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森であった少女は狼だった

  ねぇ、こんなところで何してるの?

  君見かけない子だね、ここに住んでるの?

  ……あぁあそこの家の子なんだ。

  ていうことは、この先に住んでる人の孫だ。

  んー?私?ふふっ、私のこと気になるの?

  ふふっ、うれしいな。君に気にかけてもらえるなんて。

  でも、こんなところで何してるの?

  ……お花?おばあさんに持っていくの?

  ふーん……君って優しい子なんだね。

  うん、とっても優しい。

  きっと、おばあさんも喜んでくれるよ。

  じゃあ、私はそろそろいくね。

  またね。

  ※森の中を走っていく。

  ※少し間を開ける

  ※扉をノックする

  はーい

  ※扉が開く音

  あ、こんにちは。

  やっときたんだね。ほら、入って。

  もう準備はできてるよ。あとは君が摘んできた花を飾るだけだよ。

  ん?どうしているのって?

  そんなの、君と楽しいお茶会をするためだよ。

  ※花束の音

  ほら、早く座って座って。

  ん?どうしたの?

  ……あぁ、君のお婆さんのこと?

  元々私はこの人を殺しにきたんだよ。

  大人たちに言われて、森の人間はみーんな殺さないとけないくてね。

  私の一家の担当は君たち家族。

  今頃家の方にはお父さんたちが言ってるはずだよ。

  ※少年が逃げようとする

  どこに行こうとしてるの?ダメだよ、にがしてあーげない。

  ん?どうして困難ことって?そんなの、君たち人間を1匹「残らず排除するために決まってるだろ?

  ……あぁそうか。君は私のことを人間と思ってるのか。

  残念。

  ※フードを外す

  私は狼だよ。

  君たち人間を殺す。悪い悪―い狼さん。

  あぁ、私と楽しいお茶会をしようか。

  【完】

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