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狼との旅 第一話

  約一万2000年前ある村で小さな男の子が生まれた。

  名前はガレット、ガレットは母親がいないとすぐ泣いてしまうのでいつもそばには母親がいた。

  でもある日、母親が病にかかってしまい子供を離さなくてはならなくなった。なので父親に預けた。

  でもあずけたがずっと泣いている、一晩中泣いている。村の人はもう母親に渡したらどうなんだいとあきらめた様子だった。でも父親は母親の病気がうつってはよくないと泣いていても母親には渡さなかった。そしてある日、母親の病気はなおりガレットは母親のもとに戻すことができた。

  ガレットは泣き止み今までずっと泣いていたので寝てしまった。

  ガレットが寝て数時間がたった。辺りは真っ暗。たいまつに火をともし夜ご飯を作っていた。

  その時ガレットが目を覚まし「お母さん、何か聞こえない?」突然変なことを言い出した。

  母親は何も聞こえないよと言った。それでも足音のようなものが聞こえるよと言っている。

  母親はお父さんに「ガレットが足音のようなものが聞こえると言っているから見てきて」

  といった。

  お父さんは仕方なくたいまつを持ち万が一の為、お父さんの友人も誘って村の周りを見に行った。

  戻ってきた。焦った様子だった。「狼がいる!一匹じゃない、何十匹もいる」

  「え、?」今まで狼など肉食動物が村の近くに来たことがなかったのでどうすればいいのかわからなかった。だがガレットはどんどん足音が近づいてきていると言っていた。皆が焦り子どもを囲むように真ん中に集まった。「もうすぐそこにいる」ガレットが言った。「キャー!!」

  おばあちゃんの叫び声が聞こえた。この声で皆が焦り母親はガレットを守るように上に被さった。

  母親は大丈夫とガレットに言い続けた。でもその時は突然来る。

  母親を狼たちが襲い始めた。お母さんは痛い痛いと言い続けた。でもガレットを守らなければとそこをどかなかった。

  「キャン」狼が鳴いた。父親が助けに来た。だがもう遅かった。母親は息絶えガレットはもういなかった。

  父親は周りにいる狼をたいまつの火とナイフで追い払って母親を抱き自分の家まで連れてった。

  背中がえぐれていた。父親は泣いた。一気に2人も亡くした。しかもガレットの死体はなく多分連れて行かれたのだろう。

  他にもたくさんの人が死んだ。今まで狼は人を襲ったことがないのに、、父親は母親を土に埋め花をそえた。 父親はうつ状態になってしまった。もう何もする気にならない。

  いっそ自分も死んでしまおうかと思い始めた。だがある日こんな噂が父親の耳にはいった。狼の群れの中に小さな子供がいると。3歳ぐらいの子。

  父親の子は3歳。これはもしかしたら、少しの希望が出た。

  ガレットかもしれない。そう思いガレットを探す準備をし始めた。

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