怪人交尾実験 〜熊怪人クエイクタイタン〜

  異世界帝国軍タイラントが構える要塞。その最上階に位置する帝王の間。タイラント帝王であるティラノサウルス爬虫人類・ダイナスはその巨躯が収まる程の玉座に鎮座し、階下にて頭を垂れて跪く2体の怪人を見下ろしていた。

  1体はイビルフロッグ科学将軍の『最高傑作』である臭害怪人スメルスカンク。元々はこの惑星アイランドのスカンク獣人だった彼は数ヶ月前にタイラントの戦闘員に拉致され、度重なる怪人化改造を施されることになった。結果、すでに過去の名前すら思い出せなくなってしまったが、その力に取り憑かれ忠実なタイラントの怪人となっていた。特に自分を改造したイビルフロッグに忠誠を誓っており、彼が立案した人体実験とも称されるような危険な改造を何度も経験しており、体内の一部には特殊なガスを発生させる機械が埋め込まれていた。このガス発生装置にイビルフロッグが調合した薬品が投与されることでガスへと変換され、口や尻穴からスカンク特有の臭い成分と共にガスとして体外に放出される。かつて大地のヒーロー・ランドイエローのガイアの力を一時的に失わせた黄色いガスや催淫毒が含まれるピンク色のガスもこの装置により作り分けられていたのだった。

  「スメルスカンクよ。貴様の活躍は聞いておる。戦闘員の素体となる獣人の拉致、エネルギー資源の奪取、レジスタンス基地への襲撃…その中でもガイアを持つヒーロー・ランドイエローの捕獲は素晴らしい戦績であっま」

  「お褒めに預かり光栄にあります。イビルフロッグ様が与えてくださったこの力を持ってすればヒーローなど恐れる存在ではございません」

  スカンク獣人の特徴的な白黒の毛皮は残しつつもサイボーグとも呼べるような体になったスメルスカンク。頭を上げたスメルスカンクは悪辣な感情を赤い瞳に宿しながら薄ら笑いを浮かべて返答した。邪悪そのものと言える表情を浮かべたスメルスカンクの様子に満足した帝王ダイナスは、その横に跪く大柄の黒茶色の熊怪人に目を移す。堂々としたスメルスカンクと比べると、どこか緊張感を感じさせ、大きな体を小さく丸めて跪く怪人を見れば不敵な笑みを浮かべた。

  「さて…貴様がクエイクタイタンであるか」

  「は、はい…!オィラ…じゃなくて、私が怪人クエイクタイタン…です…!えっと…おは、お初に…お目にかかります!」

  直前でイビルフロッグに教え込まれた失礼のない言葉遣いを頭に浮かべながらうわずった声で返答するクエイクタイタン。厳かな帝王の間に不釣り合いな間の抜けた声が帝王の間に響く。

  「ふっ、元気があるのは良いことであるな、クエイクタイタンよ。さて、貴様は我らタイラントに歯向かうヒーロー組織…たしか『ガーディアンズ』といったか?その一員であったな?」

  「は、はい!オイラはランドイエローとして、ガーディアンズのメンバーとしてこの星の平和を守ってきましたぜ!」

  すでにメッキが剥がれて普段の口調で喋るクエイクタイタンの滑稽な様に思わず苦笑を漏らすスメルスカンクであったが、その返答に帝王ダイナスはギロリと紫色の瞳を向けた。

  「平和を…守る?」

  「あっ、いや、じゃなくて…!」

  帝王ダイナスが発した威圧感に思わず体を震わせるクエイクタイタンは慌てて顔を上げると、その紫色の瞳と目が合ってしまう。赤黒い鱗に包まれた肌、獣人では見たことがない頭蓋に兜を被り、漆黒のマントを身に纏った常勝の王たる姿を見て思わず言葉を失った。

  (す、すげぇ…こんなヤツとオイラ達は戦おうとしてたってーのか。勝てねぇ、こんなヤツに勝てる訳ねぇ)

  その覇王たる威厳の前に、見上げたまま喋ることも動くこともできなくなってしまったクエイクタイタン。ヒーローであった自分が打ち倒そうとしていた敵大将の想像を遥かに越えた強さに思考を止めてしまった。

  「クエイクタイタン、ヒーローであったおまえはかつてはオレ達タイラントの作戦を何度も邪魔してくれたよなぁ。そのことを帝王様はきっとお怒りだぞぉ。まずは最初に言うことがあるんじゃねえか?」

  「あっ…あぁ…ヒーローだったオイラはタイラントの偉大なる計画を何度も妨害してきました…も、申し訳ありません」

  スメルスカンクがその異様な雰囲気に堪りかねてクエイクタイタンの耳元で助言を囁く。謝罪を促されたクエイクタイタンは失言をせぬように慎重に言葉を発した。

  「ふむ、それはもう良い。水に流そう。しかし、貴様はすでに我らの怪人だ。二度と『平和を守る』などと口にするでない」

  「はっ!失礼いたしました!」

  機嫌を直した帝王ダイナスの声に最敬礼の返事をしたクエイクタイタンは安堵した表情を浮かべた。

  「時にヒーロー共が使っていた忌々しい力・ガイア…貴様は大地の力を持っていたが、それは健在か?」

  「はっ!イビルフロッグ様の改造でガイアの力を持ったまま怪人化しております!ヒーローだった頃のオイラは砂利や石しか操ることができませんでしたが、今は地震や砂嵐も起こせます」

  「良いぞ。その力、我らタイラントのために十分に発揮し戦果を上げよ。期待しておるぞ」

  「オイラに期待を…?わ、わかりやした!必ずタイラントに勝利をもたらします」

  かつての敵であり、今は自らが仕えるべく大将に期待されていることに胸を熱くしたクエイクタイタンは、その淀んだ黄色い瞳を玉座に向けるのであった。

  [newpage]

  「クエイクタイタンよ、初めての帝王様への謁見はどうだったゲコ?」

  「全然問題なかったですゼ!」

  「ケケ…余計なことばかり言って帝王様の不興を買っていたじゃねぇか」

  「なっ、それは言わねえ約束だろ!?」

  帝王ダイナスへの謁見を終えてイビルフロッグの研究室に戻った2体の怪人は作戦前のバイタルチェックのため、言い合いを繰り広げながらも着ていた帝国軍服を脱ぎ裸になっていった。2体の怪人は先日イビルフロッグが立案した幼い獣人の捕獲を目的とした「ガッコウ襲撃作戦」を目前に控えているのだ。獣人の子どもをターゲットにしたこの作戦に反発していたクエイクタイタンであったが思想矯正を受けたことで、怪人量産のためひ獣人を拉致することへの抵抗感はすっかり薄れていた。

  「ゲロロ〜!まあ、間抜けなおまえのことだから何かヘマをするだろうと思ったゲコ」

  「そんな…イビルフロッグさま〜」

  「冗談はさておき…ゲコ。作戦前だが、おまえらに新しい実験に付き合ってもらうゲコ」

  「ははっ、イビルフロッグ様のご命令とあらば。このスメルスカンク何なりと申し付けください」

  「オイラもだぜ!」

  二つ返事で答える怪人達に満足気な笑みを浮かべるイビルフロッグ。

  「よしよし、では…おまえら交尾するゲコ」

  「「はっ?」」

  主からの意外な申し出に呆気に取られる2体の怪人。気にする様子もなくイビルフロッグは説明を続ける。

  「おまえら獣怪人は経口摂取による栄養摂取の必要がないように設計されているゲコ。通常であれば培養層に入って活動エネルギーを注入すればいいが、作戦遂行中にエネルギー切れが起きた場合はそうもいかない。そこでおまえら怪人が迅速にエネルギーを補給できるようある器官を変異させるよう遺伝子操作を加えた…可能であれば応急処置的に作戦中のエネルギー問題を解決できるという訳ゲコ」

  「なるほど、さすがイビルフロッグ様です。それを私達で試そうと言うのですね。早速実行しましょう」

  「ちょ、ちょっと待ってくれよ!オイラはこんなヤツと交尾するなんてごめんだぜ!」

  イビルフロッグに絶対の忠誠を誓うスメルスカンクはすぐさま実行に移そうとしていたが、すかさずクエイクタイタンが止めに入る。

  「そんな釣れないことを言うんじゃねえよ、クエイクタイタン。ヒーローだった頃のおまえはオレのガスを嗅いで情けなく精液を垂れ流していたじゃねぇか」

  「あ、あれは!催淫ガスなんてヒキョーなもん てめぇが使ったからだろ!」

  「卑怯なものか。イビルフロッグ様がオレに授けてくださった力だぞぉ」

  ヒーロー時代の1件があったせいか、どうにもスメルスカンクのことが苦手なクエイクタイタンは必死に拒もうとしたが最終的には主であるイビルフロッグの命令には逆らえず実験室で衆人環視の中、クエイクタイタンとスメルスカンクは怪人間での交尾によるエネルギー供給実験をする運びとなった。

  [newpage]

  「クエイクタイタン、センサーの感度は問題ないゲコか?」

  「問題ないっすけど…どうしてオイラがあんなヤツと…イビルフロッグ様と交尾してぇよ」

  「ゲココ!可愛いことを言うようになったなぁ。あとで存分に相手してやるゲコ」

  ガラス張りの実験室の中。クエイクタイタンは体中にエネルギー測定器を装着された裸体を晒していた。ベッドも何もない無機質な部屋、ここで2体の怪人は交尾する様子を測定され、イビルフロッグの仮説が正しいのか確認するための実験を行うのだ。倫理観や尊厳を無視した非人道的な実験であるが、怪人と化した者達にとって主が命じたことは絶対であり、そこに異議を唱えるなど叶わないことであった。

  「スメルスカンクよ。おまえはどうだ?」

  「こちらも問題ありません、イビルフロッグ様。なぁ、クエイクタイタンよ。おまえはオレのこと嫌いだろぉ?」

  「んだよ急に?あたりめえだろ」

  実験室のイビルフロッグとの通信を切ったスメルスカンクは不躾にクエイクタイタンに尋ねる。不機嫌そうに答えるクエイクタイタンを見れば、舌舐めずりをしながら下卑た笑みを浮かべるスメルスカンク。

  「ぐへへ、おまえはかわいいヤツだな。ヒーローだった おまえはオレの臭いを嗅いで気持ちよさそうにヨガってたよなぁ。あの時からおまえのことをぶち犯してやりたかったんだぜぇ」

  「気持ちワリぃこと言うんじゃねえ!オイラはあの時のオイラとは違うんだ」

  「今じゃお互い怪人同士だもんなぁ。そこでだ、ここは力比べをして勝った方が相手のケツに自慢のチンコをブチ込めるってのはどうだ?」

  唐突なスメルスカンクの提案に虚を突かれるクエイクタイタンであったが、すぐにその顔に不敵な笑みを浮かべる。

  「いいのかよ、そんなこと言って?今のオイラは最強だぞ」

  クエイクタイタンは勝ちを確信していた。ヒーローだった頃と比べて、その体躯は巨大になりスメルスカンクの1.2倍の大きさを有していた。怪人化により大地のガイアが増強されたのは もちろんであるが、物理的な力も底上げされている。

  (研究室で地震おこすとイビルフロッグ様に怒られちまうし、こんな何も無い実験室の中じゃ砂も石も操れねえ。だが、この怪人の力があればコイツをぶん投げられる…!)

  「あの時のリベンジをさせてもらうぞ!」

  「ぐへへ、決まりだなぁ。イビルフロッグ様、私スメルスカンクから提案がございます。適度にエネルギーを減らして実験の効果をわかりやすくするため、エネルギー供給実験の前に模擬戦を行ってよろしいでしょうか?」

  「戦闘データも採れて一石二鳥ゲコ〜!存分にやるがいいゲコ」

  室外で観察している主の許可を得た2体の怪人が見合う。無機質な実験室に緊張感が漂う。だが、向き合う2体は何も身にまとっておらずボッテリとした怪人チンポをぶら下げながら向き合う光景はどこか滑稽でもあった。

  最初に仕掛けたのはスメルスカンクだった。脚を曲げて跳躍すると長い鈎爪でクエイクタイタンを引っ掻く。しかし、怪人化により針金の様に固くなった毛皮は攻撃を通さない。すかさず、その左腕を掴んだクエイクタイタンは不敵な笑みを浮かべた。

  「へへ、アンタ肉弾戦は素人だな?」

  「なんだと?くっ…離せっ!」

  掴まれた左腕を払おうともがくスメルスカンクの体幹が崩れて隙だらけの格好になったのを確認すると、クエイクタイタンはその巨躯をスメルスカンクの懐に入り込ませる。素早く襟首の毛皮を掴めば、鋭い爪がスメルスカンクの毛皮を超えて皮膚に突き刺さり、さらに体勢を崩していく。

  「な、なにを…!」

  「へへ、ここがオイラの得意な間合いなんだよッ!おらよっと!!」

  クエイクタイタンの特異な動き、それは「柔道」に由来していた。幼い時分より道場に通っていたツキノワグマ獣人の熊江武蔵は、ヒーローとして活躍していた時はガイアの力を使いこなせなかったこともあり、柔道で身につけた体捌きで敵を崩し投げ込むことを得意としていた。

  怪人クエイクタイタンになってもその身のこなしは体に染み付いており、踏み込んだ右足を軸に反転してスメルスカンクの体に胸と腰を密着させて腰に乗せる。

  「うおぉらぁぁぁぁぁ!!」

  「ぐえぇぇっ!?」

  腰を支点に投げながら右足で足を斜めに払う―熊江武蔵の得意技・払腰がスメルスカンクに炸裂した!鈍い音と共にスメルスカンクの体が白い床に叩きつけられていく。怪人の力で投げ込まれたスメルスカンクは全身に衝撃を受け、そのまま身動きも取れなくなってしまう。

  「ぐげっ…ぐがぁ」

  「はぁ…はぁ…力勝負でオイラに勝てる訳ねえだろ。さあて、オイラのぶっといチンポ味わってもらうぜ…♡」

  仰向けになり気絶したスメルスカンクの体を組み伏せたクエイクタイタンは、ふさふさとした黒いスカンク尻尾の上に跨るとボッテリとした茶色い怪人チンポを掴み、スメルスカンクの尻穴への挿入を試みた。だが…

  [newpage]

  「あれ、どうすりゃいいんだ。おい…」

  ここに来て想定外のことが2つ起きた。

  1つはスメルスカンクの尻まわりはふわふわな毛皮に包まれており、尻穴を探し当てることができずにいたこと。もう1つはクエイクタイタン…ひいては熊江武蔵が挿入する側の経験がない…いわゆる、童貞であったことだった。イビルフロッグとの性行為は全て入れられる側であり、かつ熊江武蔵だった頃も雌との性行為経験がなかったことで初めての経験に焦りのあまり冷静な判断ができなくなっていた。

  「ちくしょう。どこだ。どうすりゃいいんだよっ…これ…」

  尻穴があると思しき箇所に先走り汁が滴る剛直を押し付けるが全く入っていく気配がない。衆人環視の中、実験室のガラスの向こうでは失笑を漏らす研究員の表情が見えてしまい羞恥心に顔を赤くするクエイクタイタン。

  「くっそ、どこだよっ!こいつのケツアナ…!」

  痺れを切らしたクエイクタイタンは手で尻まわりの毛皮をかき分けながら、尻穴を探そうと顔を近づけたーーーーーその瞬間。

  ぶぶーーーーーー!

  「んがぁぁぁーーーーー!くせっ!くせぇぇぇ♡♡」

  噴出音と共に尻穴から放たれたピンク色の催淫ガスがクエイクタイタンの顔面に直撃した。饐えたような、甘いような、発酵臭とも腐敗臭ともどちらとも言えるような異臭。ヒーローとして最後の戦いとなったあの戦いでも嗅いだこの臭いはクエイクタイタンにかつての敗北の記憶を呼び起こさた。

  「んあっ!♡くせっ!♡くせぇよぉぉ♡」

  「ガハハハ!クエイクタイタンさんよぉ、おまえ童貞だったんだなぁ。あまりにもぎこちなさ過ぎて目が覚めちまったぜぇ」

  臭いに悶え、床を転げ回るクエイクタイタンだったが、その股間は先ほどよりも硬く反り返り天井を仰いでいた。

  「惜しかったなぁ。模擬戦だけだったら、おまえの完全勝利だったのにな。だが、これはエネルギー供給実験…いやぁ、まどろっこし言い方はやめるようぜ。これは交尾実験だ。ここからが本番だぜぇ」

  ねっとりとした口調で語りかけるスメルスカンクは言い終わるや否や、その黒い足で床に転げ回るクエイクタイタンのマズルを無遠慮に踏みつけた。

  「ぐげっ!♡はあ…はあ…♡くせぇ♡くせぇよぉぉ♡」

  実験室に充満するピンク色の催淫ガスとはまた違う足裏の臭いが嗅覚を、脳を貫く。スメルスカンクはその足の臭いを塗り込みマーキングするかのようにクエイクタイタンのマズルに足を擦り付けていく。

  「スメルスカンク…♡もう、もう…やめっ♡あっ…あああっ…!」

  異なる2種の異臭がクエイクタイタンをさらなる快楽の渦へと誘っていく。熊のマズルと先端に生えている怪人化の証たる角にまで自らの足裏の臭いを塗りつけたスメルスカンクは、尻を熊頭の方に向けてその出張った腹に跨った。

  「さあて、エネルギー供給実験の結果をわかりやすくするためには、まずはおまえの中のエネルギーを空っぽにしてやらねえとなぁ」

  スメルスカンクは舌舐めずりをしながら、いきり立つクエイクタイタンの怪人チンポに顔を近づける。

  「やめ…♡やめろぉぉ…♡」

  じゅるっ…♡ちゅっ…ぐちゅっ…♡じゅぼ♡じゅぼ♡ちゅー!じゅるるる♡

  拒絶の言葉は受け付けられず、スメルスカンクは突き出た口元ですっぽりとクエイクタイタンの怪人チンポを包み込み、口内で舌を、歯を、喉奥を使い責め上げていく。

  「ひぎぃ!♡あっ…ああぁ!♡やだっ…やだぁぁ!♡はっ、はっ…ああぁぁぁあ!♡」

  涙を流しながらよがり狂うクエイクタイタン。本来であれば、スメルスカンクの拘束を解くところであるが催淫ガスに脳をやられた身では力を出すことができず、情けなくジタバタ藻掻くしかなかった。

  ぶふっ…ぶーーーーーーーーー!

  さらに追い打ちをかけるよう、忌々しい音が響くと同時にピンク色のガスが眼前の尻穴から放出される。そして、クエイクタイタンは限界を迎えた。

  ドクッ…びゅっビュルル♡ビュルルルルル♡どくどくどくっ

  とめどなく溢れ出る精液が口淫を続けるスメルスカンクの口内に注がれる。ニィっと邪な笑みを浮かべたスメルスカンクは口をすぼめて思い切り吸引する。

  ドクッ…ドクドクドク…ビュルルビュル

  脈動する怪人チンポから精液を吸い上げられ、次第に痙攣し始めるクエイクタイタン。その顔は白目を向き、口元からダラダラと涎を垂らしてはいるが表情は恍惚で満たされているようだった。注がれた怪人精液をゴクリと喉を鳴らして飲み干したスメルスカンクはゆっくりと立ち上がり倒れ伏したクエイクタイタンを濁った赤い瞳で見下ろす。

  「グフフ、なかなか美味じゃねえか新人よぉ。だが…イビルフロッグ様、やはり経口摂取ではエネルギー供給はできないようです」

  『ゲココ!やはりそうであるか。クエイクタイタンは先ほどの戦闘と射精でエネルギーは空っぽになっているゲコ。スメルスカンクよ、クエイクタイタンに怪人精液を注いでやれゲコ!』

  「はっ、仰せのままに…グヘヘ」

  ヒーロー・ランドイエローをこの臭いで籠絡し捕らえた時からスメルスカンクはこの時を待っていた。豊満な体つきのランドイエローは彼の嗜好に合致し、怪人クエイクタイタンと化したことでさらに肉付きの良くなった体を貪れる今この瞬間を心待ちにしていたのだ。倒れ伏しピクピクと痙攣するクエイクタイタンの太い脚の間に入ったスメルスカンクは重い脚を開かせて尻穴を広げさせる。イビルフロッグや他の爬虫人類との度重なる性行為ですっかり緩んだ尻穴が開いたのを確認すれば、スメルスカンクは黒ずんだ自らの怪人チンポを宛てがっていく。

  「さあ、オレのエネルギーを注いでやるぜぇ…童貞怪人がよぉ♡」

  ズンッ…とボッテリとした怪人チンポがクエイクタイタンの中へと挿入されていく。ビクンと震えるクエイクタイタンの巨体を組み敷いたスメルスカンクは、その生暖かい感触を味わうようにゆっくり腰を振るスメルスカンク。

  「あったけぇ!ああぁ…やっぱり最高だぜぇ♡クエイクタイタン…いやぁ、ランドイエローよぉ」

  「あっ!ああっ♡うがぁぁぁああ♡うがっ♡があぁぁ♡」

  鋭い鈎爪が生えた手でクエイクタイタンの腹肉を掴みながら、腰のストロークを大きくしていくスメルスカンク。黒ずんだ怪人チンポが出し入れされ、その先端が直腸を貫けば痛みとも快感ともつかない衝撃が全身に流れて意識を取り戻すクエイクタイタンだが、黒茶色の毛皮越しに鈎爪で乳首をいじられ嬌声のような雄叫びを上げていく。

  「はぁ♡はぁ♡はあぁ…!♡ああぁ、最高だぁランドイエロー♡おまえは弱いが、やっぱ性処理道具としては最高だっ…!」

  「ちがっ…♡オイラは…怪人クエイクタイタン…ああっ♡あがぁぁ♡」

  「ああ!おまえは最強の怪人クエイクタイタンだ!だが、オレにとっては性処理奴隷ランドイエローなんだよぉ♡」

  過去のヒーロー名で呼びながら、怪人である今の姿を犯すスメルスカンクに怒りを向けるクエイクタイタンだったが、エネルギーが底をついているため手を上げることすらままならない。さらに腰を振るスメルスカンクの体から発せられる汗や呼気にも催淫効果のガスが混ざっているようで正常な判断ができなくなっていた。朦朧とした意識のクエイクタイタンの顔に、ぬっと顔を近づけたスメルスカンクは、そのまま短い熊マズルに自らの突き出たマズルを押し当て口づけをする。

  ちゅっ…♡れろっ…くちゅっ…♡ちゅるるっ…じゅるっ…れろ♡

  されるがままにキスを受け入れるクエイクタイタン。注がれるスメルスカンクの唾液の中にも催淫毒が含まれており、エネルギー切れであるにも関わらず茶色い怪人チンポをいきり立たせていく。その様を見て、さらに興奮を高めたスメルスカンクの腰の動きが速くなっていく。

  「さあて、そろそろイクぞ♡オレの怪人精液を… いやぁ…エネルギーを受け止めろや!」

  「がああぁぁ!♡あっあああ!♡ああっ!があぁぁ♡うがっ♡あああぁ♡」

  ビュルッ…ビュルルルルル!

  スメルスカンクの怪人精子がクエイクタイタンの直腸に注がれていく。爬虫人類の冷たい精液と異なり、怪人の精液は獣人と動揺に生温かい熱を帯びていた。

  「はぁ♡はぁ♡あったけぇ…あったけぇよぉ♡はぁ…はぁ…あれ?力がみなぎって…?」

  直腸内の襞に精液が染み込んでいく感触を下腹部で感じていたクエイクタイタンは自らのエネルギーが回復していくのを感じていた。

  「スメルスカンク、クエイクタイタンよ、実験は成功ゲコ!クエイクタイタンに装着したセンサーがエネルギー充填率120%を示しているゲコ!」

  「120%!?すげぇ、今までに感じたことのねえ力を感じるぜ…!」

  「イビルフロッグ様、エネルギー供給実験…そして、我々怪人の遺伝子操作実験、両方の成功おめでとうございます」

  経口摂取した食物からエネルギーを吸収する過程で発生する糞を溜め込む役割を持つ直腸であったが、経口摂取の必要がなくなり糞が生成されなくなった怪人にとっては不要の器官となっていた。そこでイビルフロッグは直腸を怪人精液をエネルギーとして吸収・増幅する器官になるよう遺伝子操作をしたのであった。

  「おい、てめえ!早くオイラから離れろよ」

  十二分のエネルギーが充填されたことで体内を蝕んでいた催淫毒が自浄され、正気を取り戻したクエイクタイタン。先ほどまでの自分の痴態を思い出してバツが悪くなったのか、自分の中にまだ怪人チンポを挿れたままのスメルスカンクをジロリと睨む。獣欲を獲物に注いでスッキリしたせいか、先ほどまでの狂気を感じさせる執着は鳴りを潜ませ、素直にクエイクタイタンの体から離れるスメルスカンク。

  「そうカッカするなよぉ兄弟。よっこらせ…さぁて、次はおまえの番だ」

  「はっ?」

  「オレにもエネルギー120%を味あわせてくれよなぁ。おまえのチンポコをオレにハメろってことだ」

  [newpage]

  「な、なに言ってやがんだ!もう実験は終わりだろ?さっさと学校襲撃作戦に移ろうぜ」

  「怪人同士の交尾でエネルギー供給ができることは証明されたんだからよぉ。あとは作戦の要になるオレたち怪人が万全のコンディションになるようにヤるべきだろぉ。おまえにエネルギーを注いでやったんだから、オレにも注いでくれや」

  実験室の扉のロックが開く気配はない。どうやらイビルフロッグも同じ考えのようだ。先ほどの模擬戦で結果的に敗北し、目の前のスメルスカンクの雌…ひいては性処理道具とされてしまったことに屈辱を感じていたクエイクタイタンとしては早く作戦に移りたいくらいであった。それに…

  「オイラ、挿れたことねぇんだよ…」

  「ぷぷぷ、そういやぁ童貞だったなぁ。安心しろ。オレが初めての相手をしてやるよぉ」

  雌雄どちらに対しても挿入経験がないクエイクタイタンにとって、模擬戦直後優勢だったにも関わらず、どうすればよいかわからくなり結果的にスメルスカンクの反撃を受けてしまった経験が心の傷になりかけているようだった。

  「よぉし、クエイクタイタンよぉ。まずは仰向けになろや。ぐへへ、なんだかんだ言いながらチンポコはビンビンじゃねぇかよぉ」

  「こ、こうか…?」

  仰向けになっていろと命じられれば、大の字になり床に寝そべるクエイクタイタン。股間の怪人チンポは天井を仰ぐようにそそり立ち存在感を放っている。クエイクタイタンの腰に跨ったスメルスカンクは自ら尻穴を開いて、黒茶色の怪人チンポの先端に自らの尻穴を宛てがっていく。

  「いくぞ、童貞怪人よぉ…!」

  「うおっ…うおぉ…?おぉおぉぉ!?」

  ズブズブと尻穴に沈んでいく自らの怪人チンポを上体を起こしながら見ていたクエイクタイタンは生温かくヌメヌメとした感触にチンポが包まれていく初めての快感に感嘆の声を漏らす。

  「どうだぁクエイクタイタン。気持ちいいだろぉ?それが雄の交尾だ♡」

  「はあっ…はぁぁ…これが雄の交尾…あっ…おぉ♡」

  言うや否や、クエイクタイタンの体の上で腰を動かし始めるスメルスカンク。

  「あっ!♡おぉぉ…?♡はぅぅ…あああっ!♡」

  スメルスカンクの腰の動きに連動して声を漏らすクエイクタイタン。その様はまな板の鯉そのもので、されるがままに与えられる快楽を享受していた。

  「おらおら!サボってんじゃねえよぉ。おまえも腰触れや♡」

  「こ、これ…いいのか?あっ…♡ああぁ♡ああぅ♡」

  言われるがまま情けなく腰をヘコヘコと振るクエイクタイタン。腰を動かす度にスメルスカンクのツボを刺激するのか、スメルスカンクの声にも嬌声が混じり始める。

  「おぉう♡なかなか…あっ♡…いいチンポじゃねぇか♡」

  「はぁ…はあぁ♡気持ちいいぃ…チンポ気持ちいぃ…♡これが交尾…雄の交尾…!あっ…ああっ…!」

  ビュルビュルルルルル!

  初めての挿入経験は怪人クエイクタイタンに雄としての自身を与え、同時にあと戻りができないほどの快楽の味を脳に刻んでいった。しかし、怪人スメルスカンクの尻圧と技術が与える快楽は想定以上に早い射精を促してしまったようだった。クエイクタイタンの怪人精液がスメルスカンクの直腸に勢いよく注がれていく。

  「ツッ!!…チッ、んだよっ早漏かよっ…まあいいぜぇ。どうやら本当にエネルギーは充填されたようだしな。ぐへへ、童貞卒業おめでとうだなぁ、クエイクタイタン」

  「はぁ…はぁ…」

  「これが騎乗位ってヤツだ。爬虫人類様との性行為もいいが、怪人同士の交尾ってのもなかなか奥が深いもんなんだぜぇ」

  「スメルスカンク…兄貴」

  「おぉう?」

  「今日の作戦が終わったら、いろいろと交尾のこと教えてもらえねぇかな…?」

  そう言ったクエイクタイタンがスメルスカンクに向ける敵意はすっかり消え失せており、怪人同士の交尾の魅力に取り憑かれてしまっているようだった。

  [newpage]

  幼い獣人が集まる学び舎…この惑星アイランドでも「学校」と呼ばれる場所。真剣に授業を聞く柴犬獣人、退屈そうに窓から空を眺めるツバメ獣人、空腹のために早弁をするコアラ獣人、教鞭を振るうイルカ獣人…十人十色な授業の風景が今日も繰り広げられていた。

  「地震…?」

  日々と変わらない平和そのものの光景は三毛猫獣人が放った一言で崩れ去っていく。地鳴りとともに校舎全体が大きく揺れて机の上の教科書や筆記用具が床に落ちていく。生徒達の悲鳴が教室内に響いていく。

  「落ち着いて机の下に頭を隠せ!地震が治まったら避難訓練どおりに校庭に出るぞ!」

  大きな地震であったが不自然な程に早く揺れは治まった。教師の指示に従って一目散に校舎外に出た生徒達を待っていたのは全身黒ずくめの黒タイツ戦闘員と2体の怪人だった。

  「「イイィー!!」」

  「きゃああぁぁ!」

  「コイツら…まさか…タイラントの…!?」

  「ぐへへ、そのとおりよ。オレは臭害怪人スメルスカンク」

  「オイラは地震怪人クエイクタイタン。おまえら獣人のガキ共はイビルフロッグ様に捧げさせてもらう!喜べオイラ達と同じタイラントの怪人になれるのだ!」

  現れた異形の存在に恐怖しパニックに陥る生徒達。我先に逃げようとする彼らが、黒タイツ戦闘員に出口を塞がれていることに気づくのにそう時間はかからなかった。

  「うるせぇガキ共を眠らせてやるか。睡眠ガス、放出!」

  ぶふーーーーーーーーー!

  間抜けな音と共にスメルスカンクの尻から水色のガスが勢いよく放出されて、たちまち辺りを包んでいく。ゲホッゴホッと咳き込む生徒達が1人また1人と眠りに落ちていく。

  「へへっ、楽な仕事だったな。スメルスカンクの兄貴」

  「さっさとガキ共を連れ帰るぞ」

  校庭で眠りに堕ちた100人近い獣人の子供達を戦闘員達が連れ去ろうと担いでいく。タイラントの要塞と繋がる異次元の門を生徒を担いだ戦闘員達が通ろうとした、その時だった。

  「イギイィィ!?」

  鋭い水流が戦闘員の頭を貫いた。担いでいた生徒を地面に落とし、断末魔の声を上げる戦闘員。その水流は一発にとどまらなかった。

  「イイィィ!?」

  「ヒィィ!!」

  「イビャァァ!!!」

  どこからか放たれる数多の水流は的確に戦闘員の頭だけを弾いていく。

  「な、なんだぁ!?何が起きている?」

  「この水流…まさか…?」

  何が起きているかわからない様子のスメルスカンク、何か心当たりがある様子のクエイクタイタン。その時、低く威圧するような声が頭上から降ってきた。

  「子どもを狙うとは趣味が悪いのう…悪党共よ」

  声の主がいる校舎の屋上を見上げる2体の怪人。そこには1人の鮫獣人…いや、「海嵐の守護者アクアマスター」が仁王立ちし、眼下の光景を見下ろしていた。

  「鮫島のおやっさん…!」

  かつて仲間であったヒーロー達との対峙。クエイクタイタンも いつかこんな日が来ることはわかっていた…しかし突然の最強ヒーローの登場に動揺を隠せず、ただ屋上を見上げることしかできなかった。