増殖、ネコ(になる)人間

  1起

  はじめに、

  人間が動物になる作品。

  仮想との区別できない方は注意。

  victorさんの影響で書いた。

  経済に関係なく働くことが喜ばれる風潮。

  ある国では謎の言葉が流行っていた。

  社会の制御から解き放たれた、

  自立と個性を突き進む生活「ネコ人間」が

  流行、増殖していった。

  当初は経済成長ゆえに人間として働いていた。

  しかし賃金は上がらず出費は増すばかり。

  すさまじい労働競争の環境から変質した、

  謎の言葉の台頭について書きまとめた。

  2承

  それでは「ネコ人間」とはどんな連中なのか?

  ある日を境に仕事しなくなった若者がいる。

  彼らはあちこちを彷徨って偏った食事をする。

  そうして自由と個性を主張する者がいる。

  無職になった生活を弁解する者もいる。

  働かずに好きに生きている楽しさから、

  彼らの心は変わっていった。

  「ネコ人間」と聞くとどう思うのか?

  とっても可愛いものだと考えたが、

  この現実を聞くとかわいそうに見えた。

  だが楽しそうな暮らしにあこがれて、

  なった者たちに呪いが降りかかる。

  3転

  徐々に少年の体を変えてゆく。

  体中が小さくなって、

  肌がネコの毛で覆われて、

  足が小さくなり四つん這いになり、

  手に肉球ができて前足になり、

  さらに変化は続く。

  髪の毛の間からネコミミが生えてきて。

  お尻からネコシッポが生えてきた。

  鼻からネコヒゲが伸びてきて、

  少年はネコになった。

  4結

  思いついたきっかけはネズミ人間。

  学業も職業も訓練もしていない。

  ニートと呼ばれるのが屈辱だったのか、

  思いついた変則的な呼び名だった。

  そこに自立と個性を求める様子から、

  ネコ人間を思いついた。

  そんな彼らを労働力にできないだろうか?

  そして労働に関心はあるのだろうか?

  これからの社会と文明は、

  どうなっていくのだろうか?

  制約が多くて大変だった。

  没タイトル:猫になったショタ。