何だかとても綺麗に見えた。

  「……まあ、俺で良いのなら、っていうかしちゃったし……」

  「んふふー、私はエッチしなくたって解くんのこと、大好きだよ♪」

  夢はそう言って大きな口を近付けて解の顔いっぱいにキスをした。解は何だか胸がうずうずするような感覚を受けた。

  (これが、恋ってやつなのかな)

  解の思う通り、胸の高鳴りは恋に間違いない。この口付けが何よりの証明だろう。

  「夢……好きだよ」

  「私も、好きだよ……解くん♪」

  二人の恋は、まだ始まったばかり。

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