1起
はじめに
人間が動物になりきるお祭り。
15歳になってのお楽しみ。
動物愛護者へのおすすめとして書いた。
動物変身祭、その名の通り獣化する儀式。
決まった時間になって、
動物の鳴き声や仕草を真似していくうちに、
次第に動物になっていくお祭りだ。
そんな儀式の詳細を見ていこう。
2承
昔TVで見た幼児向けの人形劇には、
こんなものがありました。
ニャンニャン猫祭り。
動物の猫を題材としたお祭り。
毎月22日は猫の日。
15日を満月とした日から七日後の月夜。
月が猫の瞳のように見えるのが始まり。
幸せを祝って悩みを打ち消すという。
それが女子高生の間で流行していた。
3転
その夜にあの子たちは集まった。
猫のお祭りの準備を始めた。
まず自分の首に鈴のついた首輪をつけると、
顔の肌が猫の毛でおおわれて、
白い鼻からネコヒゲが伸びて、
自分の髪の毛の間からネコミミが生えてきた。
次にお尻の方では細長いが伸びると、
クネクネとした猫のシッポが生えてきた。
猫のような恰好した女の子たちは、
ニャンニャンしか言えなくなった。
両手を猫の前足のように握って、
肘を曲げて猫の鳴き声を上げた。
にゃあああん!
4結
いつも見かける女子高生。
表向き普通に見えるあの子たちは、
裏ではどうだろうか?
見えないところで祭りを執り行う彼女らは、
自分たちの願望をかなえるために、
今日も猫を被っているかもしれない。
未来を担う若者たちを応援したかった。
女子がこんなことしたら、
可愛いだろうなと思いやった。
22日のお祭りの投稿でした。