Ad
後ろの正面ご注意ください! 飢えるウサギの愉悦的な狩り
「うぅっ、ああっ……!」
静寂に包まれた教室内で私の、他人には聞かせられない喘ぎ声が響く。
張り型が嵌め込まれた膣内には、たっぷりとレナに種付された子種が何十と蠢き、その最奥に位置する私の子宮もその例外ではなかった。
屈強な獣種による猛攻は、不定期的に、しかし執拗に繰り返され、私の子宮壁や一つきりの卵子にぷちゅりとキスをして、何度も孕ませようとしてくる。
その度に頭の中が無上の幸福という名の絶大な快感が溢れ、私を絶頂させる。まるで、頭が空っぽになってしまうような多幸感が、連続で弾けているような感覚だ。
これがレナが去り際に口にした「お勉強」の内容。擬似的な妊娠体験で生じる極大の絶頂感覚が、思考をバラバラにし、考えようとした打開策などは、すべてそこで忘れてしまう。
とはいえ、私は勉強熱心な性格ではないと思っていたが、忌々しいことに、身体の方はそうではなかったようで、一日を通して、従順にこの感覚を学習し、着実に受け入れる準備を整えていた。
思考の介在する余地はない。薬の効果でブロックしていなければ、既に両手の指では収まらない回数分、ヒットを打たれている私の中は、理性的なロジックが、まるで意味をなさない無法地帯のようになっている。
一日にこの感覚をあと何回味わえばいいのか、検討もつかない。
抗う方法は簡単だ。
引き抜いて掻き出してしまえばいい。しかし身体は、それを良しとせず引き抜こうとすれば、途端に体から力が抜けてしまう。何度も試したが、無駄な試みとして終わった。
「◯◯さん、大丈夫? 新しいマット持ってきたよ。ずぶ濡れだから、交換したほうが良いんじゃない?」
「っ……、わ、か、った。あり、がと」
クラスメートからの善意の申し出を煩わしく思いながらも、 椅子や机、そして教室が汚れるのは看過できないので断るわけにもいかず、素直に受け入れる。花の女子校のクラスコミュニティは、ときに恐ろしいほどの連携を見せるが、こと今回に限っては私の無様な様子に対して好奇や嫌がらせといった意味合いも覗かせることなく、驚くべき献身ぷりで支えてくれる。
レナの手引に違いない。彼女たちは、私の監視役を担い、私が不正をしないように見張っているのも、そして今日の授業が、丸ごと全部自習になっているのもすべて、あの変態兎による支配の影響力なのだ。
立ち上がることすらままならない状態だが、精神力を振り絞って腰を浮かせ、その間に新たなタオルマットが椅子に敷かれる。
「うっ、ぐっ、っっぉおお、ほごっぉおお〜!」
しかし、再び腰を下ろした瞬間、ついに声を抑えることもままならずに、私は天井を見上げて、教室中に響き渡る声で鳴いた。それまでは限りなく声を抑えていたが、もう堪えきれなかった。
朝の授業が始まってから、数時間。何百回と絶頂し、流れる時間はまるでスローモーションだ。その間、座ったままで生殺しの地獄を味わい続け、自分に正直になることもできず、兎の白欲は、遠慮知らずに私を疼きで貫いてくる。その度に、私は待ちかねていた運命の相手に巡り合った瞬間を幻視する強烈なイメージを叩き込まれるのだ。
平然とした顔で堪えられるはずもなく、私は教室内のクラスメートに蕩けた表情を鑑賞されながら、さながら公開処刑でも味わうような複雑な面持ちのまま、獣の遺伝子に犯され、絶頂に耽る痴態を晒し続ける。
絶頂の波が過ぎれば、スッと全身が力が抜け、ぐったりと机に伏せってしまう。
キーン、コーン、カーン、コーン
しかし、そこでようやく待ちかねていた授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。それもただのチャイムではなく、一日のすべての授業が終了した、ことを示す音だ。
同時に私は、直後のHRを放りだして、そして自分の荷物も置いて、弾かれるように教室の外へと出るために駆け出そうとする。
「ふぎゅっ……!」
しかし、待ち伏せをしていたのか、教室を出たところで、ちょうどレナと鉢合わせてしまい、私は正面から彼女の柔らかな双丘に受け止められるように、激突した。
「あ、やっほー。グッドタイミングだねぇ、いや、それともそんなに私に会いたかったのかな?」
レナは、私を逃さないよう両手でぎゅっと抱きしめてきて、からかうように頭を撫でてくる。腕の中で、高反発枕とすら思える理想的な丸い膨らみに包みこまれ、やや呼吸困難になりつつも私は必死にその言葉を否定するために首を振る。
「ほら、貴女のバッグ。ダメだよ、忘れちゃ」
しかし、当然というべきか彼女はそんな抵抗など意に介さず、クラスメートから、私のスクールバッグを受け取った後に抱擁を解くと、そのまま馴れ馴れしく腰に手を回してくる。
思わず今朝方、レイプされたことを忘れてしまうほどの、にっこりときれいな微笑み。きっと、この学園の生徒達が、否、道行く人々全員が熱望するに違いない、愛しい相手に向けられる心からの好意が込められたその表情が、私に、私だけに今は向けられている。
「顔、赤いね。足もふらついてる。保健室に行ったほうが、良いんじゃないかな」
「う、うん。そう、かも……」
誰のせいで、そうなったと思っているんだと声を大にして言い返したかったが、自然と私はその提案に頷いてしまっていた。多分、耳の裏まで、私の顔は真っ赤になっているだろう。
あのレナ・ミルモーゼが、ただの一生徒にすぎない私に対して、恋人のそれと同等の、それこそ愛情と呼んで差し支えない感情を向けてくれている。そう思うだけで、独占欲をくすぐられ、改めて自覚する。
そして、保健室まで連行されると、私は丁寧に両手をタイで縛り付けられ、締め切られたカーテンの内側のベッドに拘束された。保健教諭は彼女が、一言二言なにか話すだけで頷いてその場を後にし、正真正銘の二人きりの空間で、私達はひたすらに黙りこくってお互いを見つめ合っていた。
「……」
「……」
クラスメートたちの前では饒舌とは言わずとも、たしかに保っていた外面という名の仮面を、一転させて、静かにこちらを見つめてくるだけのレナ。
こちらからすれば、僅かな刺激だけでも達してしまいそうで、たった一分の沈黙の時間ですらも何倍に圧縮されたように感じられるので、たまったものではない。
「何してん、の……んっ」
「……」
ちょっとした身じろぎですらも命取り。スカートの間から吹き込むそよ風も、今の私にとっては命取りだ。封をされた肉裂の疼きは、まるで悲鳴のようなもどかしさに変わり、新たな彼女の種を欲しているようにすら、感じられる。
そのような望みは決して抱いてはならないと、分かっているが、そう思わずにはいられない。『お勉強』の成果は、レナが望んだ通りにしっかりと私の肉体に刻み込まれ、私の心さえ犯し始めている。
思い出せ。相手は、私を電車の中で、好き勝手に犯し、無遠慮に子種を中に放出して、種付けを行った節操なしの獣にして、そして決して許されざる強姦魔だ。
惑わされてはならない。彼女がまとう獣の色香に。彼女は何かを狙っている。油断か、それとも別の、彼女が望むようなシチュエーションを実現する何か。
そもそも、ここまで追い詰めておいてそれ以上何を望むかと聞かれてもさっぱり検討もつかないが、ともかく決して思い通りにならない、という意思を貫くこと、それだけが肝要だ。
そのはず……なのに……。
「ねえ、何か言いなさいよ……! なんで、何もしてこないわけ? べ、別に、私が、望んでるわけじゃないけど、お、犯したいなら、さっさと好きなようにすればいいじゃないの……!」
そう。先程の私が感じた彼女への独占欲の感情が、顕著な例であるようにすでに私は、レナが犯した罪を半ば免罪し、その結果、残ったのは愛情と呼ぶには、あまりにも歪んでいる本能的な従属。
全てを彼女に委ねて、あの快楽を味わいたいという欲望を対価とした服従の意思だ。
「……」
「何とか、いいなさいよ! 私のこと、動かないお人形さんとでも思ってるわけ? ほらっ、ほら! あんたの欲しいのは、ここでしょっ! この、お、お、おまんこよ!」
もう自棄だ。
『何もされない』という不可解な状況に、理不尽な怒りすら湧き上がってきて、その衝動のまま、私は完全な自由とは言えないが、唯一大きな動きが可能な下半身を前後させて、スカートを捲る。直に目に入れることはないだろうけど、私のパンティは、張り型の隙間から吹き出したイキ汁で、しっとりと浸され、濡れている。
この保健室に連れ込まれた時点で、彼女と朝の電車の続きをすることは容易に察した。拒絶したところで、聞き入れるわけもない。
「……」
だから、惜しげもなくこうやって見せつけているのに、しかし、彼女は依然として無言。
「いい加減に、して、よ! この状況が分からない、のっ! あたしにっ、これ以上、何しろ、っていうのよっ!」
ついに感情のコントロールも利かないまま、怒りに任せて叫んだ。
電車の中ではこちらの意思など構わずに犯してきたくせに、今になって焦らしてくるなんて、本当に信じられなかった。
ベッドの上で、一定の距離を保ち、こちらをじっと見つめているだけのレナは、可愛らしく女の子ずわりをしているが制服が煩わしい、とばかりに脱衣し、艷やかな狼人間の肢体を露わにしている。
当然、凶悪なブツが、股間でそびえており、彼女が私に対して欲情しているというのは火を見るよりも明らかだ。
それなのに手を出してこない。これはもう不可解以外の何者でもなかった。
「貴女が自分からおねだりするのを、待ってるんだよ?」
ようやくレナが口を開く。コテンと可愛らしく首を傾げて、疑問に答えてくれる。
私の怒りをどこ吹く風とばかりに受け流し、特に怖気づいた様子もない。その目には、一切の妥協も容赦もない、ある種のこだわりを追求するような、嗜虐的な光が宿っていた。
「おねだり……って、一体私にどうしろっていうのよ」
彼女の前では追い詰められた獲物でしかない。言葉にせずともそう直感するだけの迫力に気圧され、私は自然と顔を俯かせて彼女に尋ねていた。
「難しいことじゃないよ。ただね、望んでほしいの。強く、強く強く強く、100%貴女の想いを込めて、私を望んで。そしたら、私がそれに応えるの、貴女のことを服従させてあげる、電車の中では伝えきれなかった私の愛を注ぎ込んで注ぎ込んで、注ぎ込んで、絶頂させてあげる。貴女が私のモノなんだってこと、永遠に刻み込んであげる」
「〜〜〜〜〜〜っ」
あまりに真剣味に満ちた熱烈なラブコールに対して、もうとやかく言い返すことは無駄だと悟った。いや、もとより逃げ場は失われているがこれで明確に、彼女が求めることを、私がすべきことを理解した。
「タイ、ほどいて、おねがい。逃げないから」
覚悟を決める。
神妙な声音で拘束を解くように、お願いすると意外にあっさりとレナは、私の両手を自由にしてくれた。
準備を整えた私は、呼吸を落ち着かせ、だが心臓の鼓動が否が応でも高鳴っていくのを感じながら、両足を開いていく。
「お願い、します……レナのでかちん、もう一回欲しい、思う存分犯して、私のことぐちゃぐちゃにしてぇ」
「良いおねだり、けど欲張ってもう一個お願いするね、私の恋人になって」
「なる……ぅ、恋人でもなんでもなるから、ぁ、はやくはやくはやく……!もう、頭がおかしくなりそうなのぉ!!」
人としての尊厳が削れていくような懇願だが、形振り構ってはいられない。言葉を選ばず、思考も挟むことなく反射的に、レナの要望を受け入れ、言葉にすると彼女はニッコリと笑ってくれた。
「うっ、んっ……!」
レナは、手を伸ばし、パンティを横にずらしてから、張り型を引き抜く。重々しい、というか、圧迫感を伴う質量物体が引き抜かれ、数時間ぶりに私の膣口に新鮮な空気が流れ込んでくる。
同時に封じ込められていた精液が溢れ出てきて、ベッドシーツの上にドロリとしたシミを広げていく。
引き抜いた張り型を大事そうにそれを手に取るレナは、シャープなフェイスラインに私と彼女の液が混じった、どろついた白を擦り付けて満足げに目を細めていた。
もう欲望を湛えた光を隠すことなく、私に覆いかぶさったレナは、深く、深く、熱の籠もった吐息を吹きかける。
「っ、う、ぁ……」
キレイだ。
アーモンドみたいにきれいな琥珀色の瞳が、獣の衝動を滲ませるように蕩けて、焦点がブレている。
意識が虚ろになってしまっているのか、レナは、私の事以外まるで目に入っていないようだ。 柔らかい唇が頬に当たり、吸い付く。獣人とは言え、外見的な差異は獣耳や尻尾を除けば同年代の女の子と大差があるわけではない。ましてや、相手は、一般生徒から見たら高嶺の花のマドンナ的存在。狼の群れで言えばリーダーを務めるようなカリスマ性とそれに相応しい強さを備え、常に選ぶ側に立つ強者だ。
少なくとも私なんかと違って、世界の都合やら何やらに振り回されることもない、選ばれた存在。
そんな彼女に選ばれた。雌として見られて、求められた。
完璧な両性具有の象徴ーペニスが擦り付けられると、ますます鼓動が加速していく。
「みぃ、つけた……」
ついにレナは、私の唇を見つける。端からスライドするように重ね合わせ、甘酸っぱいファーストキスが交わされる。特別厚ぼったいわけでもない、どちらかと言えば線の薄い口唇を優しくついばんでくるレナは、私とキスを交わすのを心底嬉しそうだ。
そんな様子に感化された訳では無いが、私は、自然と唇の隙間を空け舌をちろりと出して、彼女のそれを迎え入れて、絡み合わせる。
「んっ、んぁ、あ……」
「んっ、じゅるるっ、あなた、の唇っ……中、っ、んっ、ちゅ、ちゅぱっ、すごい、すきぃ……いつま、ん、っ、でも、キス、したく、なる……!」
初めて舌を絡めた深い口付けをし、オトナの階段を昇ったような、ちょっとした優越感を感じつつも、レナもまたヒートアップしてきているのか、キスの粘度というか、濃度を徐々に濃くしていって、私を瞬く間に呼吸困難にしてしまった。 キスが上手というか、そういう他ないのだが、
舌が性感帯になったみたいに、なぞられ、唾液を啜られると、ビリビリとした快感が強まり、彼女が唇を離す頃には、すっかり私もそういう気分にさせられていた。
「えへへ、いっぱいいっぱい抱くからねっ、今度は二人きりでイチャイチャラブラブの、誰にも邪魔が入らないこ・づ・く・りっ……!」
「う、うん、あ、でも、最初は、ゆっくりぃ、っ、ぉおおっ……! これ、すごぉおっ……」
レナの雄ペニスを真正面から受け入れる。その衝撃は、今朝方の比ではない。拡張された膣口ー今思えば、数時間に渡って挿入されたあの張り型は彼女のそれを模したものだったのだろう。
だからこそ、衝撃に驚きつつもスルリと身体は受け入れてくれた。レナのモノは、根本から槍のように先端がスラリと鋭角に反り返った形をし、特に膨れ上がった亀頭は、雌を貫くのに特化したまさに肉槍と呼ぶに相応しい。
あまりにもスムーズな挿入、そして動き出しに私は瞬く間に限界を迎える。これだ、これが欲しかった。
あの、絶え間なく襲いかかってくる、屈強で、執拗な子種たちの源泉が突き込まれるのを私はずっと期待していたのだ。
「あっ、あっ、ああん、いいっ、そこ、ぉっ、いいの、もっとついっ、て!」
「私もっ。すこく、ぅ、いいっ! ペニス、もってかれそうなくらいきつきつっ! すきっ、すきだよ! やっぱり貴女は私の運命の相手、だねっ!」
「ああ、ん、そんなこと言われたって、私は簡単にっ、あなたに心許したりなんかしないっ、こんなれいぷっ! 気持ちいいのだけで、貴女の言いなりになったりなんかしないんだからぁ!」
「ふふっ、かわいいなぁ。そうやって所々で素直な口聞いてくれないとこ、ほんとに可愛い。でも、これはお互い合意を得ての子作りセックスなんだからぁ、ちゃ~んと気持ちいいのに夢中になってくれて良いんだからねっ! わたしたち、もう恋人同士なんだからっ!」
「っ……! 知らない知らない知らない! ああっ、だめっ、そこ弱いのぉ!」
レナが途切れることなく、愛を囁いてくる。必死にごまかしてはいるが、それすらも飢えた狼にとっては欲情を唆る対象として映るのだろう。首筋に顔を埋めてきた彼女は、鼻息荒く私の『ニオイ』を嗅いでくる。
「はぐぅ、っ……!」
そして、噛みついた。鋭い犬歯が吸血鬼さながらに私の首筋に突き立てられて痛みを生じさせる。
「っつ、ぉ、ぉおっ? おっ、おっ……ぉ゛おぅ、お゛っ、ぉおおっ???」
頭がふわふわして、呂律が回らない。ただレナの牙からエネルギーを注入されたみたいに、全身に活力が漲るのを感じ、私は知らず知らず彼女の激しい抽挿に合わせて、下半身を律動させていた。AVさえ見たことがないのに、牡を喜ばせる最適な動きを知っているかのように自然なダンスを踊る。なんとも不思議な感覚だった。
「〇〇……すきぃ……」
「あ、れ、レナぁ? わ、私も、あ、すき……!」
それはこれまでのストレートな告白とは、毛色の異なる、まるで飼い犬が甘えてくるような、破壊力が含まれていた。
その瞬間、私の耳は確かに、プチッという何かがちぎれるような音を耳にした。
「あぐっ、んっ、ん、っ、んぅ〜〜そこっ、そこっ、もっとついてぇっ!」
愛おしい狼の牙から滴る唾液を欲し、私はレナと舌を絡み合わせて、全身を密着させる。汗を散らして、体液を交換する淫猥な喘ぎを間近できかせ合いながら、まさに交尾と呼ぶしかない営みに耽る私達。
もう止まらない。お互いに、汗だくになりながらベッドをうるさくギシギシと激しい動きで揺らして求め合い、甘く、停滞した時間を心ゆくまで堪能する。
「あっ、だめっ、これ、いくっ、もう、私っ、げん、かい、かも……!」
「……私も」
レナが、短く答えたかと思えば、先よりも一層腰使いを加速させて、ラストスパートをかけてくる。このまま射精の瞬間までとことん突っ走るつもりなのだ。ならば、と私も少しだけその勢いと想いに応じるべく、リズミカルに前後運動するレナの首に手を回して決して離さないように抱きしめる。
「あっ、イッグっ、イクよぉっ、イッちゃうのぉおお〜〜〜」
そして、間もなくその瞬間がやってきた。私が果てると同時に、レナも達し、奥底に彼女の子種を含んだ白濁液がたっぷりと注ぎ込まれる。
彼女のペニスは、二度三度と長い射精の時間に度々震え、氾濫する川を思わす濁流が延々と吐き出されていく。
「あ」
気持ちよかった。快楽の塊をぶつけられているような至福の時間が終わると、レナは身体を起き上がらせて緩慢な動作でペニスを引き抜く。
本音を言えば少しだけ名残惜しかったが、すっきりとした晴れやかな笑みを見ると、それはそれで悪くない気分だった。
「ん」
突き出されるペニス。私も今さらとやかく言わずに、それを口に含み、射精の後ということもあって、多少柔らかくなっていたが、残り汁とも言える白滴を余さず舐め取り、労るように舌で奉仕していると、すぐに元通りに怒張した姿を取り戻す。
「……」
「……」
再びの沈黙の空気が流れるが、今度は私が先に動き出し、彼女にお尻を向けて、四つん這いになる。
「もう一回、してよ……レナの、すっごい気持ちよかったし。レナも、その……まだ足りないでしょ?」
一度目のおねだりで、羞恥心が吹っ切れたのか意外にあっさりと言葉にできた。レナも意外だったらしく、しばし目を見開いて硬直した後、何かを堪えるように私を抱き寄せる。
「その続きは、私のお家でしよ。心配しないで、誰にも邪魔が入らないように取り計らうから」
「……グッドアイデアだね、それ」
今夜はお泊り確定だ。どのみち、保健室で夜を明かすわけにもいかないだろう。その点では最良のお誘いだ。
私は乱れ、汗を吸収してベタベタになった制服に辟易しつつ、帰り支度を始める。
「レナも早く服着なよ」
「んーあと少し〜」
その間もレナは私にひっついて、頬ずりして離れない。本当に大型犬みたいだ。
「はいはい」
これからはレナの恋人としての生活が始まる。始まりは、とても人に話せるような馴れ初めではないものの相手は獣人だし、別に悪意があるわけでもないし、何かもう色々と恥ずかしい宣言もして、恋人になるとも言ってしまったし、何より、彼女とのセックスが最高すぎたし、愛情表現の一種として、暴走してしまった結果と考えるならば、それ以上追及するのも野暮というものだろう。
「えへへ、◯◯。私のニオイ、する、いい匂いだなぁ〜」
「もう、本当にしょうがないんだから」
しばらくこの場から動けなさそうだ。私は、頬ずりに夢中になる狼の恋人の顎を掌で撫で、その頼もしい懐に背中を預けるのだった。
Ad