ヒーローに卵を産ませましょう

  様々な獣人が暮らす世界で、【エナジー】と呼ばれる特別な力を持つ者が現れ始めた。ある者はその力を私利私欲のために使い、ヴィランと呼ばれた。ある者は私利私欲にまみれた力を持つ者を罰する立場となり、ヒーローと呼ばれた。

  悲しい話だが、エナジーに目覚める者には欲深いものが多く、ヴィランになりやすい。

  基本的にはたいした能力も持たず、ヒーローによって捕らえられることが多いが、獣人であっても欲に限りなどなく、唐突に強いヴィランが生まれることもある。

  ヒーローたちはそんな現状を理解しているので、訓練を欠かさないのだが、それでも力及ばず敗北し、ヴィランに捕らえられてしまう例も少なくない。

  サンダーイーグルと呼ばれた、黄色と黒のストライプ模様をした鷹獣人のヒーローも、数多くのヴィランを確保してきたが、たった一人のぽっと出のヴィランに捕まってしまった。

  意識を取り戻したときには、見たこともない倉庫部屋。

  長椅子に胴体だけでなく、手首や足首といった関節、自慢の翼も含めて全て雁字搦めに括り付けられていた。

  縛られていないのは腹部と顔くらいなもので、これではいくらエナジーを使えても、自力で抜け出すのは無理だろう。

  そのうえで、つけていたヒーロー装備は無理やり外され、下手にエナジーを使えない状況。

  おまけに衣服も全て脱がされて、全裸姿にされていた。

  「やって起きてくれましたね。」

  声をかけたのは真っ赤で首が長く、コブラのような蛇獣人。

  イーグルはそんな相手を睨みつけ、声を荒げた。

  「ぐっ!貴様!これをほどけ!」

  「せっかく捕らえたのに、いやですよ。」

  細長い舌をなめずるコブラにイーグルは顔をしかめる。

  こういうヴィランに捕らえられたヒーローの末路を知っているからだ。

  何より、自分が全裸で、相手も全裸であることが物語っている。

  「さぁ、始めましょうか。何をするのか、理解しているのでしょう?」

  「ぐっ!やめろ!俺はそんな趣味はねぇ!」

  雄が多いこの世界では、雄同士の営みは少なくない。だが、イーグルはその経験がなかった。

  股間にぶら下がる玉袋の上には収納袋があり、興奮すればそこから赤い槍のようなモノがいきり立つ。

  自分で諫めたことは幾度となく経験はあるが、わざわざ人に晒したことがなかったのだ。

  「まさか、初心(うぶ)ですか?それはそれはおいしそうだ。」

  イーグルの反応で未経験だと知り、コブラは黄色い玉袋を指でつつく。

  「さわんな!」

  「おー、威勢がいい。でも、今回戴くのは、こちらです。」

  コブラの指が玉袋を撫で下げていき、穴まで指をつたわせた。

  「やめろ!」

  イーグル以外のヒーローは経験者も多い。

  先達からその穴を使うことは知っていたが、使われる側に回ることに、小さな恐怖を覚える。

  「そんな犬のように吠えずに。あぁ…ずっとあこがれだったあなたの初物をいただける興奮でっ!」

  イーグルとは違い、よく見なければわからないスリットしかない股間。

  その裂け目からズリュンと赤黒いモノが飛び出てくる。

  その見た目は獣人の中でも異様で、二本のモノがねじれるように絡みつき一本となっている。

  蛇獣人にしては明らかに太く、イーグルは嘴をカチカチと鳴らした。

  「やめろ、そんなもの、入るわけない。」

  「ご安心ください。あなたは受け入れてくれますよ。雷のように素早いあなたが、僕の拳を受け入れてくれたように。」

  コブラが拳を握り、イーグルは思い出す。

  余裕で避けるつもりだったその拳が、まるで吸い込まれるようにみぞおちにクリーンヒットしたことを。

  「それがお前の能力か。」

  「そうですよ。ただ、あなたにしか発動しない能力です。」

  「なんだと?」

  「この力は、あなたを見続け、あなたを思い、あなたに受け入れてほしいと願ったら発現した力なのです。だから僕はあなたの場所がわかるし、あなたは僕のすべてを受け入れてくれる。」

  少しでも情報を得ようとしたヒーローらしいイーグルの様子は、尻穴にねじれたモノをあてがわれたことで消え去り、恐怖で再び嘴を鳴らし始める。

  「だめだ、やめろ、やめっ!」

  「諦めて、受け入れてください。」

  「ガっ!?あ?」

  入れられる瞬間だけ、尻穴は無理やり開かされた。

  しかし、何かを入れたことなどなかったはずの穴が、入れられるのが当然というように、ねじれたモノを受け入れていく。

  根元にいくにつれて太くなっていくのに、穴は緩やかに広がり、痛みは一切なく、ただ圧迫感と体内に潜り込んでくる熱い異物だけを感じてしまう。

  やがてコブラの腰にイーグルの尾羽があたり、ねじれたモノの全てが中に納まる。

  「ハァっ、なんだ、これ…痛くも、くるしくもない…」

  「言ったでしょう?あなたは受け入れるしかないんです。」

  カチカチと鳴らし続けるイーグルの嘴をコブラがそっと撫でるが、すぐに気が付き、嫌がるように首を振った。

  「さわんな!」

  「おやおや、僕の手はお気に召しませんでしたか。でも大丈夫。こっちは病みつきになりますよ。」

  密着された腰をさらに突き上げると、イーグルの体がビクンと跳ね上がる。

  チカチカと弾けるような衝撃の中に、イーグルがほのかに感じたものに、拒絶するように首を振り続ける。

  「嘘だ。やめろ、これ以上は…」

  「駄目ですよ。もう一度受け入れてしまったのです。始めましょう。」

  コブラは両手でがっしりとイーグルの腰を押さえ、悪魔じみた笑みで顔をゆがませた。

  「あっあぁぁぁぁ!?」

  ズルリと引き抜かれるねじれ進歩の感触に、イーグルは思わず声を荒げる。

  「カハっ!?」

  再び一気に根元まで突っ込まれ、腹を殴られたときのような声を上げる。

  「おっと、一気にやりすぎました。今度はゆっくりと味わってください。」

  今度はゆっくりとねじれチンポが引き抜かれていき、反転してゆっくりとイーグルの中へ侵入していく。

  一度目とも、急激に入れられたときとも違い、入ってくる感触をもろに感じ取れてしまう。

  そこに感じるのは異物感と嫌悪感だけだと必死に自分に言い聞かせるが、収納袋から他人に見せたことのない赤いチンポの先端が姿をのぞかせ始める。

  どれだけ偽っても、肉体は正直だ。

  チンポの裏側を、太いものでこすられる感覚。

  それはイーグルが今まで感じたこともなかった刺激。

  相手はヴィランで、あんな歪なねじれチンポを初物の尻に入れられているというのに、いやがおうでも反応してしまう。

  「ほら、体は正直です。雄でも尻穴の中を犯されて感じてしまうんですよ。」

  「そんなこと、ねぇ!」

  「強がっても無駄ですよ。あなただって知識位あるでしょう?もっといじめてあげますからね。」

  「んひぃ!?」

  先ほどまで通り過ぎるだけの刺激だったのが、チンポの裏側を正確に狙い、指でも弾くように、ねじれチンポを押し付け弾く。

  イーグルの嘴から漏れ出す、明確に快楽を含んだ喘ぎ声。

  必死に漏れないように閉じようとするが、チンポを入れられる刺激で嘴は大きく開く。

  先ほどまでのカチカチという音から、嘴から鳴る音はパカパカという音に変わる。

  尻穴からは、ねじれチンポをゆっくりと出し入れする水音ももれ始める。

  そんな音に共鳴するように、イーグルの収納袋から飛び出た赤いチンポは完全にいきり立ち、細い槍のような姿をさらしていた。

  「あぁ、僕のチンポで勃起してくれてうれしいです。さぁ、ラストスパートと行きましょう。」

  「ひっ!あっ、ひぁ!あっ!」

  イーグルが初めにあげたのは悲鳴に近い声だったが、そこからはただの喘ぎ声に変わる。

  コブラ残しの動きはねっとりとしたものから、激しく連続した打ち付けに変わる。

  ねじれチンポが根元付近で何度も出し入れされる。

  押し出されるようにイーグルのチンポの先からは透明な液がもれ始め、本人も必死に耐えるように上向きのまま、嘴を閉じようとすらできず喘ぎをもらしていた。

  「さぁ!僕の愛を!受け取ってください!」

  「あっあっ、ああぁぁぁぁぁ!」

  絶対に逃がさないといわんばかりに、抱き着くように腰を打ち付けるコブラ。

  ねじれチンポはいっそう膨れ上がり、イーグルのチンポも快楽に耐え切れず、ふれてもいないのにどろりと漏らすような射精に至る。

  そして腹底へ注がれる熱を感じるが、イーグルは何もできず、ただうわごとをつぶやく。

  コブラの射精は蛇獣人とは思えないほど長く、ようやくだしを他ころには少しイーグルの腹は膨れ上がっていた。

  満足と硬骨の混じった表情のまま、コブラはイーグルから手を離し、ゆっくりねじれチンポを引き抜いていく。

  だらりとぶら下がったねじれチンポからは先ほどまでの凶器感はなく、ゆっくりとスリット内へ収納されていく。

  しばらく呆けていたイーグルだが、ようやく気が付き、顎を引き締めてコブラをにらみつけた。

  「…満足か?さっさと離せ。」

  「何を言ってるんです?ここからが私の能力は本番ですよ?」

  「…何?いや、なんだ!?」

  腹の中で何かがうごめき始め、イーグルは焦りの声をあげるが、縛られている影響で暴れようとしても意味なく終わる。

  「ぐぁ!?は、腹が…」

  徐々にイーグルの腹が膨れ上がっていく。精液で少し膨れていたなんてものでもなく、脂肪で膨らんでいるわけでもない。中で卵ができたような膨らみ方なのだ。

  そして何より、雄である自分の腹の中に卵があると理解してしまう。

  違和感が収まり、イーグルはコブラをにらみつけた。

  「…俺に何をした。」

  「お分かりになるでしょう。卵ですよ。あなたと、僕の。」

  「ふざけるな!」

  「ふざけてなどいませんよ。でもご安心ください。卵から子が生まれるわけではありません。」

  そこで一度区切り、コブラは膨れ上がったイーグルの腹を撫でた。

  「ただ、卵を産んでもらうことには、変わりないのですけどね。」

  「ふざけっ…なっ、ぐあぁぁぁ!?」

  雌でもないのに卵を産むなど拒絶するつもりだったイーグルだが、肉体は体の異物を輩出したがるように卵をひねり出そうとし始める。

  出来上がった卵も出たがるようにゆっくりとイーグルの中を進み、やがて尻穴から真っ白な一部をのぞかせ始める。

  「ま、まずい、なんかまずい、俺の大事ななんか、出ちまうぅぅぅ!」

  「大丈夫ですよ。僕の精液卵に混ざったあなたのエナジーが、一緒に出てくるだけですからね。」

  「やめ、だめっ、がぁぁぁぁぁ!」

  イーグルが来やがるように必死に首を振るのもむなしく、ズルリと真っ白な卵が生み出される。

  コブラがつかみ取り持ち上げれば、一抱えもある巨大な卵で、そこから自分中にあったはずのエナジーをしっかりとイーグルは感じ取ってしまった。

  「素晴らしい。これがあなたのエナジー。僕の精液からできたもの何に、とっても、とってもおいしそうだ。」

  舌なめずりしたコブラを見て、イーグルはこの後何をするのか察してしまう。

  「ま、まさか!やめろ!」

  「いただきます。」

  大口開けたコブラは、巨大卵に舌を這わせると、そのまま丸呑みし始めた。

  半分ほど咥えたところで上向きになり、手も使って奥へと押し込んでいく。

  やがて口の中にすべて収まると、巨大卵が喉を通っていくのすらイーグルは見てしまう。

  そして腹底へたどり着き、コブラの腹部が先ほどのイーグルのようにポッコリと膨れ上がる。

  コブラはいとおしい物を愛でるように、自身の腹をさすった。

  「すごいエナジーです。すぐに消化して、僕のものにしてあげますよ。」

  「ぐっ…」

  いくらイーグルが抵抗しても、エナジーの力も失っては、縛られた長い椅子が軋む音すら響かせなくなる。

  今まであった自身の力の源がなくなり、ヴィランの中で溶けていくのを感じ取れてしまう。

  強く目を閉じれば、虚しさで涙すら流れる始末。

  コブラの腹部はゆっくりと元の大きさに戻っていき、やがて完全にコブラの中にエナジーは溶けて混ざり合った。

  「あぁ、ずっとあこがれだったイーグルの力が僕のものに…」

  「…満足したなら、もう開放してくれ。俺には抵抗する力もないんだ。」

  「いいえ、まだですよ?」

  「は?」

  「先ほど言ったでしょう?あの卵は僕の精液卵だと。あれを食べると勢力も戻るんですよ。ほら、この通り。」

  コブラが腰を突き出すと、先ほど萎えたはずのねじれチンポが元気な姿を取り戻し、スリットから飛び出してくる。

  「や、やめろ、俺はもう、エナジーは残ってないぞ。」

  「そうですね。ですが、あなたを愛したい気持ちは収まってないのです。」

  近づいてくるコブラの姿にイーグルは嘴を鳴らすが、抵抗はまったく意味をなさず、ねじれチンポが再び尻穴へあてがわれる。

  「あぁ、そうそう。あなたのエナジーもいただいて、僕は少し能力が上がったようです。」

  「そんなことはどうでもいい、やめてくれ…」

  「いいえ、聞いてください。次はエナジーではなく、あなたの魂すら精液卵にできてしまえそうなんですよね。」

  「…は?」

  唖然とした声しか上げられなかったイーグルに、コブラは悪魔のような笑みを浮かべた。

  「ぜひ、どうなるのか、試してみましょう。」

  「やめろ、やめっ、ひぎぃ!」

  一度チンポを知ってしまった尻穴は、二度目を受け入れても快楽を感じてしまう。

  行為の後には下手すれば死ぬかもしれない恐怖があるのに、肉体は与えられる快楽に興奮し、垂れ下がっていたイーグルの赤いチンポも元気を取り戻す。

  「さぁ、愛し合いましょう。」

  「んぎぃ!いっ!ぃぃ!」

  ズンズンと再び腰を激しく打ち付け犯し始める。

  断絶的に続く快楽は恐怖すらも塗りつぶし、イーグルは喘ぎを繰り返すことしかできなかった。