娼館を経営する熊のガジュマに記憶改竄されたユージーンがアナル処女を喪失するお話
霧に煙る首都の、人通りが少ない場所。そこに、会員制の娼館が存在した。その娼館に勤めるのは、屈強な雄の[[rb:獣人 > ガジュマ]]のみ。
娼館のオーナーは顔に傷がある[[rb:強面 > こわもて]]の熊獣人の男で、フォルスと呼ばれる特殊能力の使い手だった。彼が持つフォルスの名は[[rb:竄 > ざん]]。他人の記憶の一部を書き換える事が可能な、強力かつ凶悪な能力だ。
「へへっ。今日は極上の商品が手に入ったぜ」
そう呟きながら、熊のオーナーは邪悪な笑みを浮かべる。
彼は[[rb:竄 > ざん]]のフォルスを悪用し、[[rb:市井 > しせい]]で見かけた自分好みのガジュマの男性の記憶を書き換えてこの娼館で働かせていた。
「今日からお前もこの館で働いてもらうぜ。元隊長さん」
オーナーの前には、巨大なベッドが置かれている。そのベッドには、しなやかな体躯の黒豹のガジュマが一糸纏わぬ姿で浅く腰掛けていた。
長い[[rb:弁髪 > べんぱつ]]と[[rb:洒落 > しゃれ]]た袋に覆われた尻尾がトレードマークであるこの黒豹のガジュマの名はユージーン・ガラルド。数年前まで王家直属の軍を率いる立場だった男だ。
「お前は男に抱かれるのが好きでたまらない淫乱な雌猫だ。だから毎日男に抱かれるためにこの娼館で働く事を希望した。そうだな?」
「……ああ。その通りだ」
オーナーの言葉を、ユージーンは肯定する。
本来のユージーンは質実剛健な男だ。だが、オーナーのフォルスにより記憶を[[rb:改竄 > かいざん]]された結果、男と身体を重ねるのが生き甲斐であると思い込まされていた。
「客を取らせる前に、オレ様がきちんと品定めをしてやる。ほれ、こうされたらどうすれば良いか分かるな?」
オーナーは[[rb:下衣 > したごろも]]を脱ぎ捨て、怒張した肉棒をユージーンの前に突き出した。よく洗っていないのか、肉棒には汗と小便の臭いが漂っている。
「分かっている……」
ユージーンは頬を赤く染めながら、雄の臭気を放つ肉棒を咥えた。
「んむ、んっ、んんっ……」
肉棒を根元まで咥え込んだユージーンは、そのまま頭を前後させる。時折喉奥をキュッと締め、舌でカリ首をなぞりながら。
「いいぜえ。流石、ちんぽが大好きな淫乱。上手いもんだ」
ユージーンが初めての口淫奉仕を行う姿に興奮したのか、オーナーの肉棒はさらに硬度を増していく。
「はっ、ん、ふぅっ……」
ユージーンは一旦オーナーの肉棒から口を離し、今度は睾丸や竿の根元、我慢汁が止め処なく溢れる鈴口まで舌で舐め上げた。
そうしてしばらく舌でオーナーの雄の象徴を刺激した後、再度大きな口で咥え込み、頭を前後に動かす。
「あー、すっげ! 元隊長さんの[[rb:口 > クチ]]マン気持ち良すぎるわ! こりゃ、大量の客が押し寄せてきて稼げそうだな!」
射精欲が限界まで高まったオーナはユージーンの頭を両手で掴むと、喉奥まで肉棒を突っ込んだ状態で欲望を解き放った。
「んぶっ!? ん、ぐ、んんっ!!」
苦味と粘り気がある液体を喉の奥に勢いよく叩きつけられて涙目になりながらも、ユージーンは口を離さない。ごくりごくりと喉を鳴らして、雄臭い子種を飲み下していく。それでも量が多すぎたせいで、ユージーンの口の端から飲み下せなかった白濁液がどろりと溢れ出る。
「はあっ……沢山、出したな……」
オーナーが射精を終えた後、ユージーンは肉棒を口から離してオーナーを見上げた。その目は情欲に[[rb:蕩 > とろ]]け、物欲しそうに[[rb:潤 > うる]]んでいる。
「へっ。良い目をしやがるぜ。ケツマンコにちんぽが欲しくてたまらないようだな」
射精を終えたばかりだというのに、オーナーの肉棒は硬さを保ったままだった。
「客の前では、前戯が終わった後に自分から尻を突き出せ。そして、こう言うんだ。自分のおまんこにちんぽを恵んでくださいってな」
ユージーンは頷き、ベッドから降りて床に膝を突く。そしてオーナーに背を向けてベッドに肘を置き、その状態で尻を突き上げながら、
「俺のおまんこに、ちんぽを恵んでください……」
そう懇願した。
「いいぜ。恵んでやるよ。淫乱な雌猫に、オレ様のおちんぽ様をなあっ!」
オーナーはユージーンの腰をがっしりと掴み、肉棒を肛門に宛てがった後に最奥まで一気に突き入れた。
「ぐっ、うおおおおおぉっ!?」
熱した杭で貫かれたような痛みに、ユージーンの身体が大きく跳ねる。それもそのはず。オーナーの記憶改竄により何度も男と交わった経験があると思わされているユージーンであるが、実際は性交の経験は皆無。つまり、たった今、彼の処女は慣らしもしない状態で乱暴に散らされたのだ。
「いっ、あっ、があっ……!」
痛みで涙を流すユージーンに構わず、オーナーは激しくピストン運動を開始した。
ユージーンの雄穴は、オーナーの肉棒を拒むようにきつく締め付ける。だがその締め付けが逆に快感を与え、オーナーは鼻息を荒くし、より快感を得ようと強く腰を打ち付け始めた。
パン、パン、と乾いた音が部屋に鳴り響く。
オーナーの我慢汁と、処女喪失の証ともいえる少量の血、そして腸液が混ざり合い、ユージーンの雄穴は次第にオーナーの肉棒に馴染み始めた。それを感じ取ったオーナーは、下卑た笑みを浮かべながらさらに動きを激しくする。
「んおっ、おっ、んうっ……!」
ユージーンの口から漏れる声も、痛みに耐えるものから熱を帯びた嬌声へと変わっていく。
オーナーの肉棒がユージーンの前立腺を的確に抉る度に、いつの間にか怒張していた彼の肉棒が小刻みに震えた。そして、快感の証ともいえる大量の我慢汁が鈴口から溢れ、床にポタポタと垂れていく。
強すぎる快感に恐怖を覚えたユージーンは、少しでもそれから逃れようと身体をよじらせる。しかしオーナーに長い弁髪を掴まれて引き戻されてしまい、執拗に前立腺を突かれてしまう。
激しく動くオーナーの肉棒がユージーンの[[rb:肉襞 > にくひだ]]を[[rb:捲 > めく]]る度に、淫らな水音が部屋に響く。その音が、二人の興奮をより一層高めていった。
「ぐっ、ぬ、ぐう、あああぁっ……!」
「さあ、二発目を出すぜ! しっかり腹で受け止めて、孕みやがれ!」
オーナーは一際強く腰を打ち付けて肉棒を最奥まで[[rb:捩 > ね]]じ込んだ後、全身を震わせながらユージーンの直腸に子種を放った。
「お、俺も……ぐうっ、おおおおおぉぉっ!!」
腹に注がれる熱い[[rb:奔流 > ほんりゅう]]を感じ取りながら、ユージーンも絶頂へと至る。床にぼたぼたと子種が落ち、辺りに雄特有の臭気がむわりと漂った。
「ふぅー。最高だったぜ」
二度目の射精を終えて満足したオーナーが、ユージーンの雄穴から乱暴に肉棒を引き抜く。
オーナーの肉棒の形に拡張されたユージーンの雄穴は閉じず、子種を垂れ流しながらひくひくと蠢いた。
「さて、お前にはこれから沢山稼いでもらうぜ。元隊長を抱きたいって客の予約は沢山入ってるんだ。今夜は、ちんぽとケツマンコが乾く暇は無いだろうから覚悟しとけよ?」
「……ああ。分かっている。俺がここに居るのは、客に抱かれるためなのだからな……」
ユージーンはオーナーの言葉に頷き、尻たぶを自らの手で掴み左右に開く。まだ閉じきっていない雄穴からどろりと白濁液が溢れ落ち、床に形成された水溜まりがさらに広がっていった。
彼はこれから多くの男に抱かれ続ける事になるだろう。だが、彼がそれを不幸に思う事はない。記憶を改竄された今のユージーンにとって、男に抱かれる事は無上の喜びなのだから――。
【了】