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ビターチョコパイ

  ・基本の味・

  ♦キャラ崩壊

  ◆オリ設定

  ◇口調迷子

  【隠し味】

  ♠ヒヨコが好きに味付け。

  ♥前半∶ワース君がオーターさんをもぐもぐタイムしている

  後半∶五条先生がオーターさんをもぐもぐタイムしている。

  ♣切り取り線と少しだけハートが転がっています。

  【意味が分かると五条にとって怖い話】となっております。

  それではどうぞ。

  [newpage]

  ワース君

  髪色∶鳥羽色

  目の色∶浅葱色

  性格∶寡黙

  好きな物∶リンゴ飴

  ✎滅多に喋らない子。

  オーターと同室のアビスの前ではポツポツではあるが喋る。

  オーターへの愛がちょっと(?)大きい。

  …オーターが呪術師なのは知らない…?

  [newpage]

  📌任務で片腕を怪我したオーター。

  次の日はワースの授業参観だった。

  オーターは包帯を巻いたまま、参観に出掛けるのであった。

  🤕オーターさん∶ワースの授業参観に行った。

  🦊五条さん∶単独でも動ける為、任務に出掛けてる。

  ※参観が終わった後の話

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  〘ワース、授業お疲れ様でした!!〛

  ‐オーターはタタタッとワースの元へ走って行った。

  授業の疲れと緊張でゲソッとしていたワースだったが、オーターの姿を見た瞬間、ほんのりと生気が戻った顔をした‐

  〚…ニイサマ。〙

  ‐ポツリと言葉を転がし、ワースは両手を伸ばした。

  “あの走り方は抱き付く時”

  と、感が囁いたのだ‐

  〘〜♪〛

  “ぎゅむっ”

  ‐見事、ワースの予感は的中した。

  オーターは片手でワースに抱き着いた‐

  〘緊張したでしょ?

  よく、喋りました!

  良い子、良い子〜♪〛

  ‐オーターはワースに抱き着いている片手を使い、頭を撫でた‐

  〚ちょ、やめっ!

  ニイサマ…此処、学校!!〙

  〘いつも、撫でれないのですから今だけ…!!

  それとも、ワースは私がキライですか…?〛

  ‐オーターは寂しげな色の声を落とした。

  〚キライだったら、抱き着かせたり、頭撫でたりさせねぇよ…。〙

  ワースはポツリと言い、オーターを抱き締めた‐

  〚なぁ、ニイサマ…。〙

  〘どうしました、ワース?〛

  〚なんでそっちの腕、包帯巻いてるんだ?〙

  ‐ワースは包帯を巻いている腕を指差した。

  〘昨日、任務でやっちゃいました…。〛

  と、オーターは答えを返した。

  効果音を付けるのなら“テヘッ”が似合うだろう‐

  〚…。

  頼むから、俺を一人にしないでくれよ?

  ニイサマだけが俺の家族なんだから。〙

  〘はーい。

  置いて行きませんから、安心して下さい。〛

  “むぎゅっ”

  ‐オーターはワースに抱き着き、スリスリと甘え出した。

  ワースの胸元を白玉の頬が横、縦に泳ぐ。

  スッと頬に触ればモチモチとした感触がワースの指に落ちた‐

  〚なら、良いけどさ。

  って、相変わらずのモッチモッチの頬っぺだなぁ!!〙

  〘いつも、手入れしてますもん♪

  ふふっ♪〛

  〚あっそ…。

  (良いな、この感触…。

  少しくらい、食べても良いよな…?)

  ニイサマ。〙

  〘なぁに?〛

  “パクッ”

  ‐ワースはオーターの頬を唇で挟んだ。

  突然の事だったので、オーターの花浅葱色の目が見開いた‐

  〘ふぇ…?

  ワース?〛

  “もっもっ”

  ‐唇でそのまま食み出した。

  オーターは言葉を落とした‐

  〘ワース。

  ワタシの頬はお餅ではありませんよ?〛

  〚知っへる。

  れも、うまひんらろ。〙

  〘?

  まぁ、ワースの気が済むまでハムハムしてて良いですよ。〛

  ‐オーターは成すがままに頬をワースに食まれ続けた。

  すると、頬を食んでいた唇がススっとオーターの唇の上に着地した‐

  〘はわわ、ワース…!!

  お口、ワタシの唇の上に!!〛

  〚あー…。

  いただきます。〙

  “パクッ”

  〘いただきます!?

  って、ちょ…!!〛

  ‐“パクッ”と言う効果音と共にワースはオーターの唇を喰み始めた。

  抵抗する為、ワースに抱き着いていた片手を使おうとしたが、いつの間にかその手は泥に固定されていた。

  包帯を巻いている手も然り‐

  〚食い足りねぇ…。

  ニイサマ、もっと食わせろ…。〙

  〘ふぇ…?

  ワース、皆に見られるからやめてぇ…。〛

  ‐オーターは首を横に振り、拒否を現した。

  だが、ワースは〚そう。〙とだけ言い、呟いた‐

  〚“マッド・アンブレラ”〙

  ‐ワースが呪文を呟いた瞬間、透明な泥が大きな傘と化し、二人を包んだ‐

  〚これなら、食われてくれるだろ?

  安心しろ、周りに俺らの姿は見えねぇから…。〙

  ‐泥でオーターの固定していた手と包帯を巻いている手を両方、纒めて前に縛り、再び唇を食み出した。

  時折、舌も食まれ、遂にスカートに手が伸び始めた。

  泥の傘内に微かに夜の音が落ち出す。

  “このまま、食われてしまおうか…。”

  微かに聞こえたチャイムの音が甘く煮られかけていたオーターの心を縫い戻した‐

  〘んっ…、ワース…っ!

  次の授業が…。〛

  ‐オーターはゆっくりと理性を正気に戻しながら言った。

  ワースもその声で正気に戻った様で〚あっ…。〙と言葉を転がした‐

  〚そうだな…。

  ニイサマも仕事あるし。〙

  ‐両手の拘束を解き、スッと手を引っ込めた。

  その後、ポツポツと言葉を降らせた‐

  〚怖がらせてごめんなさい…。

  大事なニイサマを怯えさせたら…。

  俺は…!〙

  ‐透明な泥が涙の様にオーターの頭上から垂れ始めた。

  オーターはワースを片手で撫で、頬にキスをした‐

  〚ニイサマ…。〙

  〘ワース…泣かないで…?

  お願い…。〛

  ‐ムギュッとオーターはワースを抱き締めた。

  〝コクッ〟

  ワースは頷いて術を解き、立ち上がった‐

  〚さっきはホントにごめんな…。

  ニイサマ…。〙

  〝ふるふる〟

  ‐オーターは首を横に振り、両手を伸ばした。

  ズキッと片手が痛むが、今は気にしない事にした‐

  〘おいで、ワース。

  もう一回、ハグして?〛

  〚…うん。〙

  ‐ワースはぎゅっとオーターを抱き締めた。

  〘♪〛

  オーターも抱き締め返し、抱き合った‐

  〘授業、始まっちゃう…。

  行ってらっしゃい。〛

  〚…ありがとな、ニイサマ。

  行って来る。〙

  ‐オーターを撫で、ワースは次の授業の場所へと向かった。

  ワースが居なくなった後、オーターも帰路に着いた‐

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  〚あの時のニイサマ、可愛いかったなぁ🖤

  俺があげた“花”が芽吹いたらもっと可愛くなるな。

  早く、芽吹かないかなぁ?〙

  ‐黒く淀んだ言葉が空を舞う。

  “花”の歌は静かに転がる機会を待つ‐

  [newpage]

  オーターさん∶玄関で五条待って寝ちゃった。

  五条さん∶単独任務が終わって家に帰ったら玄関で寝ているオーターさんを発見。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  “ガチャッ”

  ‐五条は玄関のドアを開け、中に入り「おやま…。」と声を転がした。

  〘ZZZ…。〙

  玄関先で丸くなって寝ているオーターが目に入って来たのだ。

  しかも、ウサ耳を出して‐

  「僕の帰りを待ってて寝ちゃったかぁ…。

  本当、可愛いおチビさんだなぁ。」

  ‐五条はクスッと笑うと寝ているオーターを抱き抱えた。

  「包帯、変えてやらないと…。」

  独り言を落とし、五条は寝室に向かった‐

  「さてさて、怪我の具合はどうかな?」

  “シュルルッ”

  ‐五条はオーターを寝かせ、腕の包帯を外した。

  そして、傷の具合を確認し始めた。

  すると「ありゃりゃ。」と呟いた‐

  「誰だい?

  僕のちび助にちょっかいを掛けようとしてるヤツは…。

  コレ、完全に咲いちゃったら、僕の存在を認識出来なくなるタイプじゃないか。

  よほど、僕が憎いみたいだねぇ…♪」

  ‐五条の目に映ったのは“赤黒色の花”がオーターの身体に咲いている光景だった‐

  (この呪いを放ったヤツの検討は付かない。

  だけど、壊さないと…。)

  「…ちび助は俺のだから…。」

  ‐五条はポツリと言い、オーターの首筋に咲いている花に歯を突き立て、喰い始めた。

  五条の口の中を甘ったるさが支配した‐

  (催淫効果も入っているのかぁ、コレ…。)

  ‐喉が甘ったるさで焦げて行く‐

  「甘いけど、余裕だわ。

  これより甘いの食べてるし。」

  ‐首筋に咲いた花を喰らいながら五条は言った。

  “ゴクッ”

  ‐首筋の花を飲み込んだ。

  甘ったるさが喉を転がる。

  ふと見ると、オーターの瞼がふるりと揺れ、言葉が落ちた‐

  〘…悟…?

  お帰りなさい…。〛

  “ぎゅむっ”

  ‐寝惚けながらオーターは五条を抱き締めた。

  フワリと花の匂いが五条の鼻を突く‐

  (本人も気付かない内に咲いて来てる…。

  オーターに気付かれない様に花を食い尽くすにはどうすれば良い?

  万一、花が意識を奪ったりしたら…?

  仕方ない、こうなったら…。)

  「…ごめんね、オーター…。」

  “チュッ”

  ‐五条は未だに船を漕いでいるオーターの唇の隙間から自分の舌を押し入れた。

  寝ぼけ眼だった目を見開き、驚いたオーターだったがそっと怪我していない方の手で五条の頭を撫でた‐

  〘んっ…。

  任務お疲れ様でした…。〛

  ‐甘さが滲み出した声でオーターは言った。

  ペロッ、オーターは五条の舌先を舐め始めた‐

  「珍しい事、すんね。

  ちび助。」

  ‐五条はオーターの舌をペロッと舐め返す。

  オーターはふにゃりと笑い、言葉を返した‐

  〘いつも、してくれるから…。

  お返しです。〛

  「ふーん…。」

  ‐五条は言葉を転がした。

  見ると頬に赤黒い花が一輪咲いていた。

  花の開花に伴い“夜の香”も転がり落ちて来た。

  五条は優しくオーターを押し倒した‐

  〘…喰べるなら、怪我に響かない様にして下さいね?〛

  「優しくするから、安心して。」

  “コクッ”

  ‐オーターのウサ耳に五条の手が優しく触れる。

  (明日、お休みで良かった…。)

  オーターの呟きは五条の口の中に消えて行った‐

  【END】

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