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【シチュエーションボイス】獣人さんにどろどろになるまで可愛がられる話

  (転んでしまう)

  (冷たい感じで)

  うわっ、なにお前、人間…?

  なんでこんな森の中に…。

  …え、なんでそんな驚いたような顔すんの。

  ここは森。そりゃあ、獣人の一人や二人、遭遇するもんでしょ。

  あーあー近寄るな。

  俺は人間が苦手なんだよ。

  (小さな声で)

  嫌いってわけじゃないけど。

  あれ、怪我してんじゃん。

  …さっきそこで転んだ?まぁ、この辺は木の根っこも多いからな…。

  慣れてないと怪我しやすいだろ。

  はぁ。(溜め息)

  しょうがねぇな、ちょっとこっち来いよ。傷の手当してやるから。

  ほら、俺の家行くぞ。

  は?痛くて歩けない?

  分かった分かった、ほら、抱っこしてやるから。(お姫様抱っこする)

  これで痛くないか?よし、とっとと行くか。

  (間)

  その辺に座ってろ。色々持ってくるから。

  (手当しながら)

  しっかし、なんでお前はわざわざ人間の街から森に入ってきたんだ?

  …学校の友達と喧嘩して、親にも怒られて、嫌になって森に来たぁ?

  そんなんで森に入ってくるな。危ねえだろ。

  「私はいらない子なの」って…

  だー、もう泣くな。俺が泣かせてるみたいだろ。

  ほら、ティッシュ。泣き止めよ。

  ん、落ち着いた?

  え、なんで人間が苦手なのに助けたのかって?

  それは…。なんというか…。

  あーもうわかった、言えばいいんだろ。

  (少し弱々しく)

  …他の人間は、俺の姿をちょっと見ただけで攻撃してきたり、ギャーギャー騒いで他のやつに知らせたりするやつしか居ないんだよ。

  別に俺は人間に危害を加えるつもりは無いし、もっと仲良くできりゃいいのに、とか考えてるんだけどさ。

  ただ、こうも怯えられたり敵意を剥き出しにされると、こっちも精神すり減らすっていうか…。どことなく苦手になっちまったんだよな。

  でも、お前は…。(声が柔らかくなる)

  お前は驚きはしてたけど、敵意とか、そういうもんは感じ取れなかった。

  こんな人間も居るんだなって、俺も少し驚いたよ。

  んでまぁ、顔には泣いた跡残ってるし、怪我もしてるし、なんかあったんだなって思って…。

  で、なんとなく放っておけなくなって連れてきたってわけ。

  理解できたか?

  って、なんでまた泣いてんだよ…!

  …ははっ、お前って、感受性豊かなんだな。

  悪い意味じゃない。むしろ、すっげぇ良い奴ってこと。

  え、獣人が良い人って、街のみんなに伝えてくる…?

  (焦って)

  ま、待って。もう少しだけ、ここにいろよ。

  これ以上居座るのも迷惑だから、いったん帰る…。

  (押し倒して)(声が甘くなる)

  やだ。もうちょっと、もうちょっとだけ。

  お願い。まだ帰らないで。

  いい。別に他の人間に良い人って思われなくてもいい。

  お前が、お前がここにいてくれるなら、なんでもする。

  ね、ここでずっと一緒にいよ。

  私には帰る家がある…?

  なんでそんなこと言うの。

  やだ。絶対帰さない。お前はずーっとここで暮らすの。

  大丈夫、何も心配いらないから。

  好き。大好き。

  他の人間には興味も無いけど、お前だけは大好き。

  …そんなに嫌がるなら、しょうがない、か。

  あんまり使いたくなかったけど…。

  (手錠をかける)

  獣人の文明は人間と同じくらい進んでるから。みんなが気に入らなかったから森に住んでるだけだから、さ。

  こういう、手錠とかもちゃんとあるんだよね。

  嫌がったお前が悪いんだよ。

  ずっと一緒にいたいって、本気で思えるまで、俺の家に監禁してあげるから。

  一緒にいたいって思えたら少しは外にも出してあげる。

  ただ、俺から逃げられるとかは思わないでね。

  あ、あと俺嘘には敏感だから。間違っても嘘なんかついちゃ駄目だよ。

  ね、だーいすき。

  早く俺の事が大好きになってね。

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