【ヤンデレ/獣人】クールでドライな犬獣人のメイドちゃんは、時間停止の間だけ欲望に素直すぎる話
[SE:ノック音]
ご主人様、失礼します
[SE:ドアガチャ]
申し訳ありません。実験中でしたか
改めた方がよろしいでしょうか
…はい、ありがとうございます
本国から届いた書簡をお持ちました
どうぞ、こちらです
お読みになってる間に、お部屋を片付けますね
ではまずは…
[少し興奮した調子で]
う…わぁ…
…こほん、失礼しました、つい品のない言葉遣いを
昨日片づけたばかりだというのに、こんなに散らかせるあなたの才能に驚いただけです
服もこんなに脱ぎ散らかして…少しにおいますよ?
…そんなことあります
人間のご主人様にはわからないでしょうが、犬の獣人の私には匂いがはっきりわかります
脱いだ服は放置せずに、すぐに私にお渡しください、いいですね
…だれが口うるさいですか
確かにご主人様には戦争で街を焼け出された私を拾ってくれたご恩はあります
スラム暮らしで無作法だった私に、礼儀とメイドとして生きるすべを与えてくれた事にも心から感謝しています
ですが、それはそれ
だらしない主人に苦言を呈するのも、私の務めです。お小言も申し上げます
まったく、そのような意地悪を仰るのでしたら…今日の晩御飯のスープは人参入りにしたほうがよろしいでしょうか
…そんなに謝らなくても。どれだけ嫌なんですか
いい加減、人参くらい食べてください
あなたは、この国で一番のマジックアイテムの研究者なんですから
もっと威厳を持っていただかないと困ります
ああ…本も読んだら出しっぱなしですし…
本当に手のかかる方ですね…
…ご主人様? 眉間にしわが寄っておりますが…どうしました?
本国から、あまりよくない知らせでも…?
…そうですか…戦況がまた悪く…
こんな戦争…早く終わるとよろしいですね
でも、大丈夫ですよ
ご主人様が古代遺跡から発掘したこのマジックアイテム…
時間停止の宝玉の起動さえできれば、きっと戦況は覆せます
敵の時間が停止している間にわが軍が侵攻できれば、数で劣るわが軍も攻勢に出られますからね
…そうですね。確かに未だに起動には成功していません
ご主人様がいくら魔力を流し込んでも、反応する様子がありませんものね
察するに…本国からの書簡は、その研究を急かす内容ですか
ご主人様の苦労も知らずに…上層部は気楽で結構です
…おや、珍しい
いえ、あなたもそんな弱気な事言うんですね
…失礼しました。決して軽んじたわけではないのです
ただ、あなたのような研究だけは優秀な方でも悩んだりすることを知って…
少しだけ、身近な存在に感じただけです
大丈夫ですよ
あなたは…この家に来たばかりで失敗ばっかりだった私によく言ってくださいました
「失敗した分だけ成長してる」と
あなたの言葉を信じて研鑽し、私も一人前になれました
だから、あなたも大丈夫です
…頭を撫でて欲しい?
ふう…
何を甘えているんですか、お断りします
子どもじゃないんです。ご自分のメンタルケアは自分でなさってください
ですが、これだけはお約束します
私は、いつでも…あなたの側におりますよ
さあ、気を取り直して、もう一回実験してみませんか?
大丈夫ですよ、あなたならできます
あ、でも…
時間が停止してる間に、私にいやらしいことをしてはいけませんよ
その時は、ご主人様の晩御飯は…人参のフルコースです
…ふふ、冗談です。一応、信頼していますよ
さあ、では…起動を、お願い致します
[数秒の間]
……
ご主人様?
ご主人様、いかがですか?
ふふ
ようやく、起動しましたか
[近づきながら]
大丈夫ですよ、ご主人様、あなたは優秀です
その魔法のアイテムはちゃんと起動できてますから
ただ…あなたごと時間停止してしまうので、起動している認識はないのでしょうね
そして…なぜか私は停止の影響を受けないようです
不思議ですね
私が犬の獣人なのが関係するのでしょうか
古代の人は何を考えてこんなものを作ったのか…私にはさっぱりです
じゃあ、今日も早速…
ぎゅーーーっ
聴こえてませんよね、ご主人様…?
もう…何を言っても大丈夫ですよね…?
はぁ…はぁぁ…♪
[だんだん興奮していタメ口に]
ああ…ご主人様…好きです…
好きだ…
好きすぎんだよぉ…
ほんと、ふざけんな…ふざけんなよぉ…
部屋中、汗臭い匂いした服をばらまきやがって…
誘ってんだろ、ご主人様…
こっちは発情期でムラムラしてんのにあんなの嗅がせやがって…
直ぐには洗濯してやらねぇぞ…
私の部屋に持ち帰って、ベッドの中に敷き詰めて…
お前の匂いが充満した寝具の中で…
あぁ…たまんねぇ、想像するだけでよだれが出ちまう
でも…それよりも今は
お前のこの匂いの強いうなじを直接…
スンスン…
おぉ…
やべぇ…一瞬意識、飛んでた…
ああ…可愛い…好きだ…愛してる…食べちまいてえ…
なぁ…お前もあたしの体に興味があるんだろ?
あたしのでっかい胸をたまにちらちら見てるもんな? なぁ?
お前のその視線、すっげぇ感じるんだよ…
興奮してるのを隠すの、大変なんだぞ、わかってんのか…?
すーーーっ…
あぁ…このままブチ犯してやりてぇ…
今のうちに裸にひん剥いて拘束して、馬乗りになってやったらどうなるんだろうな?
時間が動き出した時に、突然私のおもちゃになってたら、どんな顔するんだろうなあ?
ああ…その時のお前の表情が見たい…見た過ぎる…
でも…
まだだ…まだ早い…
もっと…もっと私に依存させるんだ…
いつまでたっても失敗続きのお前に、そろそろ本国は愛想をつかすだろうな…
地位も名誉も失って…失意のお前が頼れるのは、きっと私だけ
私を信頼して…依存して…離れられなくなった時に…
そんなお前をぐちゃぐちゃに食い散らかすのが…私の夢なんだから
ああ…私に凌辱されて屈辱にまみれながらも、私から離れられないご主人様…
早く…早く私に依存しろ依存しろ依存しろ依存しろ
そうしたら、一生、愛してやる…愛玩してやるからな…
ずっと側で…待ってるからな…ご主人様…?
はぁ…はぁああ…
じゃあ、そろそろ…この体を舐めまわして…
ちっ、そろそろ停止が解除される時間か
今日はここまでだな…
[数秒の間]
……
[離れて]
いかがですか、ご主人様
…そうですか、失敗ですか
残念です
そうがっかりされないで下さい
…仕方ない方ですね
少しだけ、頭を撫でてあげます
…ええ、本当です
だから、明日も実験、頑張りましょう
私はいくらでも…「お付き合い」しますから
いつでも…あなたの側におりますよ
ずっと…ずっと…な