とある獣人たちだけが住む異世界でも、地域によっては寺院が存在し、寺ごとに様々な宗派がある。
その中でも、片田舎に建つこの山寺では座禅を主に行っており、その座禅を組むために、わざわざ遠方から何度も通う者までいる。
山寺の周囲には建物がなく、本日の客である五名の獣人と、住職である立派な角を持つ鹿獣人と、その補佐二名である柴犬獣人たちを合わせた計八名以外に人の気配はない。
木造の寺から望む山の森林風景を楽しみ、そして座禅という精神統一を行うため、大人数は受け入れず、毎回五名までという格式が保たれている。
そんな大自然に包まれる中、客として訪れた雄たち五名は、姿勢を正して座禅を組む。
両手は太腿の上に添えられ、簡素ながらも正しい座禅の姿勢をとっていた。
だが異様なのは、その五人が全裸であり、股間には雄の象徴である勃起したチンポをさらしていることだった。
その中でもひときわ目を引くのは、巨体で筋骨逞しい黒馬獣人。股間には馬らしい立派な肉棒がそそり立っている。
対して隣に座るのは雄でありながら小柄なライオン獣人で、股間のチンポは体格に比べてもやや控えめだった。
中央に座るのは緑の鱗を輝かせる蜥蜴獣人。勃ち上がるチンポは細長くそそり立つ。
その隣には灰色の毛並みを持つシベリアンハスキー系の犬獣人。彼の股間には太めで重量感のあるチンポが覗く。
最後に並ぶのは赤みの強い羽毛を持つ猛禽類の鳥獣人。落ち着いた色合いの体躯はもっとも平均的で、その股間に屹立するチンポも体格に見合った均整を保っていた。
彼らがなぜ山奥の寺で、座禅を組みながら雄の性をさらしているのか。
それはこの寺が『より雄らしい雄となるため』の修行を説く場だからである。
少し時間をさかのぼり、彼らが寺に到着した時のことを語ろう。
最寄りのバス停から補佐が運転する送迎車に揺られること一時間。ようやく寺に着いた五人を、住職が出迎えた。
「いらっしゃいませ。より雄を目指すお方々。皆様、一度はこの寺を体験済みということなので、まずはいつも通り、浴室へご案内いたします。」
住職の案内で浴室へと向かう客たち。浴室は一つではなく五つあり、それぞれの部屋に一人ずつ入っていく。
補佐の二人も同行し、客の体を丁寧に清めると、客も補佐も何も身に纏わぬまま全裸で、住職の導きに従って座禅の間へと進む。
木造の床は磨き上げられたように艶やかで、毎日の掃除の丁寧さが伝わってくる。
だが、部屋の中には不自然に突き出した五つの突起があった。それは人型のチンポを模した張り型で、一つひとつ大きさが異なり、五人が少し間隔を空けて座れるように配置されている。
「左から、予約順に並んでおります。どうぞ、お座りください。」
住職の言葉に従い、客はそれぞれ張り型の前に腰を下ろす。そして呼吸を整えると、皆がゆっくりと尻穴に張り型を受け入れていった。やがて根元までを呑み込み、フローリングの上にどっしりと腰を据える。
その時点ですでにチンポは勃ち上がっていたが、彼らは静かに両脚を整え座禅を組み、瞑想するように目を閉じた。
まったく動かずとも、尻奥に収まった張り型の存在を確かに感じながら、雄の象徴であるチンポを屹立させ続ける。
それこそが、この寺の教えであるより雄らしい雄へ至る道なのであった。
およそ一分が経ったころ、小柄なライオン獣人がほんのりと小刻みに震えだした。
後ろをゆっくりと歩いていた住職は、手に持つ警策と呼ばれる木の棒で軽くライオンの肩を叩く。震えは収まったが、住職が股間をのぞき込むと、そこにあるチンポは完全勃起ではなく、少し垂れかけていた。
住職はライオンの前へ回り込み、警策を下方向に構えると、パシンッ、と静寂を裂く音が響く。
叩かれたのは、萎えかけていたライオンのチンポだった。突然の刺激にライオンは体を跳ねさせたが、その一撃で肉棒は再び硬さを取り戻し、勢いよく勃ち上がった。
雄の急所を打たれたのだ。痛みはある。だが耐え難いものではなく、むしろ程よい刺激となり、姿勢を正させ、チンポを雄らしく甦らせる。まるで魔法のような一撃。
これこそが客を虜にする秘技。だが、それを自ら求めることは許されない。
音に反応し、隣の黒馬獣人が羨ましげに視線を送る。だが、その瞬間、住職の鋭い眼差しが彼を射抜いた。
「目を開けましたね?まだ座禅の最中ですよ。」
「ひっ!すいませ…」
「声まで出しましたね。あなたには以前も注意をしました。今回は別室での特別瞑想です。来なさい。」
警策を手にした住職の圧に、馬獣人はごくりと息を呑み、静かに立ち上がる。尻からずるりと張り型が抜け落ちるのも気に留めず、住職は部屋を出る前に補佐へ声をかけた。
「後を頼みます。」
その一言に、柴犬獣人の補佐二人は深々と一礼して見送る。
背後で起こっている出来事を感じ取ってはいても、残された四人の客は同じ目に遭いたくないと必死に座禅へ集中する。補佐たちは満足げにその背後で警策を構えた。
馬獣人は静かに住職の後に従って歩く。ここで逃げ出したい気持ちは山ほどある。だが、衣服は風呂の前にすでに回収され、山を下りるには車が必須の距離。
そもそも雄を鍛えるために訪れた寺で、尻尾を巻いて逃げることなど許されない。頭では理解していても、この後に待つものを知っているからこそ、足は震えていた。
先ほどの開放的な部屋とは一転、戸を閉めれば光一つ差さぬ闇に包まれた狭い一室。三人も入ればいっぱいになるほどの空間だ。
中に入ると、背後の戸が閉じられる。獣人ゆえ、やがて目は慣れるはずだが、今の馬獣人にはただ漆黒の闇としか感じられなかった。
だが、住職は慣れた様子で暗闇の中、馬獣人の勃起したチンポをわし掴む。
「んひっ!」
「少し触れられた程度でその反応では、雄らしいとは言えません。あなたの雄をしばし封印いたしましょう。」
「ま、待ってくれ!封印だけは!」
「もう遅いですよ。」
住職の手のひらがチンポの先端、鈴口に触れた瞬間、そこに南京錠の印が浮かび上がる。
暗闇ゆえ馬獣人には見えないが、確かにせき止められた感覚が走り、腰が震えた。
「あ、あぁぁ…」
「初回にはこれだけですが、もう一つ。」
住職は素早く馬獣人の腕を背後に取り、そこにも南京錠の印を刻む。途端に腕は拘束されたかのように背で固まり、動かせなくなった。
「う、腕も禁止かよ!?」
「チンポのみで鍵をお探しなさい。チンポの封印が解ければ、腕も外れます。もちろん、腕に合う鍵など存在しませんよ。」
住職が部屋の壁に触れると、床や壁から鍵の先端がいくつも突き出す。
闇に目が慣れてきた馬獣人は、その数が以前より増えているのに気づき、思わず息を呑んだ。
「あぁそれと。この部屋では、おこぼししても構いませんよ。」
そう言い残し、ぴしゃりと戸が閉められる。
こうなれば無理に扉を開けようとしても、壁を破ろうとしても意味はない。脱出する唯一の方法は、股間に刻まれた封印を解くこと。
馬獣人は悲壮な表情のまま立ち尽くしていたが、やがて決意を固め、重い足を動かす。拘束された腕は使えず、彼は腰を動かし、壁から突き出した鍵のひとつに、自らの勃起チンポを押し当てていった。
「…くそっ、行くしかねぇ!」
勃起し広がった鈴口に、鍵の先端をそっと挿し入れる。チンポの中に異物を差し込む違和感が強烈に走るが、それ以上に、こんな状況にもかかわらず湧き上がる激しい快楽。
何とか鍵の根元まで呑み込んだが、それだけでは開かない。鍵には突起があり、その突起をチンポの中で合わせ、ひっかけて回す仕組みだ。
馬獣人は必死に腰を上下左右へと動かし、鍵が引っかからないか試す。その光景を見た者がいれば間抜けと言うだろうが、本人は必死だった。
なぜなら、最終送迎時間までに正しい鍵を見つけられなければ、三日後に自宅へ鍵が送られてくるまで、ずっとこの鍵をつけられたままだからだ。
雄獣人というのは誰しも射精欲が強い。一度でも射精を覚えればなおのこと、まして彼は毎日しこっており、三日も耐えるなど到底あり得ない。
そもそも、この鍵穴を差し入れる行為そのものが強烈な快楽をもたらし、今も射精欲が込み上げてきている。
前回は何とか鍵を見つけられた馬獣人だが、今回は数が多い。ひとつに見切りをつけて引き抜くと、すぐに次の鍵をチンポへ差し入れ、腰を振って確かめていく。
こんな仕打ちを受けてなお、なぜ彼が再びこの寺を訪れたのか。それは住職の不思議な魅力もあったが、何より座禅の後には一月以上、勃起力も射精量も上がり、全裸でなくとも雄としての魅力が増したと周囲から褒められたからだ。
初めての座禅の時は、なぜ張り型を入れるのか、なぜ勃起を晒すような座禅なのかと理解できなかった。だが魅力をほめられたことは、ガタイは良くても鍛錬をしてこなかった彼が、毎日体を鍛えるようになった切っ掛けでもある。
そんな思い出に浸る暇もなく、彼は必死に鍵を探し続ける。壁の鍵はすべて試し尽くした。残るは床から生えた鍵たち。
鍵を根元まで呑み込めば床とチンポが触れ合い、鍵が合うよう腰を動かすさまは、さながらナメクジのようだった。
這うようにしていくつかを試した末、ようやく、ガチャリと股間から音が響いた。
「ひらい、だああ゛ぁぁぁぁ!」
鍵穴の解放と同時に、せき止められていた射精も解放され、馬獣人は奇声を放ちながら床に精液をぶちまけていく。
今までで最も長い射精を味わい終えると、腕の拘束も解けており、なんとか体を起こす。ゆっくりと戸を開けると、外はすでに夕暮れ時。田舎のバスなど、とっくに最終便が出た時刻だろう。
「あれ、なんで…」
唖然とする馬獣人に住職がそこからともなく現れ声をかけた。
「お疲れ様です。他のお客様は先に帰りましたが、あなたは居残りです。明日もお休みなのでしょう?」
「え?えぇ、そうですが…」
以前も鍵を開けた途端現れた住職。どこで鍵をあけたとしったのか、そもそもなぜ自分の予定を知っているのかという不安がよぎる。しかしその考えを遮るように、住職は手を差し伸べる。
「では、まずはその汚れた体を清めましょう。共に浴室へ。」
「え…」
馬獣人は同じようにこの寺に通うガタイのいい牛獣人の話を思い出す。
彼曰く、住職は基本的に客と共に浴室へは入らない。だが誘われた時だけは、浴室で特別な雄の訓練をしてくれるのだと。
何より、普段は深緑に墨色を重ねた法衣をまとい続ける住職の、素の姿を見られる。その思いに、馬獣人は静かに息を呑む。
甘く囁かれた浴室へという言葉に、先ほどまでの疲れも吹き飛んだかのように、住職の手を取って浴室へと連れて行かれるのだった。
すでに全裸の馬獣人は先に浴室で待機し、なぜか自然と座禅を組んで静かに住職を待った。
「お待たせしました。」
「お、おぉ…」
肉付きは良くも悪くもなく、いかにも普通の鹿獣人のはずの肉体。それなのに、馬獣人は目を奪われる。全身を舐めるように視線を這わせ、やがて股間へ。
細長い鹿の男性器。その形は自分のものとは明らかに違い、馬獣人の視線はそこに釘付けになった。
「気になりますか?今からこれで、あなたをさらなる雄へ至らせてあげますよ。」
「は、はい…」
先ほどあれほど射精したはずなのに、座禅を組んだ股間には、はちきれんばかりに勃起した馬獣人のチンポ。
住職はその肩に手をそっと置く。それだけで馬獣人は動けなくなる。
そして、大きな馬獣人チンポの先端に、自身の細長い鹿チンポをあてがった。
「えっ、住職、何を…」
「安心してください。あれだけの鍵を受け入れたあなたの雄なら、私の雄など容易に受け入れますよ。」
「ひっ!?あっ、あぁぁぁぁ!?」
優しい声とは裏腹に、鹿チンポは馬獣人の太いチンポへと突き刺さっていく。
抵抗しようと馬獣人は体を動かそうとしたが、肩に添えられた手のせいか全く動けない。
そのうえ、痛みは一切なく、ただ全身を突き抜けるような激しい快楽だけが襲いかかる。
座禅の姿勢のまま、鹿チンポを根元近くまで受け入れてしまった。だが、それは始まりに過ぎない。
「では、動きますよ。」
腰を引き、再びずぶりと突き入れる。それが開幕の合図。
素朴だった住職の顔つきは、肉食獣のごとく鋭い眼光に変わり、馬獣人のチンポを蹂躙するように鹿チンポを何度も突き込んでいく。
「あがっ、が、あっ!?ぎっ!?」
悲鳴とも喘ぎともつかない声を上げる馬獣人。
だが姿勢を崩すことはできず、ただ快楽の奔流に飲まれていく。
「さぁ、最後の仕上げです。全てを受け入れなさい。」
「あぎっ!?」
ひと際深く、根元のこぶまで一気に突き込まれる。
次の瞬間、住職の鹿チンポからドクンドクンと精が注ぎ込まれていく。
あり得ない状況に困惑しながらも、なぜか幸福感と満足感がこみ上げてくる馬獣人。
長い射精が終わるまで、息も絶え絶えに結合部を見つめることしかできなかった。
やがて、キュポンと音を立てて引き抜かれる鹿チンポ。
解き放たれた馬獣人のチンポは、一回りどころかそれ以上に膨張し、巨体にさえ不釣り合いなほどの大きさへと変わる。
さらに玉袋までもが膨れ上がり、ついには自身の尻よりも大きく迫り出した。
それにもかかわらず、精を注がれたはずのチンポからは一滴の精液すら零れない。
「どうです?雄らしくなったでしょう?」
「は、はい…」
馬獣人は笑みを浮かべる。それは常人離れした狂気すら漂わせる笑みだった。
彼は大きくなった自身のチンポを撫で上げ、うっとりと見つめる。
住職は満足げに微笑み、シャワーを浴びて汗を流していく。
その間も馬獣人は座禅の姿勢のまま、チンポを撫で続けていた。
「残りは補佐に任せます。お好きにお楽しみください。」
住職が出て行くと、代わるように柴犬の補佐二人が浴室へと入ってくる。
虚ろな目で顔を上げる馬獣人の前に、柴犬たちは尻を差し出した。
「どちらもお好きなだけお使いください。」
その言葉に馬獣人は飛び起き、右の柴犬の尻に飛びつく。
巨体なガタイにも釣り合わぬほどの巨大なチンポを尻穴にあてがい、一気に突き入れる。
そんな巨大チンポですら、抵抗などほとんどなく、柴犬は全てを受け入れる。
やがて浴室には、体がぶつかり合う激しい音が響き渡った。
住職はその音を背に、自身の寝室へと向かっていった。