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ー初めての他国ー
ラート村を旅立ってから4日が経つ
アルベルト「もうそろそろどこかに着く?」
ティミス「確かこのまま進むとリム要塞って言う場所に着くはずよ」
道の無い草原を歩く
アルベルト「もしかしてあそこに見えるデカイ建物?」
ティミス「そうよ」
1時間ほど歩きリム要塞の門の前まで進むと口論している3人組と出会う
インセトク族の男「お前が馬鹿なことするからだろうが」
ニアマーラ族の男「お前こそアホなことしたからだろ」
ロコウ族の女性「どっちもどっちだろ野蛮共」
ニアマーラとインセトクの男「アアン?💢」
いがみ合う
アルベルト「何揉めてんだ??」
アルベルトは口論に割って入り2
人とも正座させて理由を聞く
アルベルト「なんで口論してたんだよ」
ニアマーラ族「こいつがインセトク族は偉い種族とか言い出すからだ」
指を指す
アルベルト「インセトクも他の種族も関係ない その者の器の問題だろ」
アルベルトが一喝する。
アルベルト「お前らの名前は?」
ギタカ「俺は、ショウゴ 蟲巣島出身のカナブンのインセトク族のイケメンさ」
ヨケイタ「俺は、チョウゴ メソング出身のブタニアマーラ族のかっこいい男さ」
ティミスがドン引きする。
ティミス「自分で自分の事をイケメンとか言ってんの?キモっ」
門が開く
「バッシャーン」
口論していた二人に水をぶっかける女性が立っている
ロコウ族「そこで喧嘩してるんなやでていきな!」
アルベルト「貴方は?」
アルベルトが質問する。
エスゲコー「アタシはエスゲコー・レオパルド、スケイル商会のドルセニア支部を担当している商人よ♪地方商人のまとめ役をしているの。」
ティミス「素敵なお名前ですね。
アルベルト「俺はアルベルト・カルナット.元ラート村の剣士だ
今は前から思っていた世直し旅をパートナーのティミスと一緒にしている。」
ティミス「まだ旅を始めたばかりだから分からない事ばかりですよ。」
エスゲコー「私は、道具の仕入れをこのリム要塞に道具の素材を納品した所よ」
握手を交わす
アルベルト「ここはどんな街なんですか?」
エスゲコー「ここはリム要塞、城壁に囲まれた難攻不落の要塞よ」
次々とこの街について聞き始める。
アルベルト「主な産業は?」
エスゲコー「非常食の生産で生計を立てているわ。」
アルベルト「人口は?」
エスゲコー「300人くらいよ、他の事は街の住民に聞きな」
アルベルト「了解。」
ーリム要塞、大広間ー
要塞の中の大広間で人々に1人の男性が囲まれている
男の名はシーフズ・スラム 、ナミハチ・スラムの一人息子
老人「シーフズさん、ワシの入れ歯を探してくれんか?」
男の子「シーフズお兄ちゃん、遊んで遊んで」
おばちゃん「いつ見ても、良い男だねぇ」
シーフズ「えっとその、困ったなぁ (苦笑い)」
凄い人だかりに驚きつつも関心する。
アルベルト「この街は特に問題なさそうだな。」[newpage]
シーフズ「これから仕事ごめんよ、後でお願い聞くからね」
シーフズが人だかりから抜け出しアルベルトに声をかける
シーフズ「君は旅の者かい?」
アルベルト「ああ、アルベルト・カルナット ラート村から世直しをするために旅をしている。」
ティミス「私は、ティミス・メインクーンアルベルトと一緒に旅をする仲間よ。」
シーフズ「俺はシーフズ・スラム、ローレス帝国第5連隊隊長だ。 」
握手を交わす
シーフズ「世直しの旅か、アルベルト君は、何がやることあるかい?」
アルベルト「特にはないぜ」
シーフズ「丁度良かった、早速お願い事を頼めるか?」
シーフズが手を合わせてお願いする
アルベルト「どんな、内容だ?」
シーフズ「実は、地下牢の奥の壁から声が聞こえて来るんだ
その声の正体を突き止めて欲しい 俺は警備で忙しくて調べられなくてな」
アルベルト「わかった、やってみるよ」
シーフズ「ありがとう」
リム要塞の兵舎の近くにある階段を降りて地下牢に向かう
アルベルト「ここがシーフズの言ってた地下牢だな」
ティミス「そのようね」
???「わ ........の........ん」
ティミス「アルベルト、あの壁から聞こえるわ」
アルベルトの腕にティミスがしがみつきながら震えている。
アルベルト「どうした?」
ティミス「この声、怖い だけどなんか切ないの」
アルベルト「壁の奥を見てみよう」
アルベルトは恐る恐る壁を壊してみる
ハンマーを使って壁を叩くとガラガラガラッと壁が崩れる
アルベルト「こ、これは」
女性物の衣服を来た白骨死体が横たわっている
ティミス「可哀想に」
奥から鳥の翼を生やし下半身が血まみれの女性が現れる
女幽霊「私の赤ちゃんは何処なの?」
ティミス「にゃ!」
ティミスが驚いて腰を抜かす
ティミス「もしかしてこの屍の霊?」
マエル「ええ、そうです私はの名前はマエルと言いますこの要塞で暮らしていましたですが13年前にローレスの軍隊が急に攻め入って来たのです そしてローレスの兵に私は殺されました」
後悔の念がマエルを包む
アルベルト「ローレスめ、許さねぇ。」
憤るアルベルト
マエル「攻め入ってくる3日前に私は出産したばかりでした
私は要塞の兵に頼んで地下で赤ちゃんを育ていました
そして攻め入って来た日私は赤ちゃんに母乳を飲ませている最中でした 急に数人の兵が現れて赤ちゃんを無理やりローレスの兵に取られその後直ぐに殺されましたそして 霊体になった時にはもう私の身体は地下牢の壁の奥に隠されていました」
[newpage]
マエル「やや(赤ちゃん)に会いたい ﹍。」
一筋の涙を流す
ティミス「酷い ﹍そんな事があったなんて」
涙を流しながらローレス帝国への怒りを露わにする
アルベルト「シーフズに報告したら直ぐにローレスへ向けて出発しよう」
ティ「そ、そうね。」
ティミス「マエルさん子供の名前は?」
マエル「カラストです、カラスト・クロウ 性別は男の子です」
ティミス「カラスト君ね分かったわ」
マエル「あとこれを(翼の形の写真入りペンダント)渡してください私の子供も同じ物を持っているはずです。」
ティミス「マエルさん、貴方のペンダントは私が責任持って子供の元へと送り届けます」
マエル「 ﹍ありがとう ﹍このお礼はいつか必ず。」
マエルはお礼をして消え去る
シーフズの元へ戻る
アルベルト「シーフズ、調査終わったよ。」
シーフズ「ご苦労さま、でどうだった?」
事の経緯を話す
シーフズ「そうだったのか、マエルさん 知らぬ事とは言えすみませんでした」
深々と頭を下げる
アルベルト「そういえばあの商人と揉めてた2人は?」
シーフズ「あの二人は尋問中だ レオパルドさんは直ぐに旅だったよ。」
アルベルト「それは良かった、それでは俺達も行くぜ。」
シーフズ「要塞兵の俺らがやらなくちゃ行けない事なんだけどな」
アルベルト「旅のついでなんだから気にすんな」
シーフズ「そうだな ﹍お前さん達の旅の成功を祈っている」
アルベルト「ありがとう」
アルベルトとティミスはシーフズに別れを告げローレスへ向けて旅立つのであった。[newpage]
あとがき
どうもグランジャスです。
この度はロードストーリーを読んで頂き誠にありがとうございます。
まだまだ至らぬ所はございますが よろしくお願い致します。
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